日産自動車
日産自動車株式会社(にっさんじどうしゃ、英: NISSAN MOTOR CO.,LTD.)は、神奈川県横浜市に本社を置く、日本の多国籍自動車メーカー。同社の筆頭株主のルノー、三菱自動車工業の3社と、ルノー・日産・三菱アライアンスを形成している。また三菱自動車工業の筆頭株主でもある。
北アメリカなどの国では高級車ブランドのインフィニティ(Infiniti)を展開している。新興国向けには低価格ブランドのダットサン(Datsun)を展開していた。春光グループの春光会、芙蓉グループの芙蓉懇談会の会員企業である。日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の一つ。
概要[編集]
本社は横浜市西区高島一丁目1番1号(日産グローバル本社)。
1990年代後半から日産が経営危機に陥ったことを契機に、フランスのルノーと資本提携を結び、ルノーは同社の筆頭株主として、カルロス・ゴーンを送り込んでリストラなどの経営再建を図った。そのため、ルノーが日産自動車の発行済み株式の約44%を所有し、日産に対して強い議決権を持ったり日産自動車に役員を送り込んだりしており、両社はさまざまな経営資源を融通し合うことで競争力を高めるアライアンス関係にある(2023年以降はルノーから日産への出資比率は15%に引き下げ、対等な資本関係となった)。日産自動車の関連会社には、委託製造会社である日産車体、モータースポーツと特装車やカスタムカーを担う日産モータースポーツ&カスタマイズなどがある。特に有名なのはスカイラインや、GT-R、フェアレディZなどのスポーツモデルである。
国外では高級車の「インフィニティ」ブランドおよび新興国向けの低価格車ブランド「ダットサン」での展開も行っていた他、ルノーの車種を「日産」ブランドで販売している(ルノー・ジャポンは日産グローバル本社屋内に籍を置く)。海外では特にSUVと小型車、ピックアップトラックに強みを持っており、日産自動車の2021年のグローバル販売台数は382万台、グローバル生産台数は338万台である。
日本の自動車メーカーとしてはトヨタ自動車に次いで2番目に400万台の大台を突破した。2017年の上半期には、ルノー、三菱自と合わせた世界販売台数でグループ第1位を獲得した。ここ数年での国内の登録車台数において本田技研工業に次いで第3位となっている。
女性活躍推進に優れている企業を選定・発表している経済産業省と東京証券取引所との共同企画である「なでしこ銘柄」に第一回(2012年度)から連続して選定されている(2017年度まで)。
日本の自動車メーカーではいち早く電動化技術に対応し、2022年7月現在、完全電気自動車は日産リーフをはじめ、日産アリア、日産サクラの3車種に上る。
また、日産独自のシリーズハイブリッドシステムである、e-POWERを様々な車種に搭載している。
歴史[編集]
日産自動車の興り[編集]
1905年に、鮎川義介が最先端技術であった鋳物技術の習得へ渡米した際に、米国工業の頂点に自動車工業があると見たことに端を発する。
義介の帰国後、大叔父の井上馨の斡旋により、親戚の久原家、貝島家、藤田家、三井家の出資を受け、1910年に福岡県戸畑市(現在の北九州市戸畑区)において戸畑鋳物株式会社(現在のプロテリアル、旧日立金属)を創設し、義介が専務技師長となり鋼管製造の傍ら、1924年には農業用・工業用・船舶用石油発動機製造販売へ事業を発展させた。戸畑鋳物東京製作所(深川)を新設し1929年(昭和4年)に自動車用マレブル鋳鉄製造を始める一方で、久原家が興した久原鉱業の社長に就任して同社を改組し、1928年に日本産業株式会社(略称、日産)とした。後の日本産業コンツェルンの基となる。
戸畑鋳物株式会社の傘下として、1931年にダット自動車製造株式会社を収めるものの、1933年(昭和8年)ダット自動車製造株式会社が、株式会社石川島自動車製作所と合併し自動車工業株式会社(現在のいすゞ自動車)を設立するに際して、戸畑鋳物株式会社がダットサンの商標と製造権、および、大阪工場を無償で譲り受け、日本産業株式会社の出資を加えて同年12月に、新ためてダットサンの製造のために自動車製造株式会社を設立する。同社を、翌1934年(昭和9年)に日産自動車株式会社と改称したのが、興りである。
1936年(昭和11年)9月14日、自動車製造事業法に基づき豊田自動織機とともに政府から自動車製造許可を受けた。
なお、先の自動車工業株式会社は、橋本増治郎が1911年に設立した快進社がルーツであり、1914年に誕生したダット号が初の自動車の開発・製造であった。しかし、ダットサンの知財と大阪工場を得たのは日産であった。
創業 - 1980年代[編集]
創業期より先進技術の吸収に積極的で、日産自動車は日本フォードや日本ゼネラル・モータースなみの大型乗用車を製造するため、1936年にアメリカのグラハム・ペイジから設計図や設備などを購入し、また戦時中の技術的空白を埋めるため、1952年にイギリスのオースチンと技術提携している。
1958年には、当時世界で最も過酷なオーストラリア大陸一周ラリーに自社開発のダットサン・210型で出場してクラス優勝を飾り、1960年には業界初のデミング賞を受賞するなど、創業時より技術力の高さから「旗は日の丸、車はダットサン」、「技術の日産」として親しまれ、故障が少なく高速走行を得意としたことで医者の往診に愛用されたことから「医者のダットサン」としても親しまれた。
1966年8月1日には、経営難に陥ったプリンス自動車工業を通産省主導により合併。スカイライン、グロリアなどの車種と、中島飛行機・立川飛行機の流れを汲む人材を戦列に加えた。またプリンス自動車工業の宇宙開発事業を承継し宇宙航空事業部を発足させた。
1973年の米国環境庁(EPA)の燃費テストでサニーは第1位となり、この間、燃費向上のための高張力鋼板およびボディの防錆性の向上のための亜鉛ニッケルメッキ合金を用いた防錆鋼板(同社では「デュラスチール」と命名)、エンジンの燃焼制御技術の開発からCAD/CAM、産業用ロボットの開発まで、「技術の日産」として先端技術分野の先駆的役割を果たしてきた。
しかし、その反面、戦時中に自動車の配給を独占していた「日本自動車配給株式会社」が戦後に解散となった際、日本国内各地の地元の有力ディーラーの大半がトヨタ自動車販売(現・トヨタ自動車)に組織化されたために販売力でハンデがついてしまい、技術面では「技術の日産」と評されるほどに優位を保っていた反面、販売面ではマーケティングと販売戦略で業界トップとなったトヨタには及ばず、1980年代以降は更にトヨタとの差は広がった。
901活動[編集]
1980年代には「90年代までに技術世界一を目指す」という名の下、全車種を対象にエンジンをはじめ、シャーシやサスペンションの設計目標と、走行実験におけるハンドリング評価基準の大幅な底上げなどに力を注いだ「901活動」がおこなわれており、日本車の技術向上に大きく貢献したことでは一定の評価を受けている。
1980年代後半のバブル経済(バブル景気)時代には、K10型マーチをベースにしたパイクカーの第一弾として限定1万台で発売され2か月で予約完売となったBe-1や、当時日本唯一の3ナンバー専用の高級車であったY31型シーマや、当時はデートカーとして人気となったS13型シルビアなどをヒットさせ、「Be-1効果」や「シーマ現象」なる流行語まで生みだし、「901活動」のもとで開発されたR32型スカイラインやZ32型フェアレディZなどのスポーツ系車種をはじめとしてP10型プリメーラなどのセダン系車種なども高い評価を得るなど存在感を示していた。しかし、1991年のバブル経済崩壊以降に開発・発売されたU13型ブルーバード(特にEEX/SSS系の4ドアセダン)やC34型ローレル、B14型サニー(同B14型ルキノクーペを含む)、S14型シルビア、R33型スカイライン(同R33型GT-Rは除く)、R11型プレセア、N30型ルネッサなどの車種は終始、販売不振に終わり、低迷の兆しは見え始めていた。
経営危機[編集]
バブル崩壊の影響で、高価格で収益性の高いシーマやセドリック、グロリアなどの高級車の販売が減少した上に、もともと商品企画(いわゆるマーケティング)や販売戦略が不得意な上にヒット車種を数多く出せないこと、さらに過激な組合運動に足を引っ張られ抜本的なコスト削減もままならないまま財務内容はますます悪化の一途を辿り、「901活動」でコスト上昇を招いた走行実験部やデザイン部を中心としたリストラを断行してもなお1998年には約2兆円もの有利子負債を抱え経営危機に陥ってしまう。その中でも、A32型セフィーロ、E50型エルグランド、K11型マーチ、C23型バネットセレナ(のちのセレナ)などがコンスタントに販売台数を記録して経営危機に陥っていた日産を支えていた。しかしながら、R34型スカイラインGT-RやZ32型フェアレディZ、S15型シルビアを始めとしたスポーツカーも後継機を世に送り出すこともなく生産中止となった。
その後、軽自動車市場の拡大を背景に、軽自動車を含めた日本国内シェアで、ホンダの後塵を拝するようになり、国内シェア第3位に転落した。
ルノーと資本提携へ[編集]
継続的な販売の不振により、2兆円あまりの有利子債務を抱え倒産寸前の経営状態となった1999年3月に、フランスの自動車メーカーのルノーと資本提携(ルノー=日産アライアンス)を結び、同社の傘下に入り更生を図ることとなった。
提携内容は、ルノーが6430億円(約50億ユーロ/330億フランスフラン/54億USドル)を出資し、日産自動車の株式36.8%、および日産ディーゼル工業の株式22.5%を取得するとともに、日産自動車の欧州における販売金融会社も取得するというものだった。
当初は両社の文化的土壌の違いやラインナップの重複、日産自動車の負債の大きさや労働組合の抵抗などを理由に、同業他社やアナリストをはじめとする多くの専門家がその行き先を危惧した。 同年中に日本人社長の塙義一は解任され、ルノーの取締役会長兼CEO(PDG)であったルイ・シュヴァイツァーの指示より同社副社長のカルロス・ゴーンが新たな最高経営責任者(CEO)に就任した。ゴーンらのチームは、同年10月19日に発表した「日産リバイバルプラン(NRP)」のもとリストラを進めた。
ルノーから資金や人員が注入されると同時に、東京都武蔵村山市にあった日産自動車村山工場や、京都府宇治市の日産車体京都工場の乗用車製造ラインなどの生産拠点の閉鎖、資産の売却や人員の削減とともに、子会社の統廃合や取引先の統合、原材料の仕入の見直しなどによってコストを削減した。またこれに先立って外国企業の影響を避けるため、宇宙航空事業部が石川島播磨重工業に売却され、IHIエアロスペースが設立された。
更に、車種ラインアップの整理と同時にデザインなどを刷新し、積極的な新車投入を行ったことで販売台数を伸ばし、2003年6月には当初の予定から前倒しで負債を完済した。
2000年代以降[編集]
ゴーンは日産自動車の建て直しの手腕が高く評価され、2005年4月からはルノーの取締役会長兼CEO(PDG)も兼任している。2013年11月までは、ゴーンCEOの指揮の下で日産自動車生え抜きの志賀俊之が最高執行責任者(COO)を務めていた(現在は日産社内でのCOO職は設けていない)。
2008年には、サブプライムローン問題に端を発した世界的な金融危機や原油高騰による不況の中、世界販売台数は0.9%増加し、アメリカでは自動車販売台数が18%減少の中、日産は10.9%減にとどまった。
2007年春に、企業誘致に熱心な横浜市の「横浜みなとみらい21(MM21) 地区」66街区に本社社屋の建設を着工し、2009年8月2日に「横浜グローバル本社」として竣工した。同年8月7日に、長らく本社のあった東京・東銀座から移転(登記上の本店は、横浜市神奈川区の横浜工場のまま)。当初は、2010年をめどに移転する予定であったが、2009年に横浜開港150周年を迎えるのを機に1年前倒しとなった。この本社立地にあたり、神奈川県から施設整備等助成制度及び横浜市から企業立地等促進特定地域における支援措置を受けることができた。新社屋は建築家谷口吉生の設計によるものとなっている。
なお、東京・東銀座の旧・本社社屋は、読売新聞グループ本社と読売新聞東京本社が建て替えに伴う間の仮本社として2010年9月から2014年1月まで使用していた。この建物は、今後三井不動産が2015年1月の完成を目途に一部改修したうえで、同社の本社機能の一部を移転させるとしている。これは現在の三井不動産本社がある中央区日本橋室町の「三井別館」が、再開発事業により取り壊されるためである。
2014年には、2018年までにルノーとの部品共通化を7割まで拡大すると発表した。
三菱自動車工業との共同開発で軽自動車の販売をしておりミニキャブ→クリッパー、ekワゴン→デイズとして販売している。
2015年度、2010年代の営業利益のピークを迎える。北米市場の売り上げ増が拡大の原動力となっていたが、内情はモデルチェンジのサイクルを伸ばし、インセンティブの積み増しによる薄利多売が支えていたもので、ピークアウトした2016年度以降はインセンティブの効果も薄れ営業利益が激減していった。モデルチェンジのサイクル延長は、カルロス・ゴーン代表取締役の方針によるものだったとされ、代表取締役が離脱(後述)した後は各国の投入する車種群の見直しが進められた。
2016年4月に三菱自動車の燃費偽装問題が発覚した事に関連し、5月12日に日産が2370億円で三菱自動車の発行済み株式の34%を取得し筆頭株主となり、戦略的アライアンスを締結すると共に、三菱自動車の再建を支援すると発表した。同年10月20日に日産が2370億円で三菱自動車工業の発行済み株式の34%を取得し筆頭株主となり、ルノー・日産アライアンスに加わったことを発表した。2017年9月15日に発表した新6ヶ年計画では三菱を含めてさらにアライアンスを強化し、アライアンス全体のパワートレインの共通化を従来の1/3から3/4に拡大するとしている。
詳細は「ルノー・日産・三菱アライアンス」を参照
2017年1月、ディー・エヌ・エー(DeNA)と提携し「自動運転タクシー」の開発を進めると発表した(2017年度より「Easy Ride」として実証実験も開始)。
2017年9月29日まで、同社の日本国内の全6工場で生産した21車種について完成検査の一部を未認定の検査員が行っていたことが明らかになり、新車販売を一時停止する事態となった。同年10月6日、新車の完成検査を無資格の従業員が行っていた問題を受け、乗用車など38車種、計約116万台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
筆頭株主のルノーから派遣されたカルロス・ゴーンが代表取締役会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)を2017年3月まで務めた。同年4月からは会長に専念、また2005年4月よりルノーの取締役会長兼CEO(PDG)も兼任してきたが、2018年11月19日、金融商品取引法違反容疑で逮捕された(後述)。日産自動車は同月22日に開かれた臨時取締役会で、同代表取締役のグレッグ・ケリーとゴーンの代表取締役会長職の解任を決議した。
2019年2月3日、イギリス北東部のサンダーランド工場で計画していたSUV「エクストレイル」の次期モデル生産を撤回すると発表した。欧州向けを九州の工場で製造するとみられる。
NISSAN NEXT[編集]
2020年5月28日に発表した2019年度決算で日産自動車は1992年決算以来27年ぶりの巨額の赤字決算に転落した(総額6712億円)。これと同時に事業構造改革計画「NISSAN NEXT(ニッサン ネクスト)」を発表し、コスト削減、過去の過度な値引きに依存した販売体制・老朽車種の刷新、電動化への対応を打ち出した。翌2020年度決算では新型コロナウィルス(COVID-19)の影響により減収減益になってしまったものの、2019年度決算時に掲げた、損益分岐点の引き下げ、生産能力の削減、新型車の導入に成功した。業績は依然予断を許さない状況にあるが、快方に向かっている。[編集]
2020年7月15日、新CIが導入され、ブランドロゴが19年ぶりに一新された(詳細は後節)。また、同年8月1日から10月23日まで体験型エンターテインメント施設「NISSAN PAVILION Yokohama(ニッサンパビリオン)」を横浜みなとみらい地区(61街区)に期間限定開設した。
2022年10月、ルノー、日産の両社は共同声明を発表し、資本関係の見直しとの引き換え条件に、ルノーが欧州で計画する電気自動車(EV)新会社に日産も出資を検討していることを明らかにした。ルノーは現在、日産株43%を保有しているが、資本関係上の「不平等」を疑問視する声は根強く、このため、日産が出資比率の引き下げを改めて要請。ルノーが日産株を15%まで下げ、日産が持つルノー株の15%にそろえるのを軸に協議を進めると伝えられている。
2023年2月6日、日産とルノーは出資比率を15%の対等に揃えることなどを柱とした新たな提携で合意したと発表した。
前史[編集]
- 1910年6月 - 鮎川義介が福岡県遠賀郡戸畑町(現在の北九州市戸畑区)に戸畑鋳物株式会社を設立。
- 1911年4月 - 橋本増治郎が東京府豊多摩郡渋谷町麻布広尾(現在の東京都渋谷区広尾)に快進社自働車工場を設立。
- 1918年 - 東京府北豊島郡長崎村(現在の東京都豊島区長崎)に新設移転し、株式会社快進社を設立。
- 1919年12月5日 - 久保田権四郎らが大阪府大阪市西区南恩加島町(現在の大正区南恩加島)に実用自動車製造株式会社を設立。
- 1925年7月21日 - 株式会社快進社を合資会社ダット自動車商会に改組。
- 1926年
- 9月2日 - 実用自動車製造株式会社をダット自動車製造株式会社に改組。
- 12月7日 - ダット自動車製造株式会社が合資会社ダット自動車商会を吸収合併。
- 1931年6月 - ダット自動車製造株式会社が戸畑鋳物株式会社の傘下に入る。
- 1933年3月 - 株式会社石川島自動車製作所がダット自動車製造株式会社と合併し、自動車工業株式会社(現在のいすゞ自動車)を設立。戸畑鋳物株式会社が自動車工業株式会社より旧ダット自動車製造株式会社の小型車部門および大阪工場を譲り受け、同社自動車部を設立。
沿革[編集]
1930年代[編集]
- 1933年12月26日 - 神奈川県横浜市に自動車製造株式会社を設立。鮎川義介が代表取締役社長に就任。
- 1934年6月1日 - 日産自動車株式会社に商号変更。
- 1937年2月22日 - 日産自動車販売株式会社を設立。
1940年代[編集]
- 1942年11月9日 - 日産自動車販売株式会社を合併。
- 1943年 - 上海および京城府(現在の韓国・ソウル特別市)の支店を廃止。
- 1944年9月18日 - 本店を東京都日本橋区通一丁目(現在の東京都中央区)に移転。日産重工業株式会社に商号変更。
- 1946年1月14日 - 本店を横浜市神奈川区宝町2番地に移転。
- 1949年8月1日 - 再び商号を日産自動車株式会社に変更。
1950年代[編集]
- 1952年 - イギリスのオースチン社との技術提携を元にしたオースチン・A40サマーセットのノックダウン生産を開始。
- 1953年12月 - 民生デイゼル工業に資本参加。
- 1955年 - 民生デイゼル工業との折半出資による販売会社・日産民生ジーゼル販売を設立。
1960年代[編集]
- 1960年12月 - 民生デイゼル工業を日産ディーゼル工業に、日産民生ジーゼル販売を日産ディーゼル販売に商号変更。
- 1966年8月1日 - スカイライン、グロリアを持つ「プリンス自動車工業株式会社」(富士重工業等と共に分割解体された旧中島飛行機の一部で、冨士精密工業の後身)を合併。
- 1967年 - 宮内庁に、初の国産御料車「プリンスロイヤル」を謹製・納入。
- 1968年 - 東京都中央区銀座に本社事務所を移転。
- 1969年 - 「ダットサン・フェアレディ」の後継車、「日産・フェアレディZ」登場。
1970年代[編集]
- 1970年 - マリーン事業(プレジャーボート)に進出。
- 1970年代 - 1990年代 - 第二次世界大戦後からシェアを積み上げ、一時はトヨタ自動車につぐ日本国内第2位のシェアを占めていたが、日本国内の日産車のシェアが年々低下の一途を辿り、経営陣と塩路一郎委員長率いる強固な労働組合との激しい抗争が長期に及び、1980年代後半には901活動による車両性能の向上と共に個性的なエクステリアデザインや商品戦略が各界から高く評価されて日産自動車全体のブランドイメージが向上するも、1990年代に入り、バブル景気の崩壊後は財務が悪化した上、デザインや商品戦略などの相次ぐ失敗で販売不振に陥り、経営危機が深刻化する。
1980年代[編集]
- 1980年
- 1月 - スペインのモトール・イベリカに資本参加。
- 1981年
- 7月 - 国内向けの一部車種と日本国外向けの車種に設けられていた「DATSUN」ブランドを廃止して、順次「NISSAN」ブランドへ変更して統一する方針を発表。
- 1月 - 開発拠点をテクニカルセンター(神奈川県厚木市)に集約。
- 1985年8月 - 社長が石原俊(事務系出身)から久米豊(技術系出身)になり、今までの官僚経営から技術中心の経営、後の901活動を推進する経営へと変えていった。
- 1987年6月19日 - Y31型セドリック・グロリア発売。グランツーリスモ系初設定。大ヒットする。このことにより、後のインフィニティ・Q45の発売を決定する。パイクカー・Be-1限定発売。大ヒットする。
- 1988年 - 日本初の3ナンバー専用車・セドリックシーマ・グロリアシーマを発売。大ヒットとなり、シーマ現象なる言葉ができた。 新ブランドセダン・マキシマ・セフィーロを発売。
- 1989年 - スカイラインGT-Rが復活。フラッグシップセダン・インフィニティ・Q45日米同時発売。アメリカにて高級車専門の「インフィニティ」ブランドを展開。車種は、インフィニティQ45とインフィニティ・M30の2車種であった。
1990年代[編集]
- 1994年 - 三星自動車(現、ルノーサムスン自動車)への技術支援を行う。
- 1999年3月 - フランスのルノーと資本提携し、ルノー=日産アライアンスを結成しルノーの傘下になる。6月にルノー副社長のカルロス・ゴーンが最高執行責任者(COO)に就任し、経営再建計画である「日産リバイバルプラン」を発表した。
2000年代[編集]
- 2000年 - フェアレディZ生産中止。Zの名前が2年近く消滅する。
- 2001年 - ゴーンが6月に社長兼最高経営責任者(CEO)となる。
- 2002年 - スズキより、軽自動車「MRワゴン」のOEM供給を受け、「モコ」として発売開始。軽自動車市場へ参入を果たし、ゴーンが「日産リバイバルプラン」の目標達成を宣言した。また、フェアレディZが2年ぶりに復活する。
- 2003年
- 2月 - セフィーロを廃止し、前年に廃止となったローレルとの統合後継車としてティアナを投入。
- 10月 - 日産ディーゼル工業と小型トラックの合弁会社「日産ライトトラック」を設立。
- 2004年9月 - サニーを廃止し、ティーダを発売。10月、セドリック・グロリアを廃止し、フーガを発売。12月、リバティを廃止し、ラフェスタを発売。
- 2005年
- 4月より従来の販売会社別での取扱車種を撤廃、全販売会社(レッドステージ&ブルーステージ)ですべての車種の購入が可能となる。
- 経営再建中の三菱自動車工業との包括的な事業提携。それに伴い、事業提携の一環として三菱製軽自動車eKワゴンのOEMとしてオッティを投入。
- 4月にゴーンが親会社のルノーの取締役会長兼CEO(PDG)に就任、日産の会長兼CEOも兼任する。
- 9月に、ゴーンが進めてきた日産180を終了。
- 2006年
- 6月 - グローバル生産累計台数1億台突破。
- 9月 - 日産ディーゼル工業の全ての株式をABボルボへ売却し、資本関係を消滅。
- 2007年12月 - スカイラインの名前を捨て新たな道を歩む、日産GT-Rを販売開始。
- 2008年 - 環境省の「エコファースト制度」に認定。
- 2009年8月 - 本社所在地を東京都中央区銀座から横浜市西区に移転。登記上の本店は従来通り横浜市神奈川区宝町である。
2010年代[編集]
- 2010年
- 10月1日 - 産業機械事業部が独立、日産フォークリフト株式会社(現:ロジスネクストユニキャリア株式会社)となる。
- 12月 - 量産型専用車種としては世界初となるEV、リーフを発表・発売開始。
- 2011年
- 3月11日 - 東日本大震災の影響で、いわき工場と栃木工場の被災とサプライヤーの工場の被災により全工場の生産が一時ストップするが順次復旧を果たし、「今こそ、モノづくりの底力を。」のキャッチフレーズが起用される。
- 6月1日 - 日産自動車・三菱自動車工業の軽自動車事業に関わる合弁会社、株式会社NMKV設立(資本構成は双方50%ずつ)。
- 2012年
- 4月1日 -「インフィニティ」ブランドの本社機能を香港に移転。
- 6月29日 - 三菱ふそうトラック・バスと日本市場向け小型トラックの相互OEM供給で基本合意。
- 2013年8月29日 - スズキと軽商用車のOEM供給で基本合意。
- 2016年
- 4月20日 - OEM供給先の三菱自動車工業の燃費試験の不正問題を指摘。日産・デイズ、日産・デイズルークスの販売停止。
- 5月12日 - 三菱自動車工業の株式34%を取得し同社を事実上傘下に収める事を取締役会で決議。
- 10月20日 - 三菱自動車工業の株式34%を取得し同社を傘下に収めたことを発表した。またカルロス・ゴーンが三菱自動車の代表取締役会長を兼任することも発表した。
- 2017年
- 1月27日 - 消費者庁が、三菱自動車工業と日産自動車に対して、不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)の優良誤認違反で、日産自動車に対して、三菱自動車の燃費不正発覚後の対応が遅いことを理由に、再発防止を求める措置命令の行政処分が下された。
- 2月23日 - 4月1日付でカルロス・ゴーンが社長兼CEOを退任、後任には副会長兼共同CEOの西川廣人が就任する人事を発表した。ゴーンは引き続き会長を務める。
- 2月27日 - ロンドンの公道上で自動運転車の走行試験を始めた。日産が欧州で自動運転車を走らせるのはこれが初めてとなる。横浜市と共同で超小型EVでカーシェアを開始。2018年
- 9月18日 - Googleとパートナーシップを結び、2021年から車両にカスタマイズしたAndroid オペレーティングシステムを搭載することを発表した。新しいシステムではダッシュボードで車両診断に加えてGoogle マップやGoogle アシスタント、Google Playなどを利用でき、iOSデバイスとも互換性がある。
- 11月 - カルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反で東京地方検察庁特別捜査部に逮捕された。同時に会長職を解任。
2020年代[編集]
- 2022年
- 2月8日 - 欧州向けガソリン車の開発をユーロ7規制を基に中止。日本経済新聞や産経新聞などの一部メディアが日本や中国向けのエンジン開発もじきに中止すると報じたが、アシュワニ・グプタCOOが否定している。
- 10月11日 - 子会社であるロシア日産の全株式を、ロシア国営の自動車・エンジン中央科学研究所に譲渡。ただし、6年間の間は買い戻すことのできる権利が含まれている。
- 11月6日 - 中国現地子会社である日産投資有限公司が、ロボットタクシー専門の日産モビリティサービス有限公司を新たに設立した。
- 2023年
- 2月6日 - ルノーが保有する日産株を15%まで下げ、日産が持つルノー株の15%に揃える資本関係の見直しで合意したと発表した。
経営者[編集]
歴代社長[編集]
名前 | 任期 | 注 | |
---|---|---|---|
初代 | 鮎川 義介(あゆかわ よしすけ) | 1933年12月 - 1939年5月 | 1967年2月13日死去 |
2代 | 村上 正輔(むらかみ まさすけ) | 1939年5月 - 1942年2月 | |
3代 | 淺原 源七(あさはら げんしち) | 1942年3月 - 1944年9月 | |
4代 | 工藤 治人(くどう はると) | 1944年9月 - 1945年6月 | 1963年10月死去 |
5代 | 村山 威士(むらやま たけし) | 1945年6月 - 1945年10月 | |
6代 | 山本 惣治(やまもと そうじ) | 1945年10月 - 1947年5月 | |
7代 | 箕浦 多一(みのうら たいち) | 1947年5月 - 1951年10月 | |
8代 | 淺原 源七(あさはら げんしち) | 1951年10月 - 1957年11月 | 3代目社長の復帰 1970年8月23日死去 |
9代 | 川又 克二(かわまた かつじ) | 1957年11月 - 1973年11月 | 元同社相談役 1986年3月29日死去 |
10代 | 岩越 忠恕(いわこし ただひろ) | 1973年11月 - 1977年6月 | 1981年3月19日死去 |
11代 | 石原 俊(いしはら たかし) | 1977年6月 - 1985年6月 | 2003年12月31日死去 |
12代 | 久米 豊(くめ ゆたか) | 1985年6月 - 1992年6月 | 現日蘭協会・(社)日本自動車会議所 顧問
2014年9月10日死去 |
13代 | 辻 義文(つじ よしふみ) | 1992年6月 - 1996年6月 | 2007年2月11日死去 |
14代 | 塙 義一(はなわ よしかず) | 1996年6月 - 2000年6月 | 元同社相談役名誉会長 2015年12月18日死去 |
15代 | Carlos Ghosn(カルロス ゴーン) | 2000年6月 - 2017年3月 | 三菱自動車前会長、同社前会長
ルノー社長兼会長兼任 2018年11月に東京地検特捜部に金融商品取引法違反の容疑で逮捕 |
16代 | 西川 廣人(さいかわ ひろと) | 2017年4月 - 2019年9月 | 日本自動車工業会前会長
同社代表執行役最高経営責任者 |
代行 | 山内 康裕(やまうち やすひろ) | 2019年9月 - 2019年12月 | 同社代表執行役最高執行責任者 |
17代 | 内田 誠(うちだ まこと) | 2019年12月 - | 同社専務執行役員兼東風汽車有限公司総裁 |
歴代会長[編集]
名前 | 任期 | 注 | |
---|---|---|---|
初代 | 川又 克二(かわまた かつじ) | 1973年 - 1983年 | 元社長 |
2代 | 石原 俊(いしはら たかし) | 1985年6月 - 1992年6月 | 元社長 |
3代 | 久米 豊(くめ ゆたか) | 1992年6月 - 1996年6月 | 元社長 |
4代 | 辻 義文(つじ よしふみ) | 1996年6月 - 1999年6月 | 元社長 |
5代 | 塙 義一(はなわ よしかず) | 1999年6月 - 2003年6月 | 代表取締役CEO兼務(1999年 - 2001年)
元社長 |
共同 | 小枝 至(こえだ いたる) | 2003年6月 - 2008年6月 | カルロス・ゴーンと共同会長(2003年 - 2008年)
同社副社長兼務 退任後同社相談役 元名誉会長 |
6代 | Carlos Ghosn(カルロス ゴーン) | 2003年6月 - 2018年11月 | 同社代表取締役社長兼CEO兼務(2003年 - 2017年)
小枝至と共同会長(2003年 - 2008年) 三菱自動車前会長 ルノー社長兼会長兼任 2018年11月に東京地検特捜部に金融商品取引法違反の容疑で逮捕 |
年 | 月 | 日本 | 米国 | カナダ | メキシコ | 欧州 | 中国 | その他 | 海外販売 | グローバル販売 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021年1月 | 2021 | 1 | 43,211 | 70,458 | 5,159 | 17,762 | 28,336 | 146,245 | 50,001 | 317,961 | 361,182 |
2021年2月 | 2021 | 2 | 50,079 | 86,062 | 6,938 | 18,056 | 29,825 | 75,628 | 47,233 | 263,742 | 313,821 |
2021年3月 | 2021 | 3 | 69,121 | 129,033 | 12,985 | 21,040 | 52,171 | 130,479 | 60,456 | 406,164 | 475,285 |
2021年4月 | 2021 | 4 | 28,339 | 97,527 | 9,128 | 17,444 | 31,241 | 128,297 | 46,680 | 330,317 | 358,656 |
2021年5月 | 2021 | 5 | 29,796 | 110,947 | 9,269 | 17,172 | 28,861 | 111,096 | 41,469 | 318,814 | 348,610 |
2021年6月 | 2021 | 6 | 31,397 | 89,674 | 9,392 | 17,450 | 31,077 | 114,605 | 45,757 | 308,048 | 339,445 |
2021年7月 | 2021 | 7 | 32,969 | 80,297 | 9,200 | 16,420 | 26,148 | 95,783 | 46,168 | 274,131 | 307,100 |
2021年8月 | 2021 | 8 | 30,702 | 66,291 | 8,662 | 16,846 | 20,653 | 113,166 | 45,256 | 270,874 | 301,576 |
ロゴマーク・企業フォント[編集]
日産自動車のロゴマークはもともと「ダットサン」で使われていたもので、吉崎良造(よしざき りょうぞう)と田中常三郎(たなか じょうざぶろう)がシボレーのマークにヒントを得て、赤の日の丸と太陽をベースに天空をモチーフとしたコバルトブルーをいれ、真ん中に白で横一文字で「DATSUN」と書かれていたのが前身である。なお、1937年に制定された社章=記章、株券等に使用していた=は、日の丸の真中に一本の横棒を挿入し、周囲を“日”を抽象化したもので囲ったもので、日立や日本興業銀行の社(行)章と類似していることから、発足時からの「日産・日立・興銀」の関係も表していた、とされている。
その後、文字を筆記体のカタカナで「ニッサン」 と書き直し日産コンツェルン全体の社紋として統括企業に普及するが、戦後の財閥解体とともに日産自動車のみの社紋としてローマ字表記の「NISSAN」に変更となった。
創業50周年を迎えた1983年には、アメリカのペンタグラム社が制作したロゴマーク及び指定フォント(書体)に一新され、さらに2001年には、1999年以降のルノー傘下になってからのゴーン体制下でデザインが社内コンペで検討され、立体的なものとなったロゴマーク及び指定フォント(書体)に一新され、2001年にフルモデルチェンジしたシーマ(F50型)、プリメーラ(P12型)から採用されて現在に至る。ちなみに、このとき採用されたロゴのサンプルは現在でもゴーンのオフィスに飾られているという。
企業フォントはTBWA開発の「NISSAN AG(Akzidenz Groteskの日産バージョン)」とモリサワ「新ゴ」の組合せ、車名バッジはG10型ブルーバードシルフィからNE-01というフォントに基本的に統一されている。
カタカナの車名ロゴは、2001年にロゴマークおよび指定フォント(書体)が一新された後も、1983年の創業50周年を機に米ペンタグラム社が製作した指定フォント(書体)が引き続き使用されていたが、2007年5月にマイナーチェンジして発売されたラフェスタ(B30後期型)、新規車種として発売されたデュアリス(J10型)以降から、新たに製作された指定フォント(書体)に一新されている。
赤・白・青のトリコロールは、日産自動車のコーポレートカラーとして日産ディーラーの各販売会社の店頭看板やレースカーのボディデザインなどとして古くから親しまれている。日産自動車がスポンサーとなっている横浜F・マリノスのチームカラーとしても起用されている。
そのほか、日産ディーラーの各販売会社の大型看板(NISSAN Blue Stage, NISSAN Red Stage, NISSAN Red & Blue)の「NISSAN」の指定フォント(書体)は、1983年に米ペンタグラム社が製作した指定フォントを引続き使用していたが、2007年から、日本国内の日産販売会社各店のレッド/ブルーの色分けを中止してからは、2001年に一新されたロゴマーク及び指定フォントへ変更されたVI(ビジュアルアイデンティ)への変更が順次進められ、大型看板も2001年以降の指定フォントを中央に配し、赤い線を上部に、グレーの線(線内中央に白文字で日産ディーラーの各販売会社名を表示)を下部に配した新しい大型看板に更新された。2020年7月のCI変更に伴い、大型看板が販売会社名の表示を無くした赤背景・白文字のCIへ順次更新されている。
キャッチフレーズ[編集]
メイン・キャッチフレーズ[編集]
- 技術の日産(1950年代 - 1965年)
- 世界に伸びる 日産自動車(1963年 - 1969年)
- 世界の日産(1966年 - 1970年)
- 人とクルマの調和をめざす 日産自動車(1970年 - 1973年)
- 人とクルマの明日をめざす 日産自動車(1973年 - 1977年)
- 人とクルマの明日をめざす 技術の日産(1978年 - 1981年)
- 世界に愛される 先進技術の日産(1981年 - 1982年)
- もう走り始めています 21世紀へ 先進技術の日産(1983年 - 1985年)
- 21世紀を目指す 先進技術の日産(1985年)
- Feel the Beat もっと楽しく感じるままに 技術の日産(1985年 - 1991年)
- LIFE TOGETHER 人間のやさしさをクルマに。(1991年 - 1998年)
- クルマのよろこびを。(1999年1月 - 「ルノー=日産アライアンス」資本提携前)
- NISSAN, RENAISSANCE(「ルノー=日産アライアンス」資本提携後 - 2000年4月)
- SHIFT_the future(2001年10月 - 2008年11月)
- SHIFT_the way you move クルマの可能性を、未来へ。(2008年11月 - 2012年3月)
- 今までなかったワクワクを。 SHIFT_(2012年4月 - 2013年4月)
- Innovation that excites 今までなかったワクワクを。(2013年4月 - 2020年7月)
- Innovation that excites(2016年11月 - 2020年7月)
- "ぶっちぎれ" 技術の日産(2017年8月 - )
- その挑戦で、世界を照らせ。(2020年7月 - 2022年3月)
- 電気自動車と自動運転をリードする日産自動車(2020年7月15日 - )※番組の提供アナウンスのみ
サブ・キャッチフレーズ[編集]
- 顧客と共にあゆむ(1960年代)
- より良い車をより多く(1960年代)
- 無理のない運転で、貴重なエネルギーを大切に(1970年代 - 1985年)
- 安全は、人とクルマでつくるもの。(1970年 - 1985年)
- シートベルトは“安全ベルト”正しく使う習慣を(1970年代 - 1985年)
- 先進技術で選べば日産自動車になる(1982年)
- スペース・テクノロジー(1983年)
- 20世紀の残りは、日産がおもしろくする。(1990年 - 1991年)
- いい運転。日産からのお願いです。(1990年 - 1991年)
- 熱血業界宣言(1990年代前半)
- スピードおさえて、いい運転。(1991年 - )
- 変わらなきゃ(1995年)
- 変わらなきゃも 変わらなきゃ(1996年)
- もっと日産になる。(1997年 - 1998年)
- SHIFT ワード(車種別広告でのキャッチフレーズ)(2004年 - 2008年)
- 今こそ、モノづくりの底力を。(2011年5月 - 2012年3月)(東日本大震災の被災による)
- 80 years of moving people 80年のありがとうを、クルマにのせて。(2013年11月 - 2014年3月)(日産自動車創立80周年による)
- 技術の日産が、人生を面白くする。(2015年8月 - 2020年7月)
- NISSAN INTELLIGENT MOBILITY(2017年7月 - 2020年8月)
- "ぶっちぎれ" 技術の日産(2017年8月 - )
販売店別キャッチフレーズ(現在廃止済み)[編集]
- ブルーバード販売会社にようこそ(ブルーバード販売会社)
- 若いハートの日産サニー(サニー販売会社)
- いい走り。いい生き方。日産プリンス(スカイライン販売会社)
- 世界のパルサー販売(パルサー販売会社)
- 日産のかたちを見てください(ローレル販売会社)
- シルビア世代からシーマ世代まで(ローレル販売会社)
フェア&イベント・タイトル・キャンペーン[編集]
- 日本全国日産デー(1970年代後半 - 1992年、1994年)
- 1985年 - 1987年頃に展開されていたCMには、当時デビューして間もないアイドル歌手・タレントの西村知美が「日本全国日産デー」キャンペーン専属のCMキャラクターとして起用されていた。
- ヨンセンマン(1992年)
- 日産自動車の生産累計台数が4000万台を達成したことを記念し、数々の特別仕様車が発売され、車のボディをモチーフにした顔が特徴的な「ヨンセンマン」のCGアニメキャラクターが存在していた。
- 熱血大感謝フェア(1993年)
- 1993年の創業60周年を記念し、数々の60周年特別仕様車などを取り揃えた、「熱血大感謝フェア」と名付けたキャンペーンCMの専属キャラクターとして、「熱血業界宣言」キャンペーン専属のCMキャラクターを務める吉田栄作をはじめとして、島崎俊郎、神田利則、中山美穂、松居直美、中条かな子(現・緒方かな子)が起用されていた。
- イチロニッサン(1995年-1999年)
- 1991年から1994年にかけてフルモデルチェンジした新型車を続々と投入していたが、新型車の評判がフルモデルチェンジ前の旧型車と比較して芳しくなく販売不振が続き、その結果、人気度・信頼度・企業イメージが低下していた日産自動車全体の建て直しと、タクシー・パトカー・教習車モデルを除く乗用車全車種に、運転席と助手席にSRSエアバッグを標準装備化して他メーカーとの差別化を図ったことによる販売回復の起爆剤になることを願って、野球選手のイチローをメインに、野球解説者(当時)の原辰徳、サッカー選手の川口能活、ボクシング選手の辰吉丈一郎、グラビアタレントのかとうれいこ、競馬騎手の武豊といったの大物スポーツ選手、タレントをCMに起用し、「変わらなきゃ」「変わらなきゃも変わらなきゃ」「イチロ・ニッサン」「こんどの週末は、イチロ・ニッサン」「エアバッグなら、イチロ・ニッサン」「エアロRVなら、イチロ・ニッサン」「イチロ・エアバッグ」「イチロ・エアロ」「ワゴンボックスに乗ろう」などのキャッチフレーズをつけていた。
- なお、「ワゴンボックスに乗ろう」のキャッチフレーズのCMでは、元マラソンランナーの増田明美 が、マラソンの実況解説風のCMナレーションを担当していた。
- それに対して、危機感を抱いたライバルメーカーのトヨタ自動車は、乗用車全車種にSRSエアバッグの標準装備化に加えてABSも標準装備化して、日産自動車のCMに起用の野球選手のイチローに対抗して、ライバルの野球選手の野茂英雄を起用したり、ABSをA(エ)B(ビ)S(ス)というダジャレ的なネタにちなんでタレント・漫画家の蛭子能収をCMに起用して日産自動車に対抗した安全装備の標準化による日産VSトヨタでの販売競争が他メーカーにも波及し、後に、軽自動車を除くほとんどの国産車でSRSエアバッグとABSが標準化されるきっかけになった。
- のってカンガルー(2007年-2012年)
- 声、ナレーションは、スチャダラパー アニ、貴家堂子、桂玲子、安齋肇、Perfume、郷ひろみ、バナナマン(日村勇紀、設楽統)、伊武雅刀、小林克也、井上順を起用。
- CMキャラクターは、栗山千明、渡部陽一、古屋隆太、木村多江を起用。
- ノッテコニッサン(2013年-2015年)
- CMキャラクターに嵐を起用。なお、嵐は2012年4月から2015年6月までのPURE DRIVEシリーズのメインキャラクターも務めていた。
その他キャッチフレーズ[編集]
- "やっちゃえ"NISSAN → やっちゃえNISSAN(2015年-)
- CMキャラクターには2015.6年は矢沢永吉、およびシャーロット・ケイト・フォックスを2016年中盤からは矢沢永吉だけの起用を経て2020年8月20日から2023年8月31日にかけて木村拓哉を起用。尤も、矢沢が起用されていた期間内は共通キャッチコピーではなく、「"攻めるね"NISSAN」「"きてるね"NISSAN」「"粋だね"NISSAN」「"やるね"NISSAN」「"やんちゃだね"NISSAN」など車種ごとに変更してCM放送されている場合もあった。
- "ぶっちぎれ" 技術の日産(2017年8月-)
- CMキャラクターには引き続き矢沢永吉が担当(2020年7月14日まで)。
- 日産がやらなくて、ほかに誰がやる。(2018年1月-2月)
- 日産がやらなくて、ほかに誰がやる。NISSAN PRIDE(2018年2月-7月)
- CMキャラクターには矢沢永吉とロサンゼルス在住の少年バレンチノ・ウィルソンを起用。
- やったぜ日産(2018年10月-11月)
- 2018年上半期にC27型セレナがミニバン部門新車販売登録台数1位、および同2018年上半期にE12型ノートが登録車(普通車・軽自動車を除く小型車)部門新車販売登録台数1位、同2018年上半期にT32型エクストレイルがSUV部門新車販売登録台数1位をそれぞれ達成した記念キャンペーン・スローガン。
- その挑戦で、世界を照らせ。(2020年7月15日 - 2021年12月31日)
- CMキャラクターには2018年12月から2021年12月まで同社の公式アンバサダーとして就任していた女性プロテニスプレイヤーの大坂なおみを起用。
- 上等じゃねぇか、逆境なんて。(2020年8月20日 - 9月9日)
- ハマっちゃうんだよなぁ。(2020年9月10日 - 11月9日)
- こいつの運転もイケてる(2020年11月13日 - 2021年1月31日)
- CMキャラクターには2020年8月20日から2023年8月31日まで同社の公式アンバサダーとして就任していた元SMAPの木村拓哉を起用。
生産方式(Nissan Production Way)[編集]
21世紀の生産・販売戦略として導入した生産方式。顧客の注文に基づく詳細な生産指示書を関係工程に指示し生産する方法で、これにより受注から納車までの時間が最短で3日という迅速な生産を実現した。現在、インフィニティブランドを取り扱う栃木工場などに導入されている。
エンジン型式
日産では1960年代以降、以下のような規則でエンジン型式を定めている。例外もあり、ルノーと共同開発したM9R型エンジンや、OEM供給を受けている車種へ搭載している他社製エンジンなどはこの規則が適用されない。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|
エンジン系列名 | 排気量(100cc未満は四捨五入) | バルブ機構 | 燃料供給方式 | 過給器 |
- エンジンのシリーズ名をアルファベット1~2文字で記す。80年代の前半までは1文字のものが多かったが、現在はすべて2文字である。
- オースチン(BMC)「Aタイプ」をコピーした「A」(部品レベルの完全なコピー)
- メルセデス・ベンツのロッカーアーム式OHCをコピーした「L」
- 旧プリンス自動車系の「G」系エンジン
- ツインプラグで「究極の排ガス対策」に由来する「Z」
- エコノミカルの「E」(2代目)
- マーチ/マイクラ用の「MA」
- スモールディーゼルの「SD」
- また、慣例的にV型エンジンには「V」(かつてのY型エンジンを除く)、ディーゼルエンジンには「D」が使用される。また1980年代後半以降に開発された比較的新しい直列4気筒ガソリンエンジンは、「○R」が付与される傾向もある。
- かつてはガソリンエンジンの設計を流用してディーゼルエンジンを開発することがあり、このような手法で開発されたディーゼルエンジンは、ベースとなったガソリンエンジンのシリーズ名の1文字と、ディーゼルのDを組み合わせて付与していた(L型→LD型、RB型→RD型、CA型→CD型)。
- 1960年代以前は開発順に番号が付けられていたが、それ以降は排気量の100 cc未満を四捨五入して100で割った値となる。呼び排気量が1000 ccに満たない場合は頭に"0"が付く(例 MA09)。同じ呼び排気量でボア・ストロークが異なる場合、1桁目が「A」になる(例:MR18DE→MRA8DE)。
- 車検証の「原動機の型式」欄に記載されるのはここまで。3.以降の項目は、モデルプレートではカッコ書きされる。
- 無印の場合はSOHCまたはOHV、「D」の場合はDOHC、「V」の場合はNEO VVLもしくはVVEL(可変バルブリフトタイミング)採用機種である。
- ただし、全機種DOHCのFJ系は空欄となる。S20型もDOHCでありながら「D」は付けられていなかった(もっとも、この当時は日産全体でもDOHCエンジンはS20型のみだった)
- 無印の場合はキャブレター、「S」の場合は電子制御キャブレター(ガソリン車)、「T」の場合はツインキャブ、「i」はシングルポイントインジェクション、「E」は電子制御式燃料噴射装置(ガソリン車:EGI マルチポイント インジェクション、ディーゼル車:EDI 電子制御機械式噴射燃料ポンプ)、「P」はLPGエンジン、「N」はCNGエンジンを表す。「D」はガソリン・ディーゼルともに「NEO Di」(ガソリンのみ「DIG」と呼ばれるエンジンもある)と呼ばれる直噴エンジン。
- 「D」が付与されるものでディーゼルの場合は、通常インジェクター・ユニットインジェクター(UI)・コモンレール式のソレノイドインジェクターの区別はない。
- LPGエンジンの場合、ガスミキサー式は「P」のみ、電子制御液体燃料噴射方式(いわゆるLPI)は「PE」となる。
- CNGエンジンは「QG18DEN」1機種のみ発売されており、電子制御式のため「EN」となっている(LPGとは異なり、電子制御のEが先に付く)。
- 直噴と従来のポート噴射方式を併用する場合、「D」と「E」の両方が付く。
- 無印の場合はNA(自然吸気)、「T」が1つの場合はシングルターボ、「TT」の場合はツインターボ。「R」はスーパーチャージャー付き、さらに、スーパーチャージャーとターボチャージャーを組み合わせたツインチャージャーは「RT」となる。
- ディーゼルエンジンでインタークーラー付きの場合は、後に「i」がつく。一方でガソリン車の場合、CA18DETやFJ20ETなどのようにインタークーラー付き/無しの双方が存在しても型式で区別はされない。
- 1980年代のSOHCターボエンジン搭載車は、カタログ上などで「T」の前に中黒が付けられ「PLASMA VG20E・T」といった表記が見られた。
なお、3 - 5はVQxxHR系(「VQxxDE」に対する"High Revolutions"、つまり高回転仕様特有の記号)やHR14DDe(e-POWERの発電専用エンジン)のように例外も存在する。
- 実例
- A10
A | 10 | なし | なし | なし |
---|---|---|---|---|
Aシリーズ | 1000cc | OHV | キャブレター | 自然吸気 |
- CA18i
CA | 18 | なし | i | なし |
---|---|---|---|---|
CAシリーズ | 1800cc | SOHC | シングルポイントインジェクション | 自然吸気 |
- SR20VET
SR | 20 | V | E | T |
---|---|---|---|---|
SRシリーズ | 2000cc | NEO VVL | EGI マルチポイントインジェクション | シングルターボ |
- VQ23DE
VQ | 23 | D | E | なし |
---|---|---|---|---|
VQシリーズ | 2300cc | DOHC | EGI マルチポイントインジェクション | 自然吸気 |
- YD25DDTi
YD | 25 | D | D | Ti |
---|---|---|---|---|
YDシリーズ | 2500cc | DOHC | NEO Di | インタークーラー付ターボ |
- TD27T
TD | 27 | なし | なし | T |
---|---|---|---|---|
TDシリーズ | 2700cc | OHV | 分配型噴射ポンプ | シングルターボ |
- VK56VD
VK | 56 | V | D | なし |
---|---|---|---|---|
VKシリーズ | 5600cc | VVEL | DIG | 自然吸気 |
- RB26DETT
RB | 26 | D | E | TT |
---|---|---|---|---|
RBシリーズ | 2600cc | DOHC | EGI マルチポイントインジェクション | ツインターボ |
- HR12DDR
HR | 12 | D | D | R |
---|---|---|---|---|
HRシリーズ | 1200cc | DOHC | DIG | スーパーチャージャー |
- VQ37VHR(特殊な場合の一例)
VQ | 37 | V | HR(特殊) | なし |
---|---|---|---|---|
VQシリーズ | 3700cc | VVEL | ハイ・レボリューション/ハイ・レスポンス | 自然吸気 |
- MRA8DE(特殊な場合の一例)
MR | A8(特殊) | D | E | なし |
---|---|---|---|---|
MRシリーズ | 1800cc(特殊) | DOHC | EGI マルチポイントインジェクション | 自然吸気 |
- BR06DET(排気量1000cc以下の例)
BR | 06 | D | E | T |
---|---|---|---|---|
BRシリーズ | 660cc | DOHC | EGI マルチポイントインジェクション | シングルターボ |
エンジン用語解説[編集]
- NAPS(ナップス)
- 「Nissan-Anti-Pollution-System」の頭文字を取った、低公害車をアピールする造語。白金ペレット酸化触媒(昭和53年規制適合車は三元触媒)を主とした排出ガス浄化システムで、昭和50年、昭和51年と、初期の昭和53年自動車排出ガス規制適合車に使用。
- PLASMA(プラズマ)
- 「Powerful&Econonomic-Lightweight-Accurate-Silent-Mighty-Advanced」の頭文字を取った造語。新世紀エンジン・シリーズの愛称として、トヨタの「LASRE(レーザー)」に対抗するため命名された。
- 小型・軽量・高性能・低燃費・静粛性・耐久性など、全ての要素を高次元で調和させた(当時の)高性能エンジンシリーズであった。
- NEO(ネオ)
- 1990年代後半から。「Nissan Ecology Oriented performance」の頭文字を取り、英語の接頭辞で「新しい」という意味の"neo"ともかけている。
- 「NEOストレート6」(この時期に設計を一新したRB系エンジン)、「NEO Di」(直噴エンジン)、「NEO VVL」(可変バルブ機構)といったバリエーションがあり、これらはエンジン形式の後ろに「NEO」が付く。
- ECC(EGR)
- EGI(電子制御燃料噴射装置)
- 「Electronic-Gasoline-Injection」 の頭文字を取った造語で、日本車では初採用の電子制御燃料噴射装置。
- 英文としては和製英語であり「Electronic-Fuel-Injection」がより正確だが、短縮形の"EFI"を日本国内でトヨタ自動車が商標登録し、トヨタ及びダイハツ工業が使用しているためである。
- 電子制御燃料噴射装置の名称は登録商標化したため各社毎に異なる名称だが、採用した当時にグループ企業だった富士重工業(現:SUBARU)は共用が認められている。
- ECCS(エックス)
- 「Electronic-Conetrated-Engine-Control-System」の頭文字から。
- 電子式エンジン集中制御システムを指し、一つのマイクロコンピュータによりエンジンのあらゆる運転状態に応じ燃料噴射量、排出ガス還元量、アイドル回転数、フェールポンプ制御などを常に最適にコントロールし、燃費の向上や排出ガスの浄化、運転性の向上を実現させている。
- ECCSのエンジン制御は、あらかじめコントロールユニットに多くの運転状態における最適制御値を記憶させ、その時々の状態をセンサーで検出し、その入力信号により、コントロールユニットが記憶しているデータの中から最適値を選出し、アクチュエータに出力し、制御する。
- 世界初の電子制御ユニットであり、現在のECUの元祖である。当時の月間自家用車誌によれば、フォルクスワーゲンから技術供与を求める依頼があったとされる。
- e-POWER (イーパワー)
- シリーズ式ハイブリッド技術の呼称。エンジンを発電に利用し、モーターで駆動することで、加速性能や静粛性の向上を実現した。
- NVCS
- 「Nissan-Valve-Timing-Control-System」の頭文字から。
- 位相可変型可変バルブタイミング機構で、量産車では世界初の可変バルブタイミング機構となった。バルブタイミングは2段切り替え式。
- 現在は連続可変のCVTC(油圧式と電磁式)に発展している。吸気側と排気側の両方に装備されている場合は「ツインCVTC」となる。
- VVEL
- 「Variable-Valve-Event-andLift-system」の頭文字を取った造語。
- バルブの作動角とリフト量を連続的に可変制御する機構。BMWが世界に先駆けて開発したVANOSと組み合わせたバルブトロニックと同じ効果がある。
- バルブトロニックに対し、リターンスプリングを持たないリンク機構のみであるため、フリクションが小さく可変領域が大きい。また高回転での作動が安定していることも特徴。
- 水素フリーDLC
- 専用オイルとの組み合わせにより従来のコーティングと比較して、部品間のフリクションを約40 %低減する。
- 2008年時点ではバルブリフターにのみ採用されているが、先進技術発表会などで、将来的にはピストンリングやピストンピンなどへの採用も公表されている。
- 2011年欧州市場のマイクラ(日本名:マーチ)に採用されたHR12DDRエンジンではリフターに加えピストンリングにも水素フリーDLCが使われている。同エンジンは日本市場では2012年よりノートに搭載されている。
- DIG
- 「Direct Injection Gasoline」の略。
- 日産では、一時期大排気量車を中心にガソリン直噴エンジンを積極的に採用していたが、さらなる窒素酸化物の削減が盛り込まれた排出ガス規制の改訂により、通常のポート噴射式に戻され、ラインナップから一時ガソリン直噴エンジンが姿を消していた。
- 2010年に発売されたインフィニティM56のVK56VDは久々のガソリン直噴エンジンとなったが、かつての「NEO Di」ではなく、新たなネーミングとして「DIG」が採用された。
- 「DIG TURBO」(ターボチャージャー搭載)「DIG-S」(ルーツ式スーパーチャージャー搭載)「VVEL DIG」(VVELと組み合わせる)といったバリエーションがあり、一部車種にはエンブレムが装着される。
- PURE DRIVE(ピュアドライブ)
- 日産の「エンジン進化型エコカー」の総称で、アイドリングストップシステム、ハイブリッドシステムなど既存のガソリン車のエンジンに付加する技術で燃費を向上している。クリーンディーゼル車も含まれる。
- これらの技術を搭載した車種には「PURE DRIVE」エンブレムが装着されるが、ハイブリッド車には「HYBRID」、スマートシンプルハイブリッド車には「S-HYBRID」、エコスーパーチャージャー搭載車には「DIG-S」、クリーンディーゼル車には「dCi」が追加されたものが装着される。
- 当初はe-POWERも「PURE DRIVE」シリーズの一員として企画されており、2015年のフランクフルトショーで公開されたコンセプトカー「GRIPZ(グリップス)」に「PURE DRIVE e-POWER」エンブレムが装着されている。
車両型式
1970年代までに開発された車種には3桁の数字が割り当てられ、モデルチェンジのたびに百の位を増やしていった。各型系初代の百位は「0」で、表記されないため2桁となる。車種の増加に伴い数字の重複が起こり、識別のためアルファベット1文字が付与される場合があった。
同一型系で、エンジン型式や排ガス規制年度に変更があり、新たに「型式指定」を受けた場合は一の位を増やしていく。
- 型系記号
- なし - ダットサン乗用車(110、210型系)、ブルーバード(310 - 910型系)、バイオレット(710型系のみ)
- ダットサントラック(120 - 720型系)
- セドリック(30 - 430型系)、グロリア(230 - 430型系)
- プレジデント(150、250型系)、パトロール(4W60、60型系)、サファリ(160型系)
- A - キャブライト、グロリア(A30型系のみ)、マキシマ(A32型系 - )/セフィーロ(A31 - A33型系)、バイオレット/バイオレットオースター/オースター/スタンザ(A10型系のみ)
- B - ジュニア、サニー(B10 - B310、B11 - B15型系)、シルフィ(B17型系 - )、ラフェスタ(B30型系、B35型系)、セントラ(B11型系 -)
- C - スカイライン(C10 - C210型系)/ローレル(C30 - C230、C31 - C35型系)/ ステージア(C34型系)
- サニーキャブ/チェリーキャブ(C20型系)、 バネット(C120型系、C22型系)、 セレナ(C23型系 - )
- キャブオール/クリッパー(C40 - C340型系)/エコー/シビリアン(GC240 - GC340型系) それぞれのグループはシャシ共用車、クリッパーはC340型系のみ
- ティーダ(C11型系 - )、ティーダラティオ(SC11型系)
- D - ダットサントラック(D21 - D22型系)/ テラノ(WD21型系)
- E - キャラバン/ホーミー(E20型系 - )、エルグランド(E50型系 - )、チェリー(E10型系のみ)、ノート(E11型系 - )/ヴァーサノート(E12型系)/ノート オーラ(FE13型系 -)
- F - キャブスター/ホーマー(F20 - F21型系)、チェリー(F10 - F11型系)、ジューク(F15型系 - )、 レパード(F30 - F31型系)、シーマ/プレジデント(F50型系)、アトラス(F22型系 - )
- G - ブルーバードシルフィ(G10 - G11型系)、インフィニティQ45/プレジデント(G50型系)、マキシマ(G910型系)
- H - アトラス(H40型系 - )
- J - デュアリス(KJ10型系)、マキシマ(J30型系)/ティアナ(J31 - J32型系)、スカイラインクロスオーバー(J50型系)
- K - マーチ(K10型系 - )、クルー(K30型系)
- L - アルティマ(L30型系 - )、ティアナ(L33型系)
- M - プレーリー/プレーリージョイ/プレーリーリバティ/リバティ(M10 - M12型系)/ステージア(M35型系)
- N - パルサー(N10 - N16型系)/ラングレー(N10 - N13型系)/リベルタビラ(N12 - N13型系)/アルメーラ(N15 - N18型系)/ヴァーサ(セダン)(N17 - N18型系)/ラティオ(N17型系)/サニー(中国・ミャンマー仕様)(N17型系)、ルネッサ(N30型系)
- P - プリメーラ(P10 - P12型系)、キックス(P15 - P16型系)
- R - プレセア(R10 - R11型系)、スカイライン(R30 - R34型系)、 GT-R(R35型系)、テラノ(R50型系)
- S - ダットサン・スポーツ/フェアレディ、フェアレディZ(S30、S130型系)、シルビア(S10 - S15型系)
- T - エクストレイル(T30型系 - )ローグ(T32型系 - )、バイオレットリベルタ/オースター/スタンザ(T11 - T12型系)、バイオレットリベルタはT11型系のみ
- U - ブルーバード(U11 - U14型系)、マキシマ(PU11型系)、プレサージュ (U30 - U31型系)/バサラ(JU30型系)、アルティマクーペ(U32型系)
- V - スカイライン(V35型系 - )
- W - アベニール(W10 - W11型系) 、ラルゴ(W30型系のみ)、シビリアン(W40 - W41型系)
- Y - セドリック/グロリア(Y30 - Y34型系)、 レパード(JY32 - JY33型系)、シーマ(FPY31 - FY33型系、HGY51型系)、フーガ(Y50型系 - )、パトロール/サファリ(Y60型系 - )
- Z - キューブ(Z10 - Z12型系)、フェアレディZ(Z31型系 - )、ムラーノ(Z50型系 - )
モデルチェンジした際に最初のアルファベットが変わることがある(例:スカイラインは5代目まで「C」、6代目から10代目まで「R」、11代目以降は「V」と変化している。ただし、「R」代までシャシを共用するローレルは最後まで「C」であった)。
- 特徴記号
- G - ロングホイールベース
- K - クーペ/ハードトップ/コーチ
- W - ステーションワゴン
- V - ライトバン
- 4W - 四輪駆動専用車 - 4W60 /Q4W70・4W70
- エンジン識別記号
- 無印 - 基準排気量
- P - 排気量拡大版、または高性能版
- H - 「P」よりも排気量の大きいもの、または高性能なもの
型式10位の数字
- ダットサン
- 1 - 小型乗用(小排気量) - 元プリンス自工製のスカイラインには2.0 Lエンジンの設定があったが、タクシーの乗車定員区分では小型(中型6名、小型5名)となり、「1」となった。これには、日産がプリンスを吸収合併したため、元プリンスの小型車を上位にしたくなかった、という「噂」もあった。
- 2 - 小型貨物(小排気量) - サニーはトラックのみが「2」、セレナはバネットコーチ時代の名残で「2」。
- ニッサン
- 3 - 小型・普通乗用(中排気量) - 従来「1」であったスカイラインは1981年のR30型系から「3」へ変更。
- 4 - 小型・普通貨物(中排気量) - エコー / シビリアンはキャブオールシャシのため「4」。
- 5 - 普通乗用(大排気量)
- 6 - 普通商用(大排気量) - サファリには乗用登録モデル(3ナンバー)あり。
- 7 - 大型乗用車(戦前) - ニッサン・乗用車、中型貨物。戦後はQ4W70型系とその民生版のキャリアー(普通貨物登録)に付番。
- 8 - 大型貨物 - 日デとの提携後、780型系を最後に廃止(1976年)。日デとは異なり、ガソリンエンジン車も設定。戦前製の大型車なみの大きさとなった中型3.5 t積トラックのC80型系にも付番。
- 9 - 大型バス - 同じく690型系を最後に廃止(1972年)。トラックシャシ流用の場合は「8」。日デとは異なり、ガソリンエンジン車も設定。
基本的には奇数が乗用系、偶数が貨物およびバス等業務系。現在でも型式10位の付番法則は踏襲されている。
1980年発表のE23型系キャラバン/ホーミー、F30型系レパード、C31型系ローレル以降はアルファベット1文字に2桁の数字を合わせ、モデルチェンジの度に一の位を変えることになった。そのため、同一車種でエンジン・車体形状などの変更、シャーシを共有した異なる車種の場合は、型式名の前(排ガス記号・ハイフンの後)にアルファベットが加えられている。これは車両によってバラバラだが(プラットフォームを共有する車種間で文字の意味が揃えられていることはある)、下記の仕様については共通のアルファベットが割り当てられる。
- A - エアサスペンション
- B - ディレイ制御式スーパーHICAS(Y32型セドリック/グロリアのグランツーリスモアルティマ/同タイプX、JY32型レパードJ.フェリータイプX、Y33型セドリック/グロリア/レパードの電動スーパーHICAS装着車)
- C - HICAS、スーパーHICAS
- D - 油圧アクティブサスペンション(FY32型シーマのリミテッドL系、FY33型シーマ41LX/同VIP)
- H - ハイブリッド、e-POWER(E12型ノートの4WD車、日本向けキックスを除く)
- S - e-POWERの4WD車
- N - 4WD
- T - 教習車
- Y - パトロールカー
現行規定への変更後にモデルチェンジした車種で、上記のアルファベットが割当されていなかった場合、アルファベット割り当てた上で一の位を「0」(ブルーバードは「1」)から振り直した。アルファベットがある車種は、流用した上で「1」から開始している(サニー:B11 - 、ローレル:C31 - 、キャラバン/ホーミー:初代がE20→E21→E22のため、E23 - )が、スカイラインは「R」に変えて0から(R30)、フェアレディZは「Z」に変えて1(Z31)から始めるなど、特例も多い。
規定変更以後の新規車種は原則として「0」からとなっているが、ティアナ(J31)やティーダ(C11)、ノート(E11)、セフィーロ(A31)のように既に使用された型式と重複する場合は「1」から振ることもある(前者はJ30型系マキシマ、中者はC10型系スカイライン、後者はE10型系チェリー、3代目日産・グロリアが存在したため)。
レアケースとして、ジューク(型式:F15)や、マツダOEMのラフェスタハイウェイスター(社内型式:B35)、小型CUVのキックス(型式:P15)のように、「5」からスタートしている車種もある(前者は過去にF10、F11が2代目チェリーとして存在し、中者は初代・B30型系と、後者はプリメーラ(P10 - P12型系)と区別するため)。ラニア(藍鳥)は愛称が変わったものの、ブルーバード(藍鳥)の「系譜」を引き継いでいる(U14→U15)。2007年に登場したGT-Rも、スカイラインGT-Rの系譜を引き継いで連番(BNR34→R35)となっている。
ノートやノート オーラの場合、上記の法則通りに記述すると、通常、e-POWERの4WD車はHNE12(E12)、HNE13(E13)/HFNE13(E13オーラ)となるが、この車種に限っては、SNE12、SNE13/SFNE13となっている。(同じハイブリッドの4WD車でも、T32型エクストレイル・V37型スカイラインでは上記の法則通りそれぞれHNT32、HNV37となっている)
マツダ・ボンゴのOEMに切り替えられたバネットは、3代目を「S20型系」(マツダ型式SS/SE)、4代目を「S21型系」(同SK)とする日産独自の社内呼称が与えられ、小型貨物としての「2」が受け継がれている。
軽自動車については、ベース車両(共同開発の場合は製造元の車両)に準じた型式のほかに社内型式が設定されるが(車検証に記載されるのは前者)、前者はベース車両のアルファベット(スズキ製)もしくは数字(三菱自動車工業製)の一部分が変わり、後者は「○(この部分にはアルファベットが入る)A0」からスタートして○A1、○A2・・・といった具合にモデルチェンジごとに数字部分が増えていく。例として、ベース車両であるスズキ・MRワゴン(初代)の「MF21S」に対してモコは「MG21S」ならびに社内型式「SA0型系」、MRワゴン(2代目)の「MF22S」に対してモコは「MG22S」ならびに社内型式「SA1」、MRワゴン(3代目)の「MF33S」に対してモコは「MG33S」ならびに社内型式「SA2」・・・という具合である。共同開発の場合も日産自体が生産していない限りは同様の法則で、製造元の三菱・eK(3代目)と三菱・eKスペースの「B11W」「B11A」に対してデイズとデイズルークスは「B21W」「B21A」ならびに社内型式「AA0型系」「BA0型系」・・・となる。
ただし、電気自動車であるリーフに限っては登録車でありながら上述の法則からはやや外れ、軽自動車の社内呼称型式に似た「ZE0」(初代)(=Zero Emission 0)→「ZE1」(2代目)が与えられている。
座間工場でノックダウン生産されていたフォルクスワーゲン・サンタナは、他の日産車と同じような「M30」という型式が与えられた。(日産自体が生産しているため、車検証に記載される型式も日産式となっている)
研究・開発[編集]
日産の「総合研究所」(基礎研究・開発)は追浜地区(横須賀市夏島町)にある。 1982年にそれまで鶴見地区、荻窪地区に分かれていた技術拠点を統合して、神奈川県の丹沢山塊の大山の麓(厚木市岡津古久)に「日産テクニカルセンター」(NTC:商品・技術開発、デザイン開発、生産技術開発、外製部品の購買)を開設して、その30周年時点(2012年)には従業員が9500人であった。
海外には、日産テクニカルセンター・北米(設計・技術開発および商品開発、実験)、日産テクニカルセンター・メキシコ(設計・技術開発・購買およびアフターセールス)、日産デザイン・アメリカ(車両のデザイン)がある。
また、2007年には日産テクニカルセンター近くの青山学院大学厚木キャンパス跡地(厚木市森の里青山)に「日産先進技術センター」( NATC:先行技術開発、基礎研究開発)を開設した。 これは上記の総合研究所、横浜本社だけでなく、新しくインド・チェンナイ、米国デトロイトおよびシリコンバレー、ロシア・モスクワの拠点とも連携して先進技術の開発を進める。
車両のプルービンググラウンド(走行試験路)には、栃木試験場、茂木試験場、追浜試験場、北海道陸別試験場がある。
生産拠点[編集]
現在[編集]
- 横浜工場(横浜市神奈川区:プラントコード「P」) - 本店所在地
- VKエンジン、VRエンジン(VR38DETT)、MRエンジン、KRエンジン
- いわき工場(福島県いわき市:プラントコード「V」)
- VQエンジン、VRエンジン(VR30DDTT)
- 栃木工場(栃木県河内郡上三川町:プラントコード「M」)
- シーマ、GT-R、インフィニティQ70 / フーガ、インフィニティQ50 / インフィニティQ60 / スカイライン、フェアレディZ / 370Z、アリア
- 追浜工場(神奈川県横須賀市:プラントコード「T」)
- リーフ、ノート e-POWER、ノート オーラ、マーチ(PDI検査とマーチニスモの最終仕上げのみ)、キックス e-POWER(PDI検査のみ)
- 日産車体湘南工場(神奈川県平塚市:プラントコード「X」)
- NV200バネット、AD、パトロール / パトロールピックアップ(Y61系)
- 座間事業所(神奈川県座間市)- 1995年までは座間工場。
- 自動車生産設備、電子機器、リチウムイオンバッテリー
- 座間工場時代:サニー、セフィーロなど
- オートワークス京都(京都府宇治市:ブラントコード「Z」)
- 日産自動車九州(旧:九州工場。福岡県京都郡苅田町:プラントコード「W」)
- エクストレイル / ローグ、ローグスポーツ、セレナ / スズキ・ランディ
- 日産車体九州(福岡県京都郡苅田町:プラントコード「9」)
- エルグランド、NV350キャラバン、パトロール(Y62)、インフィニティQX80 / アルマーダ
- 北米日産会社スマーナ工場(米国テネシー州スマーナ)
- アルティマ、マキシマ、リーフ、パスファインダー、ローグ、インフィニティQX60
- 北米日産会社キャントン工場(米国ミシシッピ州キャントン)
- タイタン、アルティマ、セントラ、フロンティア、ムラーノ、NVパッセンジャー、NVカーゴ
- 北米日産会社デカード工場(米国テネシー州デカード)
- 英国日産自動車製造会社(イングランド タインアンドウィア州サンダーランド)
- リーフ、キャシュカイ、ジューク
- ルノー(フランス/フラン工場)(委託生産)
- マイクラ
- 日産モトール・イベリカ会社(スペイン)
- ナバラ、NV200、e-NV200
- 日産ロシア製造会社
- エクストレイル、キャシュカイ、ムラーノ、パスファインダー
- メキシコ日産自動車会社(アグアスカリエンテス 第1工場)
- マーチ、ヴァーサ、キックス、セントラ
- メキシコ日産自動車会社(クエルナバカ)
- NV200、NV200タクシー、NP300、NP300フロンティア、ヴァーサ
- ブラジル日産自動車会社(ブラジル)
- マーチ、ヴァーサ、キックス、1.6 16V フュールフレックスエンジン、1.0 12V フュールフレックスエンジン
- ルノーサムスン自動車(韓国/釜山工場)(委託生産)
- ローグ
- 東風日産乗用車公司 (中国)
- 日産ブランド:シルフィシリーズ、マーチ、リヴィナシリーズ、ラニア
- ヴェヌーシアブランド : e30
- 鄭州日産汽車有限公司 (中国)
- 日産ブランド: NV200、キャブスター、ピックアップ
- 東風ブランド: LCVs、SUVs
- 裕隆汽車製造股份有限公司(台湾)(委託生産)
- ティーダ(セダン、ハッチバック)、ティアナ、セントラ、リヴィナ、マーチ、エクストレイル
- フィリピン日産自動車会社(委託生産)
- セントラ、エクストレイル、グランド リヴィナ、アルメーラ
- ユニバーサル・モーターズ社(フィリピン)(委託生産)
- アーバン、ナバラ、パトロール
- インドネシア日産自動車会社
- グランド リヴィナ、エクストレイル、セレナ、エヴァリア、ジューク、Datsun GO、Datsun GO+、ナバラ、エルグランド、ティアナ、マーチ
- タンチョン・モーター・アッセンブリーズ社(マレーシア)(委託生産)
- アーバン、ナバラ、エクストレイル、シルフィ、グランド リヴィナ、ティアナ、アルメーラ、セレナ S-ハイブリッド、X-Gear、NV200
- タイ日産自動車会社(タイ バンナー・トラッド)
- マーチ、ナバラ、ティアナ、シルフィ、アルメーラ、パルサー、キックス e-POWER
- タンチョンモーターミャンマー(ミャンマー)(委託生産)
- サニー
- ルノー日産オートモーティブインディア社(インド)
- マイクラ、マイクラ アクティブ、エヴァリア、ダスター、Datsun GO、Datsun GO+、Datsun redi-GO
- 南アフリカ日産自動車会社
- NP300 ハードボディ、NP200
- スタリオン NMN(ナイジェリア)(委託生産)
- パトロール、キャラバン、NP300ピックアップ
- 日産エジプトモーター
- ピックアップ、セントラ
- スズキ株式会社 磐田工場
- NV100クリッパー、NV100クリッパーリオ、NT100クリッパー
- 三菱自動車工業 水島製作所
- デイズ、ルークス
過去[編集]
- 村山工場(東京都武蔵村山市) - 元々は旧プリンス自動車の生産拠点で合併後もスカイラインやグロリアなどのプリンス系統の車体を製造。1966年12月からはダットサン・サニートラック(B10)の生産も行われていた。
- 荻窪工場(東京都杉並区) - 元々は中島飛行機東京製作所。旧プリンス自動車の宇宙航空部門だったが富岡工場へ移転。現:桃井原っぱ公園。
- 富岡工場(群馬県富岡市) - 上記荻窪工場の移転先として1998年完成の宇宙航空部門の拠点。。2000年に石川島播磨重工業に売却。現:IHIエアロスペース富岡事業所。
- 日産車体京都工場(京都府宇治市、2001年にオートワークス京都として独立)
- 豪州日産オーストラリア工場(オーストラリア) - オーストラリア・メルボルンで生産を開始。元来はパルサー、ピンターラ(R31のみスカイラインL4モデルをベース。U13以降はブルーバードをベース。)、スカイラインTI(R31のみ、日本未投入のRB30E型を搭載した)を生産した。かつて日本には「ブルーバード・オーズィー」を投入したのはそのU13ピンターラ5ドアハッチバンクである。1994年に操業停止・閉鎖。
- UDトラックス上尾工場(埼玉県上尾市:プラントコード「Q」)
- アトラス
- マツダ株式会社
- バネット(SS/SE、およびSK)、ラフェスタ ハイウェイスター
- 富士重工
- パルサーの受託生産
ブランド[編集]
- 「日産」ブランド(現行) - 自動車検査証での車名はカタカナで「ニッサン」と記される。かつてのコーションプレートにも筆記体のカタカナで「ニッサン」と記されていた。
- 「インフィニティ」ブランド(現行) - 1989年、北米で設立。
廃止されたブランド[編集]
- 「プリンス」ブランド(廃止) - 1966年8月1日に日産自動車との合併以降、順次「日産」ブランドに変更。
- 「ダットサン」ブランド(廃止) - 日本では1981年以降、順次「日産」ブランドに変更。2014年から新興国向け低価格ブランドとして展開。
販売会社系列[編集]
2007年2チャネル体制を廃止した。そのため系列がなくなり、日産全店舗で全車種が買えるようになった。
新VIの採用[編集]
チャネル廃止に伴いディーラーのデザインにレッド/ブルーの色分けを中止し新しいVI(ビジュアルアイデンティティー)の採用を開始した。海外の日産販売店の世界共通VIをベースにしているが、和のイメージも取り入れられている。看板は日産の現行CIが付き、"NISSAN"の文字も全体的に以前より横長で、"S"の中央部分が左上から右下への一直線となった現行ロゴとなった。
2007年頃まで日産販売店各店舗はレッドステージ店・ブルーステージ店を含めてこのVIにリニューアルされた。また、店舗の多くに掲げられていた「NISSAN Red&Blue」・「NISSAN Red Stage」・「NISSAN Blue Stage」の大型看板も変更となり、白地に「NISSAN」の現行ロゴを中央に配し、上部に赤線、下部にグレー線(グレー線には中央に白文字で販売会社名〈「○○日産」・「日産プリンス○○」・「日産サティオ○○」のいずれか〉を記載)を記した新しい大型看板に変更された。大型看板については長野日産自動車 柳原店のように、「NISSAN」ロゴではなく日産のCIとなる場合もある。
栃木日産自動車 上三川店のように日産のCIやロゴを2020年7月からの現行仕様に更新した販売店もあり、新CI店舗では大型看板が赤の背景に白のCIとなり、CIの下に表記されていた販売会社名を廃止。ショールームの外側上部のレイアウトについても、左側に黒文字の「NISSAN」ロゴ、中央に大型看板と同じ赤背景の白CI、右側に2段で販売会社名と小さく店舗名(長崎日産自動車のように、店舗名が営業所名表記の場合がある)が配置される。
商用車・社用車販売[編集]
商用、社用の特装車は「Biz NISSAN」ブランドによって「商用車プロショップ」で販売している。
中古車販売[編集]
- NISSAN U-CARS
かつて存在した販売系列[編集]
- ブルーステージ(日産店、モーター店)
- レッドステージ(サティオ店=旧サニー店、プリンス店、チェリー店)
- レッド&ブルーステージ(全系列扱い店)
- 日産フォークリフト系販売会社(現・ユニキャリア、旧・日産フォークリフト)
- マ・UDトラックス)
販売会社の社名は、系列を分けていた名残で統合後もそのままになっているが、合併などで各都道府県内に1社のみとなった場合は原則として「○○日産自動車」となる。一部地域では地名が日産の後に付いた「日産○○販売」という販売会社も存在する(例:日産大阪販売)。
地域によっては一部系列の販売会社が存在しないところがあり、このような地域では日産店が代わりにその系列の車種を取り扱うことがあった。また、販売会社の資本系列(日産店が後発の系列の販売会社を経営することが多かった)の関係で、異系列の車種を斡旋販売することもあった。
日本国外の事業所および販売[編集]
- 東アジア
- 日産自動車台湾(台北)事業所(NISSAN/YULOONG)
- 日産自動車北京事業所
- 日産自動車香港事業所(HONEST MOTOR LTD)
- 日産自動車上海事業所
- 日産自動車大連事業所
- 日産汽車(中国)有限公司(NISSAN/INFINITI/RENAULT/DONGFENG)
- 韓国日産(한국닛산:NISSAN/INFINITI/RENAULT/SAMSUNG)撤退済
- 東南アジア
- 日産モータースマレーシアBHD(NISSAN MOTORS MALAYSIA BHD)
- 日産自動車クアラルンプール事業所
- 日産自動車コタキナバル事業所
- 日産自動車シンガポール事業所(NISSAN MOTOR SINGAPORE PTE.LTD)
- タンチョンモーターPTE.LTD(シンガポール)
- ニッサンモーターフィリピンズ(NISSAN MOTOR PHILIPPINES INC)
- 日産自動車バンコク事業所
- 日産自動車タイランドリミテッド
- 日産自動車ジャカルタ事業所
- PT.日産モータースインドネシア(PT.NISSAN MOTORS INDONESIA)
- 南アジア
- 日産自動車インディアリミテッド(NISSAN MOTOR INDIA LIMITED)
- 日産自動車ムンバイ事業所
- 日産自動車カラチ事業所
- 日産自動車イスラマバード事業所
- 日産自動車パキスタン
- オセアニア
- 日産自動車シドニー事業所
- 日産自動車メルボルン事業所
- 豪州日産自動車(NISSAN MOTOR AUSTRALIA PTY)
- 日産自動車オークランド事業所
- 日産ニュージーランドリミテッド(NISSAN MOTOR NEW ZEALAND LIMITED)
- 北アメリカ
- 日産自動車ホノルル事業所
- 日産自動車シアトル事業所
- 日産自動車サンフランシスコ事業所
- 日産自動車ロサンゼルス事業所
- 日産自動車ニューヨーク事業所
- 日産自動車バンクーバー事業所
- 日産自動車トロント事業所
- 日産自動車モントリオール事業所
- 日産ノースアメリカINC(INFINITI/NISSAN)
- ラテンアメリカ
- 日産自動車サントドミンゴ事業所
- 日産セルビシオ・デ・ドミニカーナ(NISSAN SERVICIO DE DOMINICANA)
- ルノードミニカーナS.A.
- 日産自動車サンパウロ事業所
- 日産ブラジルLTDA(NISSAN/RENAULT)
- ルノーアルゼンチィーナS.A.
- 日産自動車ブエノスアイレス事業所
- 日産モートル・デ・アルゼンティーナS.A.(NISSAN MOTOR DE ARGENTINA S.A.)
- 日産自動車リマ事業所
- 日産モートル・デ・ペルーS.A.(NISSAN MOTOR DE PERU S.A.)
- 日産自動車メキシコシティ事業所
- 日産メキシカーナS.A.(NISSAN MOTOR DE MEXICANA S.A. deC.V)
- ルノー・メキシカーナS.A.
- 日産自動車サンチアゴ事業所(NISSAN MOTOR SERVICIO DE CHILE)
- 日産丸紅セルビシオ・デ・チリS.A.(現地丸紅との共同出資:NISSAN MARUBENI SERVICIO DE CHILE)
- シデフ社(チリ:日産車正規ディーラー)
- 日産セルビシオ・デ・コロンビアS.A.
- 日産自動車ボゴタ事業所
- 日産セルビシオ・デ・エクアドルS.A.
- 日産セルビシオ・デ・ベネズエラS.A.
- 日産自動車カラカス事業所
- 日産セルビシオ・デ・パラグアイS.A.
- ヨーロッパ
- 欧州日産自動車エヌヴィ(NISSAN MOTOR EUROPE N.V.)
日産自動車モスクワ事業所(2022年撤退)日産ロシアエヌヴィ(NISSAN RUSSIA N.V.)(2022年撤退)- 日産ジャーマンGmBH(NISSAN GERMAN GmBH)
- 日産自動車フランクフルト事業所
- 日産自動車ミュンヘン事業所
- 日産フランスS.A.(NISSAN DE FRANCE S.A.)
- 日産自動車パリ事業所
- 日産自動車ローマ事業所
- 日産自動車ブリュッセル事業所
- 日産自動車アテネ事業所
- 日産自動車マドリード事業所
- 日産自動車コペンハーゲン事業所
- 日産自動車ヘルシンキ事業所
- 日産自動車マンチェスター事業所
- 日産自動車ロンドン事業所
- 中東・アフリカ
- 日産自動車ドバイ事業所
- 日産自動車アブダビ事業所
- 日産セールス・オブ・ミドルイースト(NISSAN/INFINITI/RENAULT)
- 日産自動車ジェッダ事業所
- 日産自動車ドーハ事業所
- 日産サウスアフリカLTD
- 日産自動車ヨハネスブルク事業所
- 日産自動車テヘラン事業所
- 日産自動車ケニア事業所
- 日産自動車カイロ事業所
関連企業・団体[編集]
- 愛知機械工業
- アフトヴァース
- いすゞ自動車
- INFINITI
- NMKV
- オートワークス京都
- 快進社
- クラリオン
- ザナヴィ・インフォマティクス
- ジヤトコ
- スズキ
- 損害保険ジャパン
- 大同特殊鋼
- 高田工業
- ダットサン
- ツーカー
- トノックス
- トヨタ自動車
- 日産クリエイティブサービス
- 日産工機
- 日産自動車九州硬式野球部
- 日産自動車硬式野球部
- 学校法人日産自動車大学校
- 日産自動車陸上競技部
- 日産車体
- 日産専用船
- 日産テクノ
- 日産東京販売ホールディングス
- 日産トレーデイング
- 日産フィナンシャルサービス
- 日産マリーン
- 日産モータースポーツ&カスタマイズ(旧・ニスモ、オーテック)
- 日立Astemo(旧・日立オートモティブシステムズ)
- 日立製作所
- プリンス自動車工業
- マツダ
- マレリ(旧・カルソニックカンセイ)
- みずほリース
- ミツバ
- 三菱自動車工業
- 三菱ふそうトラック・バス
- ユニプレス
- UDトラックス(旧・日産ディーゼル工業)
- 横浜F・マリノス
- ルノーコリア自動車
関係する人物[編集]
- 桜井真一郎
- 伊藤修令
- 林義正
- 水野和敏
- 中村史郎
- 前澤義雄
- 和田智 - 日産自動車に在籍後、アウディに移籍し、現在はSWデザインを運営。
- 酒井誠 - マークラインズ創業者。日産自動車の元社員。
- 鈴木明人 - GMO TECH創業者・社長CEO。日産自動車の元社員。
- 鈴木貴子 - エステー社長。日産自動車の元社員。
- 羽藤英二 - 都市工学者、東京大学教授。日産自動車の元社員。
- 原尾正紀 - エディア創業者・会長。日産自動車の元社員。
- 原範行 - 元ホテルニューグランド会長兼社長、元日本ホテル協会会長。日産自動車の元社員。
- ジェイムス・ヘイブンス - 社員経験がある。
広告活動[編集]
CM[編集]
- 世界の恋人
現在の提供番組[編集]
- 日本テレビ系
- 博士は今日も嫉妬する 人生が楽しくなる最新テクノロジー - 一社提供。「鉄腕DASH」から提供枠を移動。
- news zero - 前半ナショナルスポンサー。「NNNきょうの出来事」末期からのスポンサーでもある。別枠でトヨタ、スズキ、マツダもスポンサー。
- ZIP! - 隔日・7:20から7:35までのナショナルスポンサー。別枠でスバル(隔日6時台中盤)、トヨタ(金曜7時台前半)も提供。パロマと隔日交代。2016年4月から提供開始。
- 行列のできる相談所(旧・行列のできる法律相談所) - 2014年10月5日の期首特番から。
- Going! Sports&News - 前半ナショナルスポンサー。
- シューイチ - 2020年10月4日から、ホンダの後を受けて9時台ナショナルセールス枠の提供を開始した。
- 水曜ドラマ - 最初は1993年秋の改編で提供して撤退して2021年から復帰した。
- 沸騰ワード10
- 有吉の壁 - 2022年10月からは同業者のホンダもスポンサー。
- 世界の果てまでイッテQ! ※1996年からスポンサー、長年続いたMITSUBISHI ELECTRICから引き継いだ。2010年9月で一旦降板するも、2022年秋の改編で復帰。60秒筆頭。
- news every. - 2022年10月からスポンサー。金曜の全国枠後半。
- ザ!鉄腕!DASH!! - 2014年10月5日の期首特番から2021年3月まで。別枠でトヨタも提供。嘗てはメルセデス・ベンツも提供。隔週で前・後半交代。後任はスバルだが、2023年10月にスバルは降板して返り咲いた。
- TBS系
- ニンゲン観察バラエティ モニタリング - 20時台、2022年10月 -
- バナナマンのせっかくグルメ!!
- 情報7days ニュースキャスター→新・情報7days ニュースキャスター - 放送開始からの筆頭スポンサー。別枠でトヨタ、ダイハツも提供。隔週で前・後半交代。
- 火曜ドラマ - 最初は2016年秋の改編で60秒提供を開始してその後30秒になり2019年秋の改編で一時撤退して2022年春の改編で復帰。
- フジテレビ系
- サザエさん - 2014年10月5日からのスポンサー。2018年4月には放送開始から49年間筆頭スポンサーを務めてきた東芝に代わってメインスポンサーとなった。
- めざましテレビ - 7時50分頃のナショナルスポンサー枠隔日提供。(6時45分頃の隔日提供は2019年9月をもって降板。該当枠はその後ホンダを経て現在は大塚製薬に交代。)
- めざましどようび - 7時40分頃 - 8時00分頃のナショナルスポンサー枠での筆頭スポンサー。
- ジャンクSPORTS - トヨタとフォルクスワーゲンも提供(以前はホンダも提供)。
- 関西テレビ制作土曜朝のワイドショー(関西テレビ)- 筆頭スポンサーおよび車両提供。同枠では過去に「ベリーベリーサタデー!」においても筆頭スポンサーを務めており(提供クレジットはブルーバードシルフィと表示。)コーナー内での車両提供(日産・シルフィ)も行っていた。その後降板するも「土曜はナニする!?」で復帰。2022年3月までは90秒→2022年4月からは60秒筆頭スポンサーに。
- 木曜劇場 - 2017年10月からスポンサー。2019年9月で一旦降板するも、2021年4月より提供復帰。以前は、同業者の三菱自動車、スバル、ホンダが提供していたことがある。放映中のドラマとタイアップした車種のCMも枠内で放送している。「テレビ朝日水曜21時刑事ドラマ」とTBSの「火曜ドラマ」と同様、車両提供を行っている。
- ゴールデン洋画劇場→ゴールデンシアター→土曜プレミアム(途中降板)- 1993年4月から一時降板したHONDAと交代で提供開始(ただし、1999年10月頃から別枠で筆頭スポンサーに昇格して提供再開)。1999年10月頃から筆頭スポンサー。
- サスティな! - 筆頭スポンサー。
- テレビ朝日系
- 特別機動捜査隊(1963年から日立と2社提供→1974年から筆頭スポンサー)→特捜最前線→テレビ朝日系水曜刑事ドラマ - 筆頭スポンサーのカラー表記。また車両提供も行っており、同社車種が覆面パトカーとして登場している。
- 芸能人格付けチェック(ABC) - コラボCMを放送。
- とんねるずのスポーツ王は俺だ! - 「リアル野球BAN」のコーナーの車両提供(コーナーの時間帯の筆頭提供も担当)。
- テレビ東京系
- テレビあッとランダム→徳光和夫のTVコロンブス→出没!アド街ック天国 - 筆頭スポンサー(日産劇場→テレビ東京土曜9時枠のドラマから継承。)。
- SD頑駄無 武者○伝 - カルロス・ゴーンとGT-Rコンセプトが登場。
ラジオ番組
- NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE - 一社提供。TOKYO FMで放送。
過去の提供番組[編集]
日本テレビ系
- 土曜19時枠(げんてんクイズ→三枝の恋ピューター→一ッ星家のウルトラ婆さん→魔拳!カンフーチェン→激闘!カンフーチェン→青春はみだし刑事→ルパン三世 PARTIII(ここまでよみうりテレビ制作)→全日本プロレス中継→土曜スーパースペシャル(第1期)→全員出席!笑うんだってば→大追跡(第1期)→土曜スーパースペシャル(第2期)→大追跡(第2期)) - 1991年9月まで。後任は日本テレコム。
- 日曜20時のバラエティ枠(超・天才たけしの元気が出るテレビ!!〜世界の果てまでイッテQ!) - のちにホンダに引き継ぎ、現在に至る。1996年4月 - 2010年9月、サントリーに交代したが、2022年10月に提供復帰。
- 金曜劇場 - 1974年春の改編でトヨタ自動車から複数社提供として引き継いだ。1983年9月まで。
- あぶない刑事→巨泉のこんなモノいらない!?→知ってるつもり?!
- 水曜ドラマ
- 土曜ドラマ - 2006年10月からはスズキと交代。
- スーパーテレビ情報最前線 - 1999年4月から2004年3月まで、30秒縮小の黄桜酒造から引き継いだ。後任はCFJ株式会社。
- ザ!世界仰天ニュース
- 嵐にしやがれ
- 1億人の大質問!?笑ってコラえて! - 2019年9月で降板。後任はamazon→京セラ→アフラック。
- 今夜くらべてみました(2021年10月 - 2022年3月)
- 有吉ゼミ(2021年10月 - 2022年3月)
- しゃべくり007
TBS系
- 金曜9時ドラマ (第1期)
- 火曜9時ドラマ (第1期)(1970年代から1984年まで)
- 日曜20時枠(1980年代)
- 月曜ロードショー - 1987年4月から長く続いたロッテから引き継いだ。後番組のザ・ロードショーからギミア・ぶれいくまで続いた。
- 金曜ドラマ - 2005年4月から2006年9月まで、同業者のマツダから引き継いだ。以前は同業者のスバルやホンダやトヨタが提供していたこともある。現在は同業者のトヨタ→小林製薬に交代。
- ブロードキャスター
- いきなり!クライマックス
- 木曜ドラマ - 1990年10月から1998年3月まで。開始当初からのスポンサーで1996年春の改編でカラー表示になった。1998年春の改編で経営難により撤退。2005年4月から提供復帰。
- 火曜ドラマ - 2016年10月から2019年9月まで。当初は、60秒筆頭スポンサー・カラー表示だったが、2018年4月から30秒に縮小(縮小分はWOWOW(2018年4月 - 2019年3月) →KIREIMO(2019年4月 - 2020年9月) →宝島社(2020年10月 - 2021年3月) →大正製薬(2021年4月 - )に交代)。また「テレビ朝日系水曜刑事ドラマ」同様、車両提供も行っており、放送中のドラマとタイアップした車種のCMも枠内で放送していた。2019年10月からはブランディア( - 2020年3月) →NTTソルマーレ(2020年4月 - 9月) →同業者のアウディ(2020年10月 - 12月) →キリンビール(2021年1月 - 3月) →大正製薬(2021年4月 - )に交代。
- 8時だョ!全員集合→加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ(1972年7月 - 1976年3月、1983年頃 - 1987年3月)
- ザ・ベストテン - 1985年10月から1989年9月(放送終了)まで。1985年9月をもって撤退したエスビー食品から受け継いだ。
- 音楽派トゥギャザー
- 怪傑黄金時間隊!!
- スーパーフライデー
- 水曜プレミア - 別枠で同業者のトヨタ自動車も提供。かつてはホンダも提供していた。
- ジャングルTV 〜タモリの法則〜→タモリのグッジョブ!胸張ってこの仕事→世界バリバリ☆バリュー(MBS制作)
- どうぶつ奇想天外! - 2009年3月(放送終了)まで。
- 中居正広の金曜日のスマたちへ - 2010年3月まで。
- 炎の体育会TV・ジョブチューン - Kaoとともに筆頭スポンサー。
フジテレビ系
- 料理の鉄人
- 火9ドラマ - 最初は2004年の秋の改編で長年続いたダイハツから引き継いだ、その後2011年秋の改編から2014年秋の改編までスポンサーを担当。
- ファミリーワイド
- 金曜おもしろバラエティ
- 金曜女のドラマスペシャル→ザ・ドラマチックナイト→男と女のミステリー→金曜ドラマシアター - 1985年10月から1993年3月まで提供。劇用車も日産車を使用していた。「ゴールデン洋画劇場」へ移動。
- HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP
- 北の国から - 連続ドラマ(金曜劇場)時代から続くスポンサーで、スペシャル番組も2002年の終了までスポンサーを務めていた。劇用車も日産車を使用していた。
- 情報ライブ EZ!TV→週刊人物ライブ スタ☆メン(関西テレビと共同製作)
- ニュースJAPAN
- FNNニュース - 日曜最終版。2003年4月から2008年3月まで。
- 水10!
- 土曜ドラマ
- とんねるずのみなさんのおかげでした。
- はねるのトびら - コラボCMが放送されていた。
- VS嵐
- S-PARK
テレビ朝日系
- いきなり!黄金伝説。
- クイズプレゼンバラエティー Qさま!!
- これって私だけ?(ABC) - 筆頭スポンサー、隔週で前後半入れ替え。コラボCMを放送しロケの車両提供も行っていた。2020年9月で降板。
テレビ東京系
- 出川哲朗の充電させてもらえませんか? - 筆頭スポンサー。2019年9月まで提供。2018年にコラボCMが製作されたこともある。
- SUPER GT+
- テレビ東京土曜9時枠の連続ドラマ(日産劇場) - 「女殺し屋 花笠お竜」、「大江戸捜査網」、「絵島生島」、「旅人異三郎」のみ一社提供。
ラジオ・その他
- 朝のファンファーレ → ニュースズームアップ(末期は「森本毅郎・スタンバイ!」内で放送)(TBSラジオ、1999年まで)
- 午後2時の男 → NISSANやじ馬ステーション → NISSAN歌謡ステーション → NISSAN大繁盛ステーション(文化放送、1999年まで)
- 日産フラッシュジャーナル → 日産ラジオナビ → NISSANビジネスサポートトピックス(ニッポン放送、2008年まで)
- SD頑駄無 武者○伝 - カルロス・ゴーンとGT-Rコンセプトが登場。
車両提供[編集]
- 西部警察 - スカイライン(DR30前期型)等を車両提供。
- あぶない刑事シリーズ - TV1作目〜『もっともあぶない刑事』、『さらば あぶない刑事』において車両提供(『さらば』では特別協賛も)。
- 特別機動捜査隊・特捜最前線 - セドリック(D30系〜Y30系)、グロリア(A30系〜Y30系)、スカイライン(C10系〜R30系)などの日産車を劇中車両として提供。70年代中頃から筆頭スポンサーとなり、放送終了後はテレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマへ継承され、現在に至る。
- テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ - メインスポンサー。フーガやティアナなど最新車種を警察車両として提供。大都会25時・ベイシティ刑事・はぐれ刑事純情派・はみだし刑事情熱系・相棒・特捜9・刑事7人シリーズといった作品に提供している『通称:日産自動車枠』。
- ウルトラシリーズ - ウルトラマンギンガS、ウルトラマンX、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンタイガにおいて劇中車を提供。
- トミカヒーローシリーズ - フェアレディZ(Z33・Z34)やエクストレイルなど、小型レスキュービークルのベース車両を提供。
- 超速変形ジャイロゼッター - NISSAN GT-R(R35)などの車両モデル提供。本社ギャラリーでプロモーション用に製作されたGT-Rのジャイロゼッター像と実車が展示されていた。
- 火曜ドラマ(TBS) - 2016年10月期からスポンサーになると同時に車両提供をスポンサーを降板する2019年7月期まで行っていた。テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマと連続する形で日産の広報車が劇中で使用される。
- 木曜劇場 - 2017年10月から2019年9月までスポンサー。2021年4月よりスポンサーに復帰。三菱自動車・ホンダ・スバルから車両提供を引継いだ。
- 土曜はナニする!? - 番組内のミニドラマにてスカイライン(V37系)やノート(E13系)などの日産車を劇中車として使用。
スポンサー・協賛[編集]
- 24時間テレビ 「愛は地球を救う」 - 日本テレビ系、第1回(1978年)から協賛。福祉車両の大半は同社が製造している。
- NHK福祉大相撲 - 長年にわたりNHK厚生文化事業団を通して福祉車両の提供を行っている。なお、公共放送である局の性格上並びに広告・宣伝放送を禁止した放送法83条への抵触から、番組内では社名等の紹介は行わない。
- グランツーリスモシリーズ - 『GTアカデミー』の公式スポンサー。
- 大坂なおみ - ブランドアンバサダー。(2018年12月 - 2021年12月)
- 木村拓哉 - ブランドアンバサダー。(2020年8月 - 2023年8月)
- 東京ディズニーリゾート - かつてオフィシャルスポンサーをつとめており、東京ディズニーランドは1992年10月1日から2006年9月3日まで、東京ディズニーシーは開園(2001年9月4日)から同じく2006年9月3日まで以下の施設のスポンサーだった。現在は撤退。
- 東京ディズニーランド - スプラッシュ・マウンテン
- 東京ディズニーシー - ビッグシティ・ヴィークル
スポーツ[編集]
冠大会[編集]
- ニッサン童話と絵本のグランプリ
- ニッサングリーンカップ・全国草野球大会 - 廃止
- ジェネシス・インビテーショナル - 2007年までニッサンオープンと呼ばれていた米PGAツアーの大会
- X-TRAIL JAM
- コパ・スダメリカーナ
- NISSANブルーリボン杯 - コントラクトブリッジの競技会
- 国際千葉駅伝 - 特別協賛・担当 廃止
- 横浜国際女子駅伝 - 特別協賛・担当 廃止
- WBSCプレミア12 - オフィシャルスポンサー
- リオデジャネイロオリンピック - オフィシャルスポンサー
- 全国高等学校サッカー選手権大会 - 協賛社(1981年度 - 1990年度、2010年度以降は、同業者のトヨタ自動車が協賛)
その他スポーツ関連[編集]
- 横浜国際総合競技場 - 神奈川県横浜市港北区。
- 2005年に命名権を取得。「日産スタジアム」と命名された。同時に新横浜公園内併設施設(小机競技場(日産フィールド小机)及び競技場内温水レジャープール施設(日産ウォーターパーク))の命名権も取得している。
- 但しFIFA(国際サッカー連盟)では使用会場の命名権の使用が禁止(クリーンスタジアム規定)されている為、ワールドカップ予選・クラブワールドカップ等のFIFA主催サッカー国際試合開催時は競技場及び新横浜公園内併設施設の施設名が全て正式名称に戻される。
- 2021年開催の東京オリンピックでもIOC(国際オリンピック委員会)の規定により同様の措置が取られた。
- ニッサン・スタジアム - テネシー州ナッシュビル。
- 2015年6月24日に北米日産が命名権を取得。
- UEFAチャンピオンズリーグ - 2014年よりメインスポンサー。
- 国際クリケット評議会 - 2015年よりメインスポンサー。
- レディオシャック・ニッサン・トレック - 2012年より活動開始の自転車ロードレースチーム。
- 横浜DeNAベイスターズ - 2017年よりスポンサーシップ契約を締結。
- 横浜スタジアム - 開場以来、日産車がリリーフカーとして起用されており(開場当初はブルーバード、のちにBe-1、エスカルゴ)、長らくスコアボード上に広告を掲出していた。2017年シーズンより再びスコアボードと照明塔に広告を掲出しており、リリーフカーとしてリーフが起用された。
- 大阪マラソン - 2022年より大会車両を提供(大阪府内の日産ディーラーである日産大阪販売がスポンサーとして参加している。)。
- 東京箱根間往復大学駅伝競走 - 1987年から1992年まで大会車両を提供していた(後にマツダ、三菱、ホンダを経て現在はトヨタが車両を提供)。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 従って、マルティーニとロゴマークが似通っているのは偶然でしかなく、日産とは何の関係もない[要出典]。
- ^ 下記「車両形式」欄にあるC10型系スカイラインGT-Rのメーカーズプレートの写真を参照のこと[要出典]。
- ^ 「SHIFT_」はR35型GT-RのSHIFTワードとして使われた( - 2008年11月)[要出典]。
- ^ 厳密には「ステーションワゴンとミニバンに乗ろう」の意味。
- ^ 後に増田は俳優・歌手・タレントの梅沢富美男との共演の形でダイハツ・ハイゼットトラック(2018年 - )のCMに出演している。
- ^ 以前はトヨタ・カローラ(1983年 - 1987年)やダイハツ・YRV(2000年 - 2001年)の各CMに顔出しで出演していた。
- ^ a b c それ以前は同社の競合メーカーであるトヨタのCMキャラクター(例・初代RAV4、9代目から11代目までのカローラシリーズ(主にカローラフィールダー))に起用されていた。
- ^ a b c その後、諸般の事情により、2023年8月31日を以って起用終了。
- ^ MR18DEとはボア・ストロークが異なる。
- ^ 「S31」は初代(S30型系)の昭和51年排ガス規制適合車に使われていた。
- ^ 旧・TCMと合併した事で日産自動車グループより離脱。地域によってはかつての名残で現在も日産自動車販売会社がユニキャリア代理店を務めるケースもある[要出典]。
- ^ かつては日産自動車の自動車総合カタログ上で紹介されていたり、日産ディーゼル店舗に日産車のカタログが置かれるなど緩い販売協力関係にあったものの、ボルボ社傘下となり日産自動車グループから離脱[要出典]。
- ^ かつては同業者のホンダが提供していた。「しゃべくり007」から移動。
- ^ 『炎の体育会TV』から移動。
- ^ かつては同業者のBMW JAPANとAudiを提供した事がある。「炎の体育会TV」30秒の縮小から移動。
- ^ 「S-PARK」30秒縮小からの移動。
- ^ ライオンのグータッチの一社提供だったライオンから引き継いだ(なお一社提供自体は「ライオンのミライ☆モンスター」に移行)。「S-PARK」から移動。
- ^ 「有吉ゼミ」から移動、小林製薬から引き継いだ。現在は三菱電機に交代。
- ^ それまで提供してきた松下電器から引き継いでその後日立製作所に提供枠を譲って撤退。
- ^ 後任はbrother。
- ^ 本来は、「炎の体育会TV」の時間帯(19時台)の枠のスポンサーだが、実際には隔週でスペシャルを放送している状態である(2021年現在)。
- ^ 2022年4月から縮小分はヤマエグループに交代、現在はJapanetに交代。
- ^ 関西テレビ「KTVニュース FNN」、東海テレビ「FNN東海テレニュース」、TNC「TNCニュース FNN→TNC News FNN→TNC NEWS テレビ西日本」、富山テレビ「BBTニュース」も含む。
- ^ 2007年1月3日の特番では、筆頭スポンサーを務めた。
- ^ 現在は同業者のトヨタとレイクALSAに交代。
- ^ 在京キー局が担当している中継でのスポット提供はなし[要出典]。
- ^ 一部のスポンサー番組では、ACジャパンの支援キャンペーンのCMに差し替えられた。
出典[編集]
- ^ コーポレートガバナンス - 日産自動車株式会社
- ^ 日産自動車株式会社 定款 第1章第1条
- ^ “Home - The Alliance - Renault Nissan Mitsubishi”. 2018年1月12日閲覧。
- ^ “Home - アライアンスの資本関係と統治機構”. 2018年3月8日閲覧。
- ^ 日産が三菱自株の34%を取得、筆頭株主へ webCG (2016年5月12日)
- ^ “HOME| 芙蓉懇談会”. www.fuyo-kondankai.jp. 2023年6月2日閲覧。
- ^ “春光懇話会”. www.shunko.jp. 2023年6月2日閲覧。
- ^ 構成銘柄一覧:日経平均株価 Nikkei Inc. 2021年10月8日閲覧。
- ^ 「TOPIXニューインデックスシリーズ」の定期選定結果及び構成銘柄一覧 (PDF) jpx.co.jp 2020年10月7日公表 2021年10月8日閲覧。
- ^ 「日産、ルノーとの連携以外で技術提携を模索中=関係筋」『Reuters』、2023年4月14日。2023年4月30日閲覧。
- ^ 「日産、ホンダ抜く…自動車世界販売台数」読売新聞 2011年1月28日[リンク切れ]
- ^ 女性活躍に優れた上場企業を選定「なでしこ銘柄」 経済産業省 2017年3月
- ^ “平成28年度 「なでしこ銘柄」レポート(PDF形式:5,542KB)”. 2021年5月29日閲覧。
- ^ 日産自動車、豊田自動織機に事業許可『中外商業新報』昭和11年9月15日夕刊(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p242 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 三井不/旧日産本社ビル改修(東京都中央区)/鹿島で着手、本社機能の一部移転(2014年8月5日4面。2014年9月6日閲覧)[リンク切れ]
- ^ ルノー日産、部品共通化7割に 18年までに拡大
- ^ “日産がアメリカで陥った販売不振の深刻度 薄利多売で拡大したゴーン時代のツケは重い”. 東洋経済オンライン (2020年2月13日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “日産CEO「最大の課題は『車齢の長さ』」”. Auto car (2020年4月16日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ a b 日産自動車と三菱自動車、戦略的アライアンスを締結 (2016年5月13日閲覧)
- ^ 日産、2,370億円で三菱自動車株34%を取得へ(2016年5月13日閲覧)
- ^ アライアンス 2022: 年間100億ユーロのシナジー創出を目指し年間販売台数1,400万台、売上高合計2,400億ドルを見込む*
- ^ 日産のクルマづくり > テクノロジー > 取り組み:Easy Ride(日産自動車株式会社グローバルサイト)
- ^ Easy Ride/Easy Ride × AI運行バス(公式サイト)
- ^ 日産 新車販売を一時停止 検査不備、全工場6万台 毎日新聞 2017年9月29日
- ^ 日産、ゴーン会長の解任を決議 全会一致で 日本経済新聞、2018年11月22日更新。
- ^ 日産、英工場のSUV生産撤回 ディーゼル規制で - 西日本新聞
- ^ 日産がMMに体験型施設 10月23日までの期間限定(タウンニュース〈中区・西区版〉 2020年8月13日号)
- ^ NISSAN PAVILION Yokohama 公式サイト(日産自動車)
- ^ a b “日産、仏ルノーとの“不平等条約”撤廃へ協議[新聞ウォッチ]”. レスポンス. 2022年10月12日閲覧。
- ^ a b “日産とルノー対等出資で合意…不平等条約解消、日産はアンペア社への出資も表明”. レスポンス. 2023年2月7日閲覧。
- ^ 日産と三菱ふそう、OEM 供給で基本合意 - 日産自動車ニュースリリース(2012年6月29日)
- ^ 日産自動車、スズキと軽商用車のOEM供給につき基本合意 - 日産自動車プレスリリース 2013年8月29日
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- ^ 日産の非正規切り裁判違法・脱法行為の実態が浮き彫りに藤田温久弁護士に聞く
- ^ 日産雇い止め訴訟、横浜地裁が原告の請求棄却
- ^ 無資格検査 日産の社長が「謝罪」をしない理由 (1/5)
- ^ 日産 問題発覚後も無資格検査続ける[リンク切れ]
- ^ 日産、全車両の出荷停止=4工場で無資格検査継続-追加リコール実施へ[リンク切れ]
- ^ 日産 9月の国の立ち入り検査で事実と異なる説明[リンク切れ]
- ^ 日産 “改善策”徹底されず、異例の再検査
- ^ 産経Biz 日産とスバル、無資格検査なぜ起こった?
- ^ 無資格者による完成車検査…“やっちゃった日産”の何が問題なのか?
- ^ 日本のものづくり、本当に限界に達したのか
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