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SKハイニックス

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SKハイニックス株式会社(エスケイハイニックス)は韓国の半導体製造会社。2012年3月にハイニックス半導体から社名を変更した。同国の財閥SKグループに属する。

DRAMが収益の80パーセントを占めている(2018-2Q決算)

概要[編集]

SKハイニックスは韓国内でサムスン電子に次いで、2位の半導体メーカーである。主力製品はDRAMとNAND型フラッシュメモリであり、その他に種類の半導体も製造している。2017年時点で収益の9割をDRAMで稼いでいる。

現代グループの電機部門として創業し、アジア通貨危機後には半導体の製造に特化。LGグループの半導体事業と経営統合を果たすも、2001年に経営破綻し、政府系金融機関からの資金援助を受け債権銀行団の管理下に入った。

その後、経営再建は一段落し、2010年ごろから債権銀行団は保有するハイニックス株の売却先を探していたが、2011年11月に通信大手、SKテレコム傘下に入ることが決まり、2012年3月にSKハイニックスに社名変更した。

NAND型フラッシュメモリ分野の技術力確保のため、1990年代から東芝と技術提携を通じ、該当分野の技術力強化を目指している。東芝に提訴されたこともあるが、両社は毎回和解に合意している(東芝研究データ流出事件)。2017年にキオクシアの買収に参画することで、技術提携関係を更に深くする考えを示した。

2010年代後半の半導体不況が続く中、設備投資を盛んに行っており、2018年までに清州市に約20兆ウォンを投じて6万平方メートル規模の工場を新設したほか、2019年4月までに中華人民共和国江蘇省の無錫半導体工場に9500億ウォン以上を投じて新工場を稼働させている。

2019年9月、東京都内にCMOSイメージセンサーの開発拠点を設立した。

2020年10月に米インテルのNANDフラッシュメモリ事業を9500億円で買収することを発表した。



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