田端信太郎
田端 信太郎(たばた しんたろう、1975年10月25日 – )は、石川県出身の日本のインフルエンサー、起業家、著作家、投資家、YouTuber、「オンラインサロン田端大学」塾長。レディオブックCMO(最高販売戦略責任者)、トゥモローゲートCTO(最高ツイート責任者)。akippaなどでマーケティング顧問を務める。
経歴[編集]
1975年、石川県生まれ。慶應義塾大学経済学部在学中にインターネットにのめり込み、自身でウェブサイトを制作する。月30万円から40万円ほど稼ぎ、そちらに夢中になりすぎて単位を落とし1年留年するも、就活中にはウェブサイト制作の経験を活かし、面接で企業のHPをコンサルティング、企業4社等から内定を得る。
2018年、前澤友作に誘われてスタートトゥデイ(現ZOZO)に転職、執行役員 コミュニケーションデザイン室長に就任する。社名の変更やZOZOSUITの宣伝に加えて田端も前澤のTwitter運用アドバイス等を担当し、リツイート数の世界新記録を作る等、Twitterフォロワー数を380万フォロワー(現在1000万フォロワー超え)。
2019年末にスタートトゥデイを退社。
2020年2月より、レディオブック株式会社マーケティング戦略/顧問就任。同年3月より、Carstay株式会社最高マーケティング責任者 / 取締役就任。同年9月、「オンラインサロン田端大学」を「株式会社田端大学校」に改め法人化、代表取締役となる。
2021年7月、「株式会社田端大学校」の事業「オンラインサロン田端大学」を INCLUSIVEグループのNewsletter Asia株式会社に売却。同年9月、ツイートの内容が「精神疾患を患う方々の尊厳を傷つけ、差別を助長する」と判断され、田端もCarstay株式会社の最高マーケティング責任者(CMO)を解任された。同年10月、田端大学の新規事業として、「社畜」サラリーマンの開放を目的とした「田端信太郎の転職Boot Camp」を開始、2022年4月「起業/副業Boot Camp」を追加し、第二期を開始。
田端は多数の会社顧問をこなしつつ、AbemaTVの『AbemaPrime』でのコメンテーターやYouTuberとして活動。
人物・趣味[編集]
- 少年時代は田舎育ちであったため情報に飢えており、自転車で片道3時間かかる金沢の大型書店まで本を買いに行き、家では日経新聞を購読、深夜ラジオを聞きながら東京に憧れる少年時代だった。
- 飲み会で良く寝る、電気グルーヴ・石野卓球の大ファン。
- 「趣味は炎上」と公言。
エピソード・発言[編集]
田端は「趣味は炎上」「戦略論から下ネタまで。」「燃え無いゴミより燃えるゴミ」(原文ママ)等を公言する「炎上マーケター」、LINE上級執行役員だった時にも炎上発言をし、厳重注意となったことも知られている。
代表的なTwitterでの炎上発言は以下の通りだが、「炎上できることも才能ですよ」と、公言している。
「誰か高額納税者党を作って欲しい。少数派を多数派が弾圧する衆愚政治じゃないか」と日経ビジュアルデータの資料を引用してつぶやき炎上「#ZOZOTOWN退会祭り」が起こった。
「自分の子どもが、イジメや過労死で自殺したら?ですか。。。自分の教育がもしかしたら悪かったけど、一義的には、子供とはいえ、他人の人生で、親が100%コントロールできるわけもないから、しょうがないなー、と思うだけです。そういうときのために3人も子供作ったのよ。リスク分散。」と呟き炎上した
「良い炎上と悪い炎上がある、事実を指摘しただけの炎上は悪い炎上ではない。」と著書やYouTubeにて発信している。
書籍[編集]
- 「MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体」(2012年12月、宣伝会議、ISBN 4883352706)
- 「ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言」(2018年7月、幻冬舎、ISBN 4344033175)
- 「これからの会社員の教科書 社内外のあらゆる人から今すぐ評価されるプロの仕事マインド71」(2019年12月、SBクリエイティブ、ISBN 4815602433)
- 「これからのお金の教科書 年収の伸びしろがケタ違いになる視点65」(2020年10月、SBクリエイティブ、ISBN 4815607230)
- 「部下を育ててはいけない」(2021年4月、SBクリエイティブ、ISBN 9784815609535)
- 「これからの会社員の課題図書」(2021年6月、SBクリエイティブ、ISBN 9784815608811)
- 「自分を探すな 世界を見よう 父が息子に伝えたい骨太な人生の歩き方」(2023年3月、マガジンハウス、ISBN 9784838732340)