海斗 (美術解剖学モデル)
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かいと 海斗 | |
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| 国籍 |
 日本 |
| 職業 | 美術モデル、会社経営者 |
| 活動期間 | 1980年～ |
| 著名な実績 | 美術解剖学講座主催 |
概要[編集]
日本ではただ一人の美術解剖学モデル兼美術解剖学講師。自身の身体で実例を見せながら人体の仕組みや体位の変更・動きによるレリーフ(体表の凹凸)の現れ方を解説・講義する。京都アトリエ路樹絵のプロデューサーを務める。
2011年までは普通の美術モデルとして、アトリエ路樹絵、各種大学、デッサン会などでモデル活動をこなしていたが、2012年から美術解剖学を世の中に広めるモデル活動に転換した。平面絵画、アニメ制作、ゲーム制作、フィギュア制作、モデリング、彫刻、インスタレーション等を対象に、彼自身の身体で筋肉や骨、関節、腱などの動きの実例を見せながら、人体の仕組みや、ポーズや動きに伴うレリーフ(体表の凹凸)の現れ方等を、医学、体育、美術の三つの視点を通して解説する美術解剖学モデルという分野を開拓した人物。
「海斗LIVE・筋肉と骨」と題した美術解剖学講座を毎年独自で開催する傍ら、人体デッサン専門のスクールである京都アトリエ路樹絵のプロデューサーも勤める。2022年は大阪で活動を開催。美術解剖学会(東京芸大内)幹事。 自身の会社を持つビジネスパーソンでもあり、世界51か国に渡航し主にマーケティングと海外企業との契約交渉などを仕事もしている。普段の仕事では英語での商取引を得意分野としている。
美術解剖学講座[編集]
2017年から東京・大阪を中心に、「海斗LIVE・筋肉と骨」と題する一般社会人向けの美術解剖学講座を開講し、地元 京都のほか東京・大阪・名古屋・福岡・鹿児島などの都市でも多数開催している。対象者は美術初心者を始め、クリエーターになることを目指している学生、社会人、また創造系職種に従事しているクリエイター。主に描画や立体表現の技術向上を目的とした参加者が多い。
アトリエ路樹絵での活動[編集]
2014年にデッサンモデルを務めたのをきっかけに、京都の人体デッサン専門のスクール「アトリエ路樹絵」のプロデューサーとなる。プロデューサーは渡邊一雅主宰の相談役的役割、各案件の相談や外国人のモデル希望者の通訳、契約書作成などの通常業務の傍ら、デッサン実習のモデルとして実習生の前で立つこともある。
法人向けの研修活動[編集]
人体構造の正確な表現には解剖学的な知識と理解が必要とされる。しかし美・芸大や各専門学校で美術観点からの解剖学を正課や必修科目としている例はほぼ存在していないのが実情のため、各創作系企業従事者からの参加依頼も多い。 主な受講者の職種は以下のとおり。
- アニメーター
- イラストレータ
- 服飾デザイナ
- CGエンジニア
- キャラクターデザイナー
- モデラー
美術解剖学モデルとしての知識[編集]
美術解剖学モデル 海斗 の知識は、美大や医大の出身ではない為、全て自分の身体を実験台として得た知識に由来している。 医学系、体育系に関する理論を書籍から得たのちに、トレーニングにより創りあげた各部位の筋肉の形や動きと照らし合わせて比較し、確認できた内容をを行い、セミナーで講義している。 セミナーには美術に関係のない理学療法士や大学教育関係者、ファッション業界の方や一般の会社員、エピテーゼ、エステの施術者なども過去に参加している。
略歴[編集]
| 2005年 | 渡邊一雅主宰の京都の人体専門アトリエ『アトリエ路樹絵』で同氏に出会い、同アトリエにて絵画モデルの活動を始める。 |
|---|---|
| 2007年 | 【肩甲上腕リズムと外観の変位】のテーマで、東京藝術大学内の美術解剖学会にて発表。 |
| 2008年 | 写真家・木越由美子氏とともに裸体芸術写真集「HAKKEおよびJAMALE」を発表。 |
| 2009年 | オーストラリア・シドニーでのFringe Festivalにて写真集「HAKKEおよびJAMALE」から数点の写真作品を発表。
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| 2011年 |
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| 2014年 | アトリエ路樹絵総合プロデューサーに着任。 |
| 2015年 | ベストボディジャパンの大阪大会に出場。 |
| 2016年 | 画家・小灘一紀氏のライフワーク=日本神話の須佐之男命(スサノオノミコト)のモデルを務め、日展に展示。 |
| 2018年 |
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| 2020年 | 乙女ゲームの株式会社コリーにて企業内ワークショップ(月例24回開催) |
著作・参加作品[編集]
- 2008年「HAKKEおよびJAMALE」(木越由美子著) は海斗の身体の写真集。東京都写真美術館(恵比寿)に所蔵、閲覧も可能。
- 2009年 オーストラリアの FringeFestival にて海斗がモチーフの木越由美子作・裸体芸術作品を出展。
- 2011年「単シリーズ」(原島広至著、NTS出版社) の中の一つ「ツボ単」の実写モデル。
- 2011年「美術解剖学への旅」(「美術解剖学会誌」に随筆を執筆) 国立国会図書館所蔵。
- 2018年「美しい美術解剖図」(小田隆著、玄光社およびKindle) を監修。
外部リンク[編集]
- 美術解剖学モデル 海斗 https://artmodel-hiro.com
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