Uniform Resource Locator
Uniform Resource Locator(ユニフォーム リソース ロケータ、URL)または、統一資源位置指定子(とういつしげんいちしていし)とは、インターネット上のリソース(資源)を特定するための形式的な記号の並び。WWWをはじめとするインターネットアプリケーションにおいて提供されるリソースを、主にその所在を表記することで特定する。なお、ここでいう、「リソース」とは、(主にインターネット上の)データやサービスを指し、例えばウェブページの保存場所や電子メールの宛先といったものが該当する。
ティム・バーナーズ=リーが1991年に発表した論文[要文献特定詳細情報]でUniversal Resource Locatorと命名し、初期はその名が使われたが、1994年に公開されたRFC 1738より現在の「Uniform Resource Locator」という名称となっている。
URLを含む一般概念としてURIがある。
URLはリソースの場所を特定する「住所」のようなものだと例えられることがある。
日本ではURLのことを俗に「ホームページアドレス」と呼ぶことがある。「ホームページアドレス」はMACアドレスやIPアドレス、メールアドレス等とは異なり、RFCなどの文書で規定されている標準的な技術用語ではない。
ウェブブラウザには、URLを入力して移動したり、現在表示されているウェブページのURLを表示・取得したりすることのできるテキストボックスまたはコンボボックスのようなGUI部品(ウィジェット)が用意されており、一般的にアドレスバーと呼ばれる。モダンなウェブブラウザではアドレスバーと検索ボックスが統合され、URLだけでなく検索キーワードを入力することもできる。