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東海大学

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東海大学(とうかいだいがく、英語: TokaiUniversity、公用語表記: 東海大学)は、東京都渋谷区富ヶ谷二丁目28番4号に本部を置く私立大学。1942年創立、1946年大学設置。大学の略称は東海(とうかい)、東海大(とうかいだい)。

概観[編集]

大学全体[編集]

1942年12月に創立した財団法人国防理工学園が、国防理工科大学の設立構想の一環として、旧・専門学校令により、1943年4月に航空科学専門学校を開設。第二次世界大戦の終戦日の1945年8月15日付で同一法人内の電波科学専門学校と合併し東海専門学校となり、同年10月に東海科学専門学校と改称。1946年に旧・大学令によって、旧制東海大学に昇格。学制改革に伴い、1950年4月に新制東海大学となった。

創立者は、逓信省(現・総務省・NTT等)工務局長で、後に逓信院の総裁となる工学博士・松前重義。松前は、「戦後資源の乏しい日本の発展には、科学技術の開発と平和利用が必要だ」と述べている。東海大学は、創立者の精神を受け継ぎ、明日の歴史を担う強い使命感と豊かな人間性をもった人材を育てることにより、「調和のとれた文明社会を建設することのできる人材を育成する」という理想を高く掲げている。

東海大学は当初、静岡県静岡市清水区三保に本部を、東京都内に分校を設置していた。しかし、戦後の劣悪な社会的・経済的な混乱により、一時は学園閉鎖の危機に瀕する。その窮状を脱するため1955年、東京都の学校法人名教学園と合併。これを機に東京都渋谷区富ヶ谷に本部を置く大学となった。2008年4月には、同一法人内の九州東海大学および北海道東海大学、東海大学短期大学部高輪キャンパスを改組・再編して、東海大学本体に統合させた。

全国にキャンパスを展開する日本有数の総合大学である。

2018年度の志願者数は52,022人で日本の私立大学 の中で第15位である。

建学の精神[編集]

創立者・松前重義が唱えた、下記の「教育の指針」が、それに準じた扱いを受けている。これは、学校法人東海大学の母体となっている望星学塾に掲げられていた四つの言葉であり、それがそのまま引き継がれたものである。ここでは、身体を鍛え、知能を磨くとともに、人間、社会、自然、歴史、世界に対する幅広い視野をもって、一人ひとりが、人生の基盤となる思想を培い、人生の意義について共に考えつつ、希望の星に向かって生きていこうと語りかけている。

  • 若き日に 汝の思想を培え
  • 若き日に 汝の体躯を養え
  • 若き日に 汝の智能を磨け
  • 若き日に 汝の希望を星につなげ

教育理念[編集]

人文科学と自然科学の融合による確固たる歴史観、国家観、世界観を把握させ、「文理融合」を目指し、知識偏重教育を取らず幅広い視野と柔軟な発想力を持つ人材の育成を目指している。また、教育・研究機関として人材、知識、技術、機能を有し、常に教育改革を推進し、最新の研究に取り組むとともに、その成果の社会への還元に努めることを目標としている。

教育および研究[編集]

大学別特許登録件数(2012年) では、特許登録件数 18位(私立大学:日本大学9位、慶應義塾大学10位、早稲田大学15位)、民間企業からの受託研究実施件数 8位(私立大学:近畿大学1位、立命館大学2位、早稲田大学3位、東京女子医科大学4位、慶應義塾大学・日本大学5位)となっている。

例年、全論文国内共著相手としては、東京大学との共同研究数(例:2009-2013の間では281本の共著論文)が1位となっている他、京都大学(例:2009-2013の間では158本の共著論文)などの旧帝国大学や慶應義塾大学(例:2009-2013の間では193本の共著論文)との共同研究が盛んである。また、全論文国際共著相手の1位が、Harvard University(例:2009-2013の間では45本の共著論文)となっている。さらに、国際共著率に着目すれば、フランス、ドイツの割合も上昇傾向にあり、フランスやドイツとの共同研究の割合は10パーセント台となっている。

平成24年度の科学研究費補助金(新規採択+継続分)は、342件、総額540,100,000円であった が、平成27年度の科学研究費補助金(新規採択+継続分)は、358件(新規件数122件)、総額610,480,000円と増加された。採択件数としては、私立大学7位となった。

平成28年10月13日、文部科学省研究振興局が発表した平成28年の科学研究費補助金(新規採択+継続分)では、374件(新規件数135件)、総額677,300,000円と更に増加された。しかしながら、東京理科大学が平成27年度採択件数326件から平成28年度では381件と増加したことを受け、順位の逆転となり、東海大学は、採択件数私立大学8位となった。また、同志社大学が採択件数366件、横浜市立大学が357件、横浜国立大学が300件と軒並み採択件数を上昇させてきていることから、学術研究分野における競争が、促進されつつあるといえる。

学風および特色[編集]

学風[編集]

「現代文明論1・2」を全学部・学科・専攻に必修科目として課している。「現代社会のさまざまな事象を幅広く取り上げることとともに、現代文明の誕生までの経緯、現代文明の諸問題、これからの現代文明のあり方について、学生に考えさせて広い視野を身に付ける」という創立者の意図によって、設置された科目である。創立者が存命していた時は、創立者自らが数千人の学生に対して、一度に講義をしていた歴史がある。

特色[編集]

日本で初めて、民放FM局である「FM東海」(現・エフエム東京(TOKYO FM)) を開局した。

医学部において、日本初の「ドクターヘリ」の試行的事業を開始した。また、「クリニカルクラークシップ」をいち早く導入している。

日本で唯一、海について総合的に学べる海洋学部が設置されている。また、旅客船と海洋調査船の両方を兼ね備えている「望星丸」を所有している。

広報メディア学科や文明学科など、日本ではあまり設置されていない学科が存在している。また、日本でも数少ない北欧言語(デンマーク語・スウェーデン語・ノルウェー語・フィンランド語)の専門学科のある文化社会学部北欧学科を設置している。

日本の国内大学で初めて、2006年にプロ・パイロットの養成コースである工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻を開設した。全日本空輸や航空大学校と連携している。同専攻の学生は訓練を行うため、アメリカ・ノースダコタ州グランドフォークスにあるノースダコタ大学航空宇宙学部へ留学する。また10年代より、CAの採用出身者大学の1つとして急伸している。

大規模な大学には珍しく教職員組合が無く、役職者は全て任命制である。

プロジェクト活動[編集]

大規模な学生のプロジェクト活動に対して、プロジェクトコーディネーターやプロジェクトアドバイザーなどの教職員を配置し、活動資金・活動場所等の支援体制を実現した「スチューデントアチーブメントセンター」がある。プロジェクト活動や対応する授業科目を通して、「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」といった社会的実践力を学生に身に付けさせている。

キャンパス間留学制度[編集]

全国に7キャンパスを有し、多数の研究施設を有している総合大学としてのメリットを生かし、在籍地区以外のキャンパス・施設に留学する「キャンパス間留学制度」を設け、学生の学びを後押ししている。この制度利用を促進するために、奨学金の給付、アパート・下宿紹介などの支援を行っている。

学生が複数の分野について学び視野を広げることを目的として、他学部・他学科の科目についても、そのほとんどを履修することができる自由度の高いカリキュラムを設定している。自己の在籍しているキャンパスに留まらず、他のキャンパスの授業についても同様である。

大学名[編集]

東海」とは、「アジアの東にある世界最大の海洋である太平洋を表しており、太平洋のように大きく豊かな心、広い視野を育てたい」という願いが込められている。

ランキング[編集]

世界大学ランキング[編集]

  • 2006年度、英国「タイムズ」紙が発行する別冊「THES」が2006年の世界大学ランキングを発表し、2006年度時点では日本の私立大学第3位の評価を受けていた。当時、ベスト500にランキングされた日本の大学は33校(国公立大学26校/私立大学7校)で、東海大学は322位であった。
  • 大学の規模が大きく、学術研究機関として評価されていることから、「2013 edition of the QS.com Asian University Rankings」によると、東海大学は、第142位のランキングを記録している。文系分野も高い評価を得ている。また、中国等のアジア圏でも話題となっている。国際共著率に着目をすれば、中国との共同研究が、10パーセント台となっている。
  • 卒業生の就業力ランキングについては、QS Graduate Employability Rankings 2016にて、総合部門で世界トップ200 にランクインし、キャンパスにおける企業の採用活動状況では、世界第11位 となる。
  • The Times Higher Education Asia University Rankings 2016では191-200位となる。
  • QS World University Rankings by Region 2016では231-240位となる。
  • QS世界大学ランキング2016/2017では701+位 となる。
  • 「THE Asia University Rankings 2016」及び「QS World University Rankings by Region 2016」の両方でランクインした日本の私立大学は、早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学、近畿大学、東海大学の5大学のみである。
  • 東海大学の広報による2016年9月7日報道では
ランキングされた916校のうち日本の大学は39校、私立大学でランクインしたのは早稲田大学、慶應義塾大学、青山学院大学、同志社大学、立命館大学、東京理科大学と本学の計7校という結果でした。

となっている。

  • イギリスの大学評価機関(QS)が毎年公表している世界大学ランキングにおいて、本学がランクインしている。このランキングは、大学ごとに「研究者からの評価」「学生1人あたりの教員数」「外国人教員比率」「留学生比率」「教員1人あたりの論文引用数」などの基準で評価した総合点を算出し、ランキング形式で発表された。今回QS社が集計したデータは10万件以上となり、そのデータに基づき、実際にランキングされた大学は1,000校となっている。
ランキングされた1,000校のうち日本の大学は43校、私立大学でランクインしたのは慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、東京理科大学、青山学院大学、同志社大学、明治大学、立命館大学と本学の計9校という結果でした。

となっている。

  • 毎年注目を集める英国の「Times Higher Education : THE」による世界大学ランキングで本学がランクインしている。THEの世界ランキングは「教育」、「研究」、「知識移転」、「国際的視野」などの面で厳しい基準が課され、一方のQSは、世界の大学を「研究者からの評価」「企業による評判」「学生1人あたりの教員数」「外国人教員比率」「留学生比率」「教員1人あたりの論文引用数」の総合点を算出し、ランキング形式で発表された。
6月に発表された「Quacquarelli Symonds : QS」と双方の世界大学ランキング最新版において、日本の私立大学では、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学、上智大学、明治大学、立命館大学、同志社大学と本学の8校がランクインしました。

となっている。

  • 毎年注目を集める英国の「Times Higher Education : THE」による世界大学ランキングの「Clinical, pre-clinical & health subject ranking」(医療分野別ランキング)で本学が401-500位にランクインしている。今回発表された2018年度版でランキングされた500校の内、日本の大学でランクインしたのは計26校(私立大学は6校)。THEの世界ランキングは「教育」、「研究」、「知識移転」、「国際的視野」などの面で厳しい基準が課され、ランキング形式で発表された。
本学の国内順位は14位、私立大学の中では4位でした。

となっている。

国内ランキング[編集]

  • 株式会社リクルートの「高校生に聞いた大学ブランドランキング」では、東海大学は関東エリアにおいて「志願度」全体17位、男子19位、理系18位となっており、「順位を上げた大学(5ランク以上)」 と報道された。知名度では、男子15位、理系15位となっている。
  • 大学ランキング2017年版(AERAムック)採用ランキングによると、東海大学は自衛官3位(警察官3位、消防士7位)である。
  • 大学ランキング2017年版(AERAムック)によると、東海大学は、中学校教員採用数7位、高校教員採用数18位、大学図書館ランキング蔵書冊数17位(2,602,770冊)、女子学生ランキング(女子学生数)16位(7,757人)、外国人留学生ランキング(学部)17位、女性教員ランキング3位、外国人教員ランキング18位、技術士合格者数23位、一級建築士合格者数25位、インターンシップ参加学生総数206人となっている。さらに、論文引用度指数ランキング(トムソン・ロイター)他機関との共同研究による引用獲得率9位、研究業績ランキング(エルゼビア)掲載論文(2011-2015年)総論文数31位となっている。募集力ランキングとしては、志願者の推移(2015年。2011年との比較)総志願者の増加数 7位 14,590人の増加となった。

沿革[編集]

望星学塾までの歴史[編集]

新しい通信技術の開発に従事するなかで「人生いかに生きるべきか」について思い悩み、そこにおいて松前重義は内村鑑三の思想と人類の救済を説く情熱的な訴えに深く感銘した。

1925年には内村鑑三の集会に参加をした。また、そのなかでプロシアとの戦争に敗れ、疲弊した国を教育によって再興させたデンマークの歩みを知る。特に、精神的支柱となったニコライ・フレデリク・セヴェリン・グルントヴィが提唱する国民高等学校(フォルクホイスコーレ、国民大学)の姿を知り、そこに教育の理想の姿を見出したのである。「生きた言葉による学校」、「民衆のための大学」といわれた国民高等学校の教育は教師と学生が生活をともにし自由に社会を論じ哲学を語り合う活気に満ちた学校であった。

1934年に松前重義はその教育事情を視察するため、デンマークを訪問した。そこで得たものは、学校とは「歴史観、人生観、使命感を把握せしめ、以て個々の完成に努力することにある」べきだということであった。そして、この教育こそが豊かな酪農王国デンマークを築く原動力になっていることを目の当たりにしたのであった。この体験を通して松前重義は「国づくりの基本は教育にあり、教育を基盤として平和国家日本を築こう」と決意をしたのである。

松前重義はかねてから妻の信子や、松前重義の理想に共鳴する友人の篠原登、大久保真太郎などの数人の同志とともに、教育研究会という小さな集まりを持ち、シュバイツァーやペスタロッチなどの人生・思想を研究していた。そして、無装荷ケーブル通信方式の発明により、電気学会から「浅野博士奨学祝金」を受けると、これを基金の一部として念願の教育事業を開始する。1936年、東京都武蔵野に望星学塾を開設した。

ここでは、デンマークの国民高等学校の教育を範としながら、対話を重視し、ものの見方・考え方を養い、身体を鍛え、人生に情熱と生き甲斐を与える教育をめざすもので、聖書の研究を中心として日本や世界の将来を論じ合う、規模は小さくとも理想は大きく、活気のある学習の場であった。この塾が東海大学の母体となっている。

学校法人(経営母体)と学校(教育機関)の変化[編集]

学校法人(経営母体) 学校(教育機関)
財団法人電気通信工学校

1937年(昭和12年)10月14日設立認可 - 1944年(昭和19年)9月21日

電気通信工学校

1937年(昭和12年)10月21日設立認可 - 1945年(昭和20年)9月21日

理工科学校
東海理工学校

1945年(昭和20年)9月21日改称認可 - 1947年(昭和22年)3月

東海高等通信工学校

1947年(昭和22年)3月改称認可 - 1965年(昭和40年)3月

財団法人国防理工学園

1942年(昭和17年)12月8日設立認可 - 1945年(昭和20年)8月15日

電波兵器技術養成所

1944年(昭和19年)2月1日設立認可 - 1945年(昭和20年)8月15日

航空科学専門学校

1943年(昭和18年)4月8日設立認可 - 1945年(昭和20年)8月15日

旧制専門学校
電波科学専門学校

1944年(昭和19年)4月18日設立認可 - 1945年(昭和20年)8月15日

財団法人東海学園

1945年(昭和20年)8月15日改称認可 - 1946年(昭和21年)5月1日

東海専門学校

1945年(昭和20年)8月15日合併認可 - 1945年(昭和20年)11月26日

東海科学専門学校

1945年(昭和20年)11月26日改称認可 - 1950年(昭和25年)3月

財団法人東海大学

1946年(昭和21年)5月1日改称認可 - 1951年(昭和26年)3月7日

旧制東海大学

1946年(昭和21年)5月1日設立認可 - 1953年(昭和28年)3月31日

旧制大学
学校法人東海大学

1951年(昭和26年)3月7日組織変更認可 - 現在

新制東海大学

1950年(昭和25年)4月1日設立認可 - 現在

新制大学

年表[編集]

熊本地震の影響[編集]

2016年4月14日の熊本地震で東海大学は、熊本県内に在所する熊本キャンパス・阿蘇キャンパスでの授業などについて、4月17日から24日まで休講とする措置を執り、その後、4月19日に熊本キャンパス・阿蘇キャンパスの休講期間について、熊本は5月15日まで、阿蘇キャンパスは、6月30日までそれぞれ延長することを決定した。2017年度まで、阿蘇キャンパスにある農学部・農学研究科の授業は、熊本キャンパスにて実施される。

また、東海大学阿蘇キャンパス付近に所在する学生アパートが、4月16日の本震で倒壊し、同大学に在籍する農学部生12名が一時、生き埋めになってしまい、16日午前9時には全員が救助されたものの、その後2名の死亡が確認された。また、南阿蘇では、別の学生アパートでも地震による倒壊により、東海大学農学部学生1名が死亡しており、東海大学関係では3名が犠牲となった。

2018年度以降の授業運営について、引き続き熊本キャンパスを拠点として、講義・授業を実施する。阿蘇キャンパスの安全性を確保した上で使用可能な部分を再整備して、阿蘇実習フィールドでの実習を中心とした専門授業を実施する。2018年度以降もこの措置を延長することとし、熊本キャンパスにおいて農学教育のさらなる充実を図る。

熊本キャンパスが所管する宇宙情報センターの用地を新キャンパスとして農学部の教育環境の更なる充実を図る。なお、基礎教育科目等の授業に関しては引き続き熊本キャンパス、フィールドでの実習等を阿蘇実習フィールドで実施。阿蘇実習フィールドにおいては、実習等の教育を行うため、2019年3月を竣工予定として実習施設を建設する。

所在地[編集]

  • 湘南キャンパス(神奈川県平塚市北金目4丁目1番1号)北緯35度21分57.5秒 東経139度16分24.6秒
  • 渋谷キャンパス(東京都渋谷区富ヶ谷2丁目28番4号)北緯35度39分52.6秒 東経139度41分4.1秒
  • 品川キャンパス(東京都港区高輪2丁目3番23号)北緯35度38分16.5秒 東経139度44分3.9秒
  • 静岡キャンパス(静岡県静岡市清水区折戸3丁目20番1号)北緯34度59分24.8秒 東経138度30分52.9秒
  • 伊勢原キャンパス(神奈川県伊勢原市下糟屋143)北緯35度24分27.3秒 東経139度18分55.3秒
  • 熊本キャンパス(熊本県熊本市東区渡鹿9丁目1番1号)北緯32度48分41秒 東経130度44分36.7秒
  • 札幌キャンパス(北海道札幌市南区南沢5条1丁目1番1号)北緯42度59分28.3秒 東経141度19分4.9秒
  • 阿蘇くまもと臨空キャンパス(熊本県上益城郡益城町杉堂871-12)北緯32度50分7.7秒 東経130度52分10.94秒

象徴[編集]

校旗[編集]

創立者松前重義は、内村鑑三の思想的影響から「愛と正義」を自らの信条として、学園の校旗の十字に象徴化しました。そして、「校旗の十字の白線は、横が愛、縦は正義を表す。愛と正義の交わるところに真理がある」と述べています。

校旗の地色は学園の教育機関の幼・小・中・高・短大・大学・大学院の七段階に対応して、それぞれ赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色に分けられています。これは虹の七色を意味しており、七色の光が渾然と融合して太陽の白光となり地上に降り注ぐとき、万物は育成されることに象徴されるように、七種の学校群が一体となって教育を行うことにより、一人ひとりの中に豊かな生命が育まれるように、という願いがこめられているものです。

大学歌[編集]

  • 校旗讃賦
    • 作詞者:松前重義
  • 建学の歌
    • 作詞者:松前重義、作曲者:信時潔
    • 学園のすべての教育機関で愛唱される。東海大学の前身・航空科学専門学校が開校してまもない1943年5月ごろ、病床にあった松前重義が、若者への期待を込めて作詞した。「声なく教う富士ヶ岳 海濤叱咤す太平洋」から始まり、松前にとって理想の教育環境であった建学の地・清水の情景が歌詞に盛り込まれている。
  • 校歌
    • 作詞者:松前重義、作曲者:松前紀男
    • 1955年の東京移転時に新たに制定された。「銀漢遠く星清く」から始まる。松前重義の次男・紀男(後に東海大学教授・学長を務める)の作曲である。
  • 応援歌
    • 作詞者:松前重義、作曲者:小山光男
    • 大学のみならず、系列校の応援でも使用される。「西崑崙の山の波 東無限の太平洋」から始まる。四番まであり、各番の最後は、「東海」を5回連唱する。
  • 友情の歌
    • 作詞者:松前重義、作曲者:小山光男

応援歌[編集]

  • Tのテーマ
  • 東海マーチ
  • 燃えろ東海
  • 押せ押せ東海

スローガン[編集]

「先駆けであること 〜Think Ahead , Act for Humanity〜」

  • 2005年より「先駆けであること。」の形で使用。2017年の建学75周年を機に後半の英文を組み合わせて使用している。

イメージキャラクター[編集]

「リッキー」

  • 東海大学が育成する「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」の4つの力を表すイメージキャラクター 。2010年9月22日に図案を発表、同年11月2日に名称を発表。

教育および研究[編集]

学部[編集]

文学部[編集]

東海大学古代エジプト及び中近東コレクションに関するプロジェクト(日本初の「パピルス文書修復師養成ワークショップ」等を催す)。東海大学古代エジプト及び中近東コレクション(略称AENET) をオンラインで公開している。

学生と教員とのトーク番組『東海Book Cafe』 を放送している。

入学定員370名。

  • 文明学科
  • 歴史学科
    • 日本史専攻
    • 西洋史専攻
    • 考古学専攻
  • 日本文学科
  • 英語文化コミュニケーション学科

文化社会学部[編集]

  • 入学定員450名。
    • アジア学科
    • ヨーロッパ・アメリカ学科
    • 北欧学科
    • 文芸創作学科
    • 広報メディア学科
    • 心理・社会学科

教養学部[編集]

文部科学省の教育GPで採択されたSOHUMプログラムに取り組んでいる。

芸術学科音楽学課程では、2004年度より東京交響楽団と提携している。

入学定員190名。

  • 人間環境学科
    • 自然環境課程
    • 社会環境課程
  • 芸術学科
    • 音楽学課程
    • 美術学課程
    • デザイン学課程

児童教育学部[編集]

  • 児童教育学科

体育学部[編集]

国内外屈指の充実したスポーツ施設・設備を有する。

体育関係の指導者の養成を目的 とし、「“科学する体育”」 を目指し、創設された。

1968年4月、武道学科は、「わが国で生れ、わが国民の中で育ってきた武道は、その底に流れているものについては時代を超越して大きく評価されるべきものが数多くあり、この武道を正しく認識し、理解した堅実にして豊かな人間性は、現代社会が要望している人間像の一つである」とし、武道の発展とその指導者の養成を目的に創設された。

入学定員540名。

  • 体育学科
  • 競技スポーツ学科
  • 武道学科
  • 生涯スポーツ学科
  • スポーツ・レジャーマネジメント学科

健康学部[編集]

入学定員200名。

  • 健康マネジメント学科

法学部[編集]

  • 1986年4月、湘南校舎に開設された。1982年8月、法学部の前身となる法学研究所が霞が関の東海大学校友会館に開設された。 法学研究所は、法学部の母体として本格的な研究活動をし、法学部開設を達成した後の1988年3月に、社会科学研究所と統合された。 法学部開設2年後の1988年度からはNTTからの推薦による留学生 を迎え入れていた。 法律キャリア・プランニング等を通し、キャリア形成をしている。 入学定員300名。
  • 法律学科

政治経済学部[編集]

自治体インターンシップ等の授業を開講している。

入学定員400名。

  • 政治学科
  • 経済学科

経営学部[編集]

入学定員230名。

  • 経営学科

国際学部[編集]

  • 国際学科

観光学部[編集]

サマーセッション(夏季休暇期間)では北陸地方への研修もある。

ANAとの産学連携が行われている。

入学定員200名。

  • 観光学科

情報通信学部[編集]

入学定員240名。

  • 情報通信学科

理学部[編集]

総合大学のメリットを生かし、最先端の技術を教育の場へ応用している。

著名教員としては2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊がいた。

入学定員320名。

  • 数学科
  • 情報数理学科
  • 物理学科
  • 化学科

情報理工学部[編集]

入学定員300名。

  • 情報科学科
  • コンピュータ応用工学科
  • 情報メディア学科

建築都市学部[編集]

  • 建築学科
  • 土木工学科

工学部[編集]

1950年に新制東海大学が設置された当初に工学部が置かれた。無装荷ケーブルによる長距離通信技術の確立に尽力した創立者の松前重義博士は、電気・通信系の学科が中心となってFM放送に代表される無線通信技術を開発に携わるところから始まった。1960年に超短波(FM)放送実験局、超短波放送実用化試験局「FM東海」(現FM東京)として認可を受けて放送を開始した。 1955年の「原子力基本法」成立を主導した松前重義博士は「56年に工学部応用理学科原子力工学専攻を設置し、日本で初めて原子力教育に着手」 した。

入学定員820名。

  • 生命化学科
  • 応用化学科
  • 電気電子工学科
  • 機械工学科
  • 機械システム工学科
  • 航空宇宙学科
    • 航空宇宙学専攻
    • 航空操縦学専攻
  • 医工学科

医学部[編集]

入学定員205名。

  • 医学科
  • 看護学科

海洋学部[編集]

入学定員350名。

  • 水産学科
    • 生物生産学専攻
    • 食品科学専攻
  • 海洋生物学科
  • 海洋理工学科
    • 海洋理工学専攻
    • 航海学専攻

人文学部[編集]

  • 人文学科

文理融合学部[編集]

  • 経営学科
  • 地域社会学科
  • 人間情報工学科

農学部[編集]

東海大学農学部 入学定員230名。

  • 農学科
  • 動物科学科
  • 食生命科学科

国際文化学部[編集]

  • 地域創造学科
  • 国際コミュニケーション学科

生物学部[編集]

  • 生物学科
  • 海洋生物科学科

大学院[編集]

総合理工学研究科[編集]

  • 総合理工学専攻(博士(後期)課程)
    • 物理・数理科学コース
    • 情報理工学コース
    • 電気・電子コース
    • 生命理工学コース
    • 材料・化学コース
    • 機械・航空宇宙コース
    • 建築・土木コース
    • 海洋理工学コース
    • 地球環境科学コース

生物科学研究科[編集]

  • 生物科学専攻(博士(後期)課程)
    • 生物資源科学コース
    • 生命科学コース

生物学研究科[編集]

  • 生物学専攻(修士課程)

文学研究科[編集]

  • 文明研究専攻(以下、博士課程(前期・後期))
  • 史学専攻
  • 日本文学専攻(以下のコースは博士前期課程のみ)
    • 日本文学研究コース
    • 日本語教育学コース
  • 英文学専攻
  • コミュニケーション学専攻
    • メディア学系
    • 社会学系
    • 臨床心理学系
  • 観光学専攻(修士課程のみ)

政治学研究科[編集]

  • 政治学専攻(博士課程(前期・後期))
    • 政治学研究コース
    • 地方行政研究コース
    • 国際政治学研究コース

経済学研究科[編集]

  • 応用経済学専攻(博士課程(前期・後期))

法学研究科[編集]

  • 法律学専攻(博士課程〈前期・後期〉)

人間環境学研究科[編集]

  • 人間環境学専攻(修士課程)

芸術学研究科[編集]

  • 音響芸術専攻(以下、修士課程)
  • 造形芸術専攻

体育学研究科[編集]

  • 体育学専攻(博士課程(前期・後期))

理学研究科[編集]

  • 数理科学専攻(以下、修士課程)
    • 数学コース
    • 情報数理学コース
  • 物理学専攻
  • 化学専攻

工学研究科[編集]

  • 電気電子工学専攻(以下、修士課程)
  • 応用理化学専攻
  • 建築土木工学専攻
  • 機械工学専攻
  • 医用生体工学専攻

情報通信学研究科[編集]

  • 情報通信学専攻(修士課程)

海洋学研究科[編集]

  • 海洋学専攻(修士課程)

医学研究科[編集]

  • 先端医科学専攻(博士課程)
  • 医科学専攻(修士課程)

健康科学研究科[編集]

  • 看護学専攻(以下、修士課程)
  • 保健福祉学専攻

農学研究科[編集]

  • 農学専攻(修士課程)
    • 生物資源科学コース
    • 生命科学コース
    • 連携大学院

別科[編集]

  • 日本語研修課程(1年制)
  • 声楽専修(以下、3年制)
  • 器楽専修
  • 彫刻専修
  • 工芸専修
  • 絵画専修

課程[編集]

  • 乗船実習課程


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