うどんぎょうざ
うどんぎょうざとは、大阪府高槻市のご当地料理の一つとされる料理である[1]。高槻市の公認ブランドとして全国にPRされている[1]。
高槻ジャズストリートにて、数年前から[いつ?]出展されており、趣味人倶楽部などのSNSなどでも紹介されている。またマスコミによる報道などでやっと存在を知る高槻市民が出てくるもののやはりご当地グルメとは程遠い存在である。大阪ミュージアム構想に登録されている。
概要[編集]
高槻市立土室小学校90年卒のPTA内の小さなコミュニティで紹介されていたレシピ。
餃子の皮を作るのが面倒なので細かく切ったうどんとタネを混ぜてホットプレートやフライパンで焼きポン酢等で戴くのが一般的で、餃子の手間を減らして簡単に作れると評判になり同学年役員の家庭から拡まっていった。
地区や学年も限定されていた為、高槻市民の中でも昔から食べてきた家庭はごく僅かであり知名度も少ないのはその為である。
その後高槻市芥川町周辺の居酒屋でも出されるようになり、高槻市内にて開催される高槻まつりや地元酒造メーカーである寿酒造の蔵開きまつり(年２回)にて屋台を出店する様になった。
そのような活動のためか高槻のB級グルメとして一部の市民に知られてくるようにもなっている(但し実際に試食したことがある人数と合致している訳ではないことに注意)。
問題点[編集]
高槻に長年住む大半の人が「食べたこと無い」「そんなの最近まで知らなかった」という感想であり、御当地料理と言うにはあまりにも限定的過ぎて馴染みのない物で困惑している人が多い[2][3]。また最近の急なマスコミの取り上げ方にも疑問を持つ人が少なくなく、その割に高槻市内で食べられる店がほとんど無い上に認知もされていない為にうどん餃子を目当てに高槻にやって来た観光客ががっかりして帰るというケースもちらほら見受けられる。見た目も餃子には程遠く、華やかな和菓子などに比べればお世辞にも上品な食品とは言い難いため、高槻市民からも「御当地料理の捏造では無いか」「勝手にその様な食べ物が高槻の顔にされるのは困る」と不満に思う人がかなり多いのも事実である。
このようにネットの普及やテレビなどで宣伝されたりされることで、さも「ご当地グルメ」と思わせるような情報操作が行われているのは現代社会の問題のひとつであると言える。
また、うどんぎょうざを広めるという大義のもとに「高槻うどんギョーザの会」会長の個人名義で商標登録化され、高槻うどんギョーザの会のみが享受を得るという悪しき習慣の一例となっている[4]。
はなまるマーケット（2010年7月20日のオープニング）で紹介されたり、2011年9月19日現在ではクックパッドを初めとして、All About などでも広く紹介されており、冒頭に引用した高槻の主婦グループ活動の例などにもある通り、うどんぎょうざを地域文化として推進する人々も増えているとも言われる。（主婦グループの活動というものの実態は個人によって商標登録された商品で、ご当地グルメと謳うものの許可無く提供することを認めていないところも大きな問題である）
作り方[編集]
ひき肉や卵、ニラなどのぎょうざのたねに茹でて細かく刻んだうどんを混ぜて、一口大にしてフライパンで焼[1]く。 出来上がりは、まるでチヂミのようだと言われていて、その食べ方はギョーザのタレやポン酢、大根おろしなど様々なものをつけて食べるという[1]。調理の際は表面をしっかり焼くことで、外はカリっと、中はしっとりした食感とともに、ほどよく焼けたうどんが具材のうまみを引き立たせるのが重要であるという[1]。
出典[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 高槻うどんギョーザの会
- 次にブレークするＢ級グルメ「高槻うどんギョーザ」 - ウェイバックマシン（2010年5月9日アーカイブ分） [リンク切れ] - MSN産経ニュース
- デイリーポータル「うどんギョーザは本当に高槻名物か？」 - デイリーポータル
- 謎のＢ級グルメ「うどんギョーザ」店舗マップでＰＲ 大阪・高槻 - ウェイバックマシン（2016年3月4日アーカイブ分） [リンク切れ] - MSN産経ニュース
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