週刊ポスト
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『週刊ポスト』(しゅうかんポスト)は、小学館から発行されている総合週刊誌である。発行部数34.6万部は週刊現代に次いで業界第4位。
概要[編集]
- 毎週月曜日発売(一部地域では火曜日、水曜日に発売。日曜日に前倒して発売する地域もある)。
- 『ボーイズライフ』を吸収する形で1969年8月22日創刊。小説家デビュー前の佐藤雅美が記者として関わっていた。
- 実売部数は、1988年から1991年の4年間、及び1994年から2003年の10年間で、それぞれ、日本国内で発行・販売されている総合週刊誌の中で最も多く売り上げたことがある。しかし、2004年度には約80万部に落ち込み、実売部数トップの座を『週刊文春』に明け渡した。その後も実売部数の落ち込みが続き、2008年度上期には30万6010部に、2008年度下期には29万7120部にまで落ちた。
- 創刊以来、長年にわたって女優や女性タレントを表紙にしてきたが、2016年1月から、ライバルの『週刊現代』に準拠する形の“見出し形式”の表紙にリニューアルした。
特徴[編集]
- 近年における格差拡大について批判的であり、それを推し進めたとされる日本経団連および時の会長・御手洗冨士夫(キヤノン会長)を批判する旨の記事を多数掲載している。
- 時々、テレビのやらせを告発する記事も掲載している。
- かつて、『ポストネット』という名で、パソコン通信を行っていた時期もあった。
- ちなみに「週刊ポスト」の雑誌としての商標権はライオン(株)が持っている(商標登録番号第942495号)。
歴代編集長[編集]
- 荒木博
- 野口晴男
- 関根進
- 飯田昌宏
- 三井直也
- 飯田昌宏
- 海老原高明
- 坂本隆
連載中[編集]
- 柳広司「南風に乗る」(小説)
- 山崎ナオコーラ「あきらめる」(小説)
- 春日太一「ヒット作の名工」
- 八名信夫「悪役の履歴書」
- 蛯名正義「『エビショー厩舎』本命配信」
- 秋山博康「刑事バカ一代」
- 大前研一「『ビジネス新大陸』の歩き方」
- 曽野綾子「昼寝するお化け」(不定期)
- 高田文夫「笑刊ポスト」
- 井沢元彦「逆説の日本史」
- 横山剣「昭和歌謡イイネ!」
- 武正晴「今日の仕事は?」
- 岡田晴恵「感染るんです」
- モリノブユキ「ふらっと『歴史建物』探訪」
- 21世紀毒談(ビートたけし1983-※当初は毒針巷談。その後世紀末毒談)
- 升毅「居酒屋ますや」
- 森功「巨弾ノンフィクション『バブルの王様』」
- 西田幸樹「なをん。」
- 「あなたを癒す以心伝身」
- 「困った時の法律相談」
- 「POST Book Review」
- 著者に訊け!
- この人に訊け!
- 話題の新刊
連載終了[編集]
- メタルカラーの時代(山根一眞、1991 - 2007年)
- 綾小路きみまろ「夫婦のゲキジョー」(綾小路きみまろ、2008年 - )
- 赤松利市「饗宴」(小説)
- 須藤靖貴「万事塞翁が競馬」
- 広瀬和生「落語の目利き」
- 秋本鉄次「パツキン命」
- 戌井昭人「なにか落ちてる」
- 大竹聡「酒でも呑むか」
- 鎌田實「ジタバタしない」(隔週)
- モリノブユキ「ふらっと『歴史建物』探訪」
- のむみち「週刊名画座かんぺ」
漫画作品[編集]
連載中[編集]
- やくみつるのマナ板紳士録(やくみつる)
- ラッキーな瞬間(とみさわ千夏)
- 柳生裸真剣(永井豪・ダイナミックプロ)
過去に連載された作品[編集]
- 影狩り(さいとう・たかを)
- 時計仕掛けのりんご(手塚治虫)
- 減点パパ(古谷三敏)
- GOGO虎エ門(高橋春男)
- 花の係長(園山俊二)
- 新・子連れ狼(原作:小池一夫 作画:森秀樹 作画原案:小島剛夕)
- 弐十手物語(原作:小池一夫 作画:神江里見)
- 票田のトラクターシリーズ(原作:ケニー鍋島 作画:前川つかさ 第1部に相当する『票田のトラクター』はビッグコミックオリジナル連載)
- 新・票田のトラクター
- 票田のトラクター五輪見参
- ×一(バツイチ) 〜愛を探して〜(作画:国友やすゆき 原案協力:色山好蔵)
- リストラ探偵アカハナ
- 教祖タカハシ(ジョージ秋山)
- 時男〜愛は時空を超えて〜(国友やすゆき)