吉川真由美
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吉川 真由美(よしかわ まゆみ、1964年(昭和39年)9月22日 - )は、日本の政治家。元群馬県議会議員。群馬県前橋市出身。群馬県立前橋女子高等学校を経て、お茶の水女子大学文教育学部地理学科卒業。
経歴・政歴[編集]
- 大学卒業後、日本興業銀行に勤務した後、父の自由民主党衆議院議員熊川次男の秘書となる。その後結婚し、吉川姓となる。1999年(平成11年)、統一地方選挙群馬県議会議員選挙に前橋市選挙区から立候補し初当選。2001年(平成13年)、現職の山本一太との2議席独占を狙った自民党に担がれ、第19回参議院議員通常選挙群馬県選挙区に自由民主党公認で立候補。しかし、山本、角田義一に敗れ、次点で落選。この選挙の際に、いわゆる「触らないで下さいよ!」事件がおきる(後述)。
- その後も国政を目指し活動を続けてきたが、参院選での群馬県選挙区の定数が1減となり、立候補が困難となったことから目標を県政復帰に切り替え、2007年(平成19年)の統一地方選挙群馬県議会議員選挙に前橋市・勢多郡選挙区から立候補。しかし、立候補表明の遅れと、合併による選挙区の拡大、県議会の定数減の影響があり、落選した。
- 現在、NPO法人日本政策フロンティア主任研究員。
「触らないでくださいよ!」事件[編集]
- 2001年(平成13年)の参院選の応援に、当時外務大臣だった田中真紀子が来た。しかし、田中は吉川に対し「私はこの人が誰か知りません」などと発言[1]。ここまでは洒落で済んだが、田中の発言に対し、吉川が笑いながら田中に軽くタッチしたところ、田中は、「知らないんだから触らないでくださいよ!」と発言[1]。その後も吉川には関係のない国政の話を一方的に続けて帰っていった。この映像がニュースなどで繰り返し流され、視聴者から「応援に来ているのにあまりにも非礼なのではないか」という声が上がった。また、自民党役員連絡会でも田中を批判する声が噴出し、自民党参議院幹事長の青木幹雄も「この問題について何もしないというわけにはいかない」と述べ、田中を強く非難した[1]。田中に対する処分を検討するため自民党は2001年8月に党紀委員会を開き、田中を戒告処分とするとともに田中は吉川および群馬県連の関係者に謝罪し党紀委員長に報告することが決まった[1]。これを受けて田中は前橋を訪問し、吉川に謝罪した[1]。
主な役職[編集]
- 自由民主党政策委員
- ウェルネス群馬代表
- シンクタンク日本政策フロンティア 主任研究員
- 社団法人前橋青年会議所 OG
脚注[編集]
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