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山田雅人

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山田 雅人(やまだ まさと、1961年1月22日 - )は、日本のお笑い芸人、俳優。大阪府大阪市大正区出身。既婚。スポーツ選手などの伝記を、徹底した取材と独特の語り口で組み立てる「かたり」という独自の芸をライフワークとしている。

経歴[編集]

生家は、山田の出生時には溶接工場を、のちにアパートを経営。山田は次男。大阪学院大学高等学校を経て大阪学院大学商学部卒業。

父に競馬場に連れられるうちに競馬の騎手を目指すようになるが、身長が伸びすぎたため断念し、南こうせつに憧れて16歳で歌と作曲(フォークソング)を始め、シンガーソングライターとしてライブ活動を開始した。若手ミュージシャンが曜日替わりでレギュラーライブを行っていた大阪・桃谷のライブハウス「BEE HOUSE」で、山田は木曜のプログラムを担当し、火曜担当の河島英五や水曜担当の木村充揮としのぎを削った。この頃は梅田の「青い鳥」や堂山町の「あうん」でも舞台に上がり、ライブだけで食べていたという。「無名の僕なんかは、笑かさないと歌を聞いてくれなかった」ため、山田は曲間のMCの話芸を磨き、架空の競馬実況などの芸を完成させた。「本気でプロを目指していて、東京に行って音楽で成功しようと決めていた」ため、家業を継がず、19歳で家を出る。

会社に勤めながら音楽活動をしていた1983年、ライブハウスで山田のMCを聞いた松竹芸能の社員にタレントとしてスカウトされ、「10年経って有名になったら歌を出させてあげる」という条件を飲み(のちに日本クラウンからアルバム1枚・シングル3枚を出す。後述)、「第1回松竹芸能タレントオーディション」合格者として同社と契約し、若井はやとに弟子入り(森脇健児は同門)。翌年、『あどりぶランド』(MBSテレビ)でテレビデビューしたほか、入所3か月で『鶴瓶と花の女子大生』(関西テレビ)のリポーターに起用される。翌年、福井放送のラジオ番組[どれ?]を担当。

1986年、漫談家としてNHK新人演芸コンクールに出場(本選は1987年)。同年、『おはよう朝日です』(朝日放送テレビ)の街頭ロケコーナー「オーイ! 山田くん」への出演でタレントとして知名度が向上する。1988年、夕方の若者向けバラエティ番組『ざまぁKANKAN!』(よみうりテレビ)の司会に、森脇健児とともに抜擢される。この番組の成功により、全国区に進出する足がかりを掴んだ。

俳優に転向するため、34歳のときに松竹を円満退社し、上京。テレビドラマ『ぽっかぽか』『渡る世間は鬼ばかり』(いずれもTBS系列)などに出演した。

前述の競馬をはじめとするスポーツに関する雑学が豊富で、それらを物語調に語る芸を楽屋話として行っていたが、高田文夫の助言を受け、一人語りの舞台芸「かたり」として昇華し、2009年から「かたりの世界」と題する舞台公演を定期的に行っている。

人物・エピソード[編集]

  • 既婚、1女あり。娘の名前、桃江は桜花賞からつけた。
  • 母親は伊方町出身。2023年12月10日に同町で開催された「人権フェスタ2023いかた」での講演内にて、そのことに触れた。
  • ミュージシャン時代に多くのオーディションを受け、落選した。
    • オーディション番組『スター誕生!』では、「北国の春」を歌うも出演を逃す。
    • 『ABCヤングリクエスト』の公開オーディションでは、キダ・タローから「もっと勉強しなさい」と言われる。
    • CBSソニーのオーディションで4位に入賞し、賞品として松田聖子のベストアルバムをもらった。
    • ヤマハポピュラーソングコンテスト(ポプコン)の関西・四国大会に出場経験がある。
  • 2006年春、TBSの『オールスター感謝祭』に出場。地道に得点を重ね総合優勝を果たした。
  • 2006年3月27日放送『関口宏の東京フレンドパークII』のスペシャル版では、『渡る世間は鬼ばかり』チームのメンバーとして出演し、「ビッグチャレンジ」でダーツをスペシャル特別商品「満漢全席」の箇所に命中させた。
  • 2006年4月からテレビ東京「ド短期ツメコミ教育!豪腕!コーチング!!」の、タレントが東京大学合格を目指して受験勉強に励むコーナー「芸能人こそ東大へ行け!プロジェクト」に出演したことを機に、その後毎年東京大学に出願している。2013年7月9日放送の『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)では、収入が売れている頃の10分の1の中、参考書代に月7000円、家庭教師代に月12万円、模試(5回)2万5千円を費やしながら7浪中であることや、仕事を理由にセンター試験を一部科目しか受験しない年もあった(当然失格となる)ことが明らかにされた。やがて南こうせつに諭され、受験を断念する。
競馬
  • 競走馬ではテンポイントの大ファンであった。
  • 競馬の架空実況を若い頃からの持ちネタとしている。
    • 2000年に金沢競馬の重賞レース・百万石賞で、地元のテレビ局(石川テレビ)にゲストで呼ばれ、レースを実況したことがある。
    • 『笑っていいとも!』の「テレフォンショッキング」に出演するたび、架空実況を披露することが恒例となっていた。
  • 競馬漫画『みどりのマキバオー』のファンで、アニメ化決定の際、「観客役でもいいから出たい」と出演を志願し、競走馬役を射止めた。
  • 馬好きと「かたり」の追求が高じ、「馬の気持ちを理解したくて」自宅にボニーを飼っていたことがある。
野球
  • 大の阪神タイガースファンで、特に掛布雅之を崇拝し、掛布の新聞記事を集めたスクラップ帳を作成(タイトルは「ヒーローは君だ」)。掛布引退後にそのスクラップ帳を本人に見せたところ、後日掛布から、現役時代の泥がついたままのユニフォームを贈られた。
  • 1991年3月28日に、オープン戦・近鉄バファローズ対阪神(藤井寺球場)で始球式を務めたが、打席に立っていた阪神の1番打者・高橋慶彦に死球を与えてしまった。翌年限りで高橋が引退したため、彼の古巣・広島東洋カープのファンから「引退に追い込んだのは山田雅人」と恨まれた。高橋本人は笑って許している。
交友
  • 上岡龍太郎は山田について、「あんなあ、ほなやつ、はおらん」と芸人として絶賛していた。
  • 朝日放送テレビの元アナウンサーでフリーアナウンサーの三代澤康司とは同学年かつ、番組で共演するほか、プライベートでも大の親友同士であり、ラジオ番組『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』で三代澤とともに「こうせつ市場」という漫才コンビを結成。2019年7月から定期的に有料のライブイベント「三代澤・山田の排水の陣 〜タイタンへの道〜」を開催し、漫才を披露している。2019年11月には楽曲「青春が止まらない」を制作、山田は作曲を担当し、のちに開催された番組イベントで披露された。番組上では2019年11月19日の放送で初披露となった(ソフトとしては未発売)。

現在の出演[編集]

ラジオ[編集]

  • ナイスゲーム~言葉で伝えるスポーツ名勝負(主に祝日に放送、NHKラジオ第1)
  • ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です(朝日放送ラジオ、2017年10月3日 - ) - 火曜パートナー
  • 山田雅人のナイタースペシャル プロ野球タイムトンネル(2011年5月から不定期、ニッポン放送発NRNネット) - 雨傘番組

過去の出演[編集]

テレビバラエティ[編集]

  • 鶴瓶と花の女子大生(関西テレビ)
  • おはよう朝日です(ABCテレビ) - 番組内のコーナー「オーイ! 山田くん」レギュラー。下駄にバンカラ姿でコーナー名が書かれたのぼりを手に、インタビューを行っていた。
  • ざまぁKANKAN!(1988年 - 1990年、よみうりテレビ)
  • おはよう朝日土曜日です(ABCテレビ)
  • 昭和62年度前期 NHK新人演芸コンクール(1987年、NHK総合)
  • 森脇・山田の抱腹Z(ABCテレビ)
  • 山田雅人の失恋レストラン(関西テレビ)
  • 上岡龍太郎のもうダマされないぞ!→上岡龍太郎にはダマされないぞ!(フジテレビ)
  • 100戦クイズチャンプ(1992年、関西テレビ)
  • めざせ!!第12回メガロポリス歌謡祭(1993年、テレビ東京)司会
  • KISS×KISS(1993年 - 1994年、テレビ朝日)
  • DAISUKI! (日本テレビ) - 不定期出演
  • なにぬねノムさん(1999年、関西テレビ)
  • DREAM競馬(同上)
  • ハイビジョン競馬(- 2000年、フジテレビハイビジョン実用化試験放送、関西テレビ制作分)司会
  • DREAM競馬 → 競馬BEAT(東海テレビ制作分) - 中京競馬場主催競走の司会
  • ごきげんよう(フジテレビ)1992年10月19日 - 23日の総集編SPで初登場、度々出演。
  • 速水けんたろうのfan fan fan(キッズステーション)2000年 - 2001年。ケンタマンというコーナーで、ヤマダーマンというヒーローの役もやっていた。
  • NHK趣味悠々「レッツ!ファミリーボウリング」(1999年12月6日 - 2000年1月31日、NHK教育)
  • お笑い実力刃(2021年6月2日、テレビ朝日)

テレビドラマ[編集]

  • 木曜ゴールデンドラマ「神さまが命をもどしてくれた」(1989年6月29日、読売テレビ)
  • 裏刑事-URADEKA-(1992年、朝日放送) - 大津誠 役
  • ボクたちのドラマシリーズ 幕末高校生(1994年、フジテレビ) - 征太郎 役
  • 花王 愛の劇場 ぽっかぽか1~3(1994年 - 1997年、TBS) - 中村篤志 役
  • 古畑任三郎(1996年、フジテレビ) - クイズ番組司会者 役
  • 渡る世間は鬼ばかり 第4-8シリーズ(1997-2007年、TBS) - 宮部勉→大川勉 役
  • 番茶も出花(1997-1998年、TBS) - 京平 役
  • 火曜サスペンス劇場(日本テレビ)
    • 京都金沢舌切り雀殺人事件(2002年8月20日) - 永倉弘史 役
    • 生死不明(2003年1月28日)
  • 浅見光彦シリーズ24 漂泊の楽人(2007年10月15日、TBS) - 二宮刑事 役

テレビアニメ[編集]

  • みどりのマキバオー(1996年、フジテレビ) - モーリアロー 役

テレビCM[編集]

  • ハウス食品 好きやねん・うどん(1990年)
  • 日本サンガリアベバレッジカンパニー サンガリアコーヒー(1993年)
  • サントリー 角瓶(1996年) - 井川比佐志と共演。

ラジオ[編集]

  • 語りの劇場 グッとライフ(2013年4月 - 2017年3月 隔週月曜、NHKラジオ第1)
  • 貞夫・雅人のスポーツタイム(1992年、ABCラジオ)
  • 山田雅人の今夜だけは…(ABCラジオ)
  • 雅人のスポーツスクランブル(KBS京都)
  • 山田雅人の脳天直撃ライブ(MBSラジオ)
  • かっとびフライデー(KBS滋賀)
  • 森脇・山田のサンデーBOX(ラジオ大阪)
  • 山田雅人のウィークエンドショータイム(1997年10月 - 1998年3月、TBSラジオ)
  • 腹よじれAGOHAZUSHI連盟(1989年10月 - 1990年3月、ニッポン放送) - 番組内のコーナー「大笑い腹よじれクラブ」月曜レギュラー。
  • 森脇・山田のパニックしようぜ! 東京ハラギャーテーズ(1990年10月 - 1991年3月、ニッポン放送)
  • ショウアップナイターレジェンド(2010年10月 - 2011年3月、ニッポン放送)
  • るんるんサタデー(福井放送)

映画[編集]

  • 新サラリーマン専科(1997年、松竹)
  • 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様(1994年12月23日公開。シリーズ47作)
  • 難波金融伝ミナミの帝王劇場版9 保険金横領(1996年) - 江森和久 役 
  • 難波金融伝ミナミの帝王 29 闇の代理人(2005年) - 銀行員古沢 役
  • 晴れたらポップなボクの生活(2006年) - ゲンセン 役
  • 酒井家のしあわせ(2006年) - 照美の兄 役
  • しあわせのかおり(2008年) - 石田一 役
  • ひとまずすすめ(2017年6月6日公開) - 花村一雄 役
  • あいが、そいで、こい(2019年6月22日公開) - 萩尾大吾 役
  • 高野豆腐店の春(2023年8月18日公開) - 横山健介 役

インターネットテレビ[編集]

  • 山田雅人のひかりバラエティ(casTY)

著書[編集]

  • 山田雅人の名馬・名勝負物語(光栄 1996年)
  • 我が流星の貴公子テンポイント(ゼスト 1997年)
  • セオリー(アスペクト 1997)
  • 証言集 テンポイントの思い出(アスペクト 1998年)
  • 長嶋茂雄物語 かたり取材記 ミスタージャイアンツを訪ねて(晋遊舎 2015年)

楽曲[編集]

シングル
  • 泣いてもええねん(日本クラウン CRDP-20 1991年9月6日)
  • 君との交差点(日本クラウン CRDP-33 1992年4月23日)
  • 淋しがりや(日本クラウン CRDP-73 1993年7月21日)
アルバム
  • あかん時ほど…(日本クラウン CRCP-20024 1991年9月6日) - 伊勢正三プロデュース


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