芦沢あみ
Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found 芦沢 あみ(あしざわ あみ)は、日本の少女漫画家。 白泉社の少女漫画雑誌、「LaLa DX」にて二度の掲載経験の後、同じく白泉社の「ザ花とゆめ」に一度作品が掲載されている。2003年、第28回白泉社アテナ新人大賞佳作受賞。
「花とゆめ」でHMC努力賞を受賞した『未来への手紙』(「ザ花とゆめ」2006年6月1日号掲載)について、同じ白泉社の少女漫画家、山口美由紀の『踊り場ホテル(room No.2)』(「花とゆめ」2001年2号掲載)に、設定・エピソード・構図・服装等、類似点が多々みられるとネットで話題になる。
以下、読者によって指摘された『踊り場ホテル』と『未来への手紙』の類似点。
※以下はあくまで「類似点のみ」をピックアップしたものであり、『踊り場ホテル』および『未来への手紙』の設定、物語全体の引用ではありません。
舞台・人物設定の類似点[編集]
- ヨーロッパ風の世界。
- 郊外の小高い丘に建つ一軒家
- 明るく人なつこい、ちょっとドジで病弱な少女
- クールでやや人間不信気味のポストマン
物語の類似点[編集]
(詳細なエピソードの類似点は別途下記)
- ポストマンは毎朝、郊外で一人住まいの女性の元に自転車で手紙を「受け取り」にゆく。
- 女性が病弱なため、特別扱いの業務である。
- 女性が毎日出す手紙はいつも同じ宛先であるらしい。
- 私信のプライバシーにかかわるため、ポストマンはその宛先を見たことはない。
- しかしその手紙の返事が来たことは一度もない。
- ポストマンは相手が恋人ではないかと少し気にするが、ただの配達人の自分は関係ないと割り切る。
- しかしある日家の中で女性が倒れているのをポストマンが発見する。
- そのことから、女性の手紙の宛先は、昔彼女をはげましてくれた相手だと知る。
- ポストマンは彼女の一途な思いに感動するが、返事をよこさない相手に憤りも感じる。
- しかし、あることから実はその相手とはポストマン本人だったということがわかる。
- ポストマンの元に彼女が出していた大量の手紙が一気に届く。
詳細なエピソードでの類似点[編集]
- 女性がドアを開ける際ポストマンにぶつかる。
- 女性がポストマンにファーストネームで呼び合うようお願いするが、クールに断られる。
絵、構図での類似点[編集]
- 女性の服装がほぼ同じ。(長髪、白のタートルネック、柄物のショール、ロングスカート)
- ポストマンの鞄のデザインがまったく同じ。(万一偶然同じ資料を使用したのなら、なぜ制服のデザイン、制帽の有無については異なったのか?)
- 女性がドアを開ける際にポストマンにぶつかる構図がほぼ同じ。
- 女性の家に向けて自転車をこぐポストマンのポーズがほぼ同じ。
類似点に関して[編集]
その他、キャラクターの名前、お互いの呼び方、コマ運びや構図のとりかた、モノローグの進めかたなど、細かな点で類似してると思われる部分は多々あるが、客観的に誰が見ても酷似していると断言できる部分のみをピックアップした。
特にストーリーは設定、展開、オチ、心理描写の流れにいたるまで、類似していない点の方が少ない。
『未来への手紙』しか読んでいない読者は、上記の「物語の類似点」はそのまま『未来への手紙』の全体の荒筋ではないかと思うだろうが、すべて『踊り場ホテル』と全く同じ部分を抜き出した結果である。
そこからも『未来への手紙』の物語の大部分は『踊り場ホテル』との類似点のみで構築されていると言ってよい。
備考[編集]
芦沢あみの『未来への手紙』はストーリーへの評価点が一番高く、今回の受賞・掲載に至った。
出版社の対応[編集]
読者の問い合わせに対する白泉社からの返答によると、
- 芦沢あみ本人に「踊り場ホテルを参考にはしていない」と確認した。
- 山口美由紀にも当該作品を見せたうえで了解を得ている。
- 山口、芦沢の両作家をこれからも応援してください。
とのことである。
問い合わせの返答は宛て先人の名前以外はテンプレートになっており、これが会社としての公式な対応と思われる。
外部リンク[編集]
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