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特捜9

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特捜9』(とくそうナイン)は、2018年4月11日からテレビ朝日系「水曜21時」(水曜21:00 - 21:54)で放送されている日本の刑事ドラマシリーズ。

2006年から2017年に水曜21時で放送された『警視庁捜査一課9係』シリーズの続編で、主演は井ノ原快彦。題名は「9係」の世界設定を受け継ぐとともに、所属部署が9人チームの「特別捜査班」であることにちなむ。

本項での「S」はseason、「SP」はスペシャルを表す。

概要[編集]

「警視庁捜査一課9係」で加納倫太郎役を演じていた、主演の渡瀬恒彦が死去したことを機に、タイトルを改めて再スタートしたドラマである。

S1では、9係メンバー5名が「ある事件」により離散した1年後、新部署「特別捜査班」に再結集し、新メンバーの宗方朔太郎(寺尾聰)と新藤亮(山田裕貴)を加え 活躍する姿とともに、「ある事件」の真相を描いた。

あらすじ[編集]

警視庁捜査一課9係は、係長・加納倫太郎(演:渡瀬恒彦)のもとに集まった個性的な刑事・浅輪直樹(演:井ノ原快彦)、小宮山志保(演:羽田美智子)、村瀬健吾(演:津田寛治)、青柳靖(演:吹越満)、矢沢英明(演:田口浩正)の5人が盤石のチームプレーで数々の事件を解決してきた。 その後、加納がテロ対策室のアドバイザーをするために9係を離れた が、それでも残ったメンバー5人は数々の事件を解決していた。しかし、“ある事件”で失態を押し付けられてしまい9係は解散。メンバー5人は各々が別々の所轄署へ左遷され散り散りとなってしまった。

それから1年後、警視総監神田川宗次朗(演:里見浩太朗)は事件の早期解決を目指す、自身直轄の「独立した捜査班」の結成を指示。班長に任命された宗方朔太郎(演:寺尾聰)のもとに、かつての9係のメンバーが再集結、浅輪は主任になることになり、新しいメンバーとして新藤亮(演:山田裕貴)も加わり、7人体制の「特捜9」として生まれ変わった。

その後、特捜班は9係を解散へ追いやった黒幕を逮捕。お咎めもなく、特捜班は解散されなかった。捜査一課に警戒されながらも、様々な難事件を解決していたが、ある事件を解決した代償に宗方は特捜班を去る。

それから9か月、特捜班は地味な仕事ばかり回されていたが、ある日警備のために行った場所で殺人事件が起きる。その頃二代目の班長も選ばれようとしていた。

登場人物[編集]

警視庁捜査一課特別捜査班[編集]

浅輪直樹(あさわ なおき)
演 - 井ノ原快彦(V6 / 20th Century)(少年時代:三村航輝(Go!Go!kids / ジャニーズJr.)〈S6第8話〉)
経歴:警視庁新宿中央警察署刑事課
→ 警視庁捜査一課9係
→ 警視庁渋谷中央警察署刑事課主任(S1第1話)
→ 警視庁捜査一課特別捜査班主任(S1第1話 - )
階級:巡査部長(S1) → 警部補(S2 - )
本作の主人公。血液型はA型。宗方から最初に特捜班に召集され、9係のメンバーに声をかけた。最初の事件を解決した後、宗方から主任を任されている。
少年時代は浜風ニュータウンに住んでいた。
小宮山志保(こみやま しほ) → 村瀬志保(むらせ しほ)
演 - 羽田美智子
経歴:警視庁南青山警察署
→ 警視庁捜査一課9係
→ 警視庁捜査一課9係主任
→ 警視庁二子玉川警察署生活安全課係長(S1第1話)
→ 警視庁捜査一課特別捜査班(S1第1話 - )
階級:警部補
血液型はO型。9係解散後は仕事の傍ら婚活をしており、浅輪から特捜班に誘われた際には9係解散の一件から躊躇ったものの、捜査協力を通して居心地の良さを思い出し、事件解決後加入する。
村瀬からプロポーズされ、承諾する。
青柳靖(あおやぎ やすし)
演 - 吹越満
経歴:警視庁捜査一課9係
→ 警視庁捜査一課9係主任
→ 警視庁捜査一課9係
→ 警視庁資材課
→ 退職(S1第1話)
→ 警視庁捜査一課特別捜査班(S1第1話 - )
階級:警部補
血液型はB型。資材課に配属後、妙子との恋仲を警察上層部から問題視され、特捜班設立の2か月前に退職する。相棒だった矢沢にだけその事実を明かしこっそり再就職先を探していたが、浅輪からの招集や宗方に退職願を突き返されたこともあり、調査会社の採用内定を辞退し特捜班の一員として警察に復帰する。
いつも跳ね上げ式サングラスをかけている。
矢沢英明(やざわ ひであき)
演 - 田口浩正
経歴:警視庁捜査一課9係
→ 警視庁杉並南警察署総務課主任(S1第1話)
→ 警視庁捜査一課特別捜査班(S1第1話 - )
階級:巡査部長
血液型はA型。浅輪から特別捜査班の誘いを受け、安全な仕事を望む妻への配慮から一時は断るも、彼を気遣い招集要請に応じる。また、一緒に青柳を誘ったがその時は青柳に断られてしまっている。
新藤亮(しんどう りょう)
演 - 山田裕貴(S1 - S4 / S5第1話-第3話・第8話・第10話・最終話 / S6第1話・最終話 / S7)(小学生:鈴木大和〈S5最終話〉)
経歴:警視庁新宿中央警察署刑事課(S1第1話)
→ 警視庁捜査一課特別捜査班(S1第2話 - S5第3話)
→ 謹慎(S5第4話 - 最終話)
→ 警視庁捜査一課特別捜査班(S5最終話)
→ 警察庁科学警察研究所(S6)
→ 警視庁捜査一課特別捜査班(S7)
階級:巡査
血液型はB型。柴崎の根回しで特捜班に加わった新人刑事。浅輪とは異動前に遭遇した宝石強盗事件で初対面しており、その為か捜査時には浅輪とコンビを組むことが多い。
父の新藤将吾も世田谷南警察署にいた元警察官。行動力はあるが、手柄を焦るあまり先走りやすい傾向がある。当初は浅輪をはじめとする他のメンバーの地道な捜査方針を軽んじていたが、後に警察官が関わった事件を通して浅輪たちの能力と地道な捜査方針の大切さを理解したことで見直すようになる。
S5では友人である三島を探る目的でカジノバーに潜入捜査をしていた。生活安全課の闇カジノ摘発で捕まり、取り調べなどがあることから謹慎となる。
S6では科警研で研修を受けている。
高尾由真(たかお ゆま)
演 - 深川麻衣(S5第1話・第3話 - )
経歴:警視庁品川東署刑事課(S5第1話)
→ 警視庁捜査一課特別捜査班(S5第3話 - )
階級:巡査(S5) → 巡査部長(S6 - )
元々は品川東署刑事課の新人刑事。真面目で堅物な性格故に自由奔放な班員達に付いていけない事もある。S5第1話で品川東署の捜査に参加していた特捜班と出会う。その後、上司と揉めてしまい、「ここには置いておけない」と言われたことを機に異動を願い出ることを決め、特捜班に加わった。しばらく謹慎扱いになった新藤の代わりに班員達のお目付け役を任される事になった。
国木田誠二(くにきだ せいじ)
演 - 中村梅雀(S3 - )
経歴:警視庁捜査一課6係係長
→ 警視庁総務部広報課主査(S3第1話)
→ 警視庁捜査一課特別捜査班長(S3第2話 - )
階級:警部
広報課主査。誰に対しても敬語で接する一方、無機質かつ機械的だが、和菓子に目がなく、ある被害者の実家が和菓子屋であることを知ると真っ先に聞き込みに向かい、ちゃっかり和菓子を食すなどの一面を見せていた。身の回りの整理整頓がされてないと指摘したり、床に手をつけることを拒むなど、潔癖症の節がある。神田川から後に警視庁捜査一課特別捜査班長に任命された。浅輪たちに着任の挨拶をしたあと、自分は一切捜査をする気がないことを伝える。
S3最終回にて3年前に6係が担当した事件で冤罪を引き起こし、さらに犯人が自殺した事について自身でケジメをつける事を話し、初めて浅輪達と共に捜査を始める。
S3では主に特捜班の執務室の整理整頓を行っていたが、S4で村瀬が入院して以降は小宮山とコンビで捜査に参加するようになった。

警視庁捜査支援分析センター(SSBC)[編集]

村瀬健吾(むらせ けんご)
演 - 津田寛治(S1 - S4 / S5第1話・第5話・第6話・最終話 / S6第1話・第2話・最終話)(少年期:柏原梓〈S4第3話〉)
経歴:警視庁捜査一課9係主任
→ 警視庁捜査一課14係長
→ 警視庁捜査一課9係
→ 警視庁東中野警察署刑事課係長(S1第1話)
→ 警視庁捜査一課特別捜査班(S1第1話 - S4最終回)
→ 警視庁捜査支援分析センター副所長(S5第1話 - )
階級:警部補
血液型はA型。浅輪から特別捜査班の誘いを受けた後、特別捜査班に自分が担当していた事件の捜査協力を頼んだ。「班には主任として自分がいなければ」という理由で加入したが、浅輪が主任に選ばれたときには不満を顕にしていた。
かつての特捜班のメンバー、加納倫太郎、妹のめぐみのことを想い感傷的になっていたとき、何者かに背後から刺される。その後意識を取り戻すが、刺された時の傷が原因で下半身不随になり、リハビリを兼ねて城束総合病院に入院する。退院して自身を刺した犯人・八木敬司を特捜班のメンバーで逮捕する。S4最終話にて小宮山にプロポーズし、承諾される。
S5からは特捜班を離れ、警視庁捜査支援分析センターの副所長を務めている。ある事件の際に特捜班を訪れ、部下の三ツ矢を特捜班の面々に紹介する。
三ツ矢翔平(みつや しょうへい)
演 - 向井康二(Snow Man)(S5 - )
経歴:警視庁捜査支援分析センター分析官(S5 - )
捜査支援分析センター(SSBC)所属の分析官。村瀬の部下である。事務畑出身で刑事経験はないが、特捜班との出会いで、刑事への思いが芽生え始めた。明るいお調子者的性格で一言多いこともあり、よく村瀬から注意される。仕事に関してはとても優秀で、特捜班からの無理なオーダーにも期待以上に応える。村瀬曰く「1言えば10分かる」。

元特捜班のメンバー[編集]

宗方朔太郎(むなかた さくたろう)
演 - 寺尾聰(S1 - S2 / S4第3話〈回想・ノンクレジット〉)(30年前:神藤兼征〈S2第4話〉)
経歴:神楽坂警察署
→ 警察庁長官官房人事課監察官補
→ 退職
→ 警視庁捜査一課特別捜査班長(S1 - S2)
→ 退職(S2最終話)
階級:警部
特捜班班長。5年前まで当時首席監察官であった高森の下で働いていたが、その謀略に巻き込まれる形で妻と心中した警察官・桜庭忠司の死 に責任を感じ辞職。遺族である琴美を引き取り、妻と共に育てていた。その妻が他界した後、親交のあった神田川の要請を受け「子育て優先」という条件で警察に復帰する。
特捜班の捜査は基本的に浅輪に任せているが、時折事件解決の糸口になる助言を与えている。
浅輪を警部補にするという目的を果たしたことと、浅輪を守るために辞表を出し、特捜班を去る。

特捜班の関係者[編集]

浅輪倫子(あさわ みちこ)
演 - 中越典子
パティシエール。旧9係解散後、直樹と結婚した。加納倫太郎の娘。旧姓は石川で、これは離婚した後に他界した母(加納の元妻)が旧姓に戻したため。
垣内妙子(かきうち たえこ)
演 - 遠藤久美子(S1第1話 / SP / S2第9話 / S4第6話 / S6第5話・第6話・最終話)
クラブ歌手。青柳とは恋人の仲で、現在も青柳と同棲している。病院に入院するが、無事退院する。
矢沢早苗(やざわ さなえ)
演 - 畑野ひろ子(S1第6話 / SP)
矢沢の妻。漫画家。9係解散により夫が危険な事件捜査を行わない総務課に異動したことを喜んでいた。聞き込み先で偶然遭遇し事実を知った際には苦言を呈しながらも受け入れている。
桜庭琴美(さくらば ことみ)
演 - 庄野凛(S1 - SP / S2最終話)(2歳:佐藤恋和)
宗方とともに暮らしている少女。5年前に死を悟った父親である桜庭忠司と母の手により押し入れに隠されたことで難を逃れ、両親が暴力団「龍丸会」の構成員に殺害された後は心配で駆け付けた宗方によって発見される。その後宗方に引き取られ、以降宗方の手で育てられていた。宗方のことを「朔たん」、倫子のことを「ミチタン」と呼んでいる。
宗方の職業上、恨みを買いやすい職業であるうえに、一人で留守番させる時間が多かったため、season2からは、宗方の亡き妻の親戚に預けられていた が、S2最終話にて宗方が警察官でなくなったことから再び一緒になった。
桜庭忠司(さくらば ただし)
演 - 吉田悟郎(S1第1話・第6話・最終話)
琴美の父。警視庁練馬東警察署刑事課の元刑事で、階級は巡査部長。5年前の事件で証拠の捏造を疑われ、自宅謹慎中に暴力団「龍丸会」の構成員により妻共々首吊り自殺に見せ掛けられて殺害される。
桜庭良美(さくらば よしみ)
演 - 末永百合恵(S1第1話・第6話・最終話)
琴美の母。5年前、忠司の口封じを狙った暴力団「龍丸会」の構成員に襲われ、夫と共に首吊り自殺に見せ掛けられて殺害される。
宮原礼二(みやはら れいじ)
演 - 金児憲史(S2第6話)
倫子が勤めていたケーキ店「パンとケーキの店ミヤハラ」の息子。パティシエで現在はお菓子教室のボランティアをしている。児童養護施設「希望つくし園」で浅輪と再会。浅輪と倫子が結婚したことは知らなかった。
村瀬めぐみ
演 - 山﨑千聖(S4第3話)
村瀬の亡き妹。

警視庁[編集]

柴崎直道(しばさき なおみち)
演 - 清水章吾(S1)
階級:警視監
刑事部長。1年前に高森の指示に従って浅輪たち9係を解散させ、1年後の高森の妻殺害事件において特捜班として再結成された9係と再び対立する。
峰島真也(みねじま しんや)
演 - 福井博章(S2)
警視庁捜査一課14係 主任。
佐久間朗(さくま あきら)
演 - 宮近海斗(Travis Japan / 当時ジャニーズJr.)(S1 - S4 / S6第7話)
鑑識員。S5では海外研修中。研修を終え帰国。
猪狩哲治(いかり てつじ)
演 - 伊東四朗(S1 - SP / S2第4話・第10話 / S3第6話 / S4第11話 / S5第11話 / S6第7話)(30年前:内藤聖羽〈S2第4話〉)
鑑識員。
旧9係の頃から浅輪たちと面識があった事もあり、今でも現場に立ち、浅輪たちの捜査に協力している。また、特捜班の班長として復帰した宗方のことを「机の上の人」と呼び、「『悪い奴』ではないが、『気を許していい奴』でもない」等と話しており、彼の過去について何らかの事情を知っている模様。
S4第11話では事件の重要参考人として連行された。
神田川宗次朗(かんだがわ そうじろう)
演 - 里見浩太朗(S1 - SP / S2第1話・第4話・最終話 / S3第1話・最終話 / S4最終話)(30年前:市原佳祐〈S2第4話〉)
階級:警視総監
旧9係を高く評価しており、宗方を特別捜査班班長に任命し、9係メンバーの再結集を託す。
警察の捜査が、官僚からの圧力などによって強制的に中止させられることを「くだらないシガラミ」として不服に感じており、特捜班の設立を考案したのも「『シガラミに囚われない捜査』を行うための班が必要」という意向によるものである。
加納倫太郎(かのう りんたろう)
演 - 渡瀬恒彦(S4第3話〈回想・ノンクレジット〉)
経歴:警視庁捜査一課9係長
→ 内閣テロ対策室長
→ ICTCテロ対策センター出向
浅輪・小宮山・村瀬・青柳・矢沢の元上司で、浅輪倫子の父。前番組で加納役を演じた渡瀬恒彦が逝去したため、名前や回想のみの登場。

警察庁[編集]

神宮司桃子(じんぐうじ ももこ)
演 - 名取裕子(SP)
経歴:警察庁刑事局参事官
→ 警察庁長官官房審議官
階級:警視長 → 警視監
前回の登場から昇任し、長官官房審議官を務める女性警察官僚。スペシャルから登場し、特捜班に依頼を持ち込む。
三原達朗(みはら たつお)
演 - 飯田基祐(S2 / S3第1話)
経歴:警察庁長官官房人事課長
→ 警視庁刑事部長(S2)
→ 警察庁刑事局広域捜査担当審議官(S3第1話)
階級:警視監
刑事部長。東大法学部卒業後、警察庁に入庁する。神田川の大学の後輩。浅輪たち特捜班のことを快く思っておらず、邪魔者扱いしたり、事件の捜査から外したり、会議の度に浅輪に嫌味を言うなど高圧的な態度を取ることもあるが、時には事件の解決を依頼することもあった。後にとある事件の責任により、追って辞令が出されることとなった。
異動になり今は警察庁に戻っている。

関東監察医務院[編集]

早瀬川真澄(はやせがわ ますみ)
演 - 原沙知絵
監察医。旧9係の頃から浅輪たちの捜査に協力してきたため、今でも再結成された9係とは協力関係が続いている。
広岡巧
演 - 新貝文規(S1 - S4)
助手。

法曹関係者[編集]

渡辺理人
演 - 佐野史郎(S3最終話 / S4第1話)
東京地検次席検事。事件の解決よりも検察としての面子を重んじている。S3最終話でかつて国木田が担当した事件を再捜査する特捜班の動きを知り、国木田を呼び出して捜査しないよう忠告した。事件解決時は事実を隠蔽するつもりでいたが、上層部から再審を認める旨を聞かされ、苦虫を噛み潰したような顔になる。S4第1話で連続殺人の被疑者として逮捕されて送検された八木敬司の取り調べを担当し、その事で特捜班と対立する。結局、八木は嫌疑不十分で釈放されることになり、浅輪に「後悔することになる」と忠告した。
根本正行
演 - 目黒祐樹(S4第1話・最終話)
東京地検検事正。早期退職予定。

その他[編集]

高森徹也
演 - 中原丈雄(S1第1話・最終話)
経歴:警察庁警備局公安課長
→ 警察庁長官官房首席監察官
→ 衆議院議員
→ 法務大臣
マスコミに対しては、妻とペアルックを着るなど仲睦まじい姿を見せており、「暴力の完全撲滅」を目標として掲げている。しかし実際には、妻は若い男と不倫をしている「仮面夫婦」で、さらには暴力団組織「龍丸会」と癒着しており、自身が関わった不正を暴こうとする者を「龍丸会」を使って自殺に見せかけ殺害するなど、自らの保身のためなら手段を選ばない。宗方と神田川は彼の裏の顔に気づきつつあったものの、彼が関与している証拠がないため表立った捜査ができずにいた。
宗方が警察を辞めた5年前と、1年前、9係が解散させられる原因になった計2件の殺人事件の真相を隠蔽し、さらには自身の妻をも殺させ、それを迷宮入りさせることにより「妻を失った哀れな夫」を演じることで世論の支持の獲得を目論見、法務大臣からさらに上の地位を手にしようとしたが、特捜班に全てを暴かれたことで逮捕された。
足代新市
演 - 石倉三郎(S2第1話・最終話〈回想〉)
S2第1話に登場。
高層ビル爆発事件にて、当初は爆発に巻き込まれた被害者を装っていたが、実はSNSにて自殺志願者を集め、彼らを操り爆発事故が起こるように計画した犯人。
13年前に自宅で妻が殺害されているのを通報するも、妻を殺害したという容疑で逮捕され、弁護士の森田哲也が自分の供述を信じず、裁判で有罪判決が確定し長年刑務所に入っていた。
自分を有罪に陥れた森田を事故に見せかけ殺害。それに気付いて追跡した浅輪を山小屋に拉致監禁したが、足代の話を浅輪が聞き「事件をもう一度調べ直す」と約束をした。そのやりとりをライブ配信して仲間に知らせていることに気付き逃走。狙撃手に狙撃されて死亡した。後に13年前の足代の事件が冤罪かどうかを浅輪が単独で少しずつ調べ、その後宗方がそれを引き継ぎ、真犯人は現在受刑中の空き巣の常習犯だったという事を自供させ、13年前の事件は足代が無罪であり冤罪だったことが判明した。
八木敬司
演 - 渋谷謙人(S4第1話・最終話)
飲食店アルバイト。1992年、神奈川県生まれ。両親は早くに離婚している。20歳の時に一緒に住んでいた母・直子のために苺を万引きして逮捕され、保釈されるも、絶望に苛まれ、母を絞め殺した(実際は首を絞められる前に既に病気で亡くなっていた)。
実は連続殺人犯で、自分に夢について説いた弁護士の小川勝俊に怒りを覚え、彼と妻のまさみを刺殺し、さらに小川家に入るところを見られた澤村香奈を口封じのため刺殺した。その後、香奈の元交際相手の林田真也を自殺に見せかけて殺害し、罪をかぶせる。後に連続殺人の被疑者として逮捕され、送検されるも、特捜班の尽力と嫌疑不十分により釈放される。また、かつて保釈される際にある言葉を掛けてきた村瀬に反感を抱いており、彼を刺した。
和田圭吾に母の形見の香水瓶を割られ、逆上して刺殺するが、その事件を機に特捜班に真相を暴かれ、逮捕された。
川端賢治
演 - 北代高士(S5第1話・第3話・最終話)
謎のバーの店長。首に蛇の入れ墨がある。窃盗と傷害の逮捕歴がある。
三島
演 - 矢野聖人(S5第1話 - 第3話・最終話)(小学生:武内翔太郎〈S5最終話〉)
謎のバーの店員。新藤の子供の頃からの友人で彼のことをプリンと呼ぶ。新藤は正成から三島が何者かに射殺されたと聞いたが、実際はまだ生存していると判明した。
マサナリ
演 - 加藤正成(S5第3話・最終話)
新藤、川端、三島の知り合い。


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