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富士急ハイランド

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富士急ハイランド(ふじきゅうハイランド、英: Fujikyu Highland, Fuji-Q Highland)は、山梨県富士吉田市新西原五丁目松山と同県南都留郡富士河口湖町船津にまたがる、株式会社富士急ハイランドが経営する遊園地である。

登記上の所在地は山梨県富士吉田市となっている。富士急行を中心とした富士急グループの旗艦事業でもある。

概説[編集]

きっての富士急ハイランドの前身は、1961年に開園した富士五湖国際スケートセンター。同年に設置された富士急行線ハイランド駅(現・富士急ハイランド駅)に合わせて1964年に「富士ラマパーク」という遊園地が開業し、1969年に「富士急ハイランド」へ改称。主な附帯施設にボウリング場「Q-BOWL」(2012年リニューアル開業・2018年営業休止)、宿泊施設「ハイランドリゾートホテル&スパ」(1986年開業、旧称ホテル・ハイランドリゾート)、富士山を題材にした美術品を専門に集めた美術館「フジヤマミュージアム」(2003年開館)、温浴施設「ふじやま温泉」(2006年開業)などがある。

キング・オブ・コースターFUJIYAMA・ド・ドドンパ(旧ドドンパ)・ええじゃないか・高飛車、ZOKKONの5大コースターを筆頭に、多くの絶叫マシンがある事で有名だが、2000年頃からは「トーマスランド」や「ハムハムどきどき!おうこく」などのファミリー層をターゲットとした施設も登場している。また、冬期は首都圏では最も開業が早いというアイススケートリンクも営業する。

全国の遊園地で絶叫マシンは縮小傾向にあるが、富士急行先代社長の堀内光雄が絶叫マシンのファンであったため、現在でも多くの絶叫マシンがある(対して光雄の息子であり現社長の堀内光一郎は高所恐怖症であり、仕事以外では絶叫マシンに乗る事は無いとか)。なお、「ええじゃないか」は、アメリカのシックス・フラッグス・マジック・マウンテンにある4次元コースター「エックス」に光一郎自身が乗った上で導入を決定した。

1996年開業の「FUJIYAMA」から2011年開業の「高飛車」まで、ギネス記録を更新する為5年置きに新規大型コースターが導入されていた。また、この「高飛車」で通算9アトラクション14項目のギネス記録を達成。また、「鉄骨番長」や「ナガシマスカ」などといった日本一及び日本初となるアトラクションも多く設置されている。その為に老朽化などにより古いアトラクションを取り壊し、その跡地に新たに設置する事(いわゆるスクラップアンドビルド)が多い。

また、絶叫マシン以外にも、多数のアニメやゲームなどのキャラクターにちなんだアトラクションが存在する点が注目に値する。2019年時点ではエヴァンゲリオン、ゲゲゲの鬼太郎、きかんしゃトーマス、リサとガスパールのアトラクション及びエリアがあり、2019年7月にはNARUTO・BORUTOをテーマとしたエリア及びアトラクションが開業するなど、全国でも有数のキャラクター関連のアトラクション展開に成功している遊園地である。2009年1月まではリカちゃん、2012年4月までは戦国BASARA、2012年9月まではルーニー・テューンズ(バッグス・バニーなど)、2013年12月までは機動戦士ガンダム、2017年まではかいけつゾロリ、とっとこハム太郎を基にしたアトラクション及びエリアも営業されていた。また、後述のように期間限定で進撃の巨人やドラえもん、ポケットモンスターのコーナーも登場していた。近年ではアニメやゲーム作品との期間限定のコラボレーション企画も頻繁に実施されている。

山梨県外や国中地域ではこの「富士急ハイランド」が「ふじきゅう」と呼称されることが多く、広告での赤い富士に「Q」のロゴマークもそれを意識したものである。しかし山梨県の富士北麓地域や静岡県東部など、富士急行線沿線や富士急グループの路線バスが運行されているエリアでは、「ふじきゅう」という呼称は一般に富士急行株式会社および鉄道路線(富士急行線)・バス路線を指すことが多く、遊園地「富士急ハイランド」は「ハイランド」と呼称されている場合が多い。

映画『香港発活劇エクスプレス 大福星』のロケ地となり、ジャッキー・チェンが富士急ハイランドの観覧車を使ったスタントシーンが撮影された。後述するTBSドラマ版『タイヨウのうた』のロケ地としても登場したほか、しばしばテレビでも紹介されることがある。

バラエティ番組の『クロノス』『ジャンプ!○○中』『run for money 逃走中』などのエリアにもよく使われる。これまでに富士急ハイランドの敷地内で行われたゲームは3つ(単発番組時代を含む)。首都圏から比較的近いという立地条件も幸いし、多数のバラエティ番組の収録が実施され、数多くの芸能人が訪れており、殆どの場合タレント・お笑い芸人が罰ゲームの一環として様々な絶叫系アトラクションに搭乗させられている。2010年代後半頃からはYouTuberによる撮影も増えている。

園内には、変な文面の看板(例:「世界初人力コースター GEISHA 2051年開業!」「世界初 はねるコースターTONOSAMA 2027年開業」「2004年4月1日 この場所でツチノコが発見されました。目撃された方は富士急ハイランドUMA課まで TEL999-999-999」など)や、趣向を凝らしたシュールかつ奇妙なイラストが書かれたゴミ箱がある。前者では、看板下に「(富士急行マークの富士山が逆さで、Qがそのままのロゴ)富士急ローランド」と表記されている。また、ふじやま温泉などの施設に関する看板も設置されている。更には、ドドンパやええじゃないかなどのアトラクション建設中の時も、工事用仮囲いに妙な看板が貼り付けられてあったことがある(例:「史上最強アトラクション7月OPEN!(ドドンパ)」「このアトラクションは車を超えてしまった…(ドドンパ)」「2006 Episode 3 公開決定! 絶叫シリーズ3部作 ついに完結!!(ええじゃないか)」など)。この他、「FUJI-Qはクマの生息地です。クマはどこにでもいます。見つけても絶対にプロレスをしない。タックルをしない。」という看板もあるが、富士山麓に立地し周辺に山林が多いことから、実際に周辺でクマの出没情報が寄せられている。

また、インターネット広告も特徴的である(例:「(規格外)ド・ドドンパ降臨」)。

2011年2月24日には、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」のページを開設した。オフィシャルホームページでは紹介しきれない詳細な情報などを掲載している。高飛車の建設中には、工事中の仮囲いにユーザーのプロフィール写真を応募し、掲載するという企画も行われた。現在は他にもmixiやLINEのページが開設されている。

2014年3月27日、今後の絶叫系アトラクションの新規設置を同系列のさがみ湖リゾート プレジャーフォレストに変更する方針を発表した。理由としては敷地にこれ以上設置できる場所が無い事、富士山の世界文化遺産登録による景観規制などが挙げられる。

2017年7月15日より、園内放送や各アトラクションの出発・到着時のアナウンスに、3人の声優及びナレーターが起用された。日本語アナウンスは女性が三石琴乃、男性が小出マサト、英語アナウンスはジャック・マルジが担当している。2020年7月10日からは声優の梶裕貴、テレビ静岡アナウンサーの北村花絵、ナレーターのジェリー・ソーレスに変更された。2023年7月1日には声優の花江夏樹が加わった。

2018年7月14日より、入園無料化が実施され、それに伴い各アトラクションの料金が値上げとなった。なお、フリーパスの価格は据え置きとなり、年間フリーパスは大幅値下げとなった(例・大人50,000円→17,100円)。入退園には顔認識システムが導入され、特にフリーパス購入者はアトラクション利用時にチケットを提示する必要がなくなった。また、前売りフリーパスなどを購入時に事前に顔写真を登録しておくことで、オフィシャルホテル宿泊者と同様に開園15分前に優先入園できるようになったが2021年7月上旬に終了し、それに代わり開園30分前に優先入園できるフリーパスが販売されている。また、2022年7月16日からは駐車料金90分無料を実施した(ライブ開催日など特定日を除く)。

2018年8月5日、4大コースターにてチャイルドスイッチ 導入。2019年1月26日、一部アトラクションにてシングルライダー 導入。

2020年2月5日、2022年7月に過去最大規模の総工費36億円を投じて新規大型コースターを開業すると発表された。後にド・ドドンパにおける骨折の事故や新型コロナウイルスによる資材搬入の遅れによる影響などから2023年7月に延期となり、総工費も45億円に増額された。2023年3月14日にはバイク型コースターである事が発表され、同年6月7日にはコースターの名称が「ZOKKON(ぞっこん)」であることが発表され、7月20日に開業した。

2023年8月、世界一の登録者数を誇るYouTuber、MrBeastが日本旅行の締めくくりとして富士急ハイランドを貸切にした際の動画が公開された。その際、長らく世界一の登録者数をほこった同じくYouTuberのピューディパイと初めて対面し、ええじゃないか等を楽しむ様子が映された。



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