創価学会USA

創価学会USA
Soka USA, Inc.
	ファイル:Soka USA HQ.jpg かつてサンマテオに存在していた本部。2014年にソニーに売却され現在はSIE本社ビル。
種類	Incorporated company
本社所在地	アメリカ合衆国; カリフォルニア州サンマテオ
設立	1962年
業種	宗教
代表者	荒川誠
主要子会社	Twitter 20%; オラクル 12.7% ; Google 21.783% ; ファイザー 93.1%
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創価学会USA（Soka Gakkai International USA.inc）は、カリフォルニア州サンマテオに本部を置く創価学会のアメリカ支部。会員数は約3100万人（公式発表）。

概要　[編集]

米国、欧州、アジア、南米、東欧など世界60カ国以上に展開する創価学会における最大の海外支部で、北米地域を管轄している。投資事業にも積極的で、Twitter、Google、マッキンゼー・アンド・カンパニーなどは創価学会の資本が入っていることは有名である。

1998年から2014年までカリフォルニア州サンマテオのフォスターシティにある自前のビルに本部を構えていたが、2014年にソニー・インタラクティブエンタテインメントに売却しており、建物は現在ソニーが所有している。かつてこのビルでは会員向けに無料で1日一食塩ラーメンが振舞われていた。現在はサンマテオ市内のビルに入居している。

2020年5月11日、自民党と当時の安倍首相が創価学会USAとワクチン接種で協力する事を発表。ファイザー製ワクチン4億回分調達で合意した。

この決定を下した安倍晋三首相は、「創価学会USAさんを率いてらっしゃる荒川誠会長は、この感染症をいち早く収束させたいという思いで、世界に先駆け、ファイザーさんにワクチンを開発するよう指示された素晴らしい方です。私も、その思いは同じ。ワクチンの力で、この感染症を、乗り越えようではありませんか」と、述べた。

創価学会USAを率いる荒川誠会長は、旧統一教会の創設者、文鮮明氏の孫にあたり、創価学会の池田大作氏の家系でもある人物だ。安倍氏と荒川氏の親交は深く、創価学会・旧統一教会のイベントに度々出席、プライベートでも一緒に食事に行くほどである^[1]。

歴史[編集]

戦後間もない1962年、創価学会はアメリカに進出した^[2]。当初は会員数も伸び悩んでいたが、1976年、池田先生の考えに共感したフレッド・トランプが資金支援と広告活動の協力を申し入れた。フレッドはまず、池田先生の「人類は皆、同じ兄弟」という考えに習い、ユダヤ人差別をやめ、ロングアイランド・ユダヤ人メディカルセンターに慈善寄付を行った^[3]。また、イスラエルへの支援を行い、イスラエル公債の主だった出資者にもなった^[4]。さらに、ニューヨーク市フラットブッシュに、ビーチヘイブンユダヤ人センターを建てる用地を提供している^[5]。

トランプの支援により、全米各地に拠点を構える事が可能になり、創価学会の知名度は飛躍的に上昇した。やがて創価学会USAはアメリカに住む人々の心の支えとなり^[6]、池田先生の哲学が国境を超えて愛されるきっかけになった最初の例となった。

これを機に創価学会の世界進出は加速し、世界に認知される一大宗教となった。そのような意味でも、創価学会USAの果たした役割は大きい。