Xbox One
Xbox One(エックスボックス ワン)は、マイクロソフトが発売した家庭用ゲーム機。略記にはXONE、XB-ONEなど。
概要[編集]
2013年5月22日(日本時間)、北米シアトルにてXbox 360の後継機種として発表。コードネームはDurango。次世代のオールインワンのゲーム & エンターテイメントシステムを謳い、Xbox Oneと名付けられたとされる。本体のデザインは前世代の『Xbox 360 E』に近いものとなっている。
CPUにはAMD製Jaguarを採用するなどハードウェアは比較的オーソドックスな作りでありながら、OSについては基盤となるホストOS上で2つのWindows 8(2015年以降はWindows10)ベースの仮想OSが同時に動作し、合計3つのOSが連携して動作する特異な設計となった。極めて複雑な構造のOSとなったため単純にハードウェアの性能を引き出す面においては不利となるが、開発環境の進化やメディア規格、過去世代のハード(Xbox 360など)との高い互換性の確保を実現した。
当初はKINECTを標準で同梱すると発表するもライバル機種に比べて価格面での不利と評され、DRMに関する取扱いについてもユーザー、大手小売店などの反発により変更を余儀なくされた。こうしたコンセプトのブレは販売面において不利となった。そのため、2014年3月にはドン・マトリック氏、マーク・ホイッテン氏などと交代でフィル・スペンサー氏がXbox全般のチーフに就任した。
北米をはじめとする13か国において2013年11月22日に発売。日本においては実に9ヶ月以上の遅れとなる2014年9月4日まで待たされる結果となった。
2016年6月に行われた Electronic Entertainment Expo(E3)にてマイナーチェンジ機種となるXbox One S、加えてハイエンド版であるコードネーム「Project Scorpio」(プロジェクト・スコーピオ:後のXbox One X)を発表。両者からはKinect専用端子が削除されるなどKinectとの決別、純粋なゲーム機としての強化が図られた。特にXbox One Xは日本においても遅延なく発売され、Xbox史上初めて日本がTier1に加わる事例となった。
沿革[編集]
2013年[編集]
- 5月21日 - マイクロソフト本社特設会場で開催された次世代Xboxの発表イベントにおいて、Xbox Oneが発表される。
- 6月10日 - Electronic Entertainment Expo(E3)にて、価格、発売時期、パッケージ内容、ゲームソフトのラインナップが発表される。マイクロソフトは2013年11月、世界21か国にてXbox Oneを発売するとした。
- 6月19日 - パッケージソフトウェアのDRMの撤回が発表される。
- 8月14日 - マイクロソフトはローカライズ、需要への対応等で2013年11月の発売国を当初発表の21か国から13か国に減らし、8か国での発売を2014年に延期すると発表した。
- 11月22日 - 北アメリカ・ヨーロッパ・オセアニアの13か国で発売される。発売後24時間以内に100万台を販売した。同日、インターネットニュースサイトにより光学ドライブの動作不良が報じられる。マイクロソフトはこの問題について、ごく少数の顧客に影響するものとした。
- 12月11日 - 発売後の最初の18日間で200万台が販売されたと発表される。
2014年[編集]
- 3月18日 - 日本を含む26か国でも2014年9月に発売されることがXbox公式コミュニティサイトで発表される。
- 4月17日 - 小売業者への出荷台数が500万台に達したと発表される。
- 4月23日 - 日本を含む26か国で2014年9月4日に発売されることを日本マイクロソフト株式会社が発表した。
- 5月13日 - Kinectを同梱しないXbox One本体セットを2014年6月9日に発売する旨が発表される。
- 9月2日 - チリ、コロンビアで発売。
- 9月4日 - 日本で発売。なお、9月4日から9月7日までの4日間における日本での販売台数は2万3562台(『ファミ通』調べ)。
- 9月5日 - ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、サウジアラビア、スロバキア、スウェーデン、スイス、トルコ、アラブ首領国連邦で発売。
- 9月15日 - イスラエルで発売。
- 9月20日 - 中華人民共和国での発売日を9月23日から2014年内に延期することが判明、のちに9月29日発売と発表される。
- 11月13日 - HALO The Master Chief Collectionが発売される。
- 11月20日 - 英国での実売が累計100万台に達したと報道される(GfK Chart-Track調べ)。
2015年[編集]
- 6月16日 - Xbox 360との後方互換に対応したタイトルが初めて登場する。ただし、対応タイトルはオンライン認証が2023年現在も必須となる。
- 11月12日 - 内部OSがWindows 10ベースに変更される。
2016年[編集]
- 6月14日(現地時間13日) - E3にて新モデル「Xbox One S」と、ハイエンド版であるコードネーム「Project Scorpio」(プロジェクトスコーピオ)が開発中であることを発表。
- 9月1日 - 日本で台数限定の「期間限定Xbox One本体セールキャンペーン」を実施。価格はXbox One 500GBモデルが29,980円(8%消費税込み)、Xbox One 1TBモデルとXbox One Eliteが税別10,000円引きとなる。
- 11月24日 - 「Xbox One S」、日本発売(北米など25ヶ国では8月2日に発売開始)。この本体以降のモデルはDolby Atmos,Ultra HD Blu-ray,HDR,4K出力,DTS-HD,Dolby Vision(ONES/ONEXはストリーミングアプリのみ),DTS:Xに対応。KINECT端子は削除されたが、専用USBアダプター経由で接続可能(ただし、Series X/S以降のモデルは不可能。)
2017年[編集]
この年以降はハピネットが流通から撤退したため、最新の日本向けディスク版のソフトを入手する場合はヨドバシカメラ、通販、駿河屋、ブックオフなどの数少ない店舗・購入通路でしか入手できなくなった。マイクロソフトから直接供給されるほとんどの作品がXbox Game Studios製となる。
- 6月1日(現地時間) - Xbox Game Passのサービスを開始。
- 6月13日(現地時間12日) - E3にて「Project Scorpio」の正式名称が「Xbox One X」であることを発表。
- 7月12日 - 日本でXbox One S 500GB (Minecraft同梱版)の価格を改定。従来参考価格の29,980円(税抜)から27,759円(税抜)に改定された。
- 9月20日 - MinecraftのBedrock Editionがリリースされ、すべてのプラットフォーム上でMicrosoftアカウントへのログインが義務付けされる。
- 11月7日 - 「Xbox One X」発売。
2018年[編集]
- 2月1日 - 日本でXbox One S 1TBソフト同梱版(Forza Horizon 3及びHalo Collection)及びXbox One S 1TB Minecraft リミテッド エディションを29,980 円(税別)と34,980円(税別)にそれぞれ5,000円値下げ。
2019年[編集]
- 5月7日 - 「Xbox One S All Digital Edition」発売。Xbox One Sから光学ディスクドライブを廃した廉価モデル。
- 11月12日 - Xbox 360の最後の本体更新が行われる。
2020年[編集]
- 4月14日 - 日本にてXbox Game Passのサービスを開始。
- 7月 - Xbox One XとXbox One S All-digital Editionの生産を終了すると発表。
- 11月10日 - 次世代機「Xbox Series X/S」発売。この本体以降は120fpsに対応。
- 12月末 - Xbox One Sの生産を終了。これにより、Xbox One全モデルの生産が終了した。
2021年[編集]
- 11月16日 - Xbox/Xbox 360の後方互換タイトルの追加が打ち切られる。
2023年[編集]
- 6月16日 - Microsoftのスタジオの管轄下から発売される新作品は今後Xbox One向けに出ないことが確定する。よって、最後のマイクロソフトスタジオ関連の会社から発売された作品はMinecraft Legendsである。
ハードウェア[編集]
映像出力は2023年9月のアップデート前の初期型Xbox One が最大1080pで、Dolby Digital,DTSに対応(DTSは光デジタル端子の使用時のみ。)Xbox One S、Xbox One Xでは最大2160p(4K UHD 3840×2160)の解像度、Dolby Atmos、DTS:X、Auro-3Dに対応する。音響規格の初期型Xbox Oneの対応においても、2023年9月以降はXbox One S以降と同じ仕様に変更された。
IGNはEurogamerの記事を情報源にして「Xbox One Sはパフォーマンスが11%向上している」と報じたが、あらゆる面で11%のパフォーマンス向上が確認されたわけではなく、この数字は「Project CARS」をプレイした際、3人称視点の追跡カメラのリプレイ映像を分析することで確認されたものだと注意点を書いている。一方で、元の記事ではFallout 4のように性能差がほぼ見られないものもあることが明記されており、パフォーマンス向上はタイトルと描画される場面に大きく依存する。
Xbox One X専用のゲームはないが、専用アセット類やグラフィックス以外の拡張も許容されている(ロゴとしてXbox One X対応「Xbox One X Enhanced」、4K対応「4K ULTRA HD」、HDR10対応「HDR」がある)。
Xbox One(初代)ではXboxマークのタッチで、それ以降の機種では本体のボタンを直接押すことで本体が起動する。電源オプションとしては「スリープ」「シャットダウン」が存在し、シャットダウンを選択した場合でも本体の自動更新を行うことが可能である。
Xbox 360ではコントローラーを独自の無線規格で接続していたが、Xbox One以降のコントローラーはwifi通信で接続する。有線接続によるコントローラーのペアリング・接続も可能となった。そのため、Xbox本体に電源コードを差し込んだ直後は、本体が自動的に起動するのを待つ必要があり、電源を入れた直後はコントローラーのXboxボタンで起動できない。また、コントローラーのバージョンアップも有線接続で可能になった。すべてのXbox 360製コントローラーをXbox Oneに接続することはできず、Xboxにライセンス品のコントローラー(ジョイスティックなど)を接続したい場合もXbox One以降の規格に対応したものを使用する必要がある。キーボード、ヘッドセット、AVチャット用のカメラなどはそのまま接続可能。Xbox 360同様、シャットダウン時もUSB給電が可能。Kinect端子は初期モデルのみ存在し、Xbox Series X/S以降は光デジタル端子、赤外線端子、HDMIIN端子が削除された代わりに専用SSDの拡張カードが追加。光デジタル端子の音声規格はすべての場面で固定することが可能だが、HDMI出力をヘッドホン用フォーマット(2chLPCM)にした場合は光端子出力も強制的に2chLPCM出力になる。Oneguideはどのモデルでも最高画質が1080pになり、入力可能な音源は2ch LPCMとドルビーデジタルのみで、AACやその他サラウンド音源は非対応。
- Xbox Oneファミリーのスペックシート
- AMD Jaguar APU 8コア(4コア×2クラスタ)、1.75GHz
- AMD GCN(Graphics Core Next)アーキテクチャベース、12個の演算ユニット(計768コア)
- 容量32MiBのESRAMを搭載
- 4基のMove Engineを搭載
- ハードウェアビデオエンコード・デコード機能
- HDMI in/out機能
- DDR3メモリ8GB(システム・グラフィックス共用で帯域幅は68.3GB/s、ゲームには5GBを使用可能となる)
- YCC ディープカラー出力(HDR有効化の場合は必須)
- 50Hz/24Hz出力(24fpsはBlu-ray Discなどで有効化)
- 3Dテレビ対応/Blu-ray 3DやXbox 360の3D対応作品の3D出力
- HDMI端子からのステレオLPCM 2ch、ドルビーデジタル、ドルビーアトモス、DTS:Xの出力、S/PDIF端子からのドルビーデジタル、DTS、ステレオ出力、対応プラグインを利用した仮想ヘッドホンLPCM 2ch出力(対応機器が必要)
- Blu-ray Discなどのビットストリーム出力(パススルー)
- IR端子(3.5mm)にIRブラスターを接続可能(Kinectでも赤外線リモコンの代用可)
Xbox One S以降はさらに以下に対応。
- HDR10/Dolby Vision出力
- 自動低遅延モード(ALLM)
- 可変リフレッシュレート(VRR)
- 4K出力,1440p(WQHD)出力
Xbox One Xはスペックが向上している。主な点は以下の通り。
- AMD Jaguar Evolved APU 8コア、2.3GHz
- AMD GCNアーキテクチャベース、40個の演算ユニット(計2560コア)
- GDDR5メモリ12GB、帯域幅326GB/s
ストレージ[編集]
500GBまたは1TBのHDDを標準搭載。本体に内蔵されており、ユーザーによる交換は不可だが、追加で容量が必要な場合は256GB以上でUSB 3.0に対応した外付けHDDを接続して利用することが出来る。アップデートにより合計16TBまでのデータ保存機器を2台までの接続に対応。非公式でHDDを交換する場合は、500GB、1TB、2TB以外は対応していない。
セーブデータを含むデータはHDDとクラウドの両方に同時に保存される(無料会員でもクラウドに自動で同期される)。このシステムはXbox 360の名残でもある。
ディスクドライブ[編集]
初代Xbox Oneは、CD,DVD,Bluray,およびXbox用、Xbox 360用DVD-ROM、Xbox One用BD-ROMに対応している。また、Blu-ray 3Dにも対応。Xbox One S以降はこれに加えてさらにUltra HD Blu-ray、Xbox Series X以降はXbox Series X用BD-ROMも対応した。Xbox One用BD-ROMは極めてセキュリティが頑強となっており、市販で販売されているPCのドライブでリッピングすることがほぼ不可能となっているため、エミュレーターの対策にも貢献している。ディスクケースは2021年までは表面上部に「XBOX ONE」(2020~2021年は「XBOX」ロゴ、およびSeries X対応作品は「X」の文字も表面の右上に追記)のロゴが刻まれていたが、それ以降はその上部ロゴが削除され、ジャケットの部分が大きくなったデザインが採用されている。この新デザインは三種類のXbox One用、Xbox Series X用の作品、あるいは両方に対応した作品の区別をしにくくするという問題点も存在。Xbox Oneは全てのゲームディスク(Xbox 360、Xboxの後方互換に対応した全作品含む)がリージョンフリーとなる。また、日本ではハピネットがXbox Oneのディスク販売の流通を承っていたが、2016年ごろに撤退しているため、それ以降に発売されたXbox One用ディスクは入手が極めて困難となっている。
オンラインに一度も接続したことのないXbox One本体は、2022年9月以降にアップデートされたOSでのみXbox One用ディスクのダウンロード・起動が可能であり、それ以前のバージョンのオンラインに接続したことがない本体ではほとんど何もすることができない。
Kinect[編集]
Xbox One Kinect センサーはビデオカメラ・マイクがそれぞれ複数搭載されており、ジェスチャー・音声認識や顔認識、指の動きや皮膚の状態をもトラッキングする。Kinectのシステムは、常にデータを集めアルゴリズムを向上させている。
Xbox 360用Kinectとの互換性が無いため、Xbox Oneで使用することはできず、Xbox One Kinect センサーをXbox 360で使用することもできない。Kinectに対応したXbox 360作品はそもそもXbox Oneで遊ぶことができない。
赤外線パターンを人体に照射して赤外線カメラで撮影する機能が搭載され、通常のカメラの情報と組み合わせることで人体の心拍数を測定できるようになった。暗闇でも認識できるようになり、奥行きを高精度に認識できるようになった。奥行き認識は変調された赤外線が照射され物体に反射して撮影されるまでの時差を利用したTime of Flight法で従来のドットパターンの赤外線とは異なる。通常のカメラも解像度1080pと性能がアップしており、従来比6割アップの広角化となったことで、6名までの同時認識が可能となった。スタンバイ状態でも24時間会話を認識しており、話しかけるだけで本体を起動させることができる。発売当初はKinectへ強制的にリソースが割り当てられていたが、現在はそのリソースをゲーム開発に割り当てることが可能となっているためKinectの全機能を必要としないゲームタイトルのパフォーマンスが向上した。この場合も音声認識等は使用可能である。
Xbox One S、Xbox One Xでは、Kinect専用の端子が省かれているが、"Kinect アダプター"を経由したUSB噛ませ接続を使うことで接続は可能。Xbox Series X/SはUSBで接続しても非対応であり、Series以降でKinect専用ゲームをプレイすることはできない。
また、2017年をもってKinectの生産をすべて終了し、2010年から始まったXbox周辺機器としてのKinectシリーズの歴史に幕を下ろした。ただし、開発者および法人向けに発売されている開発用Kinectが存在している。
コントローラー[編集]
第一世代「Xbox One ワイヤレス コントローラー」
- Xbox One初期型に同梱された。Xbox 360のコントローラーから40項目以上の改良が施されている。Wi-Fi Directによる通信方式を採用したことで、本体との通信速度が大幅に高速化している。トリガーに触れる左右の指先それぞれに振動を伝えることができるように、振動モーターが左右のグリップ部分に加え、トリガー付近に追加され合計4個となった。アナログスティックの縁が網目状になり、軽く操作できるようになった。単3電池2本で駆動する。電池の収納が縦から横になり、背面がフラットになっている。十字キーは、溝から直接十字のパッドが露出する形状に変更された。Kinectにより、どのコントローラーが、どの位置で操作されているか検知する。これはコントローラー正面に赤外線LEDがあり、それを赤外線カメラで撮影しているためである。micro-USB Type-B端子を搭載しており、USBケーブルで本体と接続すれば無線をオフにして有線コントローラーとしても使用可能である。Windows用ドライバも提供されており、PCでも使用可能。 Bluetoothに非対応である。そのため、iPhoneにこのコントローラーを接続することはできない。この世代と第二世代のコントローラーはXboxボタンを押した際に点滅するLEDの回数が有限である。
- このコントローラーは三世代目以降と比較するとかなりグリップが大きめであり、手が大きい人向けのコントローラーである。また、LB、RBボタンがかなり固めの感触になっている。360から引き続き電池式であるが、新機能としてLT,RTトリガーにモーターが合計二つ追加された。360製コントローラーと同様に、「プレイ&チャージキット」の購入で本体にバッテリーを搭載でき、USBケーブルからコントローラーを充電できるようになる。また、コントローラーの拡張端子からボイスチャット用マイク・アタッチメント、小型キーボードを接続できる。
- ワイヤレスコントローラー S2V-00015
- プレイ&チャージキット付 W2V-00009
- Windows用USBケーブル付 7MN-00005
- タイタンフォール リミテッド エディション J72-00011
- コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア J72-00015
- ミッドナイト フォーセス J72-00020
第二世代「Xbox One ワイヤレス コントローラー」
- Bluetoothに非対応であるがマイク端子対応型の3.5mmヘッドセット端子が追加され、ヘッドセットアダプターに頼ることなく市販のヘッドセットが使用可能になった。また、第一世代で問題だったLBとRBのボタンの固さが修正された。流通数は少ないためあまり見かけない。2015年から製造。十字ボタンは第三世代のような黒色となった。
- コバートフォーセス GK4-00004
- マスターチーフ GK4-00013
- ダスクシャドウ GK4-00031
- カッパーシャドウ GK4-00035
- アームドフォーセス J72-00008
第三世代「Xbox ワイヤレス コントローラー」
- Xbox One S、Xbox One Xに標準搭載されるこのコントローラーは、Bluetooth 4.0に対応する。日本では2017年1月27日に「Xbox コントローラー(Windows USBケーブル付)」が登場した。第三世代の商品名は"Xbox One ~"の部分からOneが無くなり"Xbox ~"となった。Bluetoothのペアリングはコントローラーのペアリングボタンを押し、コントローラーをペアリングモードにした際に自動的に電波が発信される。主な変更点としてはOption/Viewボタンの押し心地の変更、コントローラーの表面のパネルがXboxボタンを囲む形状に変更されたこと、LB/RB/LT/RTのサイズ小型化、コントローラーの滑り止め加工の追加、フォームウェアの変更である。Kinect用の赤外線ランプも完全になくなった。
- 基本的にはほとんどの個所が改良されているが、スティックやLBRB/LTRTの耐久性が1世代目より減少している。コントローラーのDirect Wi-FiとBluetoothの通信を切り替える場合は、ペアリングボタンをXboxランプが光っているときにダブルプッシュする必要がある(要バージョンアップ)。また、コントローラーが接続待機状態・接続状態になっているときにXboxボタンを約5秒以上長押しすることでコントローラーの電源を切ることが可能。ヘッドホン端子を接続した場合、ヘッドホン用立体音響プラグインを導入している場合は自動的にヘッドホン用音源に切り替わる。ヘッドホン端子はCTIPマイクに対応した四端子方式のケーブルを接続可能。
- コントローラーのアップデートにより、第四世代Xbox ワイヤレス コントローラー同様にWi-Fi Direct、Bluetoothと接続方法を切り替えることが出来るようになり、Dynamic Latency Inputにも対応した。
- ブラック 6CL-00003
- ホワイト TF5-00006
- コントローラー + Windows用 USB ケーブル付き 4N6-00003
- ドーンシャドウ WL3-00014
- レッド WL3-00029
- リコン テック WL3-00033
- グリーン/オレンジ WL3-00037
- ウインター フォーセス WL3-00045
- コントローラー + Wireless Adapter for Windows 10 4N7-00008
- Minecraft Pig WL3-00054
- Minecraft Creeper WL3-00058
- グレー/グリーン WL3-00062
- ボルケーノ シャドウ WL3-00070
- パトロール テック WL3-00074
- コンバット テック WL3-00091
- スポーツ ホワイト WL3-00094
- アームド フォーセス II WL3-00099
- ファントム ブラック WL3-00104
- グレー/ブルー WL3-00109
- ファントム ホワイト WL3-00124
- スポーツ レッド WL3-00129
- Gears 5 リミテッド エディション WL3-00154
- スポーツ ブルー WL3-00159
- ナイト オプス カモ WL3-00160
- ファントム マゼンタ スペシャルエディション WL3-00180
- Arctic Camo スペシャルエディション WL3-00181
第四世代「Xbox ワイヤレス コントローラー」
- Xbox Series X/Sと同時発売のコントローラー。Bluetooth対応。Xbox Oneと互換性があるため使用可能である。基本的には第一~第四世代のコントローラーと同じであり、前モデルからの変更点という意味ではソフトウェア面で小幅な改良にとどまっている。シェアボタンが新設され、手軽にスクリーンショットや動画をコミュニティに共有することが可能になった。また、十字キーにXbox 360のような「ハイブリッド方向パッド」が採用され、斜め入力がしやすくなっている。コントローラー形状そのものも全体的に小型化され、第三世代以前のコントローラーのフレームとの互換性もなくなった。
- USB接続端子がUSB Type-Cになり、トリガーとバンパーも滑りにくいマット仕上げに。さらに、触覚ドットパターンが追加され、グリップしやすくなっている。また、平均的な8才の子どもの手のサイズに最適化することにより若干サイズが小さくなり持ちやすくなり、Bluetooth Low Energy(BLE)、Dynamic Latency Inputをサポートした。全体的にXbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ2に近い仕様になっている。また特別版として「シフトシリーズ」が発売されており、グリップ部分のラバー加工されているものもある。
- カーボンブラック QAT-00005
- ロボットホワイト QAS-00005
- ショックブルー QAU-00005
- パルス レッド QAU-00015
- デイストライク カモ QAU-00020
- エレクトリックボルト QAU-00025
- アクアシフト スペシャルエディション QAU-00030(シフトシリーズ)
- コントローラー+ワイヤレス アダプタ for Windows 10 1VA-00005
- コントローラー+USB-C ケーブル 1V8-00005
- 20周年 スペシャル エディション QAU-00048
- Forza Horizon 5 リミテッド エディション QAU-00058
- ミネラル カモ QAU-00075
- ルナシフト スペシャル エディション QAU-00041(シフトシリーズ)
- ディープピンク QAU-00084
- ステラ シフト QAU-00088
- ベロシティ グリーン QAU-00092
- リミックス スペシャル エディション QAU-00113
- Starfield 限定エディション QAU-00109
- 「サンキスド バイブス オーピーアイ」特別エディション QAU-00119
- ストームクラウド ベイパー スペシャル エディション QAU-00131
- アストラルパープル
ライセンスコントローラー[編集]
マイクロソフト社以外から発売されるコントローラーをXboxOne以降のXbox本体に接続する場合は、必ず「DESIGNED FOR XBOX」ロゴのある公認品を購入・使用する必要がある。ほとんどのライセンスコントローラーは有線接続である。ただのPC向けコントローラーや、PS用・Switch用コントローラーは接続しても反応しない。また、コントローラー内部にフォームウェアが存在しない場合がほとんどである。
コントローラー向け周辺機器[編集]
基本的にこれらの機器は第1~4世代のコントローラー全てで互換性がある。拡張端子に接続できる周辺機器はチャットパッド、ヘッドホン用アダプターのみであり、背面パッドの非公式品はコントローラーのUSB端子にケーブルをつなぐ必要がある。
プレイ&チャージ キット
- ワイヤレスコントローラーの単3乾電池2本に代えて使用する専用バッテリー パック。ACアダプターからの充電は不可能。
- 充電用ケーブルが付属。 2014年 S3V-00010 (micro usb)
- 2017年 S3V-00016 (micro usb) S3V-00014 (海外版)
- 2020年 SXW-00004 (Type-C) SXW-00002 (海外版)
ヘッドセット アダプター
- 音量調整、マイクの消音、音量バランスを操作できるボタンを装備。
- 3.5mmヘッドセット端子を持たない第一世代Xbox One ワイヤレス コントローラーに市販のヘッドセットを接続するためには必須。ゲーム音声とチャット音声の音量を個別に調整できるようになっているため、アダプターに五つのボタンが存在。 6JV-00009
Xbox One ボイスチャット ヘッドセット(2014)
- 片耳タイプのヘッドセット。音量調整、マイクの消音を操作できるボタンを装備。
- 3.5mmヘッドセット端子を持たない第一世代Xbox One ワイヤレス コントローラーでも使用可能。使用されているパーツの数がXbox 360向けのものから大幅に簡略化され、接続端子付近、つまりコントローラーの下に「ヘッドホンの音量調節ボタン」と「マイクミュートボタン」が追加された。マイクのミュート中はオレンジ色のLEDが点灯する。ボイスチャット以外の用途は想定されていないため、ゲーム中の音声を鳴らすことはできない。第二世代以降のコントローラーでは、3.5mm端子にマイク付きヘッドホンを接続してもボイスチャットができるようになったので需要が薄れた。 S5V-00007
Xbox ボイスチャット ヘッドセット(2018)
- 基本性能は前回と変わらないが、コードの根本部分が改良されていたりと細かな改良がされた。 S5V-00017
Xbox Oneステレオ ヘッドセット(2014)
- 両耳タイプのヘッドセット。
- 下記のヘッドセットアダプターが付属。 S4V-00008
チャットパッド(2015)
- Xbox 360の流れを引き継いだチャットパッド。3.5mmオーディオ端子も併設。 5F7-00001
Xbox Elite ワイヤレス コントローラー[編集]
- オリジナル(無印、第一世代)
「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー」はプロレベルを追求し、パーツ交換やカスタマイズ機能が追加されている。
- シリーズ 2
「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2」は2019年11月5日に発売されたEliteコントローラーの第二世代。コントローラーのアップデートにより、Wi-Fi Direct、Bluetoothと接続方法を切り替えることが出来るようになり、Dynamic Latency Inputにも対応した。
背面パドルなどの付属品を失くし価格を下げた「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2 - Core」が2022年9月21日に発売された。
Xbox Design Lab[編集]
Xboxワイヤレスコントローラーを自分でデザイン・購入できるサービス。
米国では2016年にスタートし、米国より5年遅れで日本では2022年6月9日よりサービス開始された。現在は第四世代の通常版コントローラーのカスタマイズをすることができるが、2022年10月18日にはXbox Elite ワイヤレスコントローラシーズン2もカスタマイズができるようになった。
こちらで購入可能。
Xbox Adaptive Controller[編集]
肢体に障碍があるユーザーを補助し、自由にゲームを操作する為に設計されたゲームコントローラー。対応ハードはXbox OneおよびMicrosoft Windows 10搭載PC。日本国内では2020年1月9日より数量限定でマイクロソフトのオンラインストアにて発売された。アクセシブルゲーミングを推進するマイクロソフトが開発した。巨大な黒い二つのボタンがメインキーとして配置され、僅かな圧力で反応する。19個の3.5mmジャックを搭載し、別売りの外付けスイッチ/ボタン/マウント/ジョイスティック等のユーザーに合ったデバイスを接続し、機能を拡張を行う。従来の「コントローラーを手を握る」という動作は必要なく、プレイヤーの体勢を問わずプレイ可能となっている。デバイスをマウントし、ベッドや壁に固定させることも可能。底面には車椅子用アタッチメントの標準仕様である3つのネジ穴がある。