You can edit almost every page by Creating an account. Otherwise, see the FAQ.

探偵!ナイトスクープ

提供:EverybodyWiki Bios & Wiki
移動先:案内検索

探偵!ナイトスクープ』(たんてい!ナイトスクープ、英称:Knight Scoop)は、朝日放送テレビ(ABCテレビ) の制作により、1988年3月5日から放送されている視聴者参加型のバラエティ番組である。2008年9月19日放送分以降からハイビジョン制作。通称「ナイトスクープ」。

概要[編集]

スタジオをひとつの探偵事務所(番組では“探偵局”と呼称)に見立て、視聴者から寄せられた依頼を、探偵局員が調査依頼した視聴者と共に調査し、その過程のVTRを流す。

依頼内容は、人捜し・物捜し・場所捜しのような本格的な調査を伴うものをはじめ、街頭調査や現地リポート、実験を伴うものもあるなど多岐にわたる。単独では放送時間が稼げないようなちょっとした依頼は「小ネタ」集としてまとめて放送される。

依頼者は基本的に匿名やペンネーム、顔出しNG(顔を隠して出演)での出演は認められていない。

個性的な依頼者などが時に登場し、依頼者の中には一般人として番組に出演した後に、著名人となって各分野で活躍する者も登場した。また、取材先のその場で出会った者が探偵よりも視聴者の目を奪う程の個性を発揮することもある。

過去に2度(1990年「アホとバカの境界線を探せ」と2001年「素晴らしき車椅子の旅」。いずれも探偵は北野誠)、日本民間放送連盟賞最優秀賞を受賞した。

年に数回「総集編」や「プチアカデミー賞」と称して、過去の面白かった依頼や、もう一度見たい依頼を3-4本まとめて放送している。こちらの出演者は、1994年頃までは通常版と同様であったが、後に探偵のみが出演する形になった。

長年におよぶ放送の中で5,000を超える依頼が扱われている。また、番組が全国で放送されていることもあって、全国各地から毎週ハガキ依頼が200から300通、メール依頼が約100通寄せられている。

VTR中では、本題の依頼と別の依頼とを組み合わせて放送することもある。

2014年4月11日より往年のモノラル制作(モノステレオ放送)からステレオ制作(フルステレオ放送) に変更され、解説放送(ステレオ二重音声)は2014年10月3日より朝日放送テレビのみ実施されていたが、2022年4月からは広島ホームテレビでも実施している。

番組の成り立ち[編集]

初代プロデューサーの松本修によると、番組を立ち上げたきっかけは、当時鋭い語り口で人気となっていた上岡の「当意即妙のコメントを活かした番組を作りたい」という思いだった。

当時は上岡のように本音をズバズバ言う芸人は希少であり、上岡の才能を活かすべく立ち上げた番組であった。そこで、上岡に対して調べてきたVTRを観てもらいプレゼンする番組にしたく、視聴者からの依頼を出演芸人たちが探偵となって解決に導くスタイルが生まれた。

視聴者も、始めは探偵の立場でVTRを観るが、それを観終わると今度は局長側に立って観るという『二重構造』の番組であり、のちにフジテレビの「とくダネ!」がこの『ナイトスクープ』のフォーマットを踏襲するなど、当時のテレビ番組としては前例のない画期的なスタイルであった。また、その後のテレビ業界において本音をズバズバ言うタレントや番組が増えていく契機ともなった。

番組名の由来[編集]

番組の企画段階では、「上岡龍太郎探偵局」や「それいけ!探偵局」という仮タイトルだった。その後、会議でスタッフ全員で議論が行われた。

会議では、取材に応じやすいタイトルがいいということで、「ナイト」を付けることになった。また「スクープ」は当時『ザ・スクープ』(朝日放送〈当時〉でも放送されていた)など、報道番組のタイトルに「スクープ」が使われることが多かったため、「電話口で『朝日放送のナイトスクープですが…』と言えば、報道番組と勘違いして取材を受けてくれるのではないか」と考えて「ナイトスクープ」に決まった。しかし、それでは娯楽番組とわかりづらいため、「探偵」がタイトルの頭に付けられた。なお、ネット局のほとんどが夜に放送することもあり誤解されやすいが、タイトルの「ナイト」は、夜(Night)ではなく、騎士(Knight)という意味である(Knight Scoop)。2004年6月18日放送のオープニングでも西田局長が詳しく明言している(その際桂小枝がセットの棚にあるサーベルを取り出し、突き刺すフリをする仕草を見せている)。

現在の番組タイトルロゴには下に小さい文字の「knight scoop」があるが、初期のタイトルロゴには「knight scoop」がなかった。(「knight scoop」の表示がなかったのは、CM前に表示されるロゴのみ)

また、現在オープニングで出てくるロゴは青色で表示されているが、初期は白色で表示されており、1994年頃からは銀色で表示されるようになった。スペシャル版の時や公式サイトなどでは金色で表示されることが多い。

テロップの使用[編集]

出演者の言葉にテロップを付けて強調する手法は現在日本のバラエティ番組で日常的に行われているが、これはこの『ナイトスクープ』が最初に行ったものとされる。ただし、「ナイトスクープ」におけるテロップは、あくまで「ナレーションの代わり」として話題・状況の要約やツッコミを入れたり、聞き取りにくい部分を補ったりする目的で使われているものである。その基準は「入れた方が中身がわかりやすくなり、また面白くて笑いが取れる」とスタッフが判断した箇所に限られており、現在のお笑い番組のように出演者の発言を次から次へとなぞるようにテロップを挿入しているわけではない。またテロップの使用は取材VTR内のみに限定されており、他の番組のようにスタジオ内でのトーク部分でテロップ類を使用することは一切行っていないことからもこのことが窺える。 また、依頼者や探偵などが意味不明な行動や言動をした場合は「?」 のテロップが使用されることもある。

番組内でテロップに使用される書体の多くはゴシック体などの簡素なもので、他のお笑い番組にありがちな文字を派手に装飾(文字の大きさを極端に変えたり、さまざまな書体を使用するなど)することはあまりない。

2007年1月26日放送分から、画面左上に依頼内容のタイトルスーパーが小さく表示されるようになった。

番組構成[編集]

番組の流れ[編集]

朝日放送→朝日放送テレビAスタジオによる公開収録(基本的には隔週金曜日夕方より2本録り)。最初に局長が自己紹介して秘書が自己紹介と前口上「当探偵局ではテレビをごらんの皆さんからの依頼に基づいて直ちに優秀な探偵を派遣し、真相の追求にあたります。」と唱え、そして局長が顧問を紹介する。ここから局長が探偵たちをフルネームで紹介していたが、西田局長になってからの放送においては探偵紹介を省略することが多くなり、近年は新年最初の放送、探偵及び局長が卒業、就任、復帰する回にのみ行われている。顧問紹介の後、すぐ依頼の紹介に入る。顧問が初登場の俳優や女優の場合は小トークをしてから依頼紹介となっている。1回の放送の中で、約12分程度の依頼遂行VTRを3本流し、それぞれに局長や顧問、探偵らがコメントを付けるのが基本的なフォーマットである。

秘書が視聴者からの依頼文を読み上げ、局長・顧問が短いコメントをし、その依頼を担当した探偵がVTRを流す前に解説を加えてからVTRに入る。最初期はVTR中にも探偵のコメント・解説が入っていたが、現在は一切入れていない。小ネタ集やパラダイスなどでは、探偵自らが依頼文を読む場合もある。VTR終了後、出演者のコメントが入り、ジングルが流れ、CMに入る。以前は3本目の依頼の後にCMに入っていたが、現在はCMに入らずそのまま局長・顧問が、今週の総括のようなコメントをしつつ、エンドロールに入るという構成になっている。2020年7月24日からは次回予告が追加された。

さらに「エンド5秒」と呼ばれる番組終了のテロップの裏に探偵のギャグが入ってその回の放送が終了する(この部分は放送される地域とされない地域がある)。元は放送終了時間まで視聴してもらい、それによる視聴率上昇を目的に始まったものであった。

ほかの番組に見られない特徴に「ジングル後CMにすぐに入らないことがある」というものがある。通常、民放では番組とCMの境にジングルを流して視聴者に知らせている(もしくは、ジングルなどなしで突然CMに入る)。ジングルが入る場合、ジングルが終わるとすぐにCMがはじまるが、この番組ではジングル(声:円広志)終了後も少しの間、探偵と局長などのトークが(長いときは1分以上も)放送され続ける場合がある。このジングルからCMまでの極端に長い時間をとるという演出は、公開収録の段階で直接ジングルを挿入するため番組進行上、ジングルの後に大事な要点や本編より盛り上がるトークがなされた場合、それも含めて編集された上で放送に乗るという作りになっている。

後述する項目において、インターネットで検索するなり、専門家に問い合わせればすぐに解決できる依頼内容であっても、依頼者や第三者を巻き込んで探偵が直接足を使って調査するといった過程に重点が置かれている。しかし、困難と思われた依頼が予想より簡単に解決したり、逆にすぐに解決できるような依頼が調査途中で迷走したり、調査途中や後になって別な疑問が派生したり、調査結果によっては新たな問題定義が浮き彫りになって大規模調査に発展することもある。時に依頼内容の如何によっては探偵は地道で煩雑な調査に長時間を強いられる場合もあり、決められたVTRの時間内に調査をまとめなければならないがロケの途中で落とし所があいまいになったり、いたずらに時間を費やしてしまう、対象が一般人なので当然取材側の思ったように動かない等の収録上の困難も抱えている。また、番組制作上時間もコストもかけられないために期日内に依頼(取材)を遂行する必要があるため、事故などの危険性の無い限りひたすら撮影し続け照明が切れてもハンドライトで、ハンドマイクが壊れてもガンマイクで、カメラマンが転倒しても撮り直しもカットもせず、物理的に撮影が不可能になるまで収録を続ける、など過酷なものとなる場合が多々あるが、それらも演出や番組制作上、構成や演出の一つとして組み入れられている。

ロケ収録において現場での大まかな進行はあるもののロケ台本は存在せず、番組収録におけるスタジオ構成台本も「OP、局長あいさつ、秘書あいさつ、探偵紹介、取材VTR、以下盛り上がる」といった細かい台詞もト書きも無い大雑把なものとなっている。探偵局発足当初は、取材ロケ撮影の定石通りスタッフがカメラに映り込む、探偵が言い間違える等の度に撮り直していたが、探偵らがその煩雑さに辟易しロケスタッフと交渉、ロケ取材のライブ感を出そうと(他局の)通常ロケならNGである所を許せる範囲内でそのまま取材、一発収録を続行させて取材時間の短縮と探偵、加えて依頼内容と取材対象の即興を活かすことに重点を置いており、他のバラエティロケ番組ではまず見られない機材スタッフが反射面(鏡等)に映り込んだまま撮影取材を続行、通常放送でもスタッフがカメラ映像に直接入り込んでもそのまま放送されている。

オープニング[編集]

オープニングでは、テーマ曲とともに、番組の趣旨が記された以下の文章(局の企画書に書かれていた「番組概要」をベースにしたもの - 「アホの遺伝子」より)が流れる。現在は、上岡局長時代のように、文章に、”松本人志探偵局長”と名前が出るようになった。

この番組は、視聴者から寄せられ

た依頼に基いて、松本人志探偵局

長が部下の探偵たちを野に放ち、

世のため、人のため、公序良俗・

安寧秩序を守るべく、この世のあ

らゆる事どもを徹底的に追求する

娯楽番組である。

上記の文章が白いテロップでスクロール式に下から上に流れ(「娯楽番組である。」の部分はこの番組があくまでもバラエティ番組であることを強調させるためにわざと改行されてある。)、CG調の番組タイトルのロゴが出る(初期はテロップで描かれており、上記の趣旨文に続き、下から上がってくるパターンであった)。その後、局長、秘書、その週の出演メンバーの探偵局員を紹介。その時、調査を担当した局員には映像の下にその週に依頼された内容のサブタイトルが流れる。

出演局員を紹介した後は、公開収録のスタジオからの拍手に包まれながら出演者が登場して提供ベース(スポンサーは地域によって異なる、朝日放送テレビなどではスポンサーの表示がない。新型コロナウイルス感染対策による非公開放送時は提供ベースなし)後にCM→本編開始、というのが現在の基本である。以前は、オープニングから1本目の依頼終了後まで、CMに入ることなく続いていた。

本編に入ると再度テーマ曲をBGMに、前述の通り、局長・秘書の自己紹介、顧問(ゲスト)紹介、探偵の紹介が続く。

プレゼント[編集]

依頼が番組に採用された視聴者にはもれなく番組特製の探偵手帳、会場への観覧者には番組ロゴが描かれた白色と黒色のステッカーがプレゼントされる(それぞれ視聴者に見えるようにして見せている)。桂小枝、長原成樹、松村邦洋の降板直後から松尾依里佳降板までの約4年間はナイトスクープ特製「クリアファイル」がプレゼントされていた。過去の会場プレゼントには「アホ・バカ分布図」や、ノックすると探偵局員達の名前が出てくる「ボールペン」、ナイトスクープ特製「うちわ」「トランプ」「便利5点セット」などをプレゼントしていた時期があった。

放送時間の変遷[編集]

以下の放送時間は大阪・朝日放送テレビを基準としている。

期間 放送時間(長さ)
1988年3月 - 1991年3月 土曜 23:30 - 翌0:25(55分)
1991年3月 - 1994年9月 金曜 23:25 - 翌0:20(55分)
1994年10月 - 2000年3月 金曜 23:27 - 翌0:22(55分)
2000年4月 - 2001年9月 金曜 23:16 - 翌0:11(55分)
2001年10月 - 現在 金曜 23:17 - 翌0:12(55分)

出演者[編集]

局長[編集]

初代[編集]

上岡龍太郎(1988年3月5日 - 2000年4月14日)
上岡の司会では他番組でも常にそうであるように、定型の口上から始まる。この番組においては「こんばんは、探偵!ナイトスクープの時間がやってまいりました。複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、さまざまな謎や疑問を徹底的に究明する、探偵!ナイトスクープ」である。1991年頃まではこの通りではなく、初回の放送ではもっと長いなど毎回若干異なっていた。その直後、「私が局長の上岡龍太郎です」と自己紹介する。後に、テレビ朝日で昼間にネットするようになった頃から「こんばんは」を省略するようになった。なお、上岡引退後の局長(代理)もこの口上を引き継いでいる。
上方の芸人として探偵たちの大先輩であり、不人気番組から立ち上げた自負を持っていたため、VTRの内容について厳しい批判を述べることもあった。特に初期の頃には、探偵に対して「クビ」「もう探偵はやめろ!」「レベルが低すぎて話にならん!」などと探偵を罵倒する発言をしていた。その一方で、スタジオでは探偵に対して鋭くツッコミを入れて弄る等、芸人としての一面も見られた。
かつては探偵を紹介する際に「そして北野誠、桂小枝」と北野誠の前で「そして」を入れていた(当時の座席順では最後の2人が北野誠と桂小枝だったため)。このことに対して北野が「小枝とコンビみたいで嫌や!」と何度も反抗していたが、間もなく北野誠は座席順で一番へ座ることとなった。
第8回放送の「大阪の路上駐車」のネタで自ら探偵として報告した。
彼の最後の出演となった2000年4月の放送など、何度か依頼者になったこともある。番組が朝日放送(当時)以外の局で順次ネットされるようになってからも、過去の話を引き合いに出す。2000年3月いっぱいで芸能界を引退したため番組を卒業したが、収録日程などの都合から上岡が出演する収録ストックは4月放送分までとなった。
最後の出演となった2000年4月14日放送では終盤で花束が贈られ、その日の放送の「エンド5秒」も担当した。
上岡局長の退任後、番組では翌週から二代目局長が登場するように一度は予告していたものの、西田敏行のスケジュール都合で約8か月、二代目局長のことには番組内で触れずに、探偵(北野誠・桂小枝・立原啓裕・長原成樹・石田靖・間寛平・松村邦洋)や顧問(キダ・タロー)による「局長代行」で番組を継続した(『探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子』によると、上岡が翻意して戻ってきてもよいような措置であり、結局戻ってこなかったために西田を立てたという)。また、前述の降板後 局長代行制だった頃は、局長席の後ろの鏡台の上に、上岡局長の写真が額縁入りで飾られていた時期があった。
2023年5月19日、肺癌と間質性肺炎のため大阪市内の病院で逝去。81歳没。訃報は6月2日に報じられ、同日放送分のエンディングでは局長時代の映像と共に追悼テロップが表示された。6月24日に追悼番組を放送。

2代目[編集]

西田敏行(2001年1月26日 - 2019年11月22日)
2代目の局長には、
  • 『探偵!ナイトスクープ』のファンであり、かつ阪神タイガースのファンでもあることが望ましい。
  • 探偵局員より年長者であること。
  • 上岡クラスか、それ以上の大物であること。
といった条件を満たす人物を招聘することとした。
この条件に合致する人物は、関西はおろか日本全国に範囲を広げても簡単には見つからず、人選は難航。しかし、条件を全て満たす人物として、関西出身・在住者ではないものの阪神ファンとして有名であり、かねてから同番組の大ファンでもあった西田に白羽の矢を立てた。
西田は日本を代表する大物俳優であり、スケジュール調整の難しい人物であったが、当時プロデューサーだった矢澤克之が事務所に日参し、口説き落とすことに成功した。西田自身も前向きであったという。もともと番組のファンであったことから、探偵たちに敬意を表しており、依頼や報告に対して集中して感想を述べている。西田は番組からの熱心な打診を受け内諾していたが、大河ドラマの収録やアコンカグア登山などのロケに追われており、その収録を待って局長に就任した為、就任時期がズレている。
涙もろく、感動的な内容のVTR後には西田の泣き顔がアップで入ることが多い。依頼内容のタイトルが、感動的な内容を予感させるときには「これ(ハンカチ)いる?」と、ハンカチをあらかじめ取り出していたりする。依頼によっては秘書が依頼文を読んだ時点でもう涙ぐんでいたり、思いもかけないテーマで泣いていたりする。また、感動的なVTRの最後には探偵自ら「局長も今これを見て泣いていると思います」と予想することもある。このスタイルは西田自身が生み出したもの で、番組サイドから「泣いてくれ」と依頼したことは一度もなく、桂小金治以来の「涙」のスタイルをテレビに持ち込んだ。
番組冒頭の挨拶は、「複雑に入り組んだ…」から始まり「わたくしが局長の西田敏行でございます」で締めており、上岡の自己紹介スタイルを踏襲している。
2001年6月から7月にかけて仕事のため収録を欠席したが、その間は探偵の北野誠・桂小枝・間寛平が局長代行を交代で務めた。
2003年4月から5月上旬にかけて病気のため収録を欠席したが、その間は探偵の北野誠・桂小枝・長原成樹・石田靖・間寛平が局長代行を交代で務めた。
2016年2月12日の収録は自宅のベッドから落ち首を負傷したため欠席し、石田靖(3月4日放送分)とたむらけんじ(3月11日放送分)が「局長代理」を務めた。また、2016年5月6日と5月20日の収録は胆嚢炎のため欠席し、間寛平(5月27日放送分)・竹山隆範(6月3日放送分)・田村裕(6月10日放送分)・橋本直(6月17日放送分)が「局長代理」を務めた。その後6月3日の収録で復帰した。
2019年10月18日放送分(朝日放送テレビでの本放送)のエンディングにおいて、19年間務めた局長の職を退任することが本人から発表され、2019年11月22日放送分をもって番組を卒業し、局長を退任することとなった。
局長として最後の収録となった10月25日に番組の降板理由について西田は「上岡局長のときに見てたテイストっていうのは、大阪人のエスプリを根底にして、深い時間に大人のおっちゃんがチビチビやりながら楽しんで、乾いた笑いを求めていた。そのテイストを大事にしようと思ってて、何かの拍子に泣いちゃった。それからどんどん感動巨編的な依頼が増えて、ちょっと初期のころのコンセプトと乖離してる気もした。乾いた笑いも、ちょっと濡れた感動も一緒になるような番組で令和は進んでいってほしいと思い、私が辞すること、そういうことが可能になるのかなと思った」と説明した。これについては前年秋ごろから降板を意識しており、高齢や体調の問題から新幹線での隔週来阪が「肉体的にはだいぶ、しんどくはなってきていた」と打ち明けた。

3代目[編集]

松本人志(ダウンタウン)(2019年11月29日 - )
2019年10月25日に行われた西田局長最後の収録(11月22日放送分のエンディング)にて、西田から三代目局長への就任が発表され、同収録に引き継ぎのため登場した。収録後に西田と並んで行われた局長交代会見にて松本は「大ファンでしたから、二つ返事で引き受けました」「これだけ完成している番組に乗っかるというのは初めて。番組を壊さないようにしつつ自分の色を出さなければならないので、考えながらやっていきたい」と語り、西田からもエールを送られた。この会見の様子はABCテレビの公式YouTubeでも発信された。松本は探偵の寛平よりも年下のため、同番組史上初、探偵の年齢を下回る局長ということになった。上岡ほど厳しくはないが、探偵に対して笑いを交えつつ苦言を呈することもある。
2022年2月25日の収録は新型コロナウイルスに感染したため欠席し、キダ・タロー(3月4日放送分)と間寛平(3月11日放送分)が「局長代理」を務めた。
「複雑に入り組んだ…」から始まり「わたくしが局長の松本人志です」で締めくくる初代の上岡局長時代から続く自己紹介のスタイルを踏襲している(2019年12月13日放送分は例外)。

秘書[編集]

  • 初代 - 松原千明(1988年3月5日 - 1989年5月6日)
    • 約1年間出演したが、松原が石田純一と結婚して「退職」の形で降板した。他の仕事の兼ね合いもあり収録に欠席することが多く、欠席時には嘉門達夫探偵らをはじめとする探偵が順番に依頼を紹介していた。
    • 出演交渉の際「『ニュースステーション』に類似した番組で社会派路線」ということで出演契約を結んだが、バラエティー色が濃い番組だったことから「報道を基軸とした番組として出演契約したが、当初説明の趣旨と違ってきている」という事由で番組降板を申し入れた。
    • 松原の出演最終回のエンディングでは、探偵一同が文部省唱歌の『海』(つまり、♪松原遠く消ゆるところ)を合唱した。
    • 2022年10月に逝去。訃報が発表された直後の放送となる同年11月18日放送分のエンディングでは秘書時代の映像と共に追悼テロップが表示された。
  • 2代目 - 岡部まり(1989年7月1日 - 2010年4月9日)
    • 岡部は本番で初めて依頼文を読むため、視聴者からの依頼文に性的な言葉が含まれていると、岡部がそこで詰まったり噛んでしまい、局長や探偵達がわざと読み直させるというパターンが多い。依頼文を読んでいる途中で詰まってしまい、局長と北野誠が続きを読んだこともある。
    • 2010年7月には第22回参議院議員通常選挙の大阪府選挙区で民主党から立候補することになり、当番組への出演を急遽見合わせ、そのまま降板した。公式サイトからも岡部の記載が削除された(なお、その選挙では岡部は落選)。7月12日の朝日放送渡辺克信社長の定例会見、7月29日の自身のブログで、復帰を否定した。ただ、それ以降はアカデミー賞や年末総集編などでゲストとして登場している。また、西田が局長として最後の放送となった2019年11月22日放送分でも秘書として登場している。
  • 3代目 - 松尾依里佳(2010年9月3日 - 2018年1月19日)
    • 本職はヴァイオリニストで、2010年9月3日放送分から出演。2015年3月30日から隔週月曜日に『キャスト』(朝日放送テレビが平日の夕方に関西ローカルで放送する報道・情報番組)のコメンテーターも務めていたが、同年10月の結婚を経て産前産後休暇へ入ることを機に、当番組の秘書を2018年1月19日放送分で降板した。降板後の同年2月14日に、第1子(女児)を出産。同年4月からタレントとしての活動を再開したが、当番組には復帰していない。
    • 松尾が降板以降は、週替わりで若手女優などの代役(放送上の呼称は「見習い秘書」)を立てて対応した。ただし、番組最後の依頼募集のお知らせ画面のナレーションは松尾の声で収録されたものを放送していた。これらの対応は増田アナが4代目秘書に就任するまで継続された。
  • 4代目 - 増田紗織(ABCテレビアナウンサー、2019年11月29日 - )
    • 歴代秘書はタレントが務めてきたが、初めて制作局であるABCテレビの女性アナウンサーから秘書に起用された。
    • 3本続けて感動的な依頼内容であったため、VTR明けにハンカチで拭うほど涙を流し、そのまま涙声で番組進行をしたことから、石田靖から「西田前局長が降臨したんですか?」と弄られたことがある。それ以降はたびたび感動的なエピソード後で涙を流すようになり、局長の松本人志からは「師匠」とあだ名されるようになっている。
    • 幼少期に父の仕事の関係でニューヨークで生活していたことから英会話に堪能で、2017年の依頼で登場したナイトスクープ好きのドイツ人カップルが2020年6月19日放送分にリモート出演した際には、通訳を務めている。

秘書代行[編集][編集]

松原降板後
  • 北野タキノ(北野誠の母、1989年5月13日放送分の計1週)
  • ナース井手(1989年5月20日、6月3日放送分の計2週)
  • みやなおこ(当時出演していた探偵の一人、1989年5月27日放送分の計1週)
  • 中村貴子(当時出演していた探偵の一人、1989年6月17日 - 6月24日放送分の計2週)
岡部病欠時の代行
  • 堀友理子(当時朝日放送〈当時〉アナウンサー、2008年6月6日放送分に出演)
    それまで岡部病欠時は、石田靖や桂小枝、清水圭など探偵が代役を務めていた。2008年2月15日放送分の「麺をすすれない女子アナ」(探偵:石田靖 / 依頼者:三代澤康司アナウンサー)で登場した「麺をすすれない女子アナ」とは堀のことであり、彼女の教育係だった三代澤は相当困り果てていた。また、2008年6月27日深夜・7月4日深夜・10月4日、同11日、同18日、同25日に関西ローカルで放送された20周年記念特番『探偵!ナイトスクープ リターンズ』でも三代澤とともにナビゲーターを務めた。
岡部降板後
  • たむらけんじ(2010年4月16日、4月23日放送分)
  • 田村裕(4月30日、5月7日放送分)
  • 桂小枝(5月14日、5月21日放送分)
  • 長原成樹(5月28日、6月4日放送分)
  • 石田靖(6月11日、6月18日放送分)
  • 松村邦洋(6月25日、7月2日放送分)
松尾降板後(「見習い秘書」と呼称、☆はABCテレビアナウンサー)
  • 本田望結(2018年1月26日、4月20日放送分)
  • 二階堂ふみ(2018年2月2日放送分)
  • 本仮屋ユイカ(2018年2月9日、11月2日放送分)
  • 髙橋ひかる(2018年2月16日放送分)
  • 橋本マナミ(2018年3月2日、12月7日、12月14日放送分)
  • 川添佳穂☆(2018年3月9日放送分)
  • 小島瑠璃子(2018年3月16日、2019年1月4日放送分)
  • 岡田結実(2018年3月23日放送分)
  • 加藤綾子(2018年4月27日、10月5日、10月12日放送分)
  • 松岡茉優(2018年5月4日、12月21日、2019年3月1日放送分)
  • 田中みな実(2018年5月11日放送分)
  • 中村静香(2018年5月18日、7月27日、10月19日、2019年8月23日放送分)
  • 多部未華子(2018年5月25日放送分)
  • ブルゾンちえみ(2018年6月1日放送分)
  • ヒロド歩美☆(2018年6月8日、7月13日、11月16日、11月23日、2019年4月12日放送分)
  • 長瀬智也(TOKIO)(2018年6月15日放送分)
  • 佐藤隆太(2018年6月29日放送分)
  • 葵わかな(2018年8月3日放送分)
  • 斎藤真美☆(2018年8月24日、8月31日放送分)
  • 喜多ゆかり☆(2018年9月7日放送分)
  • 澤田有也佳☆(2018年9月14日、2019年1月25日、4月26日、5月17日、9月6日放送分)
  • 島谷ひとみ(2018年9月21日放送分)
  • 中川翔子(2018年10月26日、2019年6月14日放送分)
  • 馬場ふみか(2018年11月9日放送分)
  • 青木愛(2018年11月30日放送分)
  • 加藤明子☆(2019年1月11日、3月8日、5月31日、8月2日放送分)
  • 飯豊まりえ(2019年2月8日、10月11日放送分)
  • 工藤夕貴(2019年2月15日放送分)
  • 高橋ユウ(2019年2月22日、3月29日放送分)
  • 熊谷真実(2019年3月15日放送分)
  • 渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)(2019年4月5日放送分)- 相方の木村美穂も客席にいた。
  • トラウデン直美(2019年4月19日、5月3日放送分)
  • 丸高愛実(2019年5月10日、5月24日放送分)
  • 武田和歌子☆(2019年6月7日放送分)
  • 桂紗綾☆(2019年6月21日、9月20日放送分)
  • 坂本三佳(2019年6月28日、7月26日放送分)
  • 渡辺美優紀(2019年7月12日放送分)
  • 丘みどり(2019年8月30日、10月25日放送分)- 2023年1月27日放送分から顧問で出演。
  • 松本穂香(2019年9月13日放送分)
  • 小寺右子☆(2019年10月4日放送分)
  • 増田紗織☆(2019年10月18日放送分、11月8日、11月15日放送分)- 後の4代目秘書。

探偵局員[編集]

番組視聴者からの依頼に基づく調査を行い、解決する係。探偵局員の多くは主に近畿圏で活動するタレントが務める。

2018年後期以降は間寛平以外の探偵でも時折1人か2人程スタジオに出演しないことが多くなってきている。これはその日の収録分においてその探偵が担当していない依頼が放送される場合に限っている。探偵が裏番組(フジテレビ『全力!脱力タイムズ』など)にゲスト出演する週も同様に、裏被りを避けるためにその回に当たる収録には参加しない。

現役探偵局員[編集]

レギュラー[編集]
石田靖
1995年11月3日入局
現役の探偵局員の中では最長のキャリアを持つ。
子供との接し方が上手く、子供の依頼を担当することが多い。2008年5月16日の放送分では体調不良のため番組を欠席した岡部の代理で秘書を務めた。
本人いわく「北野誠の代わりに入った」 が、北野の復帰後も継続して出演している。
寛平と共に上岡、西田、松本と3人の局長の下で探偵を務めた数少ない人物である。
毎回、エンディングの最後で両腕を大きく振っている。
デビュー作「江戸の人体解面図」
間寛平
1996年5月24日入局(2009年1月23日一時降板、2011年2月25日復職、現在は準レギュラー)
芸能界を引退したジミー大西の後釜として入局。時折欠席回があり、その場合はオープニングでも紹介が省略される。
2008年12月17日 - 2011年1月21日の間はアースマラソン挑戦による芸能活動休止のため、当番組にも出演不能となったが「退局ではなく休局である」と2008年12月19日放送分の「プチアカデミー大賞」の中で話していた。2011年2月25日の「アカデミー大賞2011」より当番組に復帰した。
探偵歴は石田が一番長いものの探偵局員の中では最年長である。
3代目局長に松本が就任したことで同番組史上初の局長より年上の探偵となった。
デビュー作「キダ顧問に一言!」
竹山隆範(カンニング)
2005年9月23日入局(新探偵候補として2005年7月1日放送分で調査を行っている)
キレキャラで売っていた時期に初登場したが、「キレキャラ封印」という番組サイドの意向により『ナイトスクープ』では本来の素の部分を出している。
関東弁と博多弁を状況に応じて使い分けているのも特徴。
「カンニング竹山」名義が定着後も、先述の意向により『ナイトスクープ』では本名で出演している。
寛平と真栄田同様に関西出身ではないが、寛平は12歳から関西に引っ越して以降は生活の拠点が関西のため、真栄田同様一度も関西に在住したことのない数少ない探偵となった。
(探偵候補)デビュー作「幻のニッキ紙」
田村裕(麒麟)
2009年6月19日入局
北野誠に代わり、2009年6月19日放送分から登場。
特別番組『探偵!ナイトスクープVSクイズ!紳助くん』で、田村は紳助くん側であったが「オレ、さっきから泣きっぱなし、笑いっぱなしや。これはスクープや!」と叫んだことが番組プロデューサーの目に留まったのが採用理由である。
デビュー作「小学校のときの恩師に会いたい」
真栄田賢(スリムクラブ)
2013年10月4日入局 - 2019年6月21日、および2020年4月10日(復帰)
2013年10月4日の放送から3週に渡る「新探偵登場週間」で、新探偵の一人として加入。いつまでたっても眠らない子ども達の前に現れる謎の怪人「ガオーさん」を卒業した長原成樹に代わって務めていた。
コンビでのレギュラー番組がない中で、真栄田にとって唯一のレギュラー番組である。
2019年6月に闇営業問題で吉本興業から無期限謹慎処分を受けた後、6月21日(5月3日収録)以降出演見合わせ、出演者紹介から名前と写真が削除されている。2019年8月19日に処分が解除され芸能活動を再開したが、2019年9月に行われたABCによる番組改編に関する記者会見では真栄田の出演は当面見合わせると発表。その後、2020年4月10日放送分(同3月13日収録)から復帰。
竹山同様関西地方に在住したことがない数少ない探偵である。
デビュー作「爆笑!小ネタ集!!」
せいや(霜降り明星)
2023年4月7日入局
探偵では唯一のM-1王者経験者である。
探偵局史上初の平成生まれの探偵となった。
デビュー作「人は逆立ちでウ○コができるのか?」
ゆりやんレトリィバァ
2023年4月14日入局
ゆりやんは山崎静代(南海キャンディーズ)以来6人目の女性探偵となる。
平成生まれ初の女性探偵となった。
デビュー作「声が響く場所で大声で歌いたい」
桂二葉
2023年5月5日入局
二葉は7人目の女性探偵としてレギュラー入りを果たす。また、落語家として探偵を務めるのは桂小枝の降板から10年ぶりかつ、女性落語家が探偵を務めるのも初となる。
デビュー作「爆笑!小ネタ集!!」
永見大吾(カベポスター)
2023年5月12日入局
デビュー作「夫の髪型を変えてほしい」
解説放送[編集][編集]
  • 板倉令子(エムシー企画)

過去の探偵局員[編集]

  • 嘉門達夫(在任期間:第1回放送-1990年3月31日)
初代「社会派ネタ探偵」。「悪徳不動産業者を追え!」(1988年6月4日放送)のネタでは、小型カメラを持って単身で不動産屋に突入するなど、体当たり調査を売りとした。小ネタ集の報告コンペで負け、朝日放送(当時)からNHK総合の裏番組『燃えてトライアル』に左遷された設定だが、実際は音楽活動に専念するために卒業。彼の担当した調査では「浪花のモーツァルト、キダ・タロー」(1990年2月17日放送)が唯一DVDに収録されている。
デビュー作「中国の毛生え薬・101は効くか?」(ナイトスクープ初の調査VTR。ディレクターは現在作家としても活動している百田尚樹が務めた。)
  • 越前屋俵太(在任期間:第1回放送 - 1995年3月24日)
出演後半は牛など動物の着ぐるみ風のコートや合羽を着て出演。視聴率調査や、抽象的なテーマについて市井の人々から強烈な個性のある意見を引き出す「調べてください」シリーズの初代担当者。自身で降板を宣言。
降板の少し前「最近のナイトスクープがなぜつまらないか」という俵太がやったインタビュー調査で「俵太さんがつまらない」と答えた視聴者がいて俵太がショックをうけるという場面があったが、降板との因果関係は不明。
番組開始から間もない頃に一度、調査内容に不満をもった上岡に怒鳴られたことがあったが、それに対して「こんなもん本気でできるかい!」と言い返したことがある。この出来事がきっかけで番組の放送方式であった「撮って出し方式」が見直され、現在の隔週2本撮りの方式になった。後の総集編で、「あの時は腹立ちましたわ。もし(上岡)局長が小学生やったら殴り殺してますよ」と発言した。
初回放送からしばらくは、東京でのレギュラー番組(ラジオ)と当番組の収録が重なってしまい、スタジオ収録に参加することができなかった(なお俵太は、当時この2本だけがレギュラーだった。調査VTR前後のプレゼンは田中康江が代理で行った)。
デビュー作「JRの安売り切符は何故安いのか?」
  • 槍魔栗三助(在任期間:第1回放送 - 1990年4月14日)
第1回放送で1985年の阪神優勝で道頓堀川に投げ込まれたカーネルサンダース人形の捜索を担当。以降4回に亘る「カーネル・サンダースシリーズ」を担当した。
1990年4月、戦時において「大日本帝国陸軍大阪八連隊」の敗走に次ぐ敗走が風刺や誇張、カリカチュアされた読み物の形で新聞記事になった、この連隊の取材を担当した調査結果に、局長の上岡が「徴兵されて無理やり戦争をさせられた一般市民が弱くてなぜ悪いのか」と指摘して収録を中止。番組サイドの意向や、『新・部長刑事 アーバンポリス21』などの俳優活動に専念するために卒業となった。
デビュー作「道頓堀川に沈むカーネル・サンダースを救え」
  • 上海太郎(在任期間:第2回放送 - 1988年6月)
「ホワイトデーには何を送るか?」というネタでデビュー。数回の依頼を担当した後にすぐ降板した。
  • 田中康江(在任期間:第2回放送 - 1988年11月)
キャスティング段階で、松本プロデューサーが劇場を訪れた際、たまたま目にとまったのが採用理由。当初は第1回放送で出演する予定だったが、放送時間の都合上、初出演は第2回へ繰り越しとなった(企画段階では、1回の放送につき4本のネタを放送する予定であった。またスタジオ出演は、第1回放送時において欠席した越前屋俵太の代理として出演)。
マラソンのネタを扱った際に、上岡に怒鳴られたことがある。10本ほどの依頼を担当したのち降板。明るく軽妙な語り口で、探偵局初の女性探偵として活躍した。
2004年に逝去。
  • 北野誠(在任期間:1988年5月7日- 1995年10月13日、1996年5月3日 - 2009年4月17日)
初代局員としてキャスティングに名前が挙がっていた。第9回放送の「国道1号線の三重駐車」より登場(登場経緯等は後述)。
初代局長・上岡によると、当初は探偵ではなかったという。また、第41回放送(1989年1月21日)までは旧芸名である「MAKOTO」名義で登場。1989年10月28日放送の「河内風穴の謎を探れ!」のネタでは結論まで引き出すことができず上岡に再度の調査を命じられ、同年12月16日に「河内風穴第2弾!」が放送されたが、この調査でも結論を導き出せなかった。その日の顧問であったキダ・タローに「誠、お前は中途半端や!」と言われ、以降「中途半端」と呼ばれることとなってしまった。事実、他のネタにおいても結論を導き出せない、あるいは本来の趣旨とは全く異なった結論を導き出すことが多かった(中にはあえてそういった演出としたものもある)。そのキャラクターから、依頼人側から「北野探偵だけはやめてください」と逆指名されることがあったが、必ずその依頼は北野が受け持つことがお約束となっていた。東京進出のため1995年9月に一度降板したものの、1996年探偵として復業。最古参探偵として活躍し続けたものの、2009年4月に無期限謹慎処分により突如降板。ただし収録済み分は予定通り放送された(北野自身はその後、2010年3月に処分解除され、芸能活動を再開)。

詳細は「誠のサイキック青年団#番組終了までの過程」を参照

  • 桂小枝(在任期間:1988年7月23日 - 2013年9月27日)
すぐに解決できそうな複数の依頼をまとめて調査する「爆笑!小ネタ集」、ガイドブックに到底載せられない珍名所を紹介する「パラダイス」などの名物コーナーを持った他、「まじめ」ネタを「笑い」ネタにしてしまう傾向があった。「ミスターナイトスクープ」の異名をとっていた。上岡局長時代は「そして、こいつです」と紹介されていた。
自称「局次長」であった。以前は局長の座を狙っているような独占欲的な節があったが、これは「局長代行」という形でかなえられた。西田局長の休局中は、探偵局長代理を務めた。
おなじみの言葉は自ら「よろしく(どうぞ)お願いします、桂小枝です。お願いします」と挨拶し、間髪入れずに「しかしまぁー、なんですねー」と続けてネタ振りをする。番組開始時の探偵紹介では最後に名乗ってから、この言葉に続けてコメントするが、後年のオンエアではカットされていた。この「しかしまぁー、なんですねー」は上岡局長時代、小枝が紹介された後に喋るのを阻止しようとする上岡に対抗して生み出された“技”である。
まだ土曜日に放送されていた時期には、当番組の直前に他局(関西テレビ)で放送されていた『ねるとん紅鯨団』のとんねるずに対抗するため、北野誠と「どうくつず」(トンネル → 洞窟)を組んで、「ねろとん紅鯨田」というパロディー企画をしていたことがあった。
2013年9月27日放送分を以って卒業。最終出演回には、探偵として「キダ・タロー恐怖症!?」を手掛けると共に、エンド5秒で一発ギャグを披露した。
デビュー作「子供美人はどこへ」
  • 立原啓裕(在任期間:1989年6月3日 - 2005年4月15日)
自称・(二代目)社会派ネタ探偵。1989年6月3日に臨時探偵として初登場し、同年7月29日から正式な探偵として加入。病弱ネタを売り物にしており、幾度となく他の探偵にからかわれた。トミーズ雅が番組を卒業するまでは、基本的にトミーズ雅と隔週で出演していた。2005年4月16日放送分をもって卒業した。
デビュー作「白いサツマイモの謎」
  • トミーズ雅(在任期間:1988年12月24日 - 1994年1月14日)
女性探偵が消滅した直後の1989年秋に放送された総集編にて「女性探偵募集」と銘打った企画が放送された際に、女性探偵「北村雅子」名義で登場したことがある。後に自身のレギュラー番組が増加したことで、探偵としてロケに出掛ける時間が満足に取れなくなり卒業。卒業直前のロケは多忙のため完パケだったという。自身が番組を卒業するまでは、総集編や特番は除いて、立原と隔週で出演していた。
デビュー作「ズワイガニ漁」
  • 中村貴子(在任期間:1988年8月6日 - 1989年7月)
元ラブ・ポーション。「ホストの生態を暴く」のネタでデビュー。初めての総集編など、欠席した松原の代わりに秘書代行を4回務め、松原初代秘書が引退した後にも1週だけ臨時秘書を務めた。
  • みやなおこ (在任期間:1988年11月19日 - 1989年9月)
槍魔栗三助(生瀬勝久)と同じ劇団「そとばこまち」出身で、当時読売テレビで放送されていた『週刊テレビ広辞苑』で生瀬と共演しており、その楽しげな2人のやりとりを見たスタッフがみやなおこを採用した。女優活動に専念するため、すぐに降板した。
  • 清水圭(在任期間:1990年5月26日 - 1996年4月19日)
ぜんじろうの後釜として加入。調査内容の充実度は、「感動ネタなら清水圭」と上岡から高く評価されていた。
デビュー作「祖父は映画スター」
  • 長原成樹(在任期間:1994年1月21日 - 2013年9月27日(2005年9月23日 - 12月2日の放送分は病気のため休業))
卒業したトミーズ雅の代わりとして登場。依頼者に代わって貸した物を取り戻す「取り立て屋成樹」シリーズ以降、物事を強引に解決させる手法を確立させた。また、本当に必要かどうかという疑問にもかかわらず、沖縄県に調査に向かうことが多かったので「沖縄探偵」「リゾート探偵」の異名もとっていた。他にもいつまでたっても眠らない子ども達の前に現れる謎の怪人「ガオーさん」でもある。2008年8月22日放送分では、喉の調子が悪くガラガラ声で話す姿がみられた。また、2011年10月7日放送分ではヤンキーだった時分(18歳の頃)の写真が放送された。
2013年9月27日放送分で卒業。最後の作品は「復活!取り立て屋成樹」だった。
デビュー作「屋根を直撃した隕石の謎」
  • ジミー大西(在任期間:1995年4月21日 - 1996年4月5日)
越前屋俵太の後釜として加入。デビュー作は「巨大シジミ発見!?」(DVD Vol.6 にも収録、林繁和の項も参照)。2018年2月9日放送分で久々にゲストとしてVTRに登場、芸能界一嗅覚の鋭い芸能人として嗅覚の鋭い依頼者の息子と嗅覚対決をしたほか、同年4月6日放送分の30周年記念特番後編でデビュー作が第3位に選ばれたことから、『デジタルリマスター』と称したリバイバル企画で特別探偵と称したゲスト・真壁刀義とともに長居植物園の池 にて再び巨大シジミ獲りに挑戦した。しかし長居植物園の池では探せどドブガイは見つからず、しかも2月にロケを行ったため水が冷たく、捜索は難航。ようやく1個見つけたがすでに死んでおり、その後も必死で探すも結局見つからずであった。
  • 松村邦洋(在任期間:2000年4月7日 - 2013年9月27日)
局長代行制に入るにあたって、毎週1人の探偵が抜けることになるため2000年に入局。他探偵と比べると、自らの体を張ったロケを得意としていた。子供や老人絡みのネタやインタビューものの依頼も多かった。西田局長を始め、小枝、顧問として出演する掛布雅之などのものまねを披露することもあった。2009年4月、東京マラソンのレース中に発症した急性心筋梗塞の治療のため番組を休養していた。
2013年9月27日放送分で卒業。最後の作品である「帰宅部の魔球vs金本」には、松村がファンである阪神OBの金本知憲・下柳剛が登場した。
デビュー作「デブネタ集」
  • たむらけんじ(在任期間:2007年5月4日 - 2023年3月31日)
獅子舞・ふんどし・サングラス姿の異色キャラを作らず、関西ローカルの番組で見られる普段着姿で出演している(スタジオ収録時はネクタイを締めていることが多い)。感動系の依頼や人探しなどの依頼を担当することが多い。
局長からの紹介時や「エンド5秒」では一発ギャグ「ちゃ〜」を披露する(ごく稀にやらないこともある)。
番組放送開始35周年となる2023年春を以って探偵を卒業することになった。そして2023年3月31日放送分で卒業した。
デビュー作「心が書けない息子」
  • 澤部佑(ハライチ)(在任期間:2013年10月11日 - 2023年3月31日)
2013年10月4日の放送から3週に渡る「新探偵登場週間」で、新探偵の一人として加入。
入局時は探偵局員の中で最年少であった。
番組放送開始35周年となる2023年春を以って探偵を卒業することになった。そして2023年3月31日放送分で卒業した。
デビュー作「ウンコをする時に握力が増す?」
  • 橋本直(銀シャリ)(在任期間:2013年10月18日 - 2023年3月31日)
2013年10月4日の放送から3週に渡る「新探偵登場週間」で、新探偵の一人として加入。
真栄田、澤部と共に加入したの若手探偵3人の中で唯一の関西出身だった。
2016年12月4日の『M-1グランプリ』を制し、探偵局初のM-1王者経験者第1号となった。現在は自身の卒業による入れ替わりで加入したせいや(霜降り明星)が探偵局唯一のM-1王者経験者である。
番組放送開始35周年となる2023年春を以って探偵を卒業することになった。そして2023年3月31日放送分で卒業した。
デビュー作「こそばされる快感よ もう一度!」
臨時探偵として登場した局員[編集]
  • 桂文福 - 番組開始初期の1988年6月から8月に数回登場。プロデューサーが番組立ち上げ時から正式な探偵として出演を依頼していたが、スケジュールの折り合いがつかなかった。「女性は何故右の胸が小さいのか?」の依頼などを担当した。
  • 久本雅美 - 1988年7月に初登場。正式な探偵としての加入を視野に入れながらの登場だったが、カルト・超常現象の話題を取り上げたVTRを上岡が「下品さが許せん」「信用できん」などと上岡が批判し、1回のみの出演で終わった。上岡に叱られた模様は1989年3月に放送された総集編で再び放送された。
  • 屋田容子 - 1988年12月に初登場。同年11月ごろに降板した田中の後釜として入局。久本と同じく、正式な探偵の加入を視野に入れながらの登場だったが、1989年2月18日放送分において上岡に「クビ」と怒鳴られ降板。
  • 地獄じじい - 大阪・石切神社のそばで店を経営する一般男性。かつては「調査依頼」の他に「スタジオ出演希望」という募集もあり、スタジオ収録のみに出演。顔が非常に怖いのをネタにし、空前の出オチ(つまり、ドアから出てきたとたんにすべてのライトを消し、下から顔に向けて青白い光を当てられて、ジングルに入る)で笑いを取った。
  • コント山口君と竹田君 - 第15回放送(1988年6月25日)にて登場。「カバの買い主を探せ!」のネタを担当した。
  • ぜんじろう - 1990年3月から5月にかけて登場。
  • 内間政成(スリムクラブ) - 2015年12月18日に探偵である相方真栄田の声を苦手とする依頼者のもとに真栄田とともに臨時探偵として登場。この他にも数度登場しており2018年2月16日放送回では岡山出身の千鳥大悟にそっくりな依頼者夫婦の恋のキューピットに会いたいという依頼にて探していた恋のキューピットと地元の友達であったことが判明した。
特別探偵として登場した局員[編集][編集]
  • 丸山隆平(関ジャニ∞) - 2018年3月30日放送分、30周年記念特番前編にて登場。30周年記念特番前編で第8位に選ばれた「電車より速い!?大和川下り」(1996年10月放送)を、『デジタルリマスター』と称したリバイバル企画で田村裕探偵とともに敢行。今回はエンジン付きのボートで進んだものの、それでも漸くゴール地点である依頼者の当時の勤務先にたどり着いたのが午後1時50分であった。その後はスタジオで顧問側にて最後まで居た。
  • 真壁刀義(プロレスラー) - 2018年4月6日放送分、30周年記念特番後編にて登場。ジミー大西探偵とともに巨大シジミ獲りを行うも、結局見つからず。仕方なく、死んでいた1個を林裕人の自宅に持ち込んだ上でジミー大西が林に何か作ってくれと無理やりおねだりしたため、林はオールドファッションストロベリーショートケーキを製作、その取り皿としてドブガイの殻を使った。スイーツ大好きな真壁は食した後、「美味しいが載せない方が良い」と語った。その後はスタジオで顧問側にて最後まで居た。
探偵見習いとして登場した局員[編集]
  • 山本大介(四次元ナイフ) - 探偵見習いとして数回登場。制作会社スタッフの暴行事件(後述)を受けて番組を降板。
新探偵候補[編集]

立原啓裕探偵の退局を受けて、2005年に後任を選ぶオーディションとして新探偵を選ぶ企画がスタート。カンニング竹山、南海キャンディーズ山崎、シャンプーハットのほか、KABA.ちゃん(2005年6月17日)、安田大サーカス(2005年8月12日)が調査を行った。

  • 小出水直樹(シャンプーハット)2005年10月14日 - (新探偵候補として2005年8月5日放送分で調査を行っている)
  • 宮田てつじ(シャンプーハット)2005年11月4日 - (新探偵候補として2005年9月16日放送分で調査を行っている)また、2005年7月1日放送分の長原探偵による小ネタ集「シャンプーハットてつじにそっくりの外国人がいる」で調査される側として出演している。
  • 山崎静代(南海キャンディーズ)2005年12月16日 - (新探偵候補として2005年9月2日放送分で調査を行っている)本名の「山崎静代」名義で活動。ただ番組内での通称は「しずちゃん」という方が多い。1989年9月以来、約16年ぶりの女性探偵(5人目)

顧問[編集]

ゲストのことを指す。

番組開始当初は弁護士でもあった中島健仁1人がレギュラー顧問として登場していたが、中島が退局後は関西に縁の有るタレントや文化人が準レギュラーとして出演する現在の形になった。

西田局長就任以降は出演映画等のプロモーションを兼ねて人気俳優・歌手等が顧問として登場することが増えており、タレントによってはゲスト出演がスポーツ新聞の芸能欄で報じられることもある。

なお、2020年以降、新型コロナの流行で公開収録と顧問招待を一時休止しており、局長・秘書・探偵のみでスタジオ進行していた。その後、2022年7月22日放送分よりキダ・タローの出演で再開した。

出演頻度の高い顧問[編集]

  • キダ・タロー - 1989年「岸和田の音痴な信号機」のネタに『審査委員長』として初登場し、以降は顧問として定期的に出演。『最高顧問』と呼ばれる。当初は自称だったが、現在はテロップなどでも『最高顧問』と紹介されている。2000年6月9日の上岡局長の引退後と、2022年3月4日の松本局長が新型コロナウイルスに感染した際に、局長代行を務めた。毎出演時の紹介は「なにわのモーツァルト」。顧問ではあるものの、番組に携わった期間としては、どの現役探偵局員よりも長い。
  • 円広志 - 番組主題歌『ハートスランプ二人ぼっち』を歌っている。
  • 桂ざこば - 西田前局長と同じく涙もろい。
  • ルー大柴 - 2003年放送「まさか!?祖父がルー!?」という依頼で出演した事が縁でそのまま顧問として出演する。
  • 山田五郎
  • 林裕人 - 辻学園調理・製菓専門学校主任教授時代から料理系依頼のVTRに度々出演し、後に顧問として出演している。独立後、林繁和から改名した。涙もろく、感動的な依頼の後には、西田前局長とともに2人並んで涙する姿がたびたび映された。
  • 石塚英彦
  • 勝俣州和
  • 熊谷真実 - 顧問として出演する前に一度観覧席に座っていたことがあり、小枝に紹介されたことがある。
  • 谷均史 - 淀川キリスト教病院の医師。当番組の医学担当としてロケに出演することが多いが、顧問としても出演経験がある。
  • 山田善春- 大阪市立生野工業高等学校の物理教諭で、当番組の物理担当としてロケに出演することが多いが、顧問としても出演経験がある。
  • 槇原敬之 - 関西在住時からナイトスクープファンだったと言い、初めて出演したときには、本人も感激した様子だった。2006年までに2回出演し、2013年1月18日に自身のツアー『Dawn Over the Clover Field』の宣伝を兼ねて約7年ぶりに出演した。2018年3月30日、4月6日の30周年記念回にも出演。2019年にも出演を果たす。
上岡局長時代初期[編集]
  • 中島健仁 - 初代顧問で、本職は弁護士。放送開始当初よりレギュラーの顧問として多く登場。番組開始当初は本物の弁護士が顧問を担当していた。自身の2年間アメリカ留学を機に番組を降板。帰国後数回だけ出演した。
  • 福島正 - 1988年3月5日の第1回の放送で出演。上記の中島と同様、職業は弁護士であるが、本業の都合で1回のみの出演だった。
  • 香川登枝緒 - 番組黎明期に頻繁に登場した。
  • 西村眞悟 - 出演当時は弁護士であった(のちに衆議院議員)。松本修チーフプロデューサーと大学時代の同級生という縁から出演していた。
  • 難波利三 - 番組初期に登場していた。出演している映像は、DVDのvol.6に収録されている。

番組初期は、硬い社会派ネタを取り扱うことが多く、現在のようにゲストとして登場するような役割ではなく、専門的な知識を持つ人物がアドバイスを行うという役割で顧問が登場した。そのため、このころの顧問として登場した人物の大半が弁護士、大学教授、議員や文化人といった面々であった。また場合によっては1度の放送回に顧問が2人登場することもあった。

上岡局長時代中期以降[編集]
  • 福井敏雄 - 元日本気象協会所属。独特の口調と俳諧のセンスで、関西で大人気だった「お天気おじさん」。番組冒頭で俳句を披露するのも恒例であった。横山ノック、キダ・タローなどが自称で「最高」「特別」などの冠をつけて対抗する中で「私はそんな恐れ多いこと、できません。平の顧問です」と固辞。カルト・心霊ネタで上岡が退席したときの顧問でもあり、そのときは真剣に狼狽していた。すべての依頼にまじめに、探偵をけなすことなくコメントしていた。
  • 横山ノック - 初代最高顧問。大阪府知事就任後は「名誉顧問」の肩書きになった。
  • オスマン・サンコン - 正装で出演。小ネタ集の「墓場に浮かぶ白い物体=暗闇の中、笑顔で歯をむき出した姿」として出演している。
  • 大島渚 - 探偵!ナイトスクープアカデミー賞審査委員長の肩書きもあった。
  • 若林正人
  • 吉村作治
  • 景山民夫
上岡局長時代中期以降のゲスト出演[編集]
  • 小錦 - 番組に出演した際は、普通の椅子でなく丸太のような椅子に座っての出演だった。
  • 舞の海
  • 綾辻行人
  • 真弓明信
  • 中島らも - 調査してほしいことをリクエストする珍しい顧問で、「中島らもさんの素朴な疑問」として1990年1月13日に放送されている。
  • 秋元康
  • 浜村淳 - 番組初期にも数回登場。「『ありがとう浜村淳です』で自分の投稿作品が紹介されたのに聞き逃した」という依頼で、依頼者の自宅に行って番組を再現したことがある。
  • ジャイアント馬場 - 初登場時はスペシャル顧問として迎えられたが、その後も数回出演している。
  • 中島誠之助
西田局長時代以降のゲスト出演[編集]
  • 大木こだま・ひびき
  • パパイヤ鈴木
  • 泉谷しげる
  • 田淵幸一
  • 大塚晶則 - ナイトスクープに顧問として出演した唯一のメジャーリーガー。
  • 矢井田瞳
  • 水谷豊 - 2008年4月25日放送分に西田局長が出演した映画『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』のPRを兼ねて登場している。2010年12月24日にも映画『相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』のPRを兼ねて登場。
  • 大泉洋 - 2008年5月23日に映画『アフタースクール』のPRを兼ねて出演。収録時に探偵たちから、“顧問と言うより、こっち側(探偵)の人”と言われた。2011年9月9日には西田も出演する映画『探偵はBARにいる』のPRを兼ねて再出演。2015年5月15日にも映画『駆込み女と駆出し男』のPRを兼ねて再出演した。
  • 三國連太郎 - 西田と共演する映画『釣りバカ日誌』のPRを兼ねて登場している。
  • 桧山進次郎 - 過去に当番組へ登場した阪神タイガース関係者で唯一、現役時代に顧問として出演した人物。
  • 竹内力 - 映画『釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様』のPRを兼ねて出演。
  • 高橋克典
  • 嘉田由紀子 - 当時滋賀県知事。西田局長が出演し、滋賀県内でロケが行われた映画『火天の城』のPRを兼ねて出演。琵琶湖博物館の研究員だった時代、VTRにも出演している。
  • 米倉涼子 - 2010年2月5日放送分に映画『交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦』のPRを兼ねて出演。
  • 中田宏 - 元横浜市長。
  • 常盤貴子 - 映画『引き出しの中のラブレター』のPRを兼ねて出演。
  • 市原隼人 - 2010年5月21日放送分に当番組の構成作家・百田尚樹原作の映画「ボックス!」のPRを兼ねて出演。
  • ビートたけし - 2010年5月28日放送分と2012年10月5日放送分に出演。自身の監督作品『アウトレイジ』と『アウトレイジ ビヨンド』のPRを兼ねて出演。
  • 五木ひろし - 2010年8月27日放送分に自身の新曲「おしろい花」のPRを兼ねて出演。
  • 宮藤官九郎
  • 中村七之助
  • 中山エミリ
  • 佐々木蔵之介 - 2011年5月6日放送分に映画『岳-ガク-』のPRを兼ねて出演。
  • 矢野燿大 - 自身の著書『阪神の女房』のPRを兼ねて出演。
  • 田丸麻紀
  • 掛布雅之 - 初代阪神タイガース枠顧問。
  • 吹石一恵
  • 金本知憲
  • 下柳剛 - 松村が担当した最後の依頼(前述)へ金本と登場した後に、2013年11月8日放送分で顧問として初出演。この出演によって、2000年代の阪神タイガースを支えた矢野・金本・下柳の「同級生トリオ」は全員、引退後に当番組で顧問を経験した。
  • 柏木由紀
  • 池脇千鶴 - 2008年5月24日、西田局長と共演する映画「丘を越えて」のPRを兼ねて出演。
  • 上戸彩
  • 赤星憲広
  • 森たけし - 讀賣テレビ放送(ytv)社員で元アナウンサー。同局『朝生ワイド す・またん!』で掛布と親交があり、ytvの許可を得て顧問として登場。
  • 堀内孝雄
  • 本広克行
  • ドラえもん - 2019年3月8日放送分に『映画ドラえもん のび太の月面探査記』のPRを兼ねて出演。

元探偵の顧問[編集]

  • 嘉門達夫:2002年3月29日放送分から顧問として復帰している。
  • 北野誠:1996年5月3日放送分に顧問として登場、2016年4月22日放送分から顧問として復帰。
  • 桂小枝:2014年8月1日放送分から顧問として復帰している。
  • 立原啓裕:2006年7月28日放送分から顧問として復帰している。
  • 久本雅美:2016年3月11日放送分から顧問として復帰している。

依頼者[編集]

依頼した当時は一般人であったが、その後著名人となった主な人物を記載する。

  • 黒木華 - 女優
  • なかやまきんに君 - お笑い芸人
  • 島野りーみん - 競輪選手を経て現在はプロボクサー
  • 数原魁 - ボートレーサー

など。

視聴率[編集]

以下、特記のない限り、ビデオリサーチ調べ、関西地区・世帯・リアルタイム。

  • 初回視聴率:8.6%
  • 最高視聴率
  1. 32.2%(1998年4月24日放送)
  2. 31.2%(1998年3月6日放送)
  3. 31.0%(1994年3月25日放送)
  4. 30.7%(1997年6月20日放送)
  5. 30.5%(1993年12月24日放送)
  • 最低視聴率:4.6%(1988年9月24日、過去の放送回の再放送時)
※再放送を除いた最低視聴率は5.5%(第3回放送)

2000年代以降は30%を超えることはなくなったが、それでも23時台からの放送としては高い視聴率を保っている。

2000年代は毎週20%前後を保っていたため、金曜ナイトドラマがネットワークセールス化した時点でも制作局の朝日放送→朝日放送テレビだけは金曜ナイトドラマは時差ネットのままとしたほどであった(詳細は後述)。

2018年時点では更に落ち込んで15%前後となっており、全盛期と比較すれば10%程度落ち込んでいる。しかしながら関西地区では、それでも週間視聴率ランキングでゴールデンタイムの番組に混じってトップ20入りすることがある。2016年5月27日放送分では松本人志が依頼者として登場することが前もってメディアで伝えられていたことから通常よりも視聴率は大幅にアップし、平均視聴率20.2%、最高視聴率24.1%、占拠率は40.4%だった。なお、同番組が視聴率が20%を超えたのは2014年1月31日放送分の21.4%以来、2年ぶりであった。

2009年3月15日放送「探偵!ナイトスクープ ザ・ゴールデン」の説明にて『20年間の平均視聴率20.1%』(同局調べ)との数字が用いられ、制作局での視聴率は21.4%(制作局のキー局テレビ朝日では5.3%〈ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム〉)であった。

スタッフ[編集]

2023年6月以降[編集]

  • SW(スイッチャー):小西剛生、川本龍文、勝間敦(以前はVE)、中西哲夫・當房尚子(関西東通、以前はCAM)、宇佐美貴土、香月崇志【週替り】
  • VE(ビデオエンジニア):大杉貴則、細川圭吾、高橋美鈴、瀧晃一、高橋稔、大浦和宏、髙野敏志【週替り】
  • CAM(カメラマン):知花裕樹、川崎拓真、森下智之、松岡俊樹、手塚西都子、西良美和(関西東通)【週替り】
  • LD(ライティングディレクター):相澤裕一、岡崎麻依(ライズ・アップ)、濵名鉱輔、中川芽実、滝口円香【週替り】
  • MIX(ミキサー音声):清水俊孝、和三晃章・山中康男(朝日放送テレビ)、薮田美毅(関西東通)、岩橋貞成【週替り】
  • EED(ビデオ編集):川中順子(東通インフィニティー)
  • CG:伊藤範之(2008年9月17日 - )
  • MA(マルチオーディオ編集):稲山祐貴(東通インフィニティー、以前はSE)
  • ENG:岡田秀徳(CAMIX)、北林一博・松原航・藤原美咲(光学堂)、要海佑介・鳴岡雅人(EYEZEN)、西川真、福田禎之、西田慶仁(ピースリー本舗)、藤原祐司【週替り】
  • 庶務:岡由子(朝日放送テレビ)
  • 美術デザイン:東要(朝日放送テレビ)
  • スタイリスト:高堂のりこ、三宅寿恵(シャンティ)、沖津葉子、松本ゆかり、天野美穂(アンド・マッセ)、山本隆司、浜野あゆみ(アトリエ色えんぴつ)
  • ヘアメイク:ビーム
  • 輸入建材:HDC神戸
  • 協力:関西東通、JET、グリーン・アート、アンティーク倫敦商会、FUNS PRODUCTION、クラフト、高津商会、まいど、ソニ企画、バックドロップ、蘭光園、東京衣裳、京阪商会
  • 構成:百田尚樹/山口牧生、平野秀朗、沢野緑、鍋谷直輝、武輪真人、東雲信介、青木陽幸、くらやん
  • AD(アシスタントディレクター):原佳子、古久保謙人(JAWS)
  • ディレクター:成瀬樹・竹村聖葉・松井彰吾・清水晃穀(朝日放送テレビ)、湯浅耕二(JAWS)、松尾康高(FUNS)/石田ひろき(JAWS)、北川文彦(FUNS)、藤川明(JAWS)、能嶋幸一(バックドロップ)、金津巧・高田真吾(JAWS)、三田修司(FUNS)、阪本圭・長瀧大市・峯松亮太(FUNS)
  • プロデューサー:近藤真広(朝日放送テレビ)、谷口雄紀(ABCリブラ)
  • 企画:松本修(朝日放送テレビ)
  • 制作・著作:ABC TV

過去のスタッフ[編集]

  • チーフプロデューサー:西村嘉郎(朝日放送〈当時〉)、奈良井正巳(朝日放送テレビ)
  • プロデューサー:松本修(番組開始 - 1996年)→岩田潤(1996年 - 1999年2月、- 2008年11月)→石原康男(1999年3月 - 2000年4月)→矢澤克之(2000年4月 - 2005年4月)→鳥海久慎→栗田正和(栗田→2012年9月7日 - 2014年7月4日)→堀英一→山口正鉱→奥田智
  • 総合演出:矢澤克之
  • ディレクター:石原康男・矢澤克之・北中彰・濵本幸治・石川綾一・鈴木洋平(以上朝日放送〈当時〉)、森田純平・佐々木匡哉・中村光・濱田崇充(朝日放送テレビ)、阿部淳・小山青志・佐々木進・北野弘・高岸丈朗・堀弘明・津野允・西岡孝之(以上JAWS)、相原康司(当時ビデオワーク、現:BOY'S)、木部勇一(東通企画→きべ事務所{現:宝塚インターネットテレビ})、池田成男(東通企画→創太→SSSystem)、四宮孝史・山口耕平・西谷公太・小南彰(FUNS)、松山源一(BOY'S)、中地浩之(オフィスりぷる)
  • AD(アシスタントディレクター):森裕喜・朝日源・山田賢太郎(朝日放送〈当時〉)、辻知奈美(朝日放送テレビ)、加藤翔一・木下舞・円丁裕一郎・前川亮・竹本啓之・鍋島雅郎・古瀬耀士・野尻野翼・木下寿基(JAWS)、浜野信弥・金定奈美子・辻村魁・山内麻由佳・山田真悠子(FUNS)
  • ディレクター→ブレーン:砂野信(JAWS→AZITO)
  • 構成:元生茂樹、浜田尊弘、藤田智信、日沢伸哉、増山実、林正己、鹿児島俊光、桑原尚志、岡本法子
  • ブレーン:長川千佳子、海野祥子、坪内美樹、三谷康生、有宗久美子、池田朋恵(クリエイティブスタジオ)、高原正浩、本田純一、北村京子
  • 番組宣伝:小倉義明→上来均→西村美智子(朝日放送〈当時〉)→野嵜喜美子(朝日放送テレビ)
  • 庶務:楠本芳子(朝日放送〈当時〉)
  • SW(スイッチャー):玉木雅之(朝日放送〈当時〉)、中谷敏和・世古章次(関西東通)
  • VE:谷口廣司、丸尾恵介、岡田光司、鹿嶋友樹
  • CAM(カメラマン):田中康彦(朝日放送〈当時〉)、西澤敏夫・浦崎学・亀井稔・堀江則安・世古章次・杉本康弘・吉岡利晃(関西東通)、薬師孝征、芝田幸司、中本徹
  • MIX(ミキサー音声):嶽下学・黒川将(関西東通)、西森大記(朝日放送〈当時〉)、滝川殻(アイネックス)
  • LD(ライティングディレクター):山田修・松井清・高原大裕(東通ライティング)、兼岩克(朝日放送〈当時〉)
  • ENG:広江健志・井上勇人・伊藤優二(関西東通)、水谷奨・中村敦(CAMIX)、細田勝(アルチザン)、金谷一彦・坂本泰司(テクニカルアート)、松岡周錫・柾木達也(エムズプロ)、竹田則彦、久野仁、山本真也、松原由華、岸田聡、町田勇吾、伊藤大樹、大林祐、篠原佑典(MABU)、辻稔、山地俊和(光学堂)、田中泰圭(写影)、町田雄伍(ADC)、中喜志治(ピースリー本舗)
  • VTR:石黒正・北田幹雄・箕輪憲二(関西東通)、木村友彦(東通AVセンター)、井上隆也・楠本由希子(朝日放送テレビ)
  • EED(ビデオ編集):宮下全弘(東通AVセンター)・西本武史(東通AVセンター)
  • MA:武田寛(東通インフィニティー)、小野愼也
  • CG:山本正樹(東通AVセンター)
  • オープニングタイトル:藤田孝浩(東通AVセンター)
  • 美術デザイン:田中彰洋(朝日放送テレビ)
  • 美術進行:邑上謹弥・高岡慎治(朝日放送〈当時〉)
  • スタイリスト:上田実穂(ビーム)、今井聖子(スタジオセルズ)、清家名美、大西千鶴、小林万利子、有吉麻美(オフィスアンテナ)、東津裕子、菊岡千鶴子(桐原事務所)
  • ヘアメイク:鈴木健資
  • TK(タイムキーパー):鹿嶋さちこ
  • 協力:ブリッジ、クリエイティブプロダクション、JAWS、AZITO

音楽[編集]

主題歌[編集]

円広志「ハートスランプ二人ぼっち」
1988年の番組開始時から使用。1993年4月放送分より一度新録したものを半年間使用したのち、再度録り直したものが現在に至ってなお、使用されている。

ジングル[編集]

円広志歌唱。CM前に流れるが、上述の通りスタジオトークの内容によってはすぐにCMへいかない。なおもともとはもっと長くつくられたものであり、その一部がオンエアされている形となっている。

VTR終了[編集]

カシオペアの「ロード・リズム」(『DOWN UPBEAT』所収)の一部を使用。

DVD[編集]

  • 探偵!ナイトスクープ Vol.1&2 / 2006年6月2日発売
  • 探偵!ナイトスクープ Vol.3&4 / 2006年7月14日発売
  • 探偵!ナイトスクープ Vol.5&6 / 2007年12月19日発売
  • 探偵!ナイトスクープ Vol.7&8 / 2007年12月19日発売
  • 探偵!ナイトスクープ Vol.9&10 桂小枝の爆笑パラダイス / 2009年3月5日発売
  • 探偵!ナイトスクープ Vol.11&12 西田敏行局長 大笑い!大涙! / 2010年2月10日発売
  • 探偵!ナイトスクープ Vol.13&14 新しい笑いの実験室・上岡龍太郎探偵局 VS 進化する笑いの最前線・西田敏行探偵局 / 2010年3月10日発売
  • 探偵!ナイトスクープ25周年記念DVD 百田尚樹セレクション&キダ・タローセレクション / 2014年3月26日発売

Vol.1&2からVol.7&8まではワーナー・ホーム・ビデオ、Vol.9&10以降はよしもとアール・アンド・シーより発売。

DVD化の際には各権利者のプライバシーや肖像権問題のためにその全員に許可を取る必要があり、連絡が取れない通りすがりの人へのインタビューシーン等は相手の顔をぼかしやモザイクなどの映像処理で隠している。隠しきれない場合はカットされており、BGMも著作権者からの許可が出なかったものについては、放送時とは違う曲に差し替えられている。なお、DVD Vol.1・2の制作時には当時の本放送内で「以下の作品の関係者の連絡先を探しています」という告知テロップを表示した。その後も新作の発売が決まるたびに、『名乗り出てください』のサブタイトルで収録予定のVTRが告知と併せて放送されている。



Read or create/edit this page in another language[編集]