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遊☆戯☆王

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遊☆戯☆王』(ゆうぎおう, YU-GI-OH!)は、高橋和希による日本の漫画および、それを原作としたメディアミックス作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1996年42号から2004年15号まで連載された。2022年7月時点で電子版を含めたシリーズ累計発行部数は4000万部を突破している。

作品解説[編集]

気弱でいじめられっ子だった高校生、武藤遊戯。古代エジプトより伝わる闇のアイテム「千年パズル」を解いたことを発端として、心の中に別人格であるもう1人の遊戯(闇遊戯)を宿す。この人格が正義の番人となって、悪人に「闇のゲーム」を執行し、そのゲームに負ける、またはルールを破った者に恐ろしい「罰ゲーム」を与えていくというダークファンタジーおよびダークヒーロー(アンチヒーロー)の要素を持った物語。当の高橋和希によれば、本作のコンセプトは「主人公が絶対人を殴らない格闘モノ」。原作単行本第1巻には、「身の回りの"不思議"をテーマとする」という記述もある。ちなみに最初の頃は怪奇漫画を書こうと思っていた。元々、高橋は格闘漫画の執筆を希望していたが、自身が格闘ゲームを愛好していたこともあり、対面して闘うアナログゲームをモチーフとする発想に至り、担当編集であった瓶子吉久とともに1年をかけて企画を練りあげたという。

初期は一話完結式で、遊戯が毎回、悪人相手にさまざまなゲームを繰り広げていく内容であった。しかし、シャーディー編での人気低迷を受け、読者に好評だった架空のカードゲーム「マジック&ウィザーズ」を再登場させたことで、人気を回復。以降は、「マジック&ウィザーズ」を中心とした話にシフトしていくことになる。また、SFの要素も取り入れるようになっている。

『遊☆戯☆王』のテーマとして、原作者高橋和希は「友情」「死」「愛」を三本柱に、そこに「自立」というキーワードも含んでいるという。

『ジャンプ流!DVD付分冊マンガ講座(8) 2016年 5/2 号』では、作者のアトリエと共にWacomペンタブレットとPainterを用いた、デジタルペインティングが収録され、海馬瀬人のイラスト工程を見ることができる。

特別読切『TRANSCEND・GAME 遊☆戯☆王』[編集]

2016年公開の劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』と連動して、原作者・高橋が自ら執筆した読切作品『TRANSCEND・GAME 遊☆戯☆王』(トランセンド・ゲーム ゆうぎおう)が、『週刊少年ジャンプ』2016年19号(4月11日発売)、20号(4月18日発売)に2号連続で掲載された。原作漫画『遊☆戯☆王』の最終話である第343話の後で、劇場版の前日譚となる物語が描かれた。原作者・高橋が執筆した『遊☆戯☆王』作品が、同誌へ掲載されるのは、連載が終了した04年3月以来、12年ぶりとなる。

単行本化はされていないが、『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』のBlu-ray完全生産限定版に特典として『TRANSCEND・GAME 遊☆戯☆王』を掲載した冊子が付属した。

マジック&ウィザーズ[編集]

「マジック&ウィザーズ」(以下、M&W)とは、本作に登場する架空のトレーディングカードゲームである。アメリカのウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が発売している実在のカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』(MtG)をモチーフとしている。本作の初期ストーリーではさまざまなオリジナルゲームが登場し、カードゲームであるM&Wもその一つであったが、M&Wは本作に登場するゲームの中でも読者から特に大きな反響を呼んだため、結果として本作の作品性自体が初期のさまざまなゲームを駆使して悪を討つという設定から、「カードゲームに秘められた古代エジプトの神秘の力を巡る戦い」へと変遷し、中盤以降はカードゲーム専従の物語が展開するようになる。

売上記録[編集]

その突出した人気から、キャラクターグッズの一環で1998年にバンダイより『遊☆戯☆王カードダス』として、1999年にはコナミより『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』(遊戯王OCG)として二度実商品化されている。特にコナミから発売された遊戯王OCGは単なるキャラクターグッズの枠を超えた人気となり、2011年には累計販売枚数251億7000万枚を突破。「世界一販売枚数の多いトレーディング・カードゲーム」としてギネス認定されている。2013年3月には「参加人数が最も多いトレーディングカードゲームトーナメント」としてもギネス認定された。テレビゲームをはじめとした関連商品も数多く発売され、トレーディングカードゲームを題材した類似作品が国内外問わず多数発表されている。

2019年時点でのメディアミックス(全世界総収益)は198億$(2兆7000億円以上)を記録する超メガヒットコンテンツとなっている。



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