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サイボーグ対策室

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サイボーグ対策室(サイボーグたいさくしつ、略称:CCR(Countermeasure Cyborg Room))は、『パワプロクンポケット8』に登場する秘密警察である。『8』のサクセス開始時によると、他にも「サ対室」という略称もある。

組織の概要[編集]

科学技術の進歩により、人類は体の一部をサイボーグ化して生活することが可能になった(例:弱った内臓を機械のものに変える)。しかし、中には体に違法な改造を施して武装したりする者も少なくなかった。CCRは、そういった「違法サイボーグ」を摘発し、元の体に戻すことを使命として組織されたものである。また、テロ組織サイボーグ同盟」とは敵対関係にある。捜査員20名、支援者40名。この作品ではすでに完成した人体に手を加えたものをサイボーグ、一から作り出された人間をアンドロイドと呼び区別している(一応両方とも「サイボーグ」と呼んでも間違いではない)。

劇中に登場するCCRの構成員[編集]

主人公(プレイヤーが名前をつける)
高い身体能力を有する捜査員ではあるが、適性検査では色々と「問題あり」だったらしい。感情移入しやすく非情に徹しきれない。作中ではサイボーグ産業に深く関わっているオオガミ[1]の傘下球団、「大神ホッパーズ」に選手として入団し内情を探っていくことになる。特別製で装甲板をも貫通する弾丸を発射できるらしい。
白瀬 芙喜子(しらせ ふきこ)
主人公のバックアップをする捜査員。本人はそうは思っていないが極度のロマンチストである。行動にはどこか悲観的で投げやりな面がある。
灰原(はいばら)
CCRの実行部隊の隊長。冷静沈着。しかし容疑者(=サイボーグ)を逮捕直前で射殺したりとかなり軽率な行動も目立つ。銃の他、を使う。
黒駒新造(くろごま しんぞう)
CCRの部長。何故か肩書きが「室長」ではない。昔は有能だったらしいが今は無能な人物に成り下がっている。
高木(たかき)
CCRの技術担当の捜査員。優秀な人物だが、主人公をからかうなど、茶目っ気のある一面も。Pレポートを入手して大神の実態を把握したが、口封じに灰原に殺害される。

真相[編集]

CCRは表向き政府の治安機関だがその実態はオオガミが創り出したアンドロイドの脱走者を捕獲するための私兵組織である。つまりオオガミ下部組織。

逮捕されたアンドロイドは人間の体に戻す機関へ移送されるということであったが、実際は処分されるか実験のモルモットにされていた。警察の協力が得られたのもオオガミの協力者が警察幹部にいるからである。銃などの装備は組織の兵器部門が作成したものを供給していた。殆どの捜査員はその事実を知らない。

しかし灰原は現場捜査員の動きを把握する為に大神美智男が実行部隊の隊長に配属させたCCRのボスで『8』の黒幕で上司と思われた黒駒も灰原の部下に過ぎなかった。この事から実際の『8』の真の黒幕は大神美智男。彼はオオガミが作った「第三世代アンドロイド」であり、プロ意識を高めることで忠誠心が非常に高められている。物語のクライマックスで「俺がCCRそのものだ。」と言っている。更に白瀬はその事実を前々から知っていたが己の保身の為に公にせず黙っていた。それを主人公に打ち明けた際「国家の軍隊でも企業の私兵でもやることは同じでしょ?」と話している。

『11裏』でゲームオーバー(リセット)になった際と『11』公式質問コーナーでは白瀬は第三世代アンドロイドだということが明かされている。

組織の結末[編集]

正史では主人公が白瀬を改心させ灰原を一騎討ちで倒しCCRを解体させる。そしてプロ野球のスターで新たな人生を歩み始めるところで完結する。この流れはゲームの中でのコマンド選択や誰を彼女にするかで大きく変化してくる。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. 『パワポケ10』までは「大神グループ」とも呼ばれていたが、『パワポケ11』からは「オオガミ」で統一されている。

関連項目[編集]

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