DCM (企業)

DCM株式会社（ディーシーエム、英: DCM Co., Ltd.）は、東京都品川区に本社を置き全国37都道府県でホームセンターの「DCM」を展開する大手小売企業である。DCMホールディングスの連結子会社。

概要[編集]

2021年3月1日にDCMホールディングスを含むDCMグループのホームセンター事業を集約し、中核事業会社として発足した（後述）。

なお、発足時点では同じDCMグループのケーヨーは統合されておらず、引き続きDCMホールディングスが大株主となる関係を継続していが、業務効率の向上や意思決定の迅速化を図るため、9月にケーヨーを吸収合併すると2024年4月12日に発表した（これに先立つ2024年1月に、ケーヨーはDCMホールディングスの完全子会社となっていた）。ケーヨーデイツーの店舗名称はDCMへ置き換え、店舗の看板やサインは順次変更される。

沿革[編集]

2020年（令和2年）4月10日 - DCMグループのホームセンター事業再編に先立ち、DCMホールディングスの完全子会社として、DCM分割準備株式会社を設立。
2021年（令和3年）
- 3月1日 - DCMグループのホームセンター事業の再編実施、DCM発足。
  - DCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねやの計5社を吸収合併。
  - 親会社であるDCMホールディングスの吸収分割により、同社のホームセンター事業を承継。
  - DCM分割準備は、DCM株式会社に商号変更。
- 7月15日 - テーオーリテイリングとの間で資本業務提携を締結。同社の株式18.99%を取得した。
2022年（令和4年）
- 3月1日 - 店舗名と店舗におけるロゴマークについてを以下の通り発表。
  - DCMの運営する店舗名について、2年間で順次「DCM○○店」に統一する。
  - 同年3月17日開店予定の大垣鶴見店（岐阜県大垣市）を含むこれ以降の新規店舗も同様の名称とする。
  - 店舗のロゴマークをブラウンを基調とした新デザインに変更する。
- 3月17日 - 新ブランドとして、DCM1号店である大垣鶴見店（前述）が開店。
- 9月1日 - 店舗名を「DCM○○店」に統一。
2024年（令和6年）
- 3月1日 - DCMニコットとホダカの2社を、当社の子会社から、DCMホールディングスの直接出資子会社へ移行。
- 4月12日 - 9月付けでケーヨーを吸収合併すると発表。

ホームセンター事業[編集]

「Do Create Mystyle くらしの夢をカタチに」の経営理念のもと、37都道府県（栃木県、群馬県、鳥取県、島根県、大分県、宮崎県、鹿児島県、佐賀県、長崎県、沖縄県を除く）で合計675店舗を展開している（2024年2月末現在）。

店舗ブランド[編集]

統合前の各社が営業していた店舗ブランドを承継したほか、2022年3月17日より「DCM」の店舗名も利用している。既存店舗ブランドも「ホダカ」「ホーマックニコット」を除き「DCM」へ統合している（「ホーマックニコット」は順次「DCMニコット」へ改称）。

なお旧DCMカーマの運営店舗のうち「DCMカーマ21」「カーマプロ」「カーマアットホーム」であった店舗を改称したものについては、それぞれ「DCM21」「DCMプロ」「DCMアットホーム」という店舗名となっている。

現行のブランド[編集]

DCM
- DCM21
- DCMプロ
- DCMアットホーム

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