森永卓郎
森永 卓郎(もりなが たくろう、1957年7月12日 - )は、日本の経済アナリスト、エコノミスト、タレント、獨協大学経済学部教授。専門は、マクロ経済・計量経済・労働経済・教育計画、オタク文化論など。愛称・通称は「モリタク」。
二男がおり、長男は証券アナリスト、経済アナリスト、実業家である森永康平。父は元毎日新聞社記者、獨協大学外国語学部教授の森永京一。
来歴[編集]
東京都目黒区出身。父である京一のアメリカ合衆国留学、異動に伴い、小学1年時はボストン、4年時はウィーン、5年時はジュネーヴに赴任のため海外で過ごす帰国子女であった。帰国後、中学生以後は新宿区高田馬場に転居。1970年3月、目黒区立鷹番小学校、1973年3月 新宿区立落合中学校、1976年3月、東京都立戸山高等学校卒業(慶應義塾高等学校中退 ※入学試験に合格したものの、登校することなく、父親の意向等で退学したとのこと)。
1976年4月、東京大学教養学部理科二類入学、1980年3月、東京大学経済学部経済学科卒業後の同年4月 日本専売公社に入社。半年の研修終了後、管理調整本部主計課資金係 に配属。
1982年、日本経済研究センター総合計画局へ出向し、予測研究員として従事。1983年、同公社に復帰し、渋谷営業所に配属。1984年、経済企画庁に出向し、労働力及び人的能力担当計画官付委嘱調査員として2度従事。森永はバブル時代の収入が少なかったと自身で回顧しており、この頃から雑誌への寄稿を開始。
1986年、三度、JTに帰任し、製造本部製造企画課に配属され、同年に三井情報開発総合研究所へ出向。1988年1月末付でJTを退職し、同年2月、三井情報開発株式会社総合研究所に移籍し、副主任研究員。1991年、株式会社三和総合研究所に移籍、研究開発部副主任研究員、1992年、研究開発部主任研究員、1993年、研究開発第3部(経済・産業・社会政策)主任研究員に昇進。1997年から2000年まで、経済・社会政策室 室長兼主任研究員、同年、経済・社会政策部 部長兼主席研究員に異動。2002年、三和総研が合併し、UFJ総合研究所以後、森永卓郎が上司と揉めて会社を退社して社会風刺風の本を書いた。組織変更により、経済・社会政策部 部長兼主席研究員。
1990年代後半のこの頃から、研究員の立場であったが『アクセスNOW』(テレビ神奈川)等の放送メディアにも出演し初め、「三和総研」の肩書きで放送メディアに出演する事に対して、同社が難色を示し、番組のディレクターが現在使用している「経済アナリスト」という肩書きを提案し、2020年4月時点でも使用している。その後、『ニュースステーション』の番組制作を担当していた、芸能プロダクションであるオフィス・トゥー・ワンに所属。なお、放送メディアに出演し初めた40歳当時の髪型はリーゼントであった。
再び所属会社が合併し、三菱UFJリサーチ&コンサルティングに名称変更以降、同社からメディア取材時の稟議書提出を求められ、取材が1日10本ペースだったため、稟議をあげる手間に嫌気が差し、2004年から、父の京一が毎日新聞社退職後にかつて教鞭を取っていた獨協大学の特任教授に就任し、その後、特任で契約していた同大学との教員契約を優先し、2006年4月に経済学部教授に就任。ただし、この時期も並行して2005年4月から同社客員研究員を2007年3月まで担当し、上司と揉めて三菱UFJリサーチ&コンサルティングを退職。以後、大学教授の肩書きでタレント活動を行っている。
2023年12月27日、ステージ4の膵臓がんであることを公表した。
人物[編集]
- プライベートでは2歳年下の妻と結婚。婚姻理由は森永が感情的に“怒らない”事が決め手となったとしている。前述のJTの退職については、事後承諾であったとしている。シンクタンク研究員時代から、卓郎が仕事で自宅への帰宅が遅く、休日でも家族と過ごす日数が少ないため、後に誕生した長男である康平、次男との家庭内では「母子家庭である」合意形成を取っており、森永を赤の他人扱いをしていた時期がある。そのため、外食をするため外出しても、卓郎には変装をさせ、時間差で動くように指示していた。また、後述の森永の趣味により、赤字を垂れ流している状態に家族には「趣味はともかく、博物館はやりすぎ!!」と呆れられ、妻からこの状態を含めたそれ以外の件で「もう私は出て行く!」と愛想を尽かされていた。
- 1985年の経済企画庁出向時、経済モデルの分析結果でバブルが来ると確信して情報発信をしたが、誰も信じて貰えず頭に来て、地価上昇を証明しようと、年収300万円でありながら現在の居住地である、埼玉県所沢市小手指に中古の一戸建てを購入した。東京23区出身である森永が小手指に中古戸建てを購入した理由は、妻の実家が狭山ヶ丘に所在し、距離的に近かった事である。また、その後のタレント活動で得た収入で「B宝館」をオープンするため同市内に賃貸ビルを購入した。
- 前述の森永と妻の間で溝が出来ているもう1つの理由が、父である京一が2006年、実家が所在する高田馬場から目白に買い物に出掛けた際、脳出血で倒れ左半身麻痺が残った際、1人暮らしだった父親をいきなり介護施設に入居させる事をためらい、小手指の自宅に引き取り自宅介護を妻に押し付けてしまった経験がある。その際、妻から介護の限界から離婚を突き付けられたが、結局は父親の病状悪化に伴い、介護施設に入居させた。
- タレント活動開始以後、平日は中央区八丁堀に所在する自身の個人事務所で寝泊りし、メディア出演を行っている。また、元来後述のコレクションに自分のリソースを割く事は厭わないが、その他の支出についてはケチであるため、近所のスーパーマーケットに夜半通い、見切り品で割引シールが貼られている商品のみまとめ買いを行ない、帰宅後テーブルに並べ、その際に1週間分の献立を考え、献立に従って小分けし冷蔵庫保存を行い、週1000円の食費で生活を送っていたり、テレビ出演で番組から提供される楽屋弁当に対しても、所属事務所のマネージャーとスタイリストの分と3つ用意されているのに関わらず、2人の分を持ち帰るのが当たり前になっていたり、鉄道乗車券の払い戻し手数料が勿体無いから乗車区間変更で手数料を回避したり、原稿を執筆するノートパソコンは中古品 と多数エピソードがある。そのため、番組で共演した有吉弘行から「ケチだぬき」とあだ名を名付けられた。
- プロ野球が大好きで、横浜DeNAベイスターズのファンである。ただし、ファンになった理由は父親が商売敵である讀賣新聞がオーナーを務める、「読売ジャイアンツの試合を見てはいけない」事が家訓で、ジャイアンツ戦しか放送されていない時代に森永の目黒区、新宿区の自宅でも視聴可能であったホエールズ戦のナイター中継(テレビ神奈川)を視聴していた事がキッカケであった。そのため、テレビ神奈川の年越し特番である『ベイスターズナイト』の常連出演者である。
- 森永自身は性格は「オタク」であると評しており、収集癖が強く2008年時点では54ジャンル、食玩、アニメ美少女キャラのフィギュア、有名人のサイン入り名刺、消費者金融のポケットティッシュ、携帯電話ストラップ、テレビ局のノベルティの時計、グリコのおまけ、空き缶、ボトルキャップ、おもちゃのカンヅメ、ライター、貯金箱、指人形、ハンバーガーチェーン店の景品、映画版『ドラえもん』の入場者プレゼント、ランチパック、チロルチョコの包み紙、崎陽軒のシウマイの「ひょうちゃん」醤油入れ、弁当や折詰の醤油入れ(しょうゆ鯛)、ホテルなどで貰えるロゴ入りの袋に入ったつまようじ、航空機模型、鉄道模型等公称10万点を収集している。そして、それらを所蔵するため、タレント活動での稼ぎを注ぎ込み、庶民文化研究所代表である町田忍と共同で2010年10月10日に中央区中央区入船に「ノベルティミュージアム」を開館し、館長に就任した。 しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災で博物館施設も被災し休館状態となり、そのまま閉館。その後、前述の森永が居住する所沢市けやき台に購入した賃貸ビルへ新たに移転し、2014年10月4日に「B宝館」をオープンした。来訪客の対応スタッフに森永の妻が対応をする事がある。しかし、この森永の趣味であるB宝館の運営で年間900万円の赤字を垂れ流している状態で、2015年から20年分の赤字や土地建物の資産価値の低下などすべて合わせると、損失は3億3500万円にのぼると算出された。この損失により相続税が掛からないため、行く行くは運営費だけ余分に貯蓄し、次男に継いで貰う事を想定している。
- 前述の様々な物品の収集癖のキッカケは、ミニカーであり、小学1年時は祖父母からの小遣いを貯めて購入した、グリコのオマケや買い与えられた数台しか所持していなかった。しかし、来歴の項に記載の父親の仕事都合で欧米で過ごした時期にウィーン在住時にドイツ語を習得出来ない状態で日本人学校ではなく、ローカルの小学校に転校させられ、現地人とコミュニケーションが取れずいじめられ、引き篭もり状態になり、父親が森永の状態を悲観し、ミニカーを買い与えた事であった。帰国時にはミニカーだけで1000台を超えていた。小学6年時の帰国以後はミニカーからは遠ざかっていたが、大学在学中に興味が再燃した。現在でも買うか買わないか迷った時には買うなど、ミニカー購入には拘りを持っている。また、森永にとって海外生活は人生最大の挫折だったと述べている。
- 番組出演時、自身が気に入っている女性タレントや番組共演者女性に対して、森永は願望を叶えたいがために、番組放送中ないしはCM裏や楽屋トークで依頼するケースがあり、その願望が相手の心証が良くない事が多く、例えば、ニッポン放送の番組放送中に交通情報センター(警視庁)の女性との掛け合いで、個人情報を徐々に聞き出す行為をした結果、交通情報センターからのクレームが入った事もあり結果、依頼後に共演NGや番組スタッフへ「距離を置く」ように依頼されるケースが有り、森永が出演する番組内でイジリのネタにされている。元来、大ファンである松田聖子が自身のラジオ番組であった『朝はモリタク!もりだくSUN』2005年2月3日放送分にて初めて共演した際に、生放送中「言ってもいいですか? キレイですね~」と発言し、続け様に「好きです」と告白し、聖子の所属事務所マネージャーに叱責され、以降共演NGにされた経験がある。
- JTに所属していた事とは関係無く元来の愛煙家であり、過去、たばこ税法の税率改定に伴いタバコの一斉値上げした際には、数万円単位で大量に買い占めをしたことがある。
- 2015年10月3日分の『オールスター感謝祭2015秋』(TBSテレビ)の番組企画で、「ダイエットに挑戦して年末迄に痩せるという企画は誰がふさわしいか」視聴者投票で選出され、2016年3月2日、ライザップの結果報告会に登場し、約4カ月のトレーニングとダイエットによって体重89.4 kg(キログラム)から69.5 kgへと19.9 kgの減量に成功した姿を披露。これにより、持病であった糖尿病の治療や投薬等から改善されたとしている。しかし、2020年6月時点では森永の番組での様子からリバウンドしている事が窺える。
主張[編集]
森永は社会民主主義の政策を推し進める事を主張している。父である京一が第二次世界大戦中、海軍予備学生として招集され特攻隊員となり、特殊潜航艇・蛟龍の訓練中、広島沖で原爆投下を目撃 した経験を聞いたことが、後述の安全保障施策に対しての主張に繋がっている。 いま唯一と言ってよいほど自由に物が言えるのが、書籍の世界であるとしている。
経済[編集]
- 著書などで早くから「年収300万円時代」を予測し、ほどなくして「ワーキングプア」が社会問題として注目された。2000年代後半以降では国民の9割が年収100万円以下になる「年収100万円時代」を予測している。お金のない人間を「負け組」と呼び、低賃金で大人しく勤勉に働いてさえいればいいと言って人間性を否定する社会は間違っているとしている。この著書で、森永卓郎氏は200万部以上部数をあげて、5億円以上の印税収入を手に入れている。
- 実質GDPでの成長は必ずしも必要なく、実質でマイナス、名目でプラスの経済成長が正常な日本の姿であり、この場合摩擦は起きないとしている。
- 日本銀行の量的緩和政策と政府による減税および社会投資の前倒しによる景気回復を主張している。日銀の公定歩合引き上げには景気を弱めるという理由で反対をしている。また、不況下の歳出削減や特殊法人改革には「どんな理由でも景気に悪影響しか与えない」と様々な改革を批判している。
- 金融政策についてデフレ脱却のために日銀が100兆円単位の国債を大量購入することで市場にベースマネーを大量供給することを主張している。
- 森喜朗政権の頃から、日銀および大蔵省→財務省の政策を一貫して批判。週刊誌のインタビューで「私を日銀総裁か財務大臣にしてくれたら、半年で景気回復させます。もしできなかったら死刑になってもいい」と豪語し、周囲の者を心配させた。
- 小泉純一郎が首相だった、第2次小泉内閣以降の小泉・竹中路線のメイン政策の1つであった聖域なき構造改革に反対の立場で、新自由主義や市場原理主義は構造改革の名を借りた弱者切り捨てだとして強く批判していた。
- 2008年自由民主党総裁選挙では、麻生太郎の公共投資による経済政策を「経済復調に最良の総裁は100%麻生さん。財政出動はバラマキだと批判されがちだが、お金がない庶民に配るのが常道だ。きちんとした景気対策を打ち出しているのは麻生さんだけ」と評価していた。しかし、後年麻生が内閣総理大臣に就任し、オタク文化に理解があると報道されると「(麻生総理は)メイド喫茶やコスプレショップに立ち寄ったことが無く、オタクの味方ではなく、選挙のためのイメージ戦略」と批判した。
- 著書『萌え経済学』ではオタク文化が日本が世界に誇る独自産業であると主張している。
- 日本の原発再稼働ついて「今まで原発を必要悪として認めざるをえないものと考えてきた。日本経済の失速を防ぐためには他の選択肢はない。原発の是非を考えるのは、当面の電力不足を乗り切ってからでよい」と述べ、東日本大震災直後いち早く原発のスイッチを入れろと唱え、節電の強要は日本経済の崩壊を招き震災復興のマイナスになると、原発再稼働の必要性を訴えた。原発のコストについては「原発のコストはせいぜい火力と同程度である。それなら火力で置き換えればいいというかもしれないが、それは減価償却の問題をまるっきり無視した意見である」「再稼働しない場合、原発は燃料冷却のため電力を消費するだけの存在になるので、早急に廃炉にする必要がある。仮に廃炉費用を1基5000億円とすると、(早急に廃炉にした場合)54基で27兆円という天文学的な額が一度にかかってくる」と述べている。中長期的には「ストレステストも日本の電源構成をどのようにすべきかという議論も、原発を稼働させながらすればよい。そうすれば確実に廃炉の財源が出てくる。その中で、どの原発から廃炉にすべきかという優先順位をつけて、確実に廃炉を進めていくことが一番望ましい」「安価で安定した電源に代替しながら、徐々に原子力発電所を廃止していったほうがよい」「日本の新エネルギー技術はどんどん進化していて、効率も高まっている。そうした技術を活用する中で、原発をゆるやかに安楽死させていけばよい」と述べている。
- 2014年の消費税増税について「失敗するのは目に見えている。消費増税が強行されれば早ければ2014年中に恐慌になる」と述べている。
- 安倍晋三の経済政策「アベノミクス」について「アベノミクスによって恩恵を受けるのは、(輸出製造業の)大企業と株価の上昇で潤う資産家だけとなる公算が高い。デフレ脱却が図られたとしても、直ちに労働者の賃金が上がる環境にはないので、庶民の生活はすぐにはよくならない」と述べている。
少子化問題[編集]
少子化問題に対して、見た目のよい男性にイケメン税を課し、不平等を是正すれば、不細工な男性も恋愛しやすくなり、結婚する人が増えると主張している。森永の案は、イケメンの所得税は倍にする一方、容姿がすぐれていない男性の所得税は1、2割減額。所得税の最高税率は40%のため、イケメンで収入の高い人は80%になる。イケメンかどうかの判定は、無作為に選ばれた女性の評議員が多数決でする、という構想である。
移民受け入れ政策について[編集]
日本経済団体連合会による移民受け入れ政策には、「亡国の政策」であるとして反対を表明している。「もしこの施策が実行に移された場合、もっとも不幸なのは日本にやってきて働く外国人である。受け入れ態勢が十分に整わないまま、単なる低賃金労働者として移民させられれば、ありとあらゆる差別が起こるのは目に見えている」と危険視している。
外交政策[編集]
戦争の意義を否定しており、軍事力を重要視する価値観に対しても否定的である。日本国憲法第9条の改正やいかなる戦争にも反対している。2005年3月には、「マガジン9条」発起人となった。また、「私は丸腰戦略というのを提唱しています。軍事力をすべて破棄し非暴力主義を貫くんです。仮に日本が中国に侵略されて国がなくなっても、後世の教科書に『昔、日本という心の美しい民族がいました』と書かれればいいんじゃないかと」 と発言している。
安全保障[編集]
前述の絶対反戦平和主義を貫いているため、仮に外国勢力から攻められても座して死するべしと主張しており、武器ないし装備品を持つ事に対しても否定的で、自身は第二次世界大戦時の日本国内の民間人向けの自活兵器やベトナム戦争のベトコンと同じく竹槍で立ち向かえばいいと主張している。
自民党政権批判[編集]
前述の小泉政権時代の小泉純一郎並びに竹中平蔵に対して反政権批判を貫き通している。特に小泉政権時代は発言内容が過激であったため、森永の発信を公安調査庁が定点観測しており、後刻、本人が公安調査庁に呼び出され、発言内容のスクラップファイルを見せられた経験を2016年元日に放送された、『しくじり先生 俺みたいになるな!! 2016しくじり初め元日SP』(テレビ朝日)にて明かしている。
また、第2次安倍内閣以後、森永は変わらずに反自民党政権の発信をしていたが、『森永卓郎はビビッてニュース番組やワイドショーに出演しない』と称されたり、2015年時点の普天間基地移設問題のVTRコメントにて「海兵隊は占領にいく部隊だから海兵隊が日本を守ることはありえない。日本がアメリカに逆らった時に、日本を占領するために常駐していると思っている」と発言した事に対し制作側からお蔵入りになった経験がある。最初はリベラル派を自称するコメンテーターがワイドショー、討論番組のオファーが減り干されており、その原因が安倍政権のプレッシャーと主張していた。
禁煙ファシズム批判[編集]
- 2017年にドワンゴが主催した座談会『禁煙ファシズムに断固反対!愛煙家大集合スペシャル』に出演した際、厚生労働省が受動喫煙防止を目的に推し進めていた原則屋内禁煙の健康増進法改正案について、「今の法案の中身というのは、喫煙者を殲滅しようという方向になっている」と持論を展開した。また、同年に喫煙文化研究会が主催したシンポジウム『たばこはそんなに悪いのですか?2017』に出席した際にも同様に「頭の中は喫煙者殲滅、魔女狩り」と日本の受動喫煙対策を批判している。
- 2019年に銀座ルノアールが全直営店で紙巻きたばこの喫煙を禁止すると発表した際には「禁煙ファシズムがここまで来たか」とコメントしている。
著書[編集]
単著[編集]
- 『悪女と紳士の経済学』(1994年9月、講談社→2001年3月、日経ビジネス人文庫)
- 『大解析2001年日本は変わる! 』(1996年1月、実業之日本社)
- 『<非婚>のすすめ』(1997年1月、講談社現代新書)
- 『バブルとデフレ』(1998年12月、講談社現代新書)
- 『痛快ビンボー主義!「中流」が消えた後の生き方』(1999年5月、日本経済新聞社)
- 改題『ビンボーはカッコイイ 好きなことを仕事にする幸福』(2002年5月、日経ビジネス人文庫)
- 『リストラと能力主義』(2000年2月、講談社現代新書)
- 『成功するEメール失敗するEメール』(2001年4月、講談社)
- 『「日本晴れ」の経済学』(2001年5月、徳間書店)
- 『日銀不況 停滞の真因はデフレ政策だ』(2001年6月、東洋経済新報社)
- 『デフレとお金と経済の話 あなたを幸せにする経済学』(2001年9月、実業之日本社→2003年10月、講談社+α文庫)
- 『日本経済「暗黙」の共謀者』(2001年12月、講談社+α新書)
- 『日本経済50の大疑問』(2002年3月、講談社現代新書)
- 『シンプル人生の経済設計』(2002年11月、中公新書ラクレ)
- 『日本経済最悪の選択 誰が日本をこんなにダメにしているのか』(2002年11月、実業之日本社)
- 『年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で「豊かな」ライフ・スタイルを確立する!』(2003年3月、光文社)
- 『ビンボー主義の生活経済学』(2003年7月、講談社)
- 『「B」で生きる経済学』(2003年9月、中公新書ラクレ〈2010年1月、パンローリング、オーディオブックCD〉)
- 『続・年収300万円時代を生き抜く経済学 実践編!給料激減でも豊かに生きるための「新・生活防衛術」』(2003年11月、光文社)
- 『森永卓郎の「超図解!」定年後のお金学 豊かなセカンドライフのための新提案』(2004年2月、廣済堂出版)
- 『ミニカーから全てを学んだ 人生から世界経済まで』(2004年2月、エイ出版社)
- 『庶民派経済学 こんな時代でも、たくましく生きる!』(2004年2月、実業之日本社)
- 『カネ持ちの陰謀「年収格差100倍時代」のいきかた 「基礎の基礎」』(2004年3月、講談社)
- 『森永卓郎の声に出して読めない謎かけの本』(2004年4月、廣済堂文庫)
- 『「やめる」から始める人生経済学』(2004年9月、アスペクト)
- 『「家計破綻」に負けない経済学』(2004年11月、講談社現代新書)
- 『辞めるな!キケン!!』(2004年11月、ニッポン放送・扶桑社→2011年12月、文芸社文庫)
- 『「カネ」はなくとも子は育つ シンプル人生の教育設計』(2004年12月、中公新書ラクレ)
- 『「所得半減」経済学 「昭和30年代」に学ぶしあわせ術』(2004年12月、徳間書店)
- 『デキる男がハマる女 金持ち男を手に入れる悪女のテクニック』(2005年4月、ソフトバンクパブリッシング)
- 『新版 年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減でも豊かに生きるために』(2005年5月、光文社知恵の森文庫)
- 『モリタクの人たらしのうまいやつが成功する』(2005年7月、中経出版)
- 『森永卓郎式ニュースの読み方』(2005年9月、角川SSCムック)
- 『萌え経済学』(2005年10月、講談社)
- 『森永卓郎の庶民株! シンプルに楽しみながらスロー投資』(2005年11月、光文社)
- 『誰がウソをついているのか 増税も改革も必要ない!』(2006年9月、ビジネス社)
- 『平和に暮らす、戦争しない経済学 経済学的に平和を守る56の方法』(2006年10月、アスペクト)
- 『本当の幸福を得る「唯一の方法」 お金に踊らされない経済学の名言102』(2007年2月、光文社知恵の森文庫)
- 『森永卓郎の経済なんでも相談室』(2007年3月、筑摩書房)
- 『年収120万円時代 生き抜くための知恵と工夫 緊急版』(2007年2月、あ・うん)
- 『構造改革の時代をどう生きるか 成果主義・拝金主義を疑え!』(2007年8月、日経BP社)
- 『年収崩壊 格差時代に生き残るための「お金サバイバル術」』(2007年10月、角川SSC新書)
- 『ニュースのポイントがはっきりわかる本』(2008年1月、永岡書店〈コスモ文庫〉)
- 『B級コレクションのススメ しあわせの集め方』(2008年2月、扶桑社)
- 『「騙されない!」ための経済学 モリタク流・経済ニュースのウラ読み術』(2008年4月、PHPビジネス新書)
- 『モテなくても人生は愉しい 森永卓郎の「男の幸福論」』(2008年9月、PHP研究所)
- 『こんなニッポンに誰がした 森永卓郎の政治経済学講座』(2008年10月、大月書店)
- 『年収防衛 大恐慌時代に「自分防衛力」をつける』(2008年11月、角川SSC新書)
- 『大不況!!年収120万円時代を生きる』(2009年4月、あ・うん)
- 『森永卓郎の年収復活! 年収アップ力検定付き』(2009年5月、マガジンハウス)
- 『やめる! 年収崩壊時代を勝ち抜く方法』(2009年5月、アスペクト)
- 『ポケット図解 年収300万円時代の「お金の常識」』(2009年5月、イースト・プレス)
- 『モリタク流ポイントカード徹底活用術 私はこうして月3万円以上トクしている!』(2009年8月、イースト・プレス)
- 『「価値組」社会』(2009年11月、角川SSC新書)
- 『「民主党不況」を生き抜く経済学』(2010年6月、PHP研究所)
- 『ニュースのウラ読み経済学』(2010年9月、PHPビジネス新書)
- 『震災後を生き抜くマネーの鉄則 これからの大増税&大恐慌に備える』(2011年8月、小学館101新書)
- 『起死回生のマネー術 超危機時代を生き抜く発想の転換』(2011年9月、マガジンハウス)
- 『庶民は知らないデフレの真実』(2012年3月、角川SSC新書)
- 『モリタク流 アキバ経済学』(2012年7月、日経BP社)
- 『マニア力(まにありょく)』(2012年11月、マイナビ新書)
- 『大貧民―2015年日本経済大破局!!』(2012年12月、アーク出版)
- 『経済ニュース 見方を変えればこんなに儲かる』(2013年3月、青春出版社)
- 『庶民は知らないアベノリスクの真実』(2013年7月、角川SSC新書)
- 『グリコのおもちゃ図鑑 森永卓郎コレクションpresents』(2013年7月、プレジデント社)
- 『「超貧困」時代 アベノミクスにだまされない!賢い生き方』(2014年2月、清流社)
- 『年収300万円からのふるさと納税』(2014年11月、ぱる出版)
- 『雇用破壊 三本の毒矢は放たれた』(2016年3月、角川新書)
- 『モリタクの低糖質ダイエット』(2016年7月、SBクリエイティブ〈2021年4月、大活字版〉)
- 『老後破産しないために、年金13万円時代でも暮らせるメタボ家計ダイエット』(2016年9月、扶桑社新書)
- 『消費税は下げられる! 借金1000兆円の大嘘を暴く』(2017年3月、角川新書)
- 『森卓77言』(2017年8月、プレジデント社)
- 『ビンボーでも楽しい定年後』(2018年10月、中公新書ラクレ)
- 『なぜ日本だけが成長できないのか』(2018年12月、角川新書)
- 『増補版 年収300万円時代を生き抜く経済学 雇用大崩壊!自分らしい生活を送るために』(2019年2月、ゴマブックス)
- 『年収200万円でもたのしく暮らせます コロナ恐慌を生き抜く経済学』(2020年7月、PHPビジネス新書)
- 『グローバル資本主義の終わりとガンディーの経済学』(2020年8月、インターナショナル新書)
- 『なぜ日本経済は後手に回るのか』(2020年10月、角川新書)
- 『相続地獄 残った家族が困らない終活入門』(2021年1月、光文社新書)
- 『森永卓郎の「マイクロ農業」のすすめ』(2021年3月、農山漁村文化協会)
- 『長生き地獄 資産尽き、狂ったマネープランへの処方箋』(2022年1月、角川新書)
- 『長生き地獄にならないための 老後のお金大全』(2022年3月、KADOKAWA)
- 『増税地獄 増負担時代を生き抜く経済学』(2023年2月、KADOKAWA)
- 『老後資金なしでも幸せに生きられる』(2023年2月、宝島社)
- 『ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト』(2023年5月、フォレスト出版)
共著[編集]
- 『日本経済復活へのファイナルアンサー』(2002年5月、廣済堂出版)共著:舛添要一
- 『会社が切る人残す人 「年収300万円時代」のサラリーマンの生き方』(2003年11月、ワニブックス)共著: 内藤誼人
- 『二極化時代の新・サラリーマン幸福術 年収1億円でも不幸な人生、年収300万円でも楽しい人生… 』(2003年12月、経済界)共著:横田濱夫
- 『お金に縛られない生き方のすすめ』(2004年1月、PHP研究所)共著:村野まさよし
- 『カネ持ちの陰謀「年収格差100倍時代」の生き方「基礎の基礎」』(2004年3月、講談社)共著:マネー経済プロジェクトチーム
- 『日本人を幸せにする経済学』(2004年7月、ビジネス社)共著:日下公人
- 『就職お悩み相談室』(2004年10月、講談社)共著:清水建宇
- 『年収300万円時代日本人のための幸福論』(2005年5月、ダイヤモンド社)共著:カレル・ヴァン・ウォルフレン
- 『痩せりゃいい、ってもんじゃない! 脂肪の科学』(2008年6月、文春新書)共著:柴田玲
- 『資本主義はどこまで暴走するのか』(2008年11月、青灯社)共著:吉田司
- 『オタクに未来はあるのか!? 「巨大循環経済」の住人たちへ』(2008年5月、PHP研究所)共著:岡田斗司夫
- 『教育格差の真実 どこへ行くニッポン社会』(2008年10月、小学館101新書)共著:尾木直樹
- 『親子ゼニ問答』(2019年8月、角川新書)共著:森永康平
- 『楽しい!2拠点生活』(2022年10月、世界書院)共著:藤井誠二、佐々木俊尚
監修[編集]
- 『必読!ビジネスマンの100冊』(2002年8月、成美堂出版)
- 『捨てるより儲けろ! ネットオークションで賢い整理術』(2003年3月、エクスナレッジ)
- 『ボーイズ「B」アンビシャス!―年収300万時代の幸福学』(2004年1月、中公新書ラクレ)森省歩著
- 『楽しく生きる年収300万円時代!! マンガ経済の黒帯シリーズ』(2004年4月、宙出版)
- 『年収300万円時代でも元気に生き抜くやりくり家計術』(2004年5月、主婦と生活社)
- 『月20万円でラクラク生きられる経済学』(2004年6月、廣済堂出版)
- 『監修・森永卓郎の節約革命―これが年収300万円時代の節約術だ! 』(2004年6月、日本文芸社)
- 『図解 年収300万円時代の「経済設計」ノート』(2005年5月、イースト・プレス)
- 『13歳から始める「株とお金」のはなし』(2006年6月、ベストセラーズ)子どもと株の研究会編
- 『年収300万円のサラリーマンでも1年で120万円貯まる裏ワザ』(2007年12月、アスコム)お金の裏技研究会編
- 『「おひとりさま」のお金の本』(2008年3月、主婦と生活社)
- 『物価の文化史事典』(2008年7月、展望社)
- 『不況に負けない経済グッドニュース』(2009年8月、東京書籍)みんなの経済ネットワーク著
- 『ユニクロと古着、経済的に得なのはどちらか』(2010年12月、イースト・プレス)
- 『日本のもと 円』(2011年4月、講談社)
- 『「新富裕層」が日本を滅ぼす』(2014年2月、中公新書ラクレ) 武田知弘著
- 『お金が貯まる! 45の選択』(2015年3月、イースト・プレス)
- 『10年後に失敗しない 未来予想図』(2016年5月、神宮館)御旅屋尚文監修
- 『年金は60歳からもらえ 繰り上げ受給は、デフレ時代の賢い選択』(2012年4月、光文社)
- 『森永卓郎 トミカコレクション』(2021年10月、八重洲出版)
- 『森永卓郎 トミカコレクション・2』(2022年10月、八重洲出版)
編著・その他[編集]
- 『ニッポン経済勝手に構造改革』(2001年10月、日経ビジネス人文庫)編著
- 『サラリーマン「痛み」に勝つ十か条』(2001年10月、小学館文庫)編著
- 『あと1億円生涯収入を増やす本 マネー・サバイバル』(2004年1月、小学館)対談:加治将一
- 『森永卓郎の「超図解!」定年後のお金学―豊かなセカンドライフのための新提案 』(2004年2月、廣済堂出版)編著
- 『お金持ちになるちょっとした「習慣術」―完全保存版』(2004年11月、PHP研究所)寄稿 『THE21』編集部編
- 『憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言』(2005年8月、岩波書店)寄稿
- 『戦争で得たものは憲法だけだ 憲法行脚の思想』(2006年7月、七つ森書館)寄稿 落合恵子・佐高信編著 香山リカ・姜尚中・城山三郎・辛淑玉ほか
- 『社説対決・五番勝負』(2007年1月、中公新書ラクレ)対談 ラクレ編集部編
- 『この10大テーマのツボを押さえれば、「経済ニュース」がスラスラ読める! 教えて!モリタク先生』(2011年11月、すばる舎) 責任編集
- 『生活保護削減のための物価偽装を糾す!』(2014年10月、あけび書房)対談 白井康彦著
- 『「反緊縮! 」宣言』(2019年5月、亜紀書房)寄稿 松尾匡編著
- 『新型コロナ 19氏の意見』(2020年5月、農山漁村文化協会)寄稿 農山漁村文化協会編著
- 『あなたの懐かしい一冊』(2022年8月、毎日新聞出版)寄稿 池澤夏樹編著
番組出演[編集]
現在[編集]
テレビ[編集]
- たかじんNOマネー〜人生は金時なり〜 (テレビ大阪) コメンテーター(不定期)
- 情報ライブ ミヤネ屋(読売テレビ、2008年4月 - )金曜日パネリスト
- キャスト(朝日放送テレビ)コメンテーター(不定期)※関西ローカル番組のため、金曜日に出演する場合には、大阪から放送される『情報ライブ ミヤネ屋』との掛け持ちとなる。
- がっちりマンデー!!(TBS)コメンテーター(特定の1社に限定して放送している回ではなくて複数の企業が紹介される回は年末年始の放送分やスペシャルなどの一部の回を除き芸能人のゲストと一緒に必ず出演している)
- Nスタ(TBS、2010年4月 - )コメンテーター(週1回程度(主に木曜日)出演)
- ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日)年3 - 4回出演
- tvk NEWSハーバー(テレビ神奈川、2006年7月 - )毎月最終水曜日
- INsideOUT(BS11)コメンテーター ※不定期
ラジオ[編集]
- 大竹まこと ゴールデンラジオ!(文化放送、2007年10月 - )月曜日「大竹紳士交遊録」出演
- 中西一清スタミナラジオ(RKBラジオ)火曜日「ニュースの見方」出演
- ラジオあさいちばん(NHKラジオ第1、2011年4月22日 - )金曜日「ビジネス展望」レギュラー
- 垣花正 あなたとハッピー!(ニッポン放送)月・火・水曜レギュラー
- 生島ヒロシのおはよう一直線(TBSラジオ)月曜日「けさのニュースピックアップ」(電話出演)・聴取率週間時のスタジオゲスト
- モーニングワイド ラジオJ(SBCラジオ)水曜日「サラリーマンが元気になる経済学」
- 森永卓郎ジャーナル(綜合放送制作)
過去[編集]
テレビ[編集]
- ZONE(テレビ神奈川、1995年4月 - 1996年3月)
- たてながHAMA大国ナイト(テレビ神奈川、1996年4月 - 1998年9月)
- アクセスNOW(テレビ神奈川、1999年4月 - 2004年3月)
- ニュースステーション(テレビ朝日、2000年1月 - 2004年3月)リニューアル時に4人の日替わりコメンテーター(後に3人となる)の一人として出演。出演曜日は不定。番組最終回にはコメンテーター3人(清水建宇・萩谷順・森永)が時間枠をずらして出演した(エンディングでは3人揃って出演)。
- 選挙ステーション2000(テレビ朝日、2000年6月25日)ゲストコメンテーターとして出演。
- スタ☆メン(フジテレビ・関西テレビ)
- サタデーずばッと(TBS)不定期
- ハッケン!!(フジテレビ、2007年10月 - 2008年6月)
- ピンポン!(TBS)不定期
- カルチャーSHOwQ〜21世紀テレビ検定〜(テレビ神奈川)
- ゴールドハウス(フジテレビ、2008年10月 - 2009年9月)
- 超タイムショックSP5・6・16(テレビ朝日、2009年3月31日-2012年7月24日)
- サキヨミ→サキヨミLIVE(フジテレビ・関西テレビ)
- イブニングワイド(TBS、2009年9月 - 2010年3月)月曜日コメンテーター
- 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。(日本テレビ)準レギュラー
- おもいッきりDON!(日本テレビ、2009年9月※高橋英樹欠席時のピンチヒッターとして出演、11月3日※パネリストとしてゲスト出演)
- THE・サンデー NEXT(日本テレビ、2008年10月 - 2011年3月27日)コメンテーター
- スーパーモーニング(テレビ朝日、2007年10月 - 2011年3月)水曜日コメンテーター
- がっちりアカデミー!!(TBS)不定期(番組内ショートドラマ「トク川刑事の事件簿」のトク川刑事役)
- 秘密のケンミンSHOW(読売テレビ)2009年7月から一時「ローカルビジネスサテライト」にアナリストとして出演
- Oha!6 NEWS LIVE スペシャル(2011年12月29日、日本テレビ系列各局)
- 森永卓郎の発見!道内企業のソコヂカラ〜次代を創る北の経済スピリッツ〜(テレビ北海道、2012年10月27日。※「土曜スペシャル」から差し替えた単発ローカル番組)
- 森永卓郎の"株"散歩 〜名証IR EXPO 20周年記念特別番組〜(CBC、2013年7月14日)
- 森永卓郎ズバリ!解明 よくワカる!おトクな伊勢遷宮(CBC、2013年9月28日)
- 名古屋アイドル百花繚乱!〜2014年私たちどうすればいいですか?〜(テレビ愛知、2013年12月29日)
- 愛川欽也 パックインジャーナル(朝日ニュースター)不定期
- わがまま!気まま!旅気分〜ガッツリ!自慢したい佐賀の旅〜(BSフジ、サガテレビ 2015年9月19日)
テレビドラマ[編集]
- SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(TBS、2010年10月8日 - ) - コメンテーター・森永卓郎 役
- 新春ドラマ特別企画「赤い指〜『新参者』加賀恭一郎再び!」(2011年1月3日、TBS) - 太田 役
- メイドインジャパン(2013年、NHK総合) - ニュース番組解説者 役
- 永沢君(2013年、TBS) - ニセ永沢君(森永君)役
- TRICK番外編 警部補矢部謙三2(2013年8月16日、第6話、テレビ朝日) - コメンテーター 役
- 指定弁護士 (テレビドラマ)(2018年) ‐ 森永卓郎(本人役)
- 義母と娘のブルース2022年謹賀新年スペシャル(2022年1月2日、TBS) - がっちりマンデー!!とコラボ
ラジオ[編集]
- 高嶋ひでたけのお早よう!中年探偵団(ニッポン放送、2002年1月 - 9月・2004年3月19日)木曜日コメンテーター
- ショウアップナイターニュース(ニッポン放送、2002年9月 - 2003年3月)パーソナリティー
- 森永卓郎と松本ひでおのショウアップナイターストライク!(ニッポン放送、2005年2月)ゲストパーソナリティー
- 垣花正のニュースわかんない!?(ニッポン放送、2003年3月 - 2004年3月)レギュラーコメンテーター
- 森永卓郎の朝はモリタク!もりだくSUN(ニッポン放送、2004年3月 - 2005年3月)パーソナリティー
- 森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!→森永卓郎と垣花正の朝はニッポン一番ノリ!(ニッポン放送、2005年3月 - 2006年3月・2006年4月 - 2007年9月)パーソナリティー
- 男はつらいよリクエスト(ニッポン放送、2006年8月)番組内レギュラーコーナー
- 上柳昌彦のお早うGoodDay!(ニッポン放送、2007年10月〜12月)水曜日コメンテーター
- 迷走の2008年〜わたしたちはどこへむかうのか(TBSラジオ、2008年12月31日)
- PEOPLE「阿川佐和子・森永卓郎のとことんNIPPONウォッチャー」(JFN系列、2007年10月 - 2009年9月)パーソナリティー、毎月第1日曜日
- こんちわコンちゃんお昼ですょ!(MBSラジオ、2009年10月21日)番組内レギュラーコーナー
- 吉田照美 ソコダイジナトコ(文化放送、2008年4月 -2010年4月 )木曜日レギュラー
- 霜降り明星のオールナイトニッポン(2022年9月2日)日
映画[編集]
- 逆転裁判(2012年2月11日公開、監督:三池崇史)- 号外を配る新聞販売店員 役
ウェブテレビ[編集]
- 袋とじ職業図鑑~思わず覗きたくなる世界~(2016年9月1日 - 2017年8月1日、ピクションシネマ)- MC
- 袋とじ職業図鑑~思わず覗きたくなる世界~セカンドシーズン(2017年10月1日 - 2018年8月1日、ピクションシネマ)- MC
- GYAO!✕進撃の巨人「巨人化診断」(2017年)
その他[編集]
CM[編集]
- NTTBJ「タウンページ」 - 「良純さんが行く」シリーズで石原良純と共演。
- ガリバー
- セキスイハイム「あったかハイム 家計篇」
- アップフロントワークス「Berryz工房×℃-ute 超HAPPY SONG」
- 東京モーターショー2013
- RIZAPグループ「ライザップ」(2016年)
- ハナマルキ「液体塩こうじ」(2016年)
ゲーム[編集]
- 『森永卓郎のお金の新常識DSトレーニング』(ニンテンドーDS用ソフト、2008年10月、KKベストセラーズ) 監修