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釜(かま)は、熱を材料や食品に加えるための器具。
中国では新石器時代には持ち運び可能なコンロに釜を載せた形態の釜竈がみられた。商朝から戦国時代にかけては鼎や鬲が多用されていったん衰えた。釜が再び使用されるようになるのは春秋時代晩期になってからである。
一般には、炊飯や湯沸し用の金属製の道具を指すことが多く、主に鋳造されたものが多い。竈に架けるための鍔があり、それを羽根に例えて羽釜(はがま)と呼ぶ。蓋は木製である。
釜はまた、茶の湯では茶をいれるための湯を沸かす道具として用いる。千家十職にも「釜師 大西清右衛門」の名が挙がる。