広島駅
広島駅(ひろしまえき)は、広島県広島市南区松原町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅。
本項目ではJR西日本の駅に隣接する広島電鉄の路面電車停留場(電停)である広島駅停留場(ひろしまえきていりゅうじょう、広島駅電停)についても記す。
概要[編集]
中国・四国地方最大の都市で、広島県の県庁所在地及び政令指定都市である広島市の玄関駅。山陽新幹線の全営業列車が停車し、また在来線についても「広島シティネットワーク」の中枢となるターミナル駅でもある。乗車人員数は中国・四国地方で第1位、JR西日本管内では大阪環状線の鶴橋駅に次いで第7位と、アーバンネットワーク(京阪神地区)以外ならびに山陽本線の駅の中では最も利用者数が多い。また運輸取扱収入では新大阪駅に次いで第2位である。しかし山陽新幹線が開業して以降、長距離の都市間輸送は新幹線が担うようになったことや、四国や山陰方面への広域連絡輸送は瀬戸大橋線や伯備線の乗り入れる岡山駅が担っていることから、在来線としての役割は広島都市圏(広島シティネットワーク)内の地域輸送(通勤・通学輸送)を主体としているため、当駅を発着する在来線の定期特急列車は設定されていない。
事務管コードは▲800613を使用している。
広島市の繁華街・中心市街地である紙屋町・八丁堀、基町、本通といった中区のエリアからはやや離れた位置にあるため、路面電車やバスに乗り換える必要があるが、近年は駅の南北にて市街地再開発事業や進展しており、2009年にはMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島が徒歩圏内に開場するなど新都心機能が拡充している。
南北自由通路沿いに商業エリア『ekie』(エキエ)が新設されている。南口は地上7階・地下1階建ての駅ビル『ASSE』(アッセ)となっていたが、2020年3月31日に閉店した。現在、南口は駅ビルの2階に路面電車の広島電鉄が乗り入れ、大型商業施設・映画館(シネマコンプレックス)・ホテルなどが入居する複合商業施設にリニューアル工事が進行中である。2025年開業予定。