UボートUA型
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UA型Uボートとは、第一次世界大戦期のドイツ帝国海軍のUボートである。1905年から1918年にかけて約150隻が建造され、ドイツ潜水艦戦力の中核を担った。戦時中は常に改良が加えられた上に、戦時急造体制による品質管理基準低下により、同じUA型であっても性能が大きく異なっているものが多い。このため、整備面などで問題となった。なおU51以降は、生産工数削減のために構造を簡略化した戦時急造型であり、Ms型と呼ばれる。
主機には、初期のものはガソリンエンジンを使用していたが、後に燃費が良く、引火性の低いディーゼルエンジンに代替された。航続距離や弾薬搭載量の増加のために船体は大型化が進み、初期に登場したU-1は水中排水量200t級であったが、末期に登場したU-135では実に1,500tに達した。
性能諸元[編集]
- 水上排水量:238~ 998t
- 水中排水量:283~1,534t
- 全長:42.4~83.5m
- 全幅:3.8~7.5m
- 吃水:3.1~4.3m
- 最大速力:水上10~17ノット、水中9~10ノット
- 乗員数:20~30名前後
- 最大潜航深度:30~75m
- 機関:ガソリン/ディーゼル発動機(400~3,000馬力)、電動機(400~1,200馬力)
- 兵装:76mm砲/88mm砲/105mm砲×1~4門、450mm/500mm魚雷発射管×4~6門
関連項目[編集]
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