東京スポーツ
東京スポーツ(とうきょうスポーツ)は、東京スポーツ新聞社(とうきょうスポーツしんぶんしゃ)が発行する日本の夕刊スポーツ新聞である。略称は「東スポ」(とうスポ)。
休日は原則休刊。GWは5月2日 - 4日頃に、年末年始は12月28日頃に250円 - 300円のGW特大号並びに新春特大号(お正月特別号)がそれぞれ発売され、以後GW並びに正月三が日が過ぎるまで休刊。その誤報・ガセネタ・飛ばし記事の多さから、「飛ばしの東スポ」の異名を取る。
概要[編集]
明治時代に東京で創刊した老舗の大衆紙『やまと新聞』の流れを汲む(その後身で帝都日日新聞から改題した現存のやまと新聞の系譜も含む)。同紙最後のオーナーで暴力団からプロレス界まで幅広く顔が利いた右翼の児玉誉士夫がそのままオーナーとなり、初代社長には大映社長で児玉と親交があった永田雅一が就任。児玉の死後は元側近太刀川恒夫が社長になった(現・会長)。そうした経緯から、概ね保守的・右派的な論調を持っている。日付欄は「平成○○年(20○○年)」のように元号(西暦)と表記している。
東スポは、創刊当時からプロレスを大きく扱っており、他に競馬・性風俗関係の記事に強い。
かつては東京都中央区築地の日刊スポーツ新聞社東京本社内に本社・編集局を構え、印刷も同所にある日刊スポーツ印刷社(現・日刊スポーツPRESS)で行われていたが、1988年(昭和63年)6月、旧やまと新聞創刊時の版元日報社の後身毎日新聞グループと提携。毎日の印刷子会社東日印刷が東京都江東区越中島に新築した本社ビルへ移転、印刷委託先も東日印刷に切り替えた。北海道発売分に関しては、2009年6月29日から、北海道北広島市の毎日新聞北海道センターでの現地印刷へ切り替えられたものの、2017年12月28日分をもって北海道における現地印刷や販売は終了した。
2008年11月5日号(11月4日発行)から、1部売りが120円から130円に、2014年4月2日号(4月1日発行)からは130円から140円に、2019年5月21日号(5月20日発行)からは140円から150円に、2021年9月28日号(9月27日発行)からは150円から160円に、2023年4月4日号(4月3日発行)からは160円から180円に値上げした。