いろはに千鳥
『いろはに千鳥』(いろはにちどり)は、テレビ埼玉(テレ玉)製作のバラエティ番組・旅番組。千鳥の冠番組。
概要[編集]
千鳥が関東エリアをぶらりと巡りながら地元の美味いものを聞き込み調査し、低予算の中で絶品グルメにありつこうと奮闘する街ブラトークバラエティである。番組の最後に即興で「いろはカルタ」を作成し番組を締めるのが恒例。お笑いコンビの千鳥が東京進出後に初めて持った冠番組である。
番組の特徴として、7〜8週分を1日にまとめ撮りすることがあげられる。このことは、千鳥自身も全国放送の番組でネタにしている。
当初は1クールで終了したが、番組終了後に続編を希望する声が数多く寄せられ、2014年7月22日よりシーズン2が放送されることが決定した。また、シーズン2の最終回ではシーズン3の開始を予告した。また、本番組の成功を受け、関東地区の独立局で吉本興業所属タレントによる冠番組が次々と制作されるようになった。
番組を放送している全国のテレビ局数は2020年以降、25局程度で推移している。25局は継続中の独立局制作番組としては最多。また、BSよしもとやCSのチャンネルNECOなどでも放送実績がある。
2021年7月6日放送分からは民放各社が共同運営している公式の動画配信サービス「TVer」での配信が開始された。なお、番組は日本テレビが運営している無料動画配信サービス「日テレ無料TADA!」に供給しており、TVerでは更にその供給を受ける形で配信されている。2022年~2023年、TVerでの在京・在阪局以外制作ローカル番組の中で年間再生数1位を記録し、「TVerアワード特別賞(ローカル)」を2年連続受賞。
2016年4月5日からシーズン5が始まるはずだったが、これはスタッフの数え間違いによりシーズン6ということになっている。よって、シーズン5は欠番扱いとなっている。
2017年4月1日から再放送を開始。同年12月28日に初の特番、『祝・5年目突入スペシャル「いろはに千鳥ファンクラブ」』が放送された。
2019年に発生した新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、2020年春以降、番組の根幹であるロケ収録(特に県境をまたぐ移動となる埼玉県内でのロケ)が大きく制限される事態に陥ったが、吉本興業東京本社で吉本の若手や同期を招いてのトークやクイズ企画、料理に合う調味料を決める「○○びしゃがけ選手権」などの企画でしのぐようになった。その後、感染対策が緩和され、2022年6月(放送は9月)に埼玉県内でのロケは再開されたが、その間に千鳥が埼玉県へ移動する時間さえ惜しい売れっ子になったこともあり、吉本本社での収録企画とロケ企画が並行して行われ、ロケの場合も都内を回る企画が中心となった。
レギュラー出演[編集]
- 千鳥(大悟、ノブ)
- シーズン3(#35)にて、ロケで訪れた占い師から2人の芸名をそれぞれ「ダイ山本」「のぶ小池」に、コンビ名を「いろはに千鳥」にする改名を提案され、改名こそしなかったものの、以降、番組内では毎回このコンビ名・芸名で紹介される。
- 天津木村
- 初登場(#89)のゴルフ企画で番組レギュラーを賭けたパーパットを2度成功させ、以降、番組内では準レギュラー扱いで出演。
- スパイク小川
- 通常回(シーズン3以降)ではナレーションを担当するのみだが、傑作選(ビギナーズプレイバックなど)の案内役として番組冒頭に顔出し出演することがある。
主なゲスト出演[編集]
- ミサイルマン岩部
- 岩部が「武将様」に扮して千鳥の2人を巻き込むロケコント(武将様劇場)を展開する。また、ギャロップとコラボしたこともあった。
- おしみんまる
- 「犬の心押見」時代の2014年(#24)から出演。「離婚回避企画」のロケの最後にすでに離婚していたことを告白したり、当番組をきっかけに芸名を「押見トランス」から「おしみんまる」に再改名したりするなどしている。
- ダイアン
- 当番組をきっかけに、ユースケが芸名を本名の西澤裕介から改名した。
- 5GAP
- ダイアンらと同様に、それまで本名と同一だった2人の芸名を「クボケン」「トモ」に改名した。
- トータルテンボス
ほか