DAM (カラオケ)
DAM(ダム、Daiichikosho Amusement Multimedia)は、第一興商が運用する業務用通信カラオケシリーズのブランド。エクシングの通信カラオケ「JOYSOUND」とカラオケ市場を二分している。
「音楽や歌で世の中を元気にしたい」という思いから、応援の意思を込めたスローガン「Sing for Smile うたって元気だしてこー!」を掲げている。
概説[編集]
1994年4月発売。通信カラオケとしては比較的後発であるが、1996年3月までに業界シェア首位の地位を確立し、それ以降現在まで一貫して業界首位である。
JOYSOUNDやUGAなどの他機種に比べて洋楽の配信数が多いのが特徴であるが、全体の配信曲数では少なく、特定ジャンルやマイナー楽曲には若干弱い面もある。それでも2020年1月時点で、最新機種の「LIVE DAM Ai」シリーズで約27万1000曲を配信しており、JOYSOUNDが得意とする東方Projectの楽曲を原作としたアレンジ曲、ボーカロイド曲の拡充も進んでおり、前述の最新機種では当機種で初収録された特定アーティストの既存楽曲(主にアルバム曲等で、「LIVE DAM STADIUM」以前でも収録されなかった楽曲等がこれに該当)の拡充も図られている。
2010年(平成22年)8月31日をもってISDN回線経由での配信サービスを終了、ISDN回線ではセンター接続・楽曲演奏などの全サービスが受けられなくなった。ISDN回線で利用していた顧客が再びDAMを利用するためには、ブロードバンドまたはアナログ回線への変更が必要となる。