日本フットサルリーグ
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日本フットサルリーグ(にほんフットサルリーグ)は、日本フットサルトップリーグが運営するフットサルの全国リーグである。愛称は「F.LEAGUE(Fリーグ)」。
概要[編集]
2007年9月に第1回大会が開幕し、全国の8クラブが参加した。Jリーグをモデルとしたホームタウン制を敷き、チーム名称に企業名を冠することを禁止している。
現時点では名古屋オーシャンズがリーグ唯一のプロチームである。その他のチームはアマチュア選手が多く、いわゆるセミプロリーグである。ただし、将来のプロ化も構想されている。1チームあたりの運営費は4500万円程度と予測されていた が、実際には5000万円から7000万円かかっている。
沿革[編集]
- 2005年
- 4月、日本サッカー協会 (JFA) にて理事会で、フットサル委員会内にフットサル全国リーグ設立検討プロジェクト発足を決定。フットサル全国リーグの実施について同プロジェクトが検証を続け、JFAに答申。
- 2006年
- 4月21日、JFAは全国リーグ設立を決定。以降日本フットサル連盟に移管した上で準備を進めた。参加チームの募集も行い、全国から16チームの参加申し込みがあった。
- 11月22日、日本フットサルリーグ設立を発表。さらに日本フットサルリーグへの参加が決定した8チームが発表された。
- 2007年
- 1月24日、リーグの概要が発表。
- 5月21日、オフィシャルスポンサーなどが発表。
- 9月23日、開幕。
- 2008年
- オーシャンアリーナカップを初開催。
- 2009年
- エスポラーダ北海道と府中アスレティックFCが加盟。
- 「オーシャンアリーナカップ」が正式にFリーグのカップ戦となる。
- 2010年
- 日本トップリーグ連携機構に加盟。
- 2012年
- ステラミーゴいわて花巻が退会。
- アグレミーナ浜松が加盟。
- 2014年
- ヴォスクオーレ仙台とフウガドールすみだが加盟。
- 2016年
- Fリーグ10周年を記念してFリーグオールスターゲームを開催。
- 2018年
- 2部制導入が決定。Fリーグ ディビジョン1(F1)およびFリーグ ディビジョン2(F2)が設置。
- F1には前シーズンFリーグ加盟クラブのうちデウソン神戸を除いた11クラブとFリーグ選抜が加入した。
- F2にはデウソン神戸と、新たにFリーグに加盟したボアルース長野、ヴィンセドール白山、広島エフ・ドゥ、ポルセイド浜田、トルエーラ柏、ボルクバレット北九州、Y.S.C.C.横浜の8チームが加入した。
- Fリーグ選抜が創設(2018シーズンから2年間、F1に参加した)。
- 2部制導入が決定。Fリーグ ディビジョン1(F1)およびFリーグ ディビジョン2(F2)が設置。
- 2019年
- 2018-19シーズンの結果を受け、ボアルース長野がF1に昇格、アグレミーナ浜松がF2に降格。
- 2020年
- 2019-20シーズンの結果を受け、Y.S.C.C.横浜、ボルクバレット北九州がF1に昇格。
- ヴォスクオーレ仙台が2020-21シーズンの参加を断念。これにより2020-21シーズンのF2は6チームで行われる。
- 2021年
- トルエーラ柏がしながわシティにクラブ名を変更し、ホームタウンを移転。
- ヴォスクオーレ仙台のF2クラブライセンス交付が保留となる。これにより2021-22シーズンのF2は6チームで行われる。
- 2022年
- 4月、日本女子フットサルリーグとともに日本フットサル連盟から独立し一般社団法人日本フットサルトップリーグを設立。
- マルバ水戸FC、リガーレヴィア葛飾が加盟。ヴォスクオーレ仙台が復帰。これにより、2022-23シーズンのF2は9チームで行われる。
- 2023年
- 2022-23シーズンの結果を受け、しながわシティがF1に昇格、ボアルース長野がF2に降格。
- ミラクルスマイル新居浜が加盟。デウソン神戸にFリーグクラブライセンスが不交付となる。これにより、2023-24シーズンのF2は9チームで行われる。
現在加盟しているチーム[編集]
地域 | チーム名 | 呼称 | 法人名 | ホームタウン | Division | 加盟年度 |
---|---|---|---|---|---|---|
北海道 | エスポラーダ北海道 | エスポラーダ北海道 | (一社)エスポラーダ北海道スポーツクラブ | 北海道札幌市 | F1 | 2009-10 |
東北 | ヴォスクオーレ仙台 | ヴォスクオーレ仙台 | (一社)スポーツプロジェクト東北 | 宮城県仙台市 | F2 | 2014-15 |
関東 | マルバ水戸FC | マルバ水戸 | (有)チ・キュウ | 茨城県水戸市 | F2 | 2022-23 |
バルドラール浦安フットボールサラ | バルドラール浦安 | 浦安スポーツネットワーク(株) | 千葉県浦安市 | F1 | 2007-08 | |
SHINAGAWA CITY FUTSAL CLUB | しながわシティ | (一社)しながわシティスポーツクラブ | 東京都品川区 | F1 | 2018-19 | |
フウガドールすみだ | フウガドールすみだ | (株)風雅プロモーション | 東京都墨田区 | F1 | 2014-15 | |
リガーレヴィア葛飾 | リガーレヴィア葛飾 | (株)リガーレ東京 | 東京都葛飾区 | F2 | 2022-23 | |
立川アスレティックFC | 立川アスレティックFC | (一社)立川アスレティックFC | 東京都立川市 | F1 | 2009-10 | |
ASVペスカドーラ町田 | ペスカドーラ町田 | (株)CASCAVEL FUTSAL CLUBE | 東京都町田市 | F1 | 2007-08 | |
Y.S.C.C.横浜 | Y.S.C.C.横浜 | (特非)横浜スポーツ&カルチャークラブ | 神奈川県横浜市 | F1 | 2018-19 | |
湘南ベルマーレフットサルクラブ | 湘南ベルマーレ | (株)小田原スポーツマーケティング | 神奈川県小田原市 | F1 | 2007-08 | |
北信越 | ボアルース長野 | ボアルース長野 | (株)ボアルース長野フットサルクラブ | 長野県長野市 | F2 | 2018-19 |
ヴィンセドール白山 | ヴィンセドール白山 | (一社)FSVスポーツアカデミー | 石川県白山市 | F2 | 2018-19 | |
東海 | アグレミーナ浜松 | アグレミーナ浜松 | (一社)アグレミーナ | 静岡県浜松市 | F2 | 2012-13 |
名古屋オーシャンズ | 名古屋オーシャンズ | 名古屋オーシャンズ(株) | 愛知県名古屋市 | F1 | 2007-08 | |
関西 | シュライカー大阪 | シュライカー大阪 | ハマダ(株) | 大阪府大阪市 | F1 | 2007-08 |
中国 | 広島エフ・ドゥ | 広島エフ・ドゥ | (特非)中国フットサルプロモーション | 広島県広島市 | F2 | 2018-19 |
ポルセイド浜田 | ポルセイド浜田 | (特非)浜田フットサルクラブ | 島根県浜田市 | F2 | 2018-19 | |
四国 | ミラクルスマイル新居浜 | ミラクルスマイル新居浜 | (一社)FC miracle smile | 愛媛県新居浜市 | F2 | 2023-24 |
九州 | ボルクバレット北九州 | ボルクバレット北九州 | (一社)UBUNTU FSプロモーション | 福岡県北九州市 | F1 | 2018-19 |
バサジィ大分 | バサジィ大分 | (株)大分スポーツプロジェクト | 大分県大分市 | F1 | 2007-08 |
かつて参加していたチーム[編集]
チーム名 | 呼称 | 法人名 | ホームタウン | 加盟年 | 退会年 |
---|---|---|---|---|---|
ステラミーゴいわて花巻 | ステラミーゴいわて花巻 | 岩手県花巻市 | 2007-08 | 2011-12 | |
Fリーグ選抜 | Fリーグ選抜 | - | 愛知県名古屋市 | 2018-19 | 2019-20 |
デウソン神戸 | デウソン神戸 | (一社)神戸フットサル
スポーツクラブ |
兵庫県神戸市 | 2007-08 | 2023-24 |
その他[編集]
- オフィシャルアーティストには「F.C.GOING」で自身もフットサルをプレーしているGOING UNDER GROUNDが選ばれ、オフィシャルテーマソングとして、2007年度は「Title」、2008年度は「run boyz run」を書き下ろしている。
- テレビ番組
- 2014年までは試合中継がなく、EXスポーツ(スカパー!ch282、一部地域のケーブルテレビ局)で10月より火曜日に「EXフットサル」と題した試合のハイライト(1回30分)を放映開始。司会は中村義昭(DJジャンボ)。また、随時BS日テレでも日曜深夜(日付上月曜未明となるときもある)に「Fリーグダイジェスト」(1回1時間)を専門家の解説(聞き手役は中村)を入れて放映している。2008-09シーズンより一部の試合が各クラブの地元地上波局で中継されるようになった。
- また2011年4月からはBS日テレでFリーグを中心としたフットサル情報番組「Fのキセキ」を放映している。2012年1月15日、BS日テレで北海道対府中戦が完全生中継された。これは北海道に選手登録した三浦知良の出場試合となったため。
- 2015年度からはJ SPORTSと放映権を締結し、リーグ戦のうちセントラル開催となる節(2015年度5節・30試合)、およびプレーオフ決勝戦と、Fリーグオーシャンカップ2015の決勝・3位決定戦を後日中継録画を中心として放送する。
- 2017-2018シーズンは、セントラルの試合を、J SPORTS、AbemaTVでライブ配信を実施。さらに、6回開催される6クラブ共同開催方式の試合を、「J SPORTSシリーズ」「Abema TVシリーズ」と呼称し、各会場においてJ SPORTSでの生中継、またはAbema TVでのライブ配信のいずれかを実施することになっている。また「sfidaFリーグ オーシャンカップ2017 in 北海きたえーる supported by LIFEGUARD」の準決勝、3位決定戦および決勝の計4試合を、AbemaTVにてライブ配信することも決定している。J SPORTSでの放送は2019-20シーズンを最後に終了。
- 映像配信
- リーグ開始から2014-15シーズンまではDMM.comが配信を行なっていた。PCのみ対応。各節1節程度を無料ライブ配信し、その他の試合はおよそ1週間後から有料録画配信を行っていた。2015年4月の配信終了に伴い、過去の動画は閲覧不可能になった。
- 2015-16シーズンからは、ゼビオグループの「応援.com」が配信を行っていた。PC、iOS、Androidに対応。全て無料配信で、各節1節程度をライブ配信し、その他の試合はおよそ1週間後から録画配信を行っていた。
- 2020-21シーズンからはAbemaTVにてFリーグ史上初となるディビジョン1全試合生配信を実施。ディビジョン2はMyCujooにて配信。