Y!mobile
Y!mobile(ワイモバイル)は、ソフトバンク株式会社、並びに株式会社ウィルコム沖縄(後にソフトバンクに吸収合併)が2014年8月1日にサービスを開始した、移動体通信サービスの(MNO)ブランド名である。SoftBankのサブブランドである。
ブランドの概要[編集]
Y!mobileブランドの誕生[編集]
2014年(平成26年)6月1日、携帯電話サービスのイー・モバイル等を展開していたイー・アクセス株式会社が、PHSサービスを展開していた株式会社ウィルコムを吸収合併し、7月1日に商号をワイモバイル株式会社に変更。8月1日にイー・モバイルとウィルコムの両ブランドを統合して、「Y!mobile」ブランドが誕生した。沖縄県に限り、県内のPHSを管轄していたウィルコム沖縄がY!mobileブランドの移動体通信も取り扱っていたが、2022年4月ウィルコム沖縄はソフトバンクに吸収合併されたためそれ以降はソフトバンクが取り扱っている。
ワイモバイルは、ヤフー株式会社が(初代)ソフトバンク株式会社(現・ソフトバンクグループ株式会社)からイー・アクセスの株式を買収すると発表したものの、最終的に買収をとりやめ業務提携に留めた。Y!mobileの「Y」と「!」はその名残だが、エリック・ガンCEOは「Yahoo!のYだけでなく、EnjoyのYやHappyのYなど、Yを含む言葉の持つ力でユーザーに魔法をかけたい」と語っていた。
ネットワーク構成としては、旧ウィルコムのPHSおよび旧イーモバイルのネットワークは自社網(MNO)で、同時にWireless City Planning社(AXGP回線) および旧ソフトバンクモバイルの回線を利用するMVNO(仮想移動体通信事業者)であった。合併後はAXGP回線を除き自社網となる。
ソフトバンクのサブブランドとして[編集]
2015年(平成27年)4月1日、法人としてのワイモバイルはソフトバンクモバイル(存続会社)に吸収合併されて消滅し、その後同年7月1日に(2代目)ソフトバンクに商号変更 された。ブランドとしてのY!mobileおよびサービスについては引き続きソフトバンクが展開しているため、Y!mobileは「SoftBank」に次ぐソフトバンクのサブブランド として併存している。
ソフトバンク合併以降は、月額基本料1,980円 からの「シンプルプラン」と、Android Oneや旧モデルのiPhoneといった比較的低価格のスマートフォンの組み合わせを軸に拡販を行い、2021年度第1四半期時点で大手3ブランドに次ぐ約700万契約を獲得している。自らネットワーク設備を保有しており移動体通信事業者(キャリア)であるが、UQモバイル(UQコミュニケーションズから事業を移管したKDDIあるいは、UQモバイル沖縄を吸収合併した沖縄セルラー電話が手掛ける)とともに、いわゆる「主力サブブランド」の一角としても認知される事が多い(2021年には、LINEMOが「格安スマホ」に位置付けている)。
なお、ソフトバンクテレコムの流れを汲むソフトバンクの固定電話サービスでは、同一法人が運営するにもかかわらず、Y!mobileは他社携帯電話の扱いとなる。
PHSの動向[編集]
DDIポケット電話グループ時代の1995年にサービスを開始したPHSサービスだが、2015年10月8日のソフトバンク新商品発表会での質疑応答(動画の1時間8分25秒頃 - 1時間9分25秒頃)において、宮内謙代表取締役社長は、PHSについて「今後新機種はあまりないと考えていただきたい」と発言している。実際、本発言以降新機種の発表は実際に行われなかった。
2017年1月18日の「ワイモバイル2017年春商品の発表会」の際の囲み取材では、「『603SI』でPHSを巻き取るのか?」との問いに対し、寺尾洋幸Y!mobile事業推進本部・執行役員本部長は「んー、これからですね。実際、エリアからすれば携帯電話のほうが使いやすいし、PHSではカバーできないところがある。音声でもVoLTEを提供している」と発言している。
その後同年4月20日の発表通り、ソフトバンク・ウィルコム沖縄がPHSの新規・変更受付を2018年3月31日に 終了。PHSサービスを利用しているテレメタリング向けのプランは、2019年3月31日に新規・変更受付を終了。2020年7月末に法人向けテレメトリング以外の公衆PHSサービス提供を、2023年3月末に法人向けテレメタリングのサービスをそれぞれ終了し、PHSサービスを全て終える予定となっていたが、法人向けテレメタリング以外の公衆PHSサービスについては、2020年4月17日に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で移行手続きが困難になっている事情を受け、医療機関を中心としたユーザーから延期の要望が多い状況を鑑みて、サービス提供終了日を2021年1月31日に延期。同日をもってサービスを終了した。そして、法人向けテレメタリングが当初の予定通り2023年3月31日をもって提供終了されたことで、約28年にわたって提供されてきた全てのPHSサービスが終了となった。
サービス概要[編集]
製品ラインアップ[編集]
Y!mobileの製品ラインアップは、スマートフォン・ケータイ・Pocket WiFiの3つに大別されている。詳細は通信端末の項を参照。
- スマートフォン スマートフォン形状の通信端末。
- SoftBankブランドの3G・LTE網を利用する端末 EMOBILE 4G-S、旧イー・モバイル
- 旧イー・モバイル網(現・ワイモバイルネットワーク)の3G・LTE網を利用する端末 EMOBILE LTE、旧イー・モバイル
- PHSとSoftBankブランドの3G網(WILLCOM CORE 3G・機種によってワイヤレスシティプランニング社のAXGP網にも対応)とのWバンド対応端末(旧ウィルコム)
など、異なるブランドの通信網が混在、あるいは異なる通信規格を利用する端末が混在している。ただし、Y!mobile発足後に発売となった端末は302HWを除き、かつてのEMOBILE 4G-Sの流れを汲む「電話サービス(タイプ1)」対応端末となった。
- 2015年10月以降の新規契約は、「電話サービス(タイプ1)」の受入に一本化された。
- 2018年1月31日に、旧イー・モバイル契約とタイプ2契約は、3G向け帯域の停波のため使用不可となる予定。
- ケータイ フィーチャーフォンタイプの通信端末。Y!mobile発足当初は「PHSサービス」(ケータイ(PHS)と称していた)の通話端末を展開していた。その後「電話サービス(タイプ1)」の回線を用いるフィーチャーフォン(いわゆる、ガラホ)が投入された。契約可能な料金プランは、「電話サービス(タイプ1)」向けはケータイプランSSとスマホプラン、「PHSサービス」向けはケータイプランとなっている。
- PHSは、旧ウィルコムのPHS端末の大半があてはまる。一部、PHS通信機能を内蔵したスマートフォン端末もある。
- 固定電話形状のPHS端末・イエデンワ2(WX05A)は「その他の端末」扱いとなっているが契約体系は、一般のPHSと同様であった。
- Pocket WiFi 旧イー・モバイルのモバイルWi-Fiルーターが該当する。Pocket WiFiはソフトバンクの登録商標 である。
取り扱っている、または取り扱っていた端末の販売会社の一覧は以下の通り。
- Apple
- エイビット
- FCNT
- LGエレクトロニクス
- オッポジャパン
- 京セラ
- 小米技術日本
- シャープ
- セイコーソリューションズ(セイコーインスツルから事業譲渡)
- ZTEジャパン
- 日本マイクロソフト
- 日本無線
- TJC
- 華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)
- レノボ・ジャパン
サービス名称[編集]
Y!mobileのブランド発足前に用いられていたサービス名称のほとんどは当ブランドで使用されず、後継の名称も設定されない。WILLCOM CORE 3G、EMOBILE 4G-Sなど。旧サービス名称のものも、約款上は、新契約の内容に読み替えられるものと旧契約が経過措置で残される形のいずれかとなっている。
約款上、電話番号の回線として
- SoftBankブランドの通信網を使用するものを「電話サービス(タイプ1)」
- 旧イー・アクセスの通信網を使用するものを「電話サービス(タイプ2)」
- SoftBankブランドの通信網と旧ウィルコムのPHS通信網の両方を使用するデュアルモードを「電話サービス(タイプ3)」
と規定している。また、
- 旧ウィルコムのPHSを「PHSサービス」
- 旧イー・アクセス回線を利用したデータ契約は「データ通信サービス」
と規定され、区別されている。
- WILLCOM CORE 3Gとイー・アクセス時代からの契約などについては、別途約款が規定されている(それ以外は、「電話サービス(タイプ1・2・3)」、「PHSサービス」、「データ通信サービス」へ移行されている)。
新規受付が停止された基本料金プランの利用者は、経過措置扱いで旧約款による契約が継続されるが、原則は新約款が適用される。すなわち、「電話サービス(タイプ1)」と「電話サービス(タイプ3)」の3G回線は、後述の統合が行われる2015年3月まではMVNOということになっていた。
電話サービスは、2015年9月30日を以てタイプ2とタイプ3の新規契約受付を終了し、現在の新規契約はタイプ1での受付となる。なお、VoLTE非対応の音声契約は、2024年1月頃に予定されているSoftBank 3Gの停波に伴い、使用不可とされる見通し。
法人向けテレメトリング以外のPHSサービスについては、2021年1月31日にサービス提供終了した。
サービス[編集]
本節では主に、ヤフー連携サービス・補償サービス・決済サービスを中心に述べる。
ヤフー連携サービス[編集]
Y!mobileサービスの初期登録を行うことにより、以下のサービスを利用できる。
2019年8月1日からは、「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」や「Enjoyパック」で適用されるYahoo!ショッピングでの付与特典が期間限定Tポイントから有効期限付き電子マネーのPayPayボーナスライトへ変更。2021年2月1日(同日以降に付与が完了する分)からは、有効期限がない電子マネーであるPayPayボーナスへ変更。2022年4月1日付で名称をPayPayポイントへ変更された。
◆をつけた項目については、次の場合にサービス対象外となる。
- Android版Yahoo! JAPANアプリの利用ができない環境(例えばSurface 3から利用の場合)。
- スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページへのアクセスができない場合(一部機種では、ワイモバイルが指定したブラウザで閲覧しない場合)。
- Yahoo!プレミアム for Y!mobile
- 「シンプル」・「スマホプラン」・「スマホベーシックプラン」・「データプラン」・「データベーシックプラン」契約者を対象とした、Yahoo!プレミアム会員と同等のサービスを受けることができるサービス である。主なものとしては、
- 「Yahoo!ショッピング」でのPayPayポイントの上乗せ付与(月5,000ポイントを上限に2%のポイントを上乗せ)
- 「読み放題プレミアム」の無償付帯
- 「ヤフオク!」の落札システム利用料の優遇
- 後述する「Yahoo!かんたんバックアップ」のデータ容量を無制限化
- なお、本特典は2023年2月4日時点での情報で、変更される場合があるので、最新の特典内容は公式ホームページを参照のこと。
- もともとは後述する「Enjoyパック」の一部として提供を開始したが、2017年2月1日からは「スマホプラン」や「データプラン」契約者向けには申込不要且つ無料で提供されるようになり、既に対象の料金プランを契約し、利用開始設定を済ませている契約者はサービス開始日以降に自動適用される。2021年2月18日より提供が開始された「シンプル」も申し込み不要且つ無料で利用可能である。
- Enjoyパック
- 「シンプル」・「スマホプラン」・「スマホベーシックプラン」・「ケータイプランSS」・「ケータイベーシックプランSS」・「データプラン」・「データベーシックプラン」・「データSIMプラン」契約者を対象とした有料サービス。
- 月額料は500円だが、初回申込に限り、初月分の月額料が無料である。
- 特典は以下の通り
- 「Yahoo!ショッピング」で利用可能な割引クーポンの進呈(毎月1回、2017年2月1日以降の追加特典)
- PayPayポイントの上乗せ付与(前述の「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」での特典に加えて、月1,000ポイントを上限に5%のポイントを更に上乗せ)
- 各料金プランの高速データ通信容量を超え、通信速度が低速化した際の低速化解除料金が500円分(1回分)割引となる
- 「データプランシェア」契約の子回線となっている回線でのパック加入を除く
- 「ケータイプランSS」・「ケータイベーシックプランSS」・「データSIMプラン」契約者は本パック加入により「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」の利用が可能となる
- サービス開始当初はPocket WiFi向けにも提供されていたが、2019年8月1日の特典変更によりPocket WiFiではPayPayの登録・利用が不可となることに伴い、同年6月30日をもって新規申込受付を終了した。
- パケットマイレージ
- 「シンプル」・「スマホプラン」・「スマホベーシックプラン」・「ケータイプランSS」・「ケータイベーシックプランSS」を対象に、Yahoo! JAPANなどのサービスを利用することでマイルが貯まり、貯まったマイルのランクに応じてデータ容量の追加料金が無料となるサービス。
- 当月(1日〜末日)に80マイル以上獲得すると、獲得マイル数に対応するランク(4ランクある)が決定する。これに基づき、翌月分の「スマホプラン」における契約容量超過による低速化解除料金が、一定回数分(ランクにより1回〜無制限)無料となる。
- マイルをもらうには電話番号と連携済みのYahoo! JAPAN IDでログインした状態でアプリやトップページを利用する必要がある。
- 2018年10月16日にリニューアルされることが発表され、「パケットマイレージ」のサイト経由で対象のサービスのサイトの閲覧や利用を行った場合でもマイルが加算されるようになった。
- マイルを貯める方法
- ◆Yahoo! JAPANデイリーアクセスマイル
- スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページにログインして利用することで、契約料金プランに応じた一定のマイルが毎日加算される。
- Yahoo! JAPANアプリに初めてログインして利用すると、「Yahoo! JAPANアプリ初回ログインボーナス」として1回だけボーナスマイルがもらえる。
- 「パケットマイレージ」の対象外プランから対象プランに月途中で変更した場合や、新規・MNPにより「パケットマイレージ」対象プランに契約した場合は、加入当月に限り、「スマホプランL」・「スマホベーシックプランL」の場合と同じ1日7マイルに優遇される
- ショッピングマイル
- 2014年11月13日16時開始
- 「Yahoo!ショッピング」や「ヤフオク!」での購入ごとにマイルを獲得可能。開始当初は最大で100マイル/月の上限が設けられていたが、リニューアルに伴って、2018年10月16日以降は無制限に変更された。
- サービス利用マイル
- 対象となるサービスの条件を満たしたアクションを行うと、各サービス条件に基づき、1つのサービスにつき一定のマイルが獲得される。
- ◆パケくじ
- スマートフォン版Yahoo!JAPANトップページ にログインして5日訪問するごとにくじを1回引く権利が付与される。くじを引いて当選すると1等から5等に応じたマイルが獲得される。
- 注意事項
- 「スマホプラン」でタイプを変更する場合、既存契約(変更前契約)の解約と新規契約(変更後契約)の手続きが必要なため、変更前契約の特典を変更後契約に引き継ぐことはできない。また、タイプ変更後に変更前と異なるIDを登録した場合、変更前のIDで獲得していたマイルがリセットされるので注意が必要である。
- その他の無料サービス
- Y!mobileメール - 詳しくは前記Y!mobileメールの項を参照されたい。
- Yahoo!かんたんバックアップ - スマートフォン内のデータを自動でクラウド上に保存可能な無料ストレージサービス。
- Yahoo!ウォレット
基本パック[編集]
端末紛失時のサポートやネット詐欺を見破る等複数のサービスを月額料のみでまとめて利用可能なセットオプション。スマートフォンには「スマートフォン基本パック-S」が、ケータイには「ケータイ基本パック」があり、「○印」を付したオプションがセットされている。
- 月額料500円(端末の購入と同時に新規加入(基本パック間の変更は対象外)の場合は、初月分の月額料が無料)
- パックの内容および単体(個別)加入の可否は次表のとおりとなる。
- ※本パック加入時のみ付加可能なものがある。
オプション名 | 個別加入の可否 | 基本パックの種別およびセット内容 | 備考欄 | |
---|---|---|---|---|
スマートフォン
基本パック-S |
ケータイ
基本パック | |||
スマートセキュリティ
powered by McAfee |
○ | ○ | × | 個別加入の場合、月額料は300円 |
詐欺ウォール/
Internet SagiWall |
○ | ○ | ○ | 従来は「Intenet SagiWall」の名称で提供されていたが、
ケータイ向けは2019年2月26日から、スマートフォン向けは同年3月28日から 順次リニューアルされ、現在の名称となった |
留守番電話サービス | ○ | ○ | ○ | 個別加入の場合、月額料は300円 |
紛失ケータイ
捜索サービス |
× | ○ | ○ | |
位置ナビ | ○ | ○ | ○ | 位置検索される側(被検索者)はオプション加入不要
位置検索する側(検索者)はオプション加入が必要で、 個別加入の場合、月額料は200円 基本パックの加入有無を問わず1回につき5円の検索利用料かかる また、位置検索される端末はDIGNO/DIGNOケータイシリーズ、 かんたんスマホシリーズ、AQUOS(一部端末)/AQUOSケータイシリーズ、 LUMIERE、Spray、ARROWS S及びSoftBankブランドの対応端末に限られる (2019年2月26日よりSoftBankブランドの対応端末でも検索可能となった) |
みまもりマップ | ○ | ○ | × | グループメンバーとして利用する場合はオプション加入不要
管理者として利用する場合はオプション加入が必要で、 個別加入の場合、「位置ナビ」の加入も必要 なお、災害時の機能(災害エリア通知・SOS発信)は 2020年8月31日をもって提供終了 |
安心遠隔ロック | × | ○ | ○ | |
一定額ストップ
サービス |
○ | ○ | ○ | 個別加入の場合、月額料は100円 |
割込電話 | ○ | ○ | ○ | 個別加入の場合、月額料は200円 |
グループ電話 | ○ | ○ | ○ | 個別加入の場合、月額料は200円 |
故障安心パック[編集]
故障・水濡れ・盗難時に対する保証にをベースに複数のサービスを組み合わせたセットオプション。
購入端末向け[編集]
購入端末には、種類に応じて「故障安心パックプラス」、「故障安心パック-S」、「故障安心パック」の3種類が用意される。
サービス | パックの名称および対応サービス | 備考欄 | ||
---|---|---|---|---|
故障安心
パック |
故障安心
パック-S |
故障安心
パックプラス | ||
故障保証 | ○ | ○ | ○ | 修理受付終了機種については、「水濡れ・全損保証サービス」を
利用してY!mobile指定機種を会員価格で購入可能 「故障安心パックプラス」の場合は「故障交換サービス」を 利用して機種交換することも可能 |
自然故障による修理について、端末の保証書に規定された
無償修理を除く修理代金が全額補てんされる 但し、水濡れや全損が原因の場合は本保証の対象外となり、 「水濡れ・全損保証サービス」の対象となる | ||||
破損保証 | ○ | ○ | ○ | |
塗装の剥がれや傷などによって外装が破損した場合の
外装交換費用が一部補てんされる | ||||
故障交換 | × | × | ○ | 故障した端末は申込時に回収される
機種の在庫が無い場合はY!mobile指定機種への交換となる |
利用中の機種が故障などで使用不可となった場合に、
代金を支払うことで新品"同等"の同一機種と交換可能 | ||||
水濡れ・全損保証 | ○ | ○ | ○ | 水濡れ・全損した端末は店頭にて回収される
外装交換が必要となる場合は「外装交換サービス」も 適用され、同サービス利用時の自己負担額が上乗せされる |
水濡れや全損で故障した場合の修理費用の割引または、
同一機種・Y!mobile指定機種の会員価格での購入を選択可能 | ||||
盗難・紛失保証 | ○ | ○ | ○ | 申請には警察署への届出を証明する書類などが必要となる |
盗難や紛失時に利用中の機種と同一機種または
Y!mobile指定機種を会員価格で購入可能 | ||||
電池パック無料 | ○ | ○ | ○ | 利用中の端末により、どちらか1つのサービスが適応される
同一機種を1年以上利用しており、且つ、 本オプションに1年以上加入していることが条件となる |
無料提供の権利が発生してから1年以内に申し込むことで
1つの端末につき電池パックが1個無料で進呈される | ||||
内蔵型バッテリー
交換修理割引 |
○ | ○ | ○ | |
適用条件を満たした日以降、端末の保証書記載の
有償修理対応可能期間内におけるバッテリー交換の 修理代金が割引となる | ||||
紛失ケータイ捜索 | × | ○ | ○ | 2020年3月12日より追加
前述の「基本パック」で提供されているサービスと同一 |
端末を紛失した際などに、
端末のおおよその位置を捜索することが可能 | ||||
セキュリティ
トラブル補償 |
× | × | ○ | 「シェアプラン」契約者は本サービスを受けられない
申請には領収書などの証明書が必要 また、「専門業者」については日本国内で営業活動および 修理を行う業者に限られる |
不正アプリのインストールなどで意図しない挙動が
発生するなどの端末トラブルにより 専門業者によるトラブル対応サービスを利用した場合に Y!mobileによる審査を経て費用が補償される(上限額あり) | ||||
データ復旧支援 | × | × | ○ | 「シェアプラン」契約者は本サービスを受けられない
本サービスはAOSデータに委託している |
破損や故障のトラブル時に無料で端末から通常データを復元し、
USBメモリなどのデータ媒体で納品する データ量が多い場合は追加料金を負担の上 外付けハードディスク等で納品される | ||||
水濡れメモリー
データ復旧サポート |
× | ○ | × | 水濡れした端末はデータ復旧の成否に関わらず廃棄処分される
電源が入らなくなった端末はサービスの対象外となる |
水濡れした端末のメモリデータを復旧し、
新たに利用する端末(データ回復用端末)への移行を無料で行う | ||||
対象端末 | Pocket WiFi | ケータイ(ガラホ) | iPhone
スマートフォン タブレット |
2023年2月1日以降は端末購入と同時加入のみ可能 |
料金 | 500円 | 500円 | 690円 | 加入月は無料 |
○印が付されていても、機種によっては対象外となるサービスもあるので、端末購入時に確認が必要である。
- 注意・制限事項など(会員規約に記載がある)
- 本パックの保証サービスを利用してY!mobile指定の端末の購入や機種変更・交換を行う場合、契約中の料金プランおよびオプションサービスの変更・解除を伴う場合がある。
- 交換の場合、契約変更事務手数料や解約金等の発生、または契約期間の変更となる場合がある。
- 「新品同等」とは、「未使用または短期間使用された端末」または「故障修理・外装交換などのリフレッシュを行い新品同様の状態に初期化した端末」と定義されている。
- 故障などの原因が天災(地震・噴火・火砕流・津波)、会員の故意・重過失などによる場合は免責となり、保証を受けられない。
- 「水濡れ・全損保証サービス」と「盗難・紛失保証サービス」は利用後6か月間は再度利用ができない。
- これらのサービスを利用して端末を購入(機種変更)した場合、機種変更時の利用期間がリセットされ、その日から再度利用期間のカウントが開始される。ただし、通常価格での機種変更は可能である。
- 「故障交換サービス」、「セキュリティトラブル保証」、「データ復旧支援サービス」はそれぞれ年間1回までの利用限度がある。
SIMカード単体契約者向け[編集]
SIMフリーのAndroidスマートフォンなど、SIMカード単体の契約者(いわゆる、持ち込み契約者)向けには、「持込端末補償」が提供されている。
2022年7月14日に後述する「故障安心パックライト」に替わって提供が開始された(本サービスはLINEMOでも同日より提供されている)。
- 本サービスでは、利用中の端末が破損や故障した際に、少ない負担額で配送による交換や修理が可能な「配送交換・配送修理サービス」、端末を紛失した際に端末のおおよその位置を捜索する「紛失ケータイ捜索サービス」、水没・水濡れ・破損などのトラブル時にデータの復元を支援する「データ復旧支援サービス」の3つで構成されている。
- 月額料は650円。
- 対象料金プランはシンプルのみで、個人契約に限る。
- 「故障安心パックライト」の場合とは異なり、使用中の機種の購入日に関わらず申込むことが可能となり、「故障安心パックライト」からの変更申込も可能である。
なお、SIMカード単体契約者が保有する端末がiPhoneの場合には、「配送交換・配送修理サービス」をアップル公式の保証サービス「AppleCare Services」に置き換えた「持込端末補償 with AppleCare Services」が提供されている。
決済サービス[編集]
- ワイモバイルまとめて支払い
- デジタルコンテンツやアイテムの購入、ECサイトでの商品購入、各種サービスの利用料金をY!mobileの利用料金とまとめて支払うことが可能な決済サービス。クレジットカード番号などの入力作業が省け、請求先を一本化できるメリットがある。
- 本サービスはSoftBankブランドで提供されている「ソフトバンクまとめて支払い」と同等のサービスとなる。
提供を終了したサービス[編集]
- エンタメパック - 「データプラン」、タイプ3契約を除く「スマホプラン」、「Pocket WiFiプラン」のプラン2の各契約者向けに提供されていた有料サービスで、月額料のみでGYAO!の「PLUS会員」とYahoo!ブックストアの「読み放題」の利用が可能であった。2016年3月31日をもってサービス提供が終了され、翌日以降自動的に解約された(利用料金は2016年3月利用分が最終となり、以降の請求が発生されない)。サービス提供の終了に伴い、GYAO!の「特選動画」と「CMなしでの視聴」、Yahoo!ブックストアの「読み放題」で配信している電子書籍の閲覧が不可となり、ブックストアアプリを利用していて「読み放題」対象の電子書籍をダウンロードしていた場合、対象の本が削除される案内がされている。
- スマートフォン基本パック(W) - PHSと3Gのデュアル端末向けに提供されていたセットオプションで、「スマートセキュリティ powered by McAfee」、「詐欺ウォール/Internet SagiWall」、「安心遠隔ロック」、「紛失ケータイ遠隔サービス」の4つがセットになっていた。PHS向けサービスの提供終了に伴い、2021年1月31日をもって提供を終了した。
- あんしん基本パック - Pocket WiFi 401HW/305ZT/303HWのほか、旧イー・モバイル系端末向けに提供されていた補償サービス。
- あんしん保証サービス - 旧ウィルコムブランドから継続していたサービスで、ケータイ(PHS)を対象に、修理時の自己負担額の無償化、特別価格での良品交換、スマートフォンやケータイへの契約変更時に通信料金が割引となる特典が用意されていた。PHS向けサービスの提供終了に伴い、2021年1月31日をもって提供を終了した。
- あんしん保証サービス プラス - 旧ウィルコムブランドから継続していたサービスで、ケータイ(PHS)およびPHS/3Gデュアル端末を対象に、「あんしん保証サービス」の内容に加えて1年に1回、交換手数料を支払うことで新しいケータイ(PHS)へ交換可能となる機種交換サービスが付帯されていた。「あんしん保証サービス」同様、2021年1月31日をもって提供を終了した。
- 故障安心パックライト - SIMフリーのスマートフォンなど、SIMカード単体の契約者(いわゆる、持ち込み契約者)向けに提供されていたサービスで、利用中の端末が破損や故障した際に、手数料を支払うことでY!mobile指定端末との取り替えが可能な「取り替えサービス」と、端末を紛失した際に端末のおおよその位置を捜索する「紛失ケータイ捜索サービス」の2つのサービスで構成されていた。後継サービスである「持込端末補償」の提供開始に伴い、2022年7月13日をもって新規申込受付を終了した。なお、現在サービス加入中の場合は自動解約(取り替え又は機種変更をした日)や「持込端末補償」へ変更申込をしない限り継続される。
とくするアンケート[編集]
- 2022年6月30日より、とくするアンケートでワイモバイル対応になった。
元々は、SoftBankのみだったが、ワイモバイルでも対応する。
LINEMOは、対象外だが今後対応する。
- 当初はソフトバンクなど大手携帯電話会社3社が共同提供しているメッセージアプリケーションの「+メッセージ」には対応していなかったが、2022年春頃を目処に同アプリに対応することを2021年9月2日に発表した。
- 2022年5月20日-+メッセージ使えるようになった。
サービスエリア[編集]
- SoftBank 4G LTEおよび5Gのエリア拡大に伴い3G回線提供を(2024年1月31日終了する。)
CM[編集]
Y!mobileブランド設立後、2014年から、ブランドキャラクターとして猫の「ふてニャン」(名前は春馬。スコティッシュフォールド)を起用したCMを複数発表していた。 2015年から、ふてニャン・桐谷美玲→芦田愛菜・吉岡里帆とタレントを併用したCMを開始している。監修は西城秀樹が務め、曲は主に「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」のアレンジが使用された。
2021年現在、出演者が赤塚不二夫の漫画「天才バカボン」のキャラクターに扮し、同漫画のテレビアニメOP曲の替え歌に合わせて踊るCMを放送している。
現在[編集]
- 2代目ふてニャン(てみ)(2021年 - )
- 出川哲朗(2017年 - )
- 芦田愛菜(2018年 - )
- 小池栄子(2022年 - )
- ヒロシ(2023年 - )
- デヴィ・スカルノ(2023年 - )
- 津田篤宏(ダイアン、2023年 - )
過去[編集]
- なめ猫(2015年 - 2016年) - 2016年のCVは哀川翔 が担当。
- 平祐奈(2015年)
- 桐谷美玲(2015年 - 2018年)
- あばれる君(2015年)
- 田中美奈子(2016年)
- 早見優(2016年)
- 松本伊代(2016年) - 2014年SoftBankのCMに出演。
- 森崎博之(2016年)
- ピコ太郎(2016年 - 2017年) - 2017年SoftBankのCMにも並行して出演。
- GENERATIONS(2017年)
- 斎藤工(2017年 - 2018年)
- 吉田鋼太郎(2017年 - 2018年)
- にゃんこスター(2017年)
- TWICE(2018年)
- 鈴木奈々(2018年)
- 天龍源一郎(2018年)
- 中田圭佑(2018年)
- 吉岡里帆(2018年〜2022年8月3日)
- Toshl(2019年 - )
- 新垣隆(2019年 - )
- 真矢ミキ(2019年 - )
- 横浜流星(2019年 - )
- 桑田真澄(2019年)
- Matt(2019年)
- 野原しんのすけ一家(クレヨンしんちゃん)(2019年 - )
- JO1(2020年-)
- ふてニャン(春馬)(2014年 - 2021年)
- 片岡愛之助(2021年〜2022年 8月3日)
- 児嶋一哉(2021年〜2022年 8月3日)