東京造形大学
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東京造形大学(とうきょうぞうけいだいがく、英語: Tokyo Zokei University)は、東京都八王子市に本部を置く日本の私立美術大学。1954年創立。
美術大学で、日本で初めて「造形」という名称を冠した大学である。桑沢デザイン研究所の創立者桑澤洋子により設立され、従来のデザイン/美術教育の枠を超えた教育理念により、自由で柔軟な独自の校風を持ち美術とデザインの統合性を原義に、創造を社会的営為として実践する人材を養成する高等教育機関として1966年八王子元八王子町に設立。
東京五美大(多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京造形大学、女子美術大学、日本大学藝術学部)の一つである。
沿革[編集]
- 1954年 ファッションデザイナーの桑澤洋子がバウハウス流教育理念を基に、日本で最初のデザイン教育機関として桑沢デザイン研究所を設立。
- 1957年 学校法人桑沢学園設立。
- 1965年 東京造形大学が文部省認可。校舎設計 浦辺建築事務所。
- 1966年 東京都八王子市元八王子町(現在、八王子城跡ガイダンス施設と駐車場があるあたり)に東京造形大学開学(学長 桑沢洋子就任)。
- 1967年 勝井三雄によるシンボルマーク決定。
- 1969年 デザイン学科に室内建築を新設。CS祭初開催。2号館、3号館竣工。
- 1973年 桑澤洋子藍綬褒章受章。
- 1976年 桑澤洋子逝去。4号館竣工。
- 1978年 技術センター発足。スタジオなど実技系の教室を管理。
- 1981年 カリキュラム変更 デザイン学科I類・視覚伝達計画II類・環境計画 / 美術学科I類 絵画II類・彫刻の編成となる。
- 1986年 開学20周年記念式典。
- 1990年 八王子宇津貫町に新キャンパス建設始まる。
- 1993年 宇津貫キャンパスへ移転。全面開校。
- 1996年 シンボルマークの変更、田中一光によるリ・デザイン。英文表記を「Tokyo University of Art and Design」から「Tokyo Zokei University」に変更。
- 1998年 学科構成をデザイン科3専攻。美術学科3専攻に改変。技術センターをデザイン工房に改称。
- 2003年 「サステナブルプロジェクト」「アニメーション」専攻を設置。新グラウンド完成。
- 2005年 大学院造形研究科造形専攻(修士課程)を開設。桑沢研究所内に桑沢サテライト教室を設置。
- 2007年 国際美術・デザイン・メディア大学連合(Cumulus)に加盟。
- 2011年 デザイン学科を8専攻領域に改編。
- 2016年 創立50周年を迎える。大学院造形研究科造形専攻に博士後期課程を新設。大学院造形研究科造形専攻修士課程に造形教育研究領域を新設。
教育および研究[編集]
教育課程の特色[編集]
高度情報化社会の複合化した諸問題の把握と解決のためには、個別領域における「専門性」と複合領域における「総合性」とに立脚した構想力と実践能力が不可欠との立場から、教育課程では「専門性」及び「総合性」双方の深化に根ざしたディシプリンが重視されている。また、そうした柔軟性のあるカリキュラム、徹底した少人数教育を行っている。
交通アクセス[編集]
JR横浜線 相原駅東口よりスクールバス5分(徒歩15分)