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沢尻エリカ

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沢尻 エリカ(さわじり エリカ、1986年4月8日 - )は、日本の女優、歌手。本名、澤尻 エリカ(読み同じ)。元スターダストプロモーション所属。

エイベックス・マネジメント(旧エイベックス・ヴァンガード)所属。

東京都出身。日出高等学校(現・目黒日本大学中学校・高等学校)中退。

2024年2月に女優業に復帰予定。

経歴・人物[編集]

特徴[編集]

さばさばとした性格で、本人も自らを男らしい性格と語っている。

元々は天然パーマで、『ニコラ』モデル時代の初期の写真はクルクルヘアーだった。当時掲載されたプロフィール紹介において、自分の好きな所と嫌いな所は何かという質問に「嫌いなとこも好きなとこも天然パーマなところ」と答えている。

自分のいいところはごきげんなところで、ダメなところは、飽きっぽいところと熱しやすく冷めやすいところ。好きな言葉は「ありがとう」で、嫌いな言葉は「がんばれ」。

アイドル時代の夢は女優かヘアメイクアーティストになることだった。今でも写真、CM、舞台挨拶などでのメイクはほとんど自分でする。

その振舞いから「エリカ様」「女王様」と一部メディアが呼称している。ネットや雑誌などで噂になった「沢尻会」の存在は完全否定している。噂のもう一方の当事者である長澤まさみを自身のラジオ番組のゲストに招いて歓談する様子が放送されている。

仕事[編集]

女優としてのポリシーは、まず脚本を読んで、その役をイメージできるかが重要で、イメージできればやるし、できなければやらない。役に入っているときは集中するので、そのあと休暇をとって「役落し」をしないと次の作品に入れない。

2012年5月、一連の騒動からの本格的女優復帰主演作となった映画『ヘルタースケルター』では、『りりこ』役に深く入り込み、監督である蜷川実花をして「現場での彼女はりりこそのものでした」と言わしめた。ただ、精神を病み、心身ともに破滅へと向かっていく役柄に集中したためか、体調を崩し、PR活動の休止が発表された。

交友関係[編集]

ドイツの人気グループshanadooのメンバー福愛美とは小学・中学の同級生で一緒に芸能界へ入った当時の親友であった。また元女優の岩佐真悠子やあびる優、片瀬那奈、高校の同級生である香椎由宇、マリエ、紗栄子、内山理名、加賀美セイラ、カメラマンの蜷川実花、俳優の松田翔太、綾野剛、元俳優でDJの小橋賢児などと仲が良いほか笑福亭鶴瓶とも交友があるなど幅広い人脈を持つ。

家族[編集]

  • 父親が日本人で母親がアルジェリア系フランス人(アルジェリア生まれフランス育ちのベルベル人)のハーフ。
  • 名前のエリカは、ツツジ科のエリカ(ヒースの一種)に因んで命名された。中華語圏では「繪里香」と表記していたが、2007年に本人が知って「翻訳名があまりにも可愛らしすぎる」として「英龍華」表記を採用することを望み、以後この表記が用いられている。
  • 子供の頃は乗馬やダンス、ピアノを習っていた。父親が競走馬を数十頭所有するなど幼少期は比較的裕福な家庭に育つも、中学の時に父親を病気で亡くす。その後すぐに次兄を交通事故で亡くすという、不幸に見舞われている。

先述通り父は日本人で、母はアルジェリア系フランス人(アルジェリア生まれフランス育ちのベルベル人)のハーフで、3人兄妹の末っ子である。

父親はエドノコバン他、16頭の競走馬を所有していた馬主だったが、9歳の時に失踪、中学3年の時に家に帰ってきたがその年癌で死去。

母親は以前、地中海レストランを経営。店には沢尻のポスターが貼ってあり、沢尻も時々店を手伝っていた。このレストランは営業を終了している。

長兄は元俳優。次兄は高校1年の時に交通事故で死去。

家族ととても仲が良く、沢尻は「“大切”という言葉では表現しきれないほど強い力で結ばれている」と語っている。ドラマや映画の撮影後は家族旅行に出ることが多く、『タイヨウのうた』撮影後は家族で沖縄旅行へ行った。

今まで生きてきた人生の中で、忘れることができない一冊の本として、木内鶴彦著の「生き方は星空が教えてくれる」をあげている。2007年ごろ、ジーン・スタイン、ジョージ・プリンプトン(英語版)『イーディ―’60年代のヒロイン』青山南、中俣真知子、堤雅久、古屋美登里翻訳(筑摩書房、1989年2月)を読んでいた。

父親の影響もあり、小さいころから馬に親しみ、乗馬が得意である。ダンスを習っていたことがある。また音楽は「生きていくために欠かせない一部である」としていた。

受賞歴[編集]

2006年度
  • 第29回日本アカデミー賞 新人俳優賞、話題賞俳優部門 (『パッチギ!』)
  • 第79回 キネマ旬報 ベスト・テン新人女優賞 (『パッチギ!』『阿修羅城の瞳』『SHINOBI』)
  • 第18回 日刊スポーツ映画大賞 新人賞 (『パッチギ!』)
  • 第30回 報知映画賞 最優秀新人賞 (『パッチギ!』)
  • 第27回 ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞 (『パッチギ!』)
  • 第15回 東京スポーツ映画大賞 最優秀新人賞 (『SHINOBI』『パッチギ!』)
  • エランドール賞 新人賞 (『1リットルの涙』、『パッチギ!』)
  • 第43回 ゴールデン・アロー賞 新人賞 (『1リットルの涙』、『パッチギ!』)
2012年度
  • 第36回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞 (『ヘルタースケルター』)


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