GQ JAPAN
『GQ JAPAN』(ジーキュウジャパン)は、コンデナスト・ジャパンが発売している男性向けファッション・カルチャー雑誌である。毎月24日発売。
1931年にアメリカで創刊され、世界19か国で発行・発売されている、アメリカの代表的な男性ファッション雑誌・『GQ』の日本版。雑誌名はGentlemen's Quarterlyの略で、初期は季刊であったことから「男性向け季刊誌」を意味する。アメリカ版の発行部数は93万部。
概要[編集]
若手ビジネスマンをターゲットとし、主に、世界的名門ファッションブランドの新作コレクション、高級腕時計などファッション関連、政治・経済、芸能、IT、ビジネスノウハウなどのジャーナリズム、車、グルメといったカルチャー関連のテーマを幅広く取り上げる。 『GQ JAPAN』は1993年2月6日、中央公論社(現中央公論新社)より初創刊。表紙はビル・クリントンとアル・ゴア。特集は「THE ROCK'N' ROLL 40年。創刊発行人は嶋中鵬二、編集人は嶋中行雄。
1997年6月号より中央公論社の関連会社中央公論インターナショナルに編集業務を移管、1999年8月号より中央公論インターナショナルから嶋中書店に改名した同社からの編集発行に。 2001年 12月、コンデナスト・パブリケーションズとのライセンス契約満了により2002年1月号で休刊。
2003年6月号としてコンデナスト・パブリケーションズが100%出資するコンデナスト・ジャパンが再創刊。再創刊時の編集発行人は、元マガジンハウスの斎藤和弘。再創刊号の特集は「小泉首相にアポなしで会える人!?」。また、藤原紀香の大胆なショットを掲載し話題を呼んだ。
発行部数は公称65,000部。2012年5月号よりリニューアルし、ファッションに関する特集・連載を増やしたほか、綴じ側が右から左に変更された。記事の内容は本国版と似通っているが、大部分が日本固有のもので、お笑い芸人、グラビアアイドルなど日本の芸能界に関する記事も掲載される。誌面の肩に「GQ PROMOTION」と表記された特集は特定スポンサーとのタイアップ(記事広告)で、1号につき1 - 5か所に掲載されている。巻末には自社広告ページがあり、このうち4面が本誌オフィシャルサイト、iPad・iPhone・iPod touch向けアプリ、VOGUE JAPAN(2面)に割り当てられる。WIRED、VOGUE HOMMESなどの発売日に近い号では、これらの媒体にもページが割り当てられる。
日本以外の一部の国では、増刊号としてファッション関連の掲載を増やした『GQ Style』も発売されている。日本でも『VOGUE HOMMES JAPAN』休刊後、2013年5月号の別冊付録として2013年春夏号が展開され、その後2013年秋冬号からの単独創刊が予定されていたが、この1号限りで中止となった。
2010年5月、紙媒体のコンテンツにムービーなどを加えたデジタルマガジンを創刊。GQ JAPANストアアプリからのダウンロード数は61,000。
GQ Men of the Year[編集]
2006年から「GQ Men of the Year」が日本でもスタートし、各分野で活躍した男性を毎年表彰している。
2012年には、「GQ Woman of the Year」として、草間彌生が初めて女性が受賞。
2013年には、GQ JAPANの創刊10周年を記念し、10年間活躍を続けてきた男性を称える「GQ Men of the Decade 2013」も合わせて表彰された。
2015年には今後さらなる活躍が期待される人を称えるとして、特別賞「Discovery of the Year」が創設され、第1回の受賞者はBABYMETALだった。
受賞者一覧[編集]
※ 肩書は表彰当時のもの。
- 第1回(2006年)
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- 安倍晋三(内閣総理大臣)
- 宇野康秀(USEN 代表取締役社長)
- 徳岡邦夫(京都吉兆嵐山店 総料理長)
- 古田敦也(東京ヤクルトスワローズ 監督 兼 選手)
- リリー・フランキー
- 第2回(2007年)
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- 原辰徳(読売ジャイアンツ 監督)
- 東国原英夫(宮崎県知事)
- 平松宏之(ひらまつ 代表取締役社長)
- 茂木健一郎
- 柳井正(ファーストリテイリング 代表取締役会長 兼 社長)
- ルー大柴
- 第3回(2008年)
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- 朝原宣治(北京オリンピック 陸上日本代表 陸上男子400メートルリレー 銅メダリスト)
- 北野武
- 世界のナベアツ
- NIGO®
- 松本潤(嵐 メンバー)
- 村上隆
- 第4回(2009年)
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- 岩隈久志(東北楽天ゴールデンイーグルス 選手)
- 櫻井翔(嵐 メンバー)
- 笑福亭鶴瓶
- 原田泳幸(日本マクドナルド 代表取締役会長 兼 社長 兼 CEO)
- 三谷幸喜
- 第5回(2010年)
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- 秋元康
- 香川照之
- 孫正義
- 西沢立衛
- 野口聡一
- 白鵬翔(第69代横綱)
- 本田圭佑(2010 FIFAワールドカップ 日本代表 選手)
- 向井理
- 第6回(2011年)
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- 大野智(嵐 リーダー)
- 坂本龍一
- 佐々木則夫(サッカー日本女子代表 監督)
- 田中良和(グリー 代表取締役社長)
- ダルビッシュ有(北海道日本ハムファイターズ 選手)
- 第7回(2012年)
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- 有吉弘行
- 織田裕二
- 北島康介(ロンドンオリンピック 競泳日本代表 男子400メートルメドレーリレー銀メダリスト)
- 篠山紀信
- ヒャダイン
- 前澤友作(スタートトゥデイ 代表取締役)
- 村田諒太(ロンドンオリンピック ボクシング日本代表 ミドル級金メダリスト)
- 第8回(2013年)
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- 朝井リョウ
- 宮藤官九郎
- 堺雅人
- 林修(東進ハイスクール 現代文科講師)
- 第9回(2014年)
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- ウルフルズ
- 小栗旬
- 唐沢寿明
- 劇団ひとり
- 坂上忍
- 鈴木敏夫
- 園子温
- 布袋寅泰
- 第10回(2015年)
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- 五郎丸歩(ラグビーワールドカップ2015 日本代表 選手)
- 鈴木亮平
- 葉加瀬太郎
- 又吉直樹(ピース メンバー)
- 松岡修造
- 吉田鋼太郎
- 第11回(2016年)
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- 菅田将暉
- 渡辺謙
- 吉川晃司
- 小澤征爾
- トレンディエンジェル
- ベイカー茉秋(リオデジャネイロオリンピック 柔道日本代表 男子90kg級金メダリスト)
- 陸上男子400メートルリレー日本代表(リオデジャネイロオリンピック 陸上日本代表 陸上男子400メートルリレー銀メダリスト)
- 飯塚翔太
- 桐生祥秀
- ケンブリッジ飛鳥
- 山縣亮太
- 第12回(2017年)
-
- 稲垣吾郎
- 草彅剛
- 香取慎吾
- 佐藤琢磨
- 長谷川博己
- 秋山竜次(ロバート メンバー)
- 佐藤天彦(第75期名人)
- 野田洋次郎(RADWIMPS メンバー)
- 斎藤工
- 第13回(2018年)
-
- 田中圭
- リリー・フランキー
- 美輪明宏
- 千鳥
- 竹内涼真
- DA PUMP
- 国枝慎吾
- 是枝裕和
- 辻一弘
- 第14回(2019年)
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- ラグビーワールドカップ2019 日本代表
- リーチマイケル
- トンプソンルーク
- 田村優
- 松島幸太朗
- 五十嵐カノア(プロサーファー)
- 横浜流星
- 草刈正雄
- 賀来賢人
- 石原良純
- kemio(YouTuber)
- ムロツヨシ
- 霜降り明星
- King & Prince
- ラグビーワールドカップ2019 日本代表
- 第15回(2020年)
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- 星野源 - インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞
- 大坂なおみ - アクティビスト・オブ・ザ・イヤー賞
- Snow Man - ポップ・アイコン・オブ・ザ・イヤー賞
- 黒沢清 - フィルム・ディレクター・オブ・ザ・イヤー賞/アウディ・モスト・プログレッシヴ・マン賞
- 瑛人 - ブレイクスルー・ソング・オブ・ザ・イヤー賞
- 福澤克雄 - TVドラマ・ディレクター・オブ・ザ・イヤー賞
- 本木雅弘 - アクター・オブ・ザ・イヤー賞
- NIGO - ファッション・デザイナー・オブ・ザ・イヤー賞
- 田中みな実 - ブレイクスルー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー賞
- EXIT - ベスト・コメディ・デュオ・オブ・ザ・イヤー賞
- SixTONES - ポップ・アイコン・オブ・ザ・イヤー賞
- 第16回(2021年)
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- TOMORROW X TOGETHER - ポップ・アイコン・オブ・ザ・イヤー賞
- 有村架純 - アクトレス・オブ・ザ・イヤー賞
- ゆりやんレトリィバァ - コメディアン・オブ・ザ・イヤー賞
- 北村匠海 - ブレイクスルー・アクター・オブ・ザ・イヤー賞
- 志尊淳 - インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞
- LEX(レックス) - ブレイクスルー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞
- JP THE WAVY - ラップ・アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞
- 役所広司 - アクター・オブ・ザ・イヤー賞
- マヂカルラブリー - コメディ・デュオ・オブ・ザ・イヤー賞
- 北大路欣也 - レジェンド・オブ・ザ・イヤー賞
- ヒーロー・オリンピアン・オブ・ザ・イヤー賞
- 堀米雄斗(東京オリンピック スケートボード・男子ストリート金メダリスト)
- 五十嵐カノア(東京オリンピック 男子サーフィン銀メダリスト)
- 野口啓代(東京オリンピック 女子スポーツクライミング銅メダリスト)
- 都筑有夢路(東京オリンピック 女子サーフィン銅メダリスト)
- 阿部一二三(東京オリンピック 柔道日本代表 男子66kg級金メダリスト)
- 阿部詩(東京オリンピック 柔道日本代表 女子52kg級金メダリスト)
- 第17回(2022年)
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- 大泉洋 - ベスト・アクター・オブ・ザ・イヤー賞
- 町田啓太 - ブレイクスルー・アクター・オブ・ザ・イヤー賞
- Sexy Zone - ポップ・アイコン・オブ・ザ・イヤー賞
- Awich - ベスト・ラッパー・オブ・ザ・イヤー賞
- 川上未映子 - ベスト・オーサー・オブ・ザ・イヤー賞
- 川原渓青 - インスピレーショナル・インフルエンサー・オブ・ザ・イヤー賞
- チョコレートプラネット - ベスト・コメディ・デュオ・オブ・ザ・イヤー賞
- 那須川天心 - ベスト・スポーツマンオブ・ザ・イヤー賞
その他賞受賞者[編集]
- GQ Woman of the Year
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- 2012年 - 草間彌生
- 2018年 - 浅田真央
- GQ Men of the Decade 2013
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- Yellow Magic Orchestra
- 佐藤浩市
- 爆笑問題
- 三浦知良
- 特別賞
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- 2015年 - BABYMETAL