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槇原敬之

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槇原 敬之(まきはら のりゆき、1969年〈昭和44年〉5月18日 - )は、日本の男性シンガーソングライター。現在の所属レーベルはBuppuレーベル。公式ファンクラブは「Smile Dog」。

概要[編集]

大阪府高槻市出身。オリジナル曲に関してほぼ全曲作詞、作曲、編曲を自身でこなす。高校生のころから音楽家として頭角を現し、1990年にデビュー。1991年発表のシングル『どんなときも。』でブレイクし、『もう恋なんてしない』(1992年)、『SPY』(1994年)など恋愛心理を巧みに描く歌で人気を高めた。キャリアを重ね、2000年以降になると、人生の機微を優しい視点で描くメッセージソング(本人が言うところの「ライフソング」)を数多く発表するようになる。SMAPに提供した『世界に一つだけの花』(2003年)は、記録的な大ヒットになった。

楽曲制作においては「詞先」と呼ばれる歌詞を先に書く手法を採る。あらゆるリスナーが理解できるように歌詞には平易な言葉が用いられ、作詞の題材は、主に日常生活に起きる出来事や恋愛模様であり、観念的表現が直接的に用いられることは少ない。

来歴[編集]

デビュー前[編集]

高校在学中の16歳時(1985年)、坂本龍一が当時担当していたNHK-FM放送の番組『サウンドストリート』のデモテープコーナーに、アーティスト名「C・M・C」(コンプレッサーズ・ミュージック・クラブ(後にコンプレッサーズ・ミュージック・カンパニーに改名)として「HALF」という楽曲を応募する。同曲は後に同企画での優秀作品をまとめたコンピレーション・アルバム『Demo Tape-1』(MIDI)に収録された。同曲を制作したアーティスト「C・M・C」は実質槇原の1人ユニットであり、『Demo Tape-1』のライナーノーツにも、「作詞・作曲・歌・演奏-槇原敬之」とクレジットされている。同曲のレコーディングとミキシングエンジニアを担当していた沢田知久は、中学校当時から槇原の親友であり、槇原のメジャー・デビュー後もアルバム『Such a Lovely Place』にエンジニアとして参加している。

人物[編集]

エピソード[編集]

  • 愛称は「マッキー」。大阪出身ながら広島東洋カープファン。槇原は愛犬家で知られ、20年間でフレンチ・ブルドッグを9頭、パグを1頭飼育した。その間、飼育している犬同士で繁殖し、仔犬が生まれたこともあった。飼い犬たちを元にした短編アニメ『ぶっぷな毎日』ではナレーターとご主人様役でレギュラー出演した。2016年以降はドラミという名のエキゾチックショートヘア種の猫を飼っている。
  • 生まれ育った日本に対する愛着があることを公言しており、「僕はすごく日本が好きなんです。ずっと日本を見てくれている外国の人達もとても愛しているし、本当に良い国だと思うんです」と語っている。日本の仏教や神道、古くからの言い伝えや伝統・風習を大切にしていくことに、理解を示しており、楽曲にそういったモチーフを取り入れることがある。一方で日本の悪いところとして『新しいもの好き』であることを指摘している。また、自身の楽曲の歌詞は輪廻転生をテーマに書いているとしており、「『人がもし生まれ変わるなら』っていうところをいつも考えているんです」と語っている。
  • 先述した通り詞先の作家であり、歌詞を全て書ききってから作曲やアレンジを行っている。槇原が言うにはメロディに歌詞を乗せる所謂曲先での楽曲制作は「実を言うとすごく苦手で、できる人はめっちゃ尊敬します。それができたら自分の曲にももっとバリエーションが出るだろうなって思うぐらい」と語っている。
  • 槇原が言うには作詞は「(言葉は悪いけどと前置きをした上で)陰鬱として悶々とする孤独な作業」である旨を語っており、逆に作曲やアレンジをする作業は「すごく解放感があるんですよ。詞に誘われてできる部分もありますし」と語っている。また、音楽関係者の間ではバックトラックを短時間で制作することを評価されることがあり、これについては「ちっちゃい頃からいろんな音楽を聴いてきて、引き出しはたくさんあるから、それで早いのかもしれないですね」と語っている。

評価[編集]

桑田佳祐(サザンオールスターズ)は槇原の才能を認めており、2013年のAct Against AIDSイベント「昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦」で「遠く遠く」をカバーしたり、自身のラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」内の企画『桑田佳祐が選ぶ2015年邦楽シングルBEST20』で「超えろ。」を一位にしている。桑田は槇原の作風を「歌詞の乗っけ方が自由っていうか、詞先なのかもしれないね」と語っており、槇原が詞先で楽曲を制作していることを見抜いている。

ディスコグラフィ[編集]

オリジナル・アルバム
  • 『君が笑うとき君の胸が痛まないように』(1990年)
  • 『君は誰と幸せなあくびをしますか。』(1991年)
  • 『君は僕の宝物』(1992年)
  • 『SELF PORTRAIT』(1993年)
  • 『PHARMACY』(1994年)
  • 『Ver.1.0E LOVE LETTER FROM THE DIGITAL COWBOY』(1996年)
  • 『UNDERWEAR』(1996年)
  • 『Such a Lovely Place』(1997年)
  • 『Cicada』(1999年)
  • 『太陽』(2000年)
  • 『Home Sweet Home』(2001年)
  • 『本日ハ晴天ナリ』(2002年)
  • 『EXPLORER』(2004年)
  • 『LIFE IN DOWNTOWN』(2006年)
  • 『悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。』(2007年)
  • 『Personal Soundtracks』(2008年)
  • 『不安の中に手を突っ込んで』(2010年)
  • 『Heart to Heart』(2011年)
  • 『Dawn Over the Clover Field』(2012年)
  • 『Lovable People』(2015年)
  • 『Believer』(2016年)
  • 『Design & Reason』(2019年)
  • 『宜候』(2021年)

出演[編集]

テレビ[編集]

  • 新堂本兄弟(フジテレビ、2011年5月 - 2014年9月)※レギュラー
  • マキハラといっしょ(NHK BSプレミアム、2013年 - 2014年(不定期放送))

特別番組

  • 21ヶ月〜シンガーソングライター槇原敬之の時間が止まった時(TOKYO FM、2001年5月30日)- 1999年の逮捕後初めて公の場でその前後のことを自ら語る。平成13年度日本民間放送連盟賞参加作品・優秀賞受賞。
  • FNS地球特捜隊ダイバスター63 - 67話(フジテレビ、2007年放送) - 新隊員「M.ノリユキ」役で声の出演
  • 世界癒しの旅シリーズ 槇原敬之 アイルランド音楽紀行(TBSチャンネル、2012年)
  • 世界癒しの旅シリーズ 槇原敬之 アンダルシア音楽紀行(TBSチャンネル、2013年8月25日)
  • 世界癒しの旅シリーズ 槇原敬之 イタリア音楽紀行(TBSチャンネル、2014年8月31日)

NHK紅白歌合戦出場歴

年度 放送回 曲目 備考
1991年 第42回 どんなときも。 紅白初出場
2007年 第58回 2 GREEN DAYS 16年ぶりの出場

ラジオ[編集]

  • 槇原敬之とキタモンダ(FM大阪、1990年 - 1991年)
  • 槇原敬之のオールナイトニッポン(ニッポン放送火曜第2部、1991年 - 1992年)
  • MUSIC GUMBO(FM802、1991年 - 1994年、KANと隔週で日曜を担当)
  • 槇原敬之の HITACHI CLOSE TO YOU(TOKYO FM系列、1993年 - 1999年)
  • Kakiiin(TBSラジオ、2010年10月6日 - 2011年4月 毎週水曜日レギュラー)
  • はい、槇原です。(TBSラジオ、2011年4月9日 - 2011年12月31日)
  • 槇原敬之の神宮前ヴェランダスタジオ(インターネットラジオ、2012年2月3日 - 2015年8月28日)
  • Who cares?(bayfm、2015年10月4日 - 2020年2月9日)
  • 槇原敬之・Sweet Inspiration(FM COCOLO、2023年10月7日 - )

アニメ[編集]

  • ぶっぷな毎日(2017年) - ナレーション、ご主人様役(本人が元になっている)

CM[編集]

  • リクルート「タウンワーク」(2012年9月7日 - 終了)

書籍[編集]

  • うたのきろく(2005年10月1日、幻冬舎)ISBN 4-3440-1053-1

その他

  • 小貫信昭著『槇原敬之 歌の履歴書』(2021年10月25日、ぴあ)ISBN 4-8356-4642-8

他者への提供楽曲[編集]

提供作品 作詞 作曲 編曲 セルフカバー

(収録アルバム)

ほんとは、ね… 松下里美 木下鉄丸 木下鉄丸 門倉聡 ×
Name Of Love 寺西一雄 槇原敬之 槇原敬之 槇原敬之 ○ (Cicada)
待ってたぜBABY! Thunder Babies 槇原敬之&Thunder Babies ×
15分 坂本美雨 坂本美雨
世界に一つだけの花 SMAP 槇原敬之 槇原敬之

門倉聡(Single ver. ストリングスアレンジ) 上杉洋史 (organ ver.)

○ (EXPLORER)
さよなら小さな街 野宮真貴 コモエスタ八重樫×パラダイス山元 ○(本日ハ晴天ナリ)
THE GIFT(ギフト) Blue ○(EXPLORERなど)

(邦題:「僕が一番欲しかったもの」)

Boy, I'm Gonna Try So Hard 鈴木雅之 槇原敬之 槇原敬之 ○ (EXPLORER)
Gazer ○(Single「ほんの少しだけ」C/W)
ハトマメ

〜Say Hello To The World.〜

The Students ○ (EXPLORER)
チキンライス 浜田雅功と槇原敬之 松本人志 ○(LIFE IN DOWNTOWNなど)
HAHAHA〜エルモのテーマ〜 エルモ(声:松本健太) 槇原敬之 ×
トマト 渡辺美里 有賀啓雄
約束の場所 CHEMISTRY 槇原敬之

村田陽一(吹奏楽アレンジ)

○ (Bespoke)
フルサト 夏川りみ 槇原敬之 ○(不安の中に手を突っ込んで)
LAUGH! LAUGH! LAUGH! LIVE STAND 07公式テーマソング ○(YEAH♪♪ 〜YOSHIMOTO COVER&BEST〜)
悲しみの帳 小林幸子 ○ (Bespoke)
僕の今いる夜は M&THE RADIODOGS ○ (Personal Soundtracks)
Chocolats et Sweets クレモンティーヌ 槇原敬之(フランス語詞:クレモンティーヌ)
着メロ 藤井フミヤ 槇原敬之 佐橋佳幸 ○ (Bespoke)
かみさまでもえらべない。 Early Morning 槇原敬之
Love & Peace Inside? SMAP
Sweet Season 浜崎あゆみ 浜崎あゆみ 小林信吾 ×
Jewel In Our Hearts ニック・カーター 槇原敬之 槇原敬之 ○ (Heart to Heart)
THE CODE 〜暗号〜 鈴木雅之 服部隆之 ○ (Bespoke)
Sakura Melody 加藤ミリヤ×清水翔太 槇原敬之
イカ大王体操第2 イカ大王
カガミヨカガミ 高橋みなみ
一番初めての恋人 平井堅 槇原敬之

Tomi Yo

大丈夫 花澤香菜 佐橋佳幸 ×
大好きって意味だよ キョエ 本間昭光
はじめまして 平原綾香
UNIQUE 木村拓哉 槇原敬之
Impossible 池田聡 佐橋佳幸
邂逅 石崎ひゅーい

他者作品への編曲参加等[編集]

アーティスト 曲名 作詞/作曲 収録アルバム 参加形態 備考
川崎真理子 失恋はつかれる 川崎真理子 GIRL'S TALK 編曲 木下鉄丸 名義
カズン 冬のファンタジー カズン、小林和子 ラブ&スマイル コーラス クレジットなし
川崎真理子 がんばってたりしてて

Driving Lazy Lady キスをしなくてよかった"I've been loving you" すきになっただけ"Love is Simple" もっと落ちついて OK "ピースサインができればOK"

川崎真理子 OK 編曲
矢野顕子 クリームシチュー 糸井重里/矢野顕子 Oui Oui 編曲
大貫妙子 Wonderland

大貫妙子 note コーラス
吉田美奈子 ENCOUNTER 吉田美奈子 Stable コーラス
矢野顕子&坂本美雨 くまんばちがとんできた 糸井重里/矢野顕子 シングル 編曲 クレジットなし
矢野顕子 自転車でおいで 糸井重里/矢野顕子 はじめてのやのあきこ ゲスト・ボーカル
鈴木雅之 ランナウェイ (Brand New Soul Version) 湯川れい子/井上大輔 Martini Blend 編曲
HOME MADE 家族 You'll be alright with 槇原敬之 KURO,MICRO,U-ICHI/KURO,MICRO,U-ICHI,Masao Okamoto サルビアのつぼみ/You'll be alright with 槇原敬之 コーラス
古内東子 誰より好きなのに feat. 槇原敬之 古内東子 And then... 〜20th anniversary BEST〜 ゲスト・ボーカル
松田聖子 櫻の園 (rearrange version) 松本隆/大村雅朗 SEIKO MEMORIES 〜Masaaki Omura Works〜 編曲
KAN with His Friends KANのChristmas Song 2023 KAN 未音源化 ボーカル・コーラス

主なサポートミュージシャン(レコーディングを含む)[編集]

  • 屋敷豪太
  • 大石真理恵
  • 秋山浩徳
  • Tomi Yo
  • 川崎哲平
  • 山本タカシ
  • 毛利泰士
  • 清水俊也
  • 小倉博和
  • 門倉聡
  • 佐橋佳幸
  • 有賀啓雄
  • 篠崎正嗣
  • 村田陽一
  • 石成正人
  • 松永俊弥
  • 松本圭司
  • 柴田俊文
  • 藤本一樹
  • 三沢またろう
  • 有田純弘
  • 松原秀樹
  • 沼澤尚
  • 斎藤有太
  • 本間昭光
  • 阿部薫
  • 宗秀治
  • 遠藤太郎
  • 林部直樹
  • 飯田高広


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