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氣志團

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氣志團(きしだん)は、日本のロックバンド。所属レコードレーベルは影別苦須 虎津苦須 (avex trax)。所属事務所はソニー・ミュージックアーティスツ。

自らのロックをパンク・ロックとヤンキーの融合「ヤンク・ロック」と提唱し、1980年代の不良を髣髴とさせるリーゼント&学ラン姿でインストバンドとして活動を開始した。

メンバー[編集]

  • 綾小路 翔(翔やん):ROSE & TEARS、VOCAL、DRAGON VOICE、MC & GUITAR :イメージカラー   赤
    • 氣志團の團長。キャッチフレーズは「房総の狂犬」(4月26日生まれ- B型)千葉県君津市出身。永遠の16歳。184cm、59kg。両親は岩手県遠野市出身で、父は三菱重工業サッカー部に所属した元サッカー選手。DJ OZMAと同一人物。
      • 影響を受けたアーティストに、BOØWY、COMPLEX、筋肉少女帯、岡村靖幸、COBRA、浜田省吾、eastern youth、JUN SKY WALKER(S)、THE BLUE HEARTS、THE YELLOW MONKEY、BUCK-TICK、THE WILLARD、ヒルビリー・バップス、CORNELIUS、光GENJIなどを挙げる。
      • 吉川晃司をアニキと呼び「自分の生き方に多大な影響を与えてくれたヒーロー」とリスペクト。2014年、吉川のバースデーライブに乗り込み出演を直談判し、吉川の「氣志團万博2014」への出演が決まった。
      • 元プロ野球選手・監督の与田剛は中学校の先輩に当たる。
      • 使用楽器:Fender JAZZMASTER '68(改)、Martin(w/L.R.Baggs)、GRETSCH 6119 Chet Atkins Tennessean、Gibson SG、Ovation 等。
  • 早乙女 光(ヒカル):DANCE & SCREAM :イメージカラー   青
    • キャッチフレーズは「森の堅者」(1月24日生まれ- A型) 千葉県富津市出身。精神年齢4歳。173cm、62kg
    • GIGでは主に綾小路の隣でダンスやコーラスを行う。
    • 歌以外では日本語を喋らず、謎の言語(通称ヒカル語)を喋る。綾小路曰く、「中学の修学旅行で大好きな布袋寅泰のTシャツを購入したが、よく見たらHOTEIでなくHOTELであった。その時のショックから話せなくなってしまった。」とのこと。テレビ・ラジオ番組では紙にイラストを描き、それでコミュニケーションをすることが多い。
    • 結成当時はベースを担当。
    • 運動神経が高く、GIGではダンス以外にバク転や殺陣などの立ち回りや、トランペット、タンバリン、銅鑼、ハーモニカなど、様々な楽器の演奏も行う。
    • 影響を受けたアーティストに、氷室京介、BARBEE BOYS、ニューロティカ、UNICORN、MAD3、SPUNKY BOYS、浜田省吾などを挙げる。
    • 好きな食べ物は餅、ピザ、鮭とば。
  • 西園寺 瞳(トミー)GUITAR :イメージカラー   紫
    • キャッチフレーズは「多摩の大巨人」(10月23日生まれ- B型) 東京都多摩市出身。Tokyo二十歳前(18歳)
    • 209cm(リーゼント含む)、72kg。1998年末に加入。加入当初は「ORISON」というバンドのベーシストでもあったため、掛け持ちで活動していた。
    • 早稲田高等学院から早稲田大学に進学後、中退している。
    • ニューロティカの元メンバー。ニューロティカ本人も公認である。
    • 影響を受けたアーティストに、セックス・ピストルズ、AC/DC、ビートルズ、ピンク・フロイド、ガンズ・アンド・ローゼズ、ザ・クラッシュ、ローリング・ストーンズ、ラモーンズなどを挙げる。
    • 5枚目のアルバム「SIX SENCES」にて結成されたバンド「Tommy&The Bonjaskys」ではギター&ボーカルを務め、2008年11月5日にミニ・アルバム「We are The Bonjaskys!」をリリースする。
    • 中日ドラゴンズのファンである。
    • 使用楽器:Gibson Les Paul Standard ’89(改)、Fender Telecaster
  • 星 グランマニエ(ランマ):GUITAR :イメージカラー   橙
    • キャッチフレーズは「薩摩隼人は泣きの竜」(3月1日生まれ- A型) 鹿児島県鹿児島市出身。涙のフィフティーン。187cm、56kg。1999年1月加入。加入前は白鳥松竹梅と共に「ホイットマン」というバンドで活動していた。
    • 卓越したメロディセンスの持ち主であり、独創的でメロディアスな曲が多く、自身がボーカルを務める曲も存在する。(オールナイトロング、ロックバンドなど)
    • 影響を受けたアーティストに、レディオヘッド、オアシス、エクストリーム、イエス、NOFX、カーネーション、UNICORN、森高千里などを挙げる。
    • スタジオジブリ作品の大ファンであり、家には数多くのDVDやぬいぐるみなどのグッズがある。
    • 幼い頃の夢は探偵。
    • 使用楽器:Fender Telecaster、Gibson ES-335 ’68、Gibson Les Paul Deluxe、Fender Stratocaster ’70、Gibson SG '70、K.Yairi Standard Seriese 等。
  • 白鳥 松竹梅(マツ):BASS GUITAR :イメージカラー   緑
    • キャッチフレーズは「はちみつ大好きこぐまちゃん」(3月17日生まれ- A型) 鹿児島県鹿児島市出身。怒れる15歳。1999年1月加入。加入前は星グランマニエと共に「ホイットマン」というバンドで活動していた。178cm、66kg。
    • 影響を受けたアーティストにレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、スティーヴ・ライヒ、ジョン・フルシアンテ、長渕剛、聖飢魔II、UNICORN、エイフェックス・ツインなどを挙げる。
    • 演奏中のプレイスタイルはあまり動かず、ほとんどが指弾きがである。これは崇拝する聖飢魔IIのベーシスト、ゼノン石川の影響だと語っている。
    • 2013年10月にモデルの沖樹莉亜と結婚。2014年6月に長女、2017年4月に長男、2020年4月に次女が生まれる。
    • 自身が作詞作曲、ボーカルを務める楽曲「うすぴた」は、2012年2月に行われたスペシャルGIG「ザ・氣志團ベストテン/ザ・氣志團ワーストテン」で、ファン投票による「最もどうでもいい曲」ワーストテンで一位となり、演奏された。ちなみに「最も好きな曲」ベストテンの一位は「鉄のハート」だった。
    • 使用楽器:Fender Jazz Bass '60、Fender Jazz Bass(改)
  • 白鳥 雪之丞(ユッキ):DRUMS & DRUNK :イメージカラー   黄
    • キャッチフレーズは「美しき野獣(のけもの)」(5月24日生まれ- A型) 千葉県君津市出身。トキメキ16歳。183cm、57kg。綾小路翔は「(雪之丞とは)中1からの同級生」であることを自身のTwitterで語っている。2013年2月9日より職業性ジストニアのため一時活動休止していたが、2014年3月12日に更なる治療専念のため、一切のバンド活動を休むことになり"無期限休学"が公式ウェブサイトで発表された。2014年3月30日の無期限休学記念GIGをもって活動休止する。2013年末より自身がプロデュースするファッションブランド「Tears of Swan」を開始。2017年1月に東京都目黒区に「Tears of Swan atelier shop」をオープンする。同年8月15日より合同会社「LIMITED COMPANY-FAB'76」を設立する。
    • 影響を受けたアーティストにeastern youth、LAUGHIN' NOSE、BOØWY、Hi-STANDARD、メタリカ、グリーン・デイ、ビョークなどを挙げる。
    • インディーズ時代はスキンヘッドに髪を卍マークにしていたが、メジャー・デビュー後は矢印マーク(通称アローヘッド)にした。

サポートメンバー[編集]

  • 叶 亜樹良(アキラ):DRUMS:イメージカラー   白
    • キャッチフレーズは「戦慄のツーバスサイボーグ」(7月18日生まれ) 白鳥雪之丞の“無期限休学”によりサポートドラマーとして参加。ロックバンド「MYTHIC」のドラマーとしても活動。

略歴[編集]

(以下の経歴は、本人らによるいわゆる自称、および史実に伴う事実の双方を含む。また、用語も当該バンドによる用語が使用されている場合がある。)

「木更津の不良界にカリスマ的存在として君臨した、「スーパースターヤンキー」綾小路“セロニアス”翔によって1997年に結成された。」とされている。しかし、綾小路は隣市である君津市の出身で、小中は地元君津市の学校に通い、高校はさらに南方の富津市内の学校に通っていたため、実際には木更津市にはあまり所縁がない。

  • 1997年4月10日、綾小路翔、毒蝮愛、早乙女光、白鳥雪之丞の四人で氣志團結成。当時はインストゥルメンタル・バンドであった。結成期間前にわずかな期間だけ活動した、カオティック・カラオケーション、ファブ76という幻のバンドも存在する。
  • 1998年1月に毒蝮愛がモスバーガーにて脱退、後任ギタリストとして同年末に西園寺瞳が、1999年1月には星グランマニエと白鳥松竹梅が加入する。

「大胆かつハレンチに、Vのベルトはバレンチノ!!」を合言葉にライブハウスでGIGを展開する。

  • 2000年10月には1stミニ・アルバム『房総与太郎璐薫狼琉』をTINSTARからリリースした。
  • 2001年6月22日には「One Night Carnival」をリリース(TINSTARより)。同年7月1日には、渋谷ON AIR WESTにてワンマン・ギグ『氣志團現象〜ハイウェイに乗る前に〜』を決行。入りきれない関係者からクレームを受ける程となった。その人気を知った業界各社からオファーが殺到する中、東芝EMI社と契約。
  • 2002年、テレビドラマ『木更津キャッツアイ』に出演。このドラマで氣志團の知名度がさらに向上した。その翌年には同ドラマが映画化され、その映画内では氣志團が木更津で野外ライブを行った。
  • 2002年3月7日、NHKの『トップランナー』に出演。
  • 2002年3月30日、代々木公園野外ステージにてフリーGIG『3.30原宿暴動』を敢行。2万人の集客を得る。
  • 2003年2月7日、『筑紫哲也 NEWS23』の「金曜深夜便」に出演。筑紫哲也を木更津に招待し思い出の地を回った。このとき初めて『氣志團万博』の計画を明かしている。
  • 2003年8月30日に、ロックフェスティバル『氣志團万博』を開催し、4万人を集客した。前座はGLAYが務めた。
  • 2004年1月3日・4日に、日本武道館でGIGを敢行。その後、アメリカで行われたSXSWに出演した。
  • 2004年7月24日・25日は国立代々木競技場第一体育館でGIGをし、この模様はNHK-BS2でも放送された。
  • 2004年11月25日にはベストアルバム発売、同日・綾小路 翔プロデュースの微熱DANJIが氣志團の楽曲「甘い眩暈」でデビュー。
  • 2004年11月27日、一連の氣志團現象を総括する氣志團現象最終章のツアーファイナルは、当初幕張メッセと発表していた会場を変更し東京ドームでGIGを敢行。年末には初となる『第55回NHK紅白歌合戦』にも出場した。
  • 2005年12月 - 2006年4月 初のロングツアー「氣志團學園〜愛羅武勇からはじめよう〜」を開催。一公演の公演時間が4時間を超える長丁場のツアーであった。
  • 2005年12月31日、2回目の『紅白歌合戦』出演。曲目は昨年と同じ「One Night Carnival」(スキウタで選ばれたため)。フルメンバーとしては初の紅白出場となる。
  • 2006年8月26日・27日の2日間、極東NEVER LAND(通常は富士急ハイランドと呼ばれている)にて『KISHIDAN 10th ANNIVERSARY SPECIAL氣志團万博2006“極東NEVER LAND”』を開催。これで全都道府県を制覇。そしてこの日をもって一時活動を休止。
  • 2009年1月27日、EMIミュージック・ジャパンから影別苦須 虎津苦須 (avex trax) に移籍し、活動を再開することを発表。
  • 2009年4月25日・26日、2年7か月ぶりの武道館でのGIG開催。各日1万2千人を動員。
  • 2009年5月、初のオフィシャルファンクラブ『私立戸塚水産高校』を設立。
  • 2009年7月4日 - 8月9日、約3年ぶりとなる全国ツアー 氣志團現象2009 MIDSUMMER CARAVAN TOUR 『ON THE STREET』を開催。
  • 2010年9月17日 - 2011年1月3日、約5年ぶりとなるホールGIGツアー『氣志團現象2010 A/W ロックンロール・グラフィティ』を開催。
  • 2011年5月9日 - 12月21日、メジャー・デビュー10周年を記念して"THE対バンスタイル"シリーズGIG『極東ロックンロール・ハイスクール』を開催。パンクロック、アイドル、ヴィジュアル系など、様々なアーティストと対バンを計30本行い、30本目には綾小路がDJ OZMAとして、1人2役で対バンを行い、ツアーを締めくくった。
  • 2011年12月7日、EMIミュージックジャパン在籍時代の代表曲を収録したベスト・アルバム「蔑衆斗 呼麗苦衝音」を発売。
  • 2012年5月8日 - 7月28日、「氣志團現象2012 激的バーニングライブハウスツアー 『STANDING NIPPON!! 〜爆音列島最前線〜』」を開催。
  • 2012年6月9日、ツアー中の鹿児島公演にてドラマーの白鳥が左手の筋肉の一部が切れる不全断裂を発症。完治に向けた長期療養のためライブ活動を休止することとなる。のちに職業性ジストニアと発表される。
  • 2012年9月16日・17日の2日間、千葉県は袖ヶ浦海浜公園にて、氣志團万博2012 『房総ロックンロール・オリンピック』を開催。以前の氣志團万博は野外での氣志團のみの大型GIGだったが、本年開催以降から他のアーティストが多く出演する対バン2ステージ形式となる。2日間で4万人を動員する。
  • 2013年2月9日、白鳥雪之丞の休学が発表される。ジストニア発症後治療に専念してきたが、根治の目処が立たない状況であることから、本人の意志を尊重してとのこと。
  • 2013年3月1日 - 5月26日、「氣志團現象2013 THE WEEKEND GIG TOUR『週末の戦士達 〜怒りのウィークエンダー〜』」を開催。追加公演として、5月30日、中野サンプラザにて、『週末の戦士達 〜怒りのウィークエンダー〜 番外編 "花の木曜日"』、7月7日 - 7月21日 『週末の戦士達 外伝 〜追憶のウィークエンダー〜』を開催。
  • 2013年8月25日、「One Night Carnival FES」
  • 2013年9月14日・15日の2日間、氣志團万博2013 『房総爆音梁山泊』を開催。2日間で4万3千人を動員する。
  • 2014年3月17日 - 8月11日、3年ぶりに対バンスタイルシリーズGIG 氣志團現象2014『極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章』を開催。対バンGIGを16本行う。
  • 2014年3月30日、「オフィス男闘呼塾エンターテインメントPresents 白鳥雪之丞 無期限休学記念GIG『氣志團大パニック!! 〜白鳥(雪)、氣志團やめるってよ〜』」を開催。このライブをもって白鳥雪之丞が“無期休学”に入る。
  • 2014年9月13日 - 15日の3日間、氣志團万博2014 『〜房総大パニック!超激突!!〜』を開催。3日間で6万人を動員する。
  • 2015年1月10日 - 5月15日、「氣志團現象2015 日本全國HALL GIG TOUR『週末大パニック! 超激突!!』を開催。
  • 2015年9月19日・20日の2日間、氣志團万博2015 『〜房総!抗争!天下無双!妄想!狂騒!大暴走!〜』を開催。
  • 2016年2月11日 - 7月16日、ロングツアー「氣志團メイジャー・デビュー15周年記念興行 ツッパリHigh School Musical『氣志團學園Ⅱ 〜拳の中のロックンロール〜』」を開催。およそ11年ぶり、2回目の「氣志團學園」名目のツアーとなる。
  • 2016年9月17日・18日の2日間、氣志團万博2016 『〜房総ロックンロール・チャンピオン・カーニバル〜』を開催。
  • 2017年1月8日、結成20周年を記念してパシフィコ横浜にて『氣志團結成二十周年記念公演 成人式~YOKOHAMA二十才ごえ~』を開催。ダブルアンコールでは「初代氣志團」としてギターボーカル綾小路翔、ベーシストとしてDANCE&SCREAMの早乙女光、ドラムに無期限休学中の白鳥雪之丞、ギターに元メンバーの毒蝮愛が登場し、「RUN★BAKURATEN★RUN」を演奏し、観客が驚きの喚声を上げた。
  • 2017年4月15日・16日、千葉県幕張メッセ展示場9~11ホールにて対戦型ライブイベント「THE GREAT ROCK'N'ROLL SEKIGAHARA 2017」を開催。このイベントは「フェスとフェスとの交流戦」をテーマに、初日は「VAMPARK」、「HALLOWEEN PARTY」を主催するVAMPSと共同で『氣志團万博vsVAMPARK FEST』を行い、2日目は「京都大作戦」を主催する10-FEETと共同で『万博大作戦日本シリーズ』を開催。
  • 2017年12月31日、親交の深いももいろクローバーZが主宰する『第1回ももいろ歌合戦』に出場(翌年以降も同様)。
  • 2019年12月、綾小路翔がみうらじゅん賞を受賞。
  • 2021年、"ドラゴンズステーション東海ラジオ ガッツナイター応援団"に就任。「ヘイ!ブラザー」を応援曲として提供する。
  • 2022年11月11日、綾小路翔の喉の不調を理由として、2023年1月3日のバンド結成25周年を記念した日本武道館でのライブをもって、当面ライブ活動を休止することを発表した。
  • 2023年5月17日配信シングル「MY SWEET ALIEN」をリリース。映画「宇宙人のあいつ」の主題歌。
  • 2023年9月13日の公演をもって復帰予定。
  • 2023年10月9日(月・祝)One Night Festival 天挑五歌仙大演會を有明アリーナにて開催。
  • 2023年11月15日(水)「THE FIRST TAKE」に出演。「One Night Carnival」を演奏した。この日は「THE FIRST TAKE」の4周年記念日である。


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