PlayStation 5
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PlayStation 5(プレイステーション ファイブ、略称: PS5)は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(略: SIE)が2020年11月12日に発売した家庭用据置型ゲーム機。キャッチコピーは「Play Has No Limits(遊びの限界を超える)」。
概要[編集]
ディスクドライブを搭載した通常モデルの「PlayStation 5」に加え、ディスクドライブ非搭載でダウンロード販売のみに対応する「PlayStation 5 デジタル・エディション」の2種類がラインナップされている。
超高速SSDにより読み込み速度が飛躍的に向上。プロセッサにはAMD製のRyzen CPUと Radeon GPUを搭載し、4K/120Hz出力とリアルタイムレイトレーシングに対応する。「Tempest 3Dオーディオ」と呼ばれる専用プロセッサを用いた立体音響を備え、DualSenseコントローラはハプティクスが強化された。また、ほとんどのPlayStation 4およびPlayStation VRゲームに対して後方互換性がある。
別売りのPlayStation VR2(PS VR2)とPS VR2用ソフトを追加すれば、解像度2000x2040および進化したセンサ技術で深い没入感を実現したVRゲームをプレイすることもできる。
沿革[編集]
2019年[編集]
- 4月16日 ‐ WIREDがマーク・サーニーの独占インタビューを掲載。PlayStation 4(PS4)の後継機となる次世代ゲーム機(この時点では名称未発表)の概要が公表された。
- 10月8日 ‐ 次世代機の名称がPlayStation 5(PS5)に決定したことと、2020年の年末商戦期の発売を予定していることが明らかとなった。
2020年[編集]
- 1月7日 ‐ SIEは米国ラスベガスで開催された電子機器見本市「2020 International CES」にて、PS5のロゴおよび搭載予定となるハードウェアの一部を発表した。
- 3月17日 ‐ SIEはPlayStation公式Twitterアカウントにおいて、PS5のリード・システムアーキテクトであるマーク・サーニーが日本時間の3月19日午前1時に、PS5のシステム設計に関する技術解説動画を海外のPlayStation Blogに掲載すると予告した。
- 4月8日 ‐ SIEシニアバイスプレジデント(プラットフォームプランニング&マネジメント統括責任者)の西野秀明による解説と共に、PS5用の新ワイヤレスコントローラー「DualSense」の外観写真2枚と主な仕様、デザインの経緯等が公開された。
- 5月12日 ‐ Epic Gamesは同社が開発中のゲームエンジン「Unreal Engine 5(UE5)」を発表し、PS5で動作するリアルタイムデモを公開した。
- 6月9日 ‐ SIEは世界情勢を鑑み延期になっていたPS5に関する映像イベント「The future of gaming(ゲーム体験の未来)」の配信日時を太平洋標準時6月11日午後1時(日本時間6月12日午前5時)に決定したと発表。予定通り同日時に配信が開始され、28のゲームタイトルと、本体デザインが初披露された。
- 9月17日 ‐ SIEは映像イベント「PLAYSTATION 5 SHOWCASE」を配信し、各国での発売日、価格、同時発売ソフトを含む新作ソフト群を発表。
- 10月7日 - PS5(CFI-1000A01)の本体を分解して内部を見せる動画「PlayStation 5 分解映像」をYouTubeで公開した。
- 11月11日 - 発売を記念してグローバルローンチイベントを世界各国で順次開催。日本では18時より24時(発売日を迎える瞬間)までの6時間、東京都千代田区外神田の神田明神境内にて特別ライトアップが行われた。
- 11月12日 - 日本やアメリカ、オーストラリアなど7か国で先行発売(#各国の発売日も参照)。ファミ通の調査によると、日本での初週販売台数は11.8万台だった。
2021年[編集]
- 3月21日 - 日本での推定累計販売台数が50万台を突破した。
- 7月28日 - 世界累計実売台数が1,000万台を突破した。
- 10月20日 - グッドデザイン賞を受賞。
2022年[編集]
- 8月25日 - 世界中の物価上昇や為替の変動を理由として、世界の一部の国と地域においてPS5の本体価格を値上げすると発表。日本以外の地域においては同日から、日本においては同年9月15日から値上げされた。これによって、日本国内の本体価格は通常版が54,978円(税込)から60,478円(税込)に、デジタル・エディションが43,978円(税込)から49,478円(税込)に変更となった。(日本国内の定価の値上げ幅はそれぞれ5,500円である。)
2023年[編集]
- 1月5日、全世界累計販売台数が3,000万台を超えたとSIEが発表。
- 7月27日、全世界累計販売台数が4,000万台を突破した。
- 11月10日、CFI-2000シリーズが発売。本体のサイズがやや小型化され、ディスクドライブが取り外し式になり、SSD容量が825GBから1TBに変更。価格は通常盤が6万6,980円(税込)、デジタル・エディションが5万9,980円(税込)。