ENEOSグループ
ENEOSグループ(エネオスグループ、英語: ENEOS Group)は、ENEOSホールディングスが中核となって形成している企業グループである。
概要[編集]
グループ事業は石油関連・金属関連等多岐にわたっている。中核企業のENEOSは、合併時の存続会社であった新日本石油(主取引行はみずほコーポレート銀行)の前身の一つが三菱石油であるため三菱金曜会に加盟するとともに三菱グループに属し(ただし、旧三菱石油からは現在に至るまで一人もホールディングス役員が出ていない)、新日鉱ホールディングス(現・JX金属)が旧・日産コンツェルンの源流企業であったことから、日立・日産系の会社から構成される春光懇話会のメンバー(合併当初は会長と事務局も引き続き担当。現在は日立製作所に譲っている)でもある。
2010年4月1日に新日本石油と新日鉱ホールディングスが経営統合し、JXホールディングスが発足。同年7月に傘下企業の新日本石油・新日鉱ホールディングス及びそれぞれの子会社の一部を再編した。以後も旧会社が重複する事業の再編が行われた。なお、2016年1月1日をもって、社名から「日鉱日石」の名称が除外された。
2017年4月1日にJXホールディングスが東燃ゼネラル石油を子会社化すると同時に子会社のJXエネルギーが東燃ゼネラル石油を吸収合併し、JXTGエネルギーに社名変更。これを機に、持株会社をJXホールディングスからJXTGホールディングスに社名変更され、グループ名称もJXグループからJXTGグループに改められた。
2020年6月25日には、持株会社のJXTGホールディングスがENEOSホールディングスに、中核企業のJXTGエネルギーがENEOSにそれぞれ社名変更され、グループ名称もJXTGグループからENEOSグループへ改められた。