映画の賞

映画の賞（えいがのしょう）では、映画に与えられる賞について述べる。

映画の賞には大きく分けて2種類ある。観客側（マスメディア等含む）が与える賞と、映画製作関係者による技術的な部分にも目を向けた賞とである。前者が監督や俳優等への賞に集中するのに対して、後者は撮影や録音・音楽・美術等といった映画スタッフへの賞も設けている。ハリウッドのアカデミー賞等は後者の代表格である。

以上のものが年間を通しての評価であるのに対して、映画祭で与えられる賞もある。これにはコンペティション部門で与えられるもの、新人監督、永く映画界に貢献のあった監督に与えられるものなどがある。

アメリカ[編集]

アカデミー賞 - 映画業界関係者による顕彰。
ゴールデングローブ賞 - ハリウッドの外国人映画記者協会の会員が選出する賞で、1月下旬に発表され、アカデミー賞の前哨戦と見られている。
インディペンデント・スピリット賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー
ニューヨーク映画批評家協会賞 - 映画批評家の選出による映画賞。
ロサンゼルス映画批評家協会賞 - 映画批評家の選出による映画賞。
全米映画批評家協会賞 - 映画批評家の選出による映画賞。
アメリカ各組合賞
- 全米監督協会賞
- 全米脚本家組合賞
- 全米映画俳優組合賞
クリティクス・チョイス・アワード
ゴールデンラズベリー賞
MTVムービー・アワード
オースティン映画批評家協会賞
ラスベガス映画批評家協会賞（シエラ賞）
アニー賞（アニメのアカデミー賞といわれる）
スクリーム賞
サテライト賞
サターン賞

日本[編集]

日本アカデミー賞 - 映画業界関係者による顕彰。
ブルーリボン賞 - 東京のスポーツ新聞7紙の記者によって構成された「東京映画記者会」主催の映画賞。
キネマ旬報賞 - 現行商業誌で世界最古の映画誌が主催する映画賞。
- キネマ旬報ベスト・テン
- キネマ旬報読者選出ベスト・テン
- キネマ旬報文化映画ベスト・テン
毎日映画コンクール - 日本国内のマスコミによって選出される映画賞の1つ。
報知映画賞 - 日本国内のマスコミによって選出される映画賞の1つ。
日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 - 日本国内のマスコミによって選出される映画賞の1つ。
映画芸術ベストテン - 日本国内のマスコミによって選出される映画賞の1つ。
山路ふみ子映画賞
日本映画監督協会新人賞 - 映画業界が新人監督を顕彰するもの。
ゴールデングロス賞 - 映画業界が興行を顕彰するもの。
川喜多賞
藤本賞 - 映画業界が製作者を顕彰するもの。
日本映画ペンクラブ賞
- 日本映画ペンクラブ選定ベスト5
三浦賞 - 映画業界が撮影を顕彰するもの。
JSC賞
城戸賞
優秀外国映画輸入配給賞 - 映画業界が映画配給を顕彰するもの。
日本映画批評家大賞
日本映画プロフェッショナル大賞
東京スポーツ映画大賞
新藤兼人賞
- SARVH賞
日本インターネット映画大賞（旧称・ニフティ映画大賞）
全国映連賞
東京新聞映画賞

アジア[編集]

金鶏百花映画祭（中国のアカデミー賞といわれる。中華圏の3大映画賞の１つ）
香港電影金像奨（香港のアカデミー賞といわれる。中華圏の3大映画賞の１つ）
金馬奨（台湾のアカデミー賞といわれる。中華圏の3大映画賞の１つ）
大鐘賞（韓国のアカデミー賞といわれる）
青龍映画賞（韓国のアカデミー賞といわれることもある）
百想芸術大賞（韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれることもある。）
大韓民国映画大賞（青龍映画賞を上回る賞金を誇る韓国の映画賞）
アジア・フィルム・アワード

ヨーロッパ[編集]

英国アカデミー賞（BAFTA（賞）ともいわれることもある）
英国インディペンデント映画賞
ドイツ映画賞（ドイツのアカデミー賞といわれる）
セザール賞（フランスのアカデミー賞といわれる）
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞（イタリアのアカデミー賞といわれる）
ゴヤ賞（スペインのアカデミー賞といわれる）
ヨーロッパ映画賞

映画祭[編集]

世界三大映画祭
- カンヌ国際映画祭
- ベルリン国際映画祭
- ヴェネツィア国際映画祭
世界四大映画祭
- カンヌ国際映画祭
- ベルリン国際映画祭
- ヴェネツィア国際映画祭
- モスクワ国際映画祭
サンダンス映画祭
東京国際映画祭
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
ヨコハマ映画祭 - 市民団体が主催する映画ベストテン・個人賞で有名な日本国内の映画祭。
おおさかシネマフェスティバル
ショートショートフィルムフェスティバル
朝日ベストテン映画祭

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映画の賞 in English