徳島ヴォルティス
徳島ヴォルティス(とくしまヴォルティス、英: Tokushima Vortis)は、日本の徳島市、鳴門市、美馬市、板野町、松茂町、藍住町、北島町、吉野川市、小松島市、阿南市を中心とする徳島県全県をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。
概要[編集]
2004年9月に設立された「徳島ヴォルティス株式会社」が運営会社であり、徳島県、ホームタウンの各自治体(市町)、徳島新聞販売、阿波銀行、阿波製紙、大塚製薬グループ、ケーブルテレビ徳島、四国化工機、四国銀行、四国電力、四国放送、四国旅客鉄道、綜合警備保障、テレビ鳴門、徳島大正銀行、トヨタカローラ徳島、日本航空、リブドゥコーポレーションなどの企業・団体が出資している。
ホームスタジアムは鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム、練習場は徳島スポーツビレッジである。
チーム名称の「ヴォルティス」(Vortis)とは、イタリア語で渦を意味する「Vortice」(ヴォルティーチェ)をもとにした造語である。「豪快な鳴門の渦潮のように、パワー・スピード・結束力を兼ね備え、観客を興奮の渦に巻き込むチーム」を目指すと説明される。なお、この「ヴォルティス」は大塚製薬の実業団サッカー部時代のジャパンフットボールリーグに在籍していた1994年から1998年まで愛称(当時はヴォルティス徳島)として使われていた。
マスコットキャラクターは2009年に制定されたタヌキのペアである『ヴォルタくん』と『ティスちゃん』である。かつては、ホームゲーム(試合前・ハーフタイムなど)や徳島県内で開催されるイベントでは非公式マスコットの「ボール君」が存在し(ボール型の着ぐるみをかぶっているが、顔と手足が出ているため、MCも可能)、『ヴォルタくん』『ティスちゃん』『ボール君』とで「ぽんぽこ倶楽部」というユニットを組んでいたが、『ボール君』を演じていたスタッフが退職したため、活動していなかったが、そのスタッフが再度携わるようになったため、2022シーズン途中から復活した。