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宇多田ヒカル

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宇多田 ヒカル(うただ ヒカル、1983年〈昭和58年〉1月19日 - )は、日本の歌手、シンガーソングライター、ミュージシャン、音楽プロデューサー。本名:宇多田 光(読み同じ)。愛称はヒッキー。音楽プロデューサーの父・宇多田照實と歌手の母・藤圭子の下、アメリカ合衆国ニューヨークで生まれた。所属芸能事務所はU3MUSIC。所属レーベルはエピックレコードジャパン。ロンドン在住。

概要[編集]

1998年末に15歳でCDデビューし、デビューシングル「Automatic/time will tell」は、ダブルミリオンの大ヒットを記録。1stアルバム『First Love』は累計売上枚数765万枚を超え(オリコン調べ)、日本国内の歴代アルバムセールス1位になっているほか、2ndアルバム『Distance』では初週売上枚数が歴代1位となる300万枚(オリコン調べ)を記録している。2007年発表の「Flavor Of Life」は当時のデジタル・シングルのセールスにおいて世界1位を記録した。また、『日本ゴールドディスク大賞』「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を、2000年と2003年に受賞している。 2010年に「人間活動」として翌年以降の音楽活動休止を発表。結婚・出産を経て、2016年に活動を再開し、復帰作『Fantome』はその年の『Billboard JAPAN年間総合アルバムチャート』で1位を獲得したほか、『第9回CDショップ大賞』で「大賞」を、『第58回日本レコード大賞』で「最優秀アルバム賞」を受賞した。また、2018年に発売した7thアルバム『初恋』とその他の成果により、第69回芸術選奨で大衆芸能部門にて「新人賞」を受賞している。

2018年現在までに、『First Love』『Distance』『DEEP RIVER』『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1』『Fantome』の5作品がオリコンまたはBillboard Japanの年間アルバムチャートで1位になっている。

来歴[編集]

日本でのデビュー以前[編集]

1983年1月19日に、アメリカ合衆国ニューヨークに生まれた。親の仕事の関係で、小さい頃から東京とニューヨークを頻繁に行き来していたという。家族の生活は音楽を中心に回っていたといい、宇多田は小学校低学年の頃からスタジオで宿題をしたりご飯を食べたりソファーで寝たりしていた。その中で、「光、ここちょっと歌ってくれない?」と頼まれ、親の楽曲で歌ったりすることもあった。

1990年に藤圭子(RA U)、宇多田照實(SKING U)、宇多田ヒカル(HIKASO U)の家族3人ユニット「U3」を結成。1993年9月17日に当時10歳の宇多田ヒカルもボーカルとして参加し、ニューセンチュリーレコードの前身であるセンチュリーレコードからU3としてロック曲を収録したスタジオ・アルバム『STAR』を発売して日本デビューしている。またこの頃、「自分で作ってみたら」と言われて「I'll Be Stronger」という楽曲で初めて作詞作曲した(英語詞)。

1995年になると宇多田ヒカルが母親の代わりにメインボーカルとなり、「cubic U」名義としてインディーズのレコードレーベルから作品をヨーロッパやアメリカ合衆国で発売し、翌年にかけて合計3枚のレコードと1枚のマキシシングルを発表。日本では1996年9月26日には日本クラウンから藤圭子 with cubic Uとしてシングル「冷たい月 〜泣かないで〜」を発売。1997年1月、アメリカで「Cubic U」としてシングル「Close To You」(「遙かなる影」のカバー)、次いでアルバム『Precious』を発売。

同年秋、東京のスタジオでレコーディングしていたところ、隣のスタジオにいたディレクターの三宅彰の目に留まり、「日本語でやってみない?」という誘いにより日本デビューが決まった。なお、Cubic Uの日本盤として1998年1月16日にシングル、1月28日にアルバムを発売しているほか、NHK-BS2の『新・真夜中の王国』でテレビ初出演している。

1998年 - 2003年:日本でメジャーデビュー、『First Love』、『Distance』、『DEEP RIVER』[編集]

1998年10月、FMラジオレギュラー番組『Hikki's Sweet&Sour』と『WARNING HIKKI ATTACK!!』が放送開始(いずれも1999年3月放送終了)。

12月9日、「宇多田ヒカル」として1stシングル「Automatic/time will tell」発売。当時は(J-POPにおいて)8cmシングルから12cmシングルへと移行し始めた過渡期にあったため、8cm盤と12cm盤の2形態で発売した。また、当時のオリコンチャートも8cm盤と12cm盤を個別に集計していたため、12cm盤が12位、8cm盤が20位であった。ところが、ラジオ放送局へのプロモーションが功を奏して日本国内各地のFMラジオ局がヘヴィー・ローテーションしたことや外資系CDショップがプッシュしたこと、作詞作曲を手掛ける15歳の帰国子女が藤圭子の娘であることがマスメディアに大々的に取り上げられたことなどによって瞬く間に人気を得て、社会現象と化した。1stシングルは1999年2月8日付のオリコンチャートで売上枚数100万枚を突破してミリオンセラーとなった。その後、8cm盤・12cm盤を合わせた売上枚数は200万枚を突破した。1999年2月17日に2ndシングル「Movin' on without you」を発売し、3月1日付オリコンチャートにおいて12cm盤が初の1位となった。

1999年3月10日、1stアルバム『First Love』を発売。初週売上枚数は200万枚を突破し、その後も数十万単位で売れ続けて日本国内の歴代アルバムチャート1位となる。売上枚数は日本国内のみでおよそ765万枚、日本国外も含めるとおよそ990万枚と言われている。4月28日にはアルバムからタイトル曲「First Love」をリカットした。

新人ながらこのような爆発的なヒットを達成した背景として、当時流行していた「だんご3兄弟」の影響で普段レコード店に足を運ばない層が多数CDを買い求めたとも理由の一つと報じられている。

ここまで本人のメディア出演は学業と両立させていくためラジオや雑誌に限られていたが、6月18日の『ミュージックステーション』を皮切りに『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』、『SMAP×SMAP』などのテレビ番組に出演し、いずれも番組最高視聴率を記録した。11月10日にジャム&ルイス(Jam & Lewis)プロデュースによる4thシングル「Addicted To You」を発売。オリコンシングルチャートの初週売上枚数106.8万枚は当時歴代2位の記録であった。

2000年、NHK放送文化研究所が実施した「好きなタレント調査」において調査開始以来初のケースとなる圏外からの一気に1位(女性タレント部門)を獲得した。『第72回選抜高等学校野球大会』入場行進曲に「First Love」が使用された。5月に発表された1999年度の高額納税者において納税額2億6564万円で全国89位、芸能人では1位となった。本業の収入で全国100位以内に登場した10代は、史上初である。5thシングル「Wait & See 〜リスク〜」、6thシングル「For You/タイム・リミット」を発表(「タイム・リミット」はTAKURO(GLAY)との共作)。7月から8月にかけて初の全国ツアー『BOHEMIAN SUMMER 〜宇多田ヒカル Circuit Live 2000〜』を開催。9月にはコロンビア大学へ入学した。

2001年、7thシングル「Can You Keep A Secret?」を発表し、主題歌となったドラマ『HERO』にカメオ出演した。3月28日に発売した2ndアルバム『Distance』は浜崎あゆみのベスト・アルバム『A BEST』と同日発売であったことから大きな話題を呼んだ。初週売上枚数はオリコンアルバムチャート歴代1位となる300万枚を記録した。7月25日にはアルバム『Distance』の表題曲をアレンジした8thシングル「FINAL DISTANCE」を発売。映画『ラッシュアワー2』(Rush Hour 2)サウンドトラックに「Hikaru Utada feat. Foxy Brown」名義で「Blow My Whistle」を提供。MTVジャパン初制作となる『MTVアンプラグド』に出演した。TezukaOsamu@Cinemaで配信されたインターネットアニメ『ブラック・ジャック』においてピノコ役に起用された。アメリカのニュース雑誌『TIME』アメリカ版の2001年9月15日特別増刊号「Music Goes Global」でU2のボノ(Bono)、ビョーク(Björk)らとともに表紙を飾り、アジア版12月17日号では単独で表紙を飾った。11月28日には9thシングル「traveling」とライヴDVD『Utada Hikaru Unplugged』を同時発売した。

2002年1月31日、『世界経済フォーラム』のオープニングセレモニーでクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)とフィル・ラモーン(Phil Ramone)指揮のもとライヴパフォーマンスを披露し、2月18日には総理大臣官邸で開かれたジョージ・W・ブッシュ(George Walker Bush) 大統領(当時)来日を歓迎するレセプションに招待された。また、アメリカのレコードレーベルであるアイランド・デフ・ジャム・ミュージック・グループ(The Island Def Jam Music Group)と専属契約を結んだことを発表、同時に2001年からコロンビア大学を休学していることが明かされた。3月20日に10thシングル「光」を発売。

11thシングル「SAKURAドロップス/Letters」発売直前にシングルと3rdアルバムのプロモーション活動中止を発表。理由は4月に行った卵巣腫瘍(良性)摘出手術後の治療による副作用が予想以上にあったことである。なお、シングル及びアルバム『DEEP RIVER』は予定通り発売した。アルバムは初週売上枚数235万枚(プラネットは189万枚)を記録してトリプルミリオンを達成し、オリコン年間アルバムチャート1位を獲得した。9月6日にはミュージック・ビデオやディスクジャケットをともに製作してきた紀里谷和明との結婚を発表した。

自身20歳の誕生日となる2003年1月19日にライヴ・ストリーミング『20代はイケイケ!』を開催。トークとミニライヴが行われ、当日にはおよそ100万件のアクセスを記録し、DVD化した。1月29日には12thシングル「COLORS」を発売。3月26日発売の『くずアルバム』にはコーラスで参加した。3月29日発売のコズミック・デブリ(Cosmic Debris)による絵本『エミリー・ザ・ストレンジ』(Emily The Strange)では翻訳を担当している。

2004年 - 2005年:世界進出、『Exodus』[編集]

2004年、日本武道館5日間公演となるライヴ『Utada Hikaru in BudoKan 2004 「ヒカルの5」』を開催。3月24日に発売された尾崎豊のトリビュート・アルバム『"BLUE" A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI』では「I LOVE YOU」をカバーした。3月31日に『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1』を発売、4月21日には映画『CASSHERN』主題歌となった13thシングル「誰かの願いが叶うころ」を発売して日本国内の活動に一区切りをつけた。

「Utada」として全米デビュー前に、アテネオリンピックのオフィシャル・アルバム『UNITY』に参加。「ティンバランド&カイリー・ディーン&UTADA」(TIMBALAND & KILEY DEAN & UTADA)として「By Your Side」を提供した。ティンバランドやジョン・セオドア(Jon Theodore、当時のマーズ・ヴォルタメンバー)がプロディース参加した全米デビュー・アルバム『エキソドス』(EXODUS)は9月8日に日本盤が先行発売し、オリコンチャート初登場1位を獲得してミリオンセラーにもなった。アメリカ盤は10月5日に発売した。

2005年 - 2008年:日本での活動、『Ultra Blue』、『Heart Station』[編集]

2005年、日本国内の活動再開となる14thシングル「Be My Last」を9月28日に発売し、15thシングル「Passion」を12月14日に発売した。また、ライヴとトークを期間限定でネット配信した。

2006年、16thシングル「Keep Tryin'」を発売。6月14日には4thアルバム『ULTRA BLUE』を発売し、7月から9月にかけて全国ツアー『UTADA UNITED 2006』を開催。期間限定のブログも開設した。『ULTRA BLUE』はオリコンチャート初登場1位を獲得、1stアルバムから5作連続で初動セールスが50万枚を突破した。また、台湾のJ-POPチャートでも初となるアルバム5作連続1位になっている。11月22日にはNHK『みんなのうた』10月〜11月のうたに使用された「ぼくはくま」をシングル発売し、pom ponetteとコラボレーションしたチャリティー企画『「ぼくはくま」オリジナルT-シャツコンテスト』を開催し、グランプリに輝いたTシャツを商品化。すべてのTシャツ収益は世界の子どもにワクチンを日本委員会に寄付された。

2007年、ドラマ『花より男子2(リターンズ)』イメージソングを収録した18thシングル「Flavor Of Life」を発売。オリコンチャートは3週連続1位となったほか、音楽配信では当時の邦楽新記録を樹立し、9月までには当時のデジタル・シングル世界一のセールスになった。一方、私生活では紀里谷和明との離婚を発表している。19thシングル「Beautiful World/Kiss & Cry」は映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』テーマソングと「This Is Love」に続き起用された日清食品カップヌードル「FREEDOM-PROJECT」CMソングを収録。また、ニーヨ(Ne-Yo)がUtadaをフィーチャーしたデジタル・シングル「ドゥ・ユー feat. Utada」が11月21日から配信開始。12月9日のデビュー記念日を迎えるにあたり、デビュー曲「Automatic」の着うたを4日間限定で無料配信し、50万ダウンロードを記録した。

2008年2月20日には20thシングル「HEART STATION/Stay Gold」を発売、全国のFMラジオ局とのコラボレーション企画を行った。3月には無料ダウンロード企画第2弾となる「First Love」の着うたを4日間限定で無料配信し、前回を上回る70万ダウンロードを記録した。5thアルバム『HEART STATION』は3月19日に発売となり、6作連続となるオリコンアルバムチャート1位となり、ミリオンセラーになった。5月21日にはアルバムからドラマ『ラスト・フレンズ』主題歌の「Prisoner Of Love」をリカットした。10月20日からはドラマ『イノセント・ラヴ』主題歌になった2ndアルバム『Distance』収録の「Eternally」を新たにミキシングした「Eternally -Drama Mix-」の着うた・RBTを配信開始した(着うたフル・PC配信は10月31日から配信開始)。

2009年 - 2010年:二度目の世界進出、『This is The One』[編集]

2009年、Utada名義でMyspaceにオフィシャル・ページを開設。スターゲイト(Stargate)がプロデュースし、トリッキー・スチュワート(Tricky Stewart)も参加したアルバム『ディス・イズ・ザ・ワン』(This Is The One)は3月14日に日本先行発売した。

3月19日には初のオフィシャル・ブック『点 -ten-』『線 -sen-』を発売。これを記念して、かつてのFMレギュラー番組『宇多田ヒカルのトレビアン・ボヘミアン』がスペシャル番組として復活した。

3月24日に全米配信した『ディス・イズ・ザ・ワン』(This Is The One)は日本人アーティストとしては最高位となる総合アルバム・チャート19位、POPアルバム・チャート2位を記録し、5月12日のCD発売後はBillboard 200において日本人アーティストとして23年ぶりにチャート100位以内にランクインした。ところが、アメリカでのプロモーション活動は扁桃周囲炎の再発により中止となる。

6月27日には映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』公開に合わせて「Beautiful World」をリミックスした「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」を配信開始した。2009年春には、Myspace主催によるUtadaカラオケ・コンテストを日米で開催。日米双方から優勝を選出し、都内で宇多田と優勝者によるカラオケ・パーティーが開催された。

2010年1月から2月にかけては、初の北米ツアー『Utada "In The Flesh" 2010 Tour』を開催し、ロンドン公演含む全10公演を行った。

2010年 - 2015年:「人間活動」期、母・藤圭子の死、結婚、出産[編集]

2010年8月9日、来年以降のアーティスト活動を止めて「人間活動」に専念することを告げ、同時に秋から冬にかけてシングル・コレクションvol.2や新曲を発売することも発表した。9月28日にはTwitter公式アカウントを開設し(当初は期間限定の予定であった)、CM出演やライヴ開催を発表した。

ところが、11月24日の『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2』発売日にアイランド・デフ・ジャムがUtada名義のベスト・アルバム『Utada The Best』を発売することが発覚し、本人の意向とは異なるアルバム発売に不快感を露わにした。そのため、今後の日本国外の活動においてもEMI MUSICと契約し、アーティスト名を「宇多田ヒカル」に統一することを発表した。

12月8日・9日に横浜アリーナで開催したライブ『WILD LIFE』では、8日の公演を日本国内の映画館で生中継し、Ustreamで世界配信した。

東日本大震災の被災者のために義援金を送り、自ら献血を行ったことを公表。2012年11月17日には映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』公開に合わせて、テーマソング「桜流し」を配信開始し、DVDシングルを12月26日に発売した。

2013年4月からは月1回のラジオレギュラー番組『KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru』の放送がスタート(2014年3月終了)。2013年12月9日のデビュー日には『Utada/Utada Hikaru: In The Flesh 2010』と過去のライヴ作品をiTunesで配信開始。

2014年3月10日は1stアルバム『First Love』発売から15年を記念した『15th Anniversary Edition』を製作、ハイレゾリューションオーディオも配信開始した。

人間活動中の2013年には母親(藤圭子)の死もあったが、翌2014年にイタリア人男性と再婚(2018年に離婚が判明)、2015年には第1子となる男児を出産した。

2015年 - 2016年:活動再開、『Fantôme』[編集]

2016年、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』主題歌を担当することが決定。また、ニュース番組『NEWS ZERO』エンディングテーマも担当することを発表すると同時に、初披露となる4月4日からアーティスト活動を再開することを発表した。

「花束を君に」「真夏の通り雨」は4月15日に配信開始となった。「花束を君に」をリスナーにとって大切な人に贈ることを目的とした「ギフトキャンペーン」を開催し、売上の一部は熊本地震災害義援金に寄付された。

9月28日には椎名林檎、小袋成彬、KOHHが参加したおよそ8年ぶりとなる6thアルバム『Fantôme』を発売した。『Fantôme』は各配信サイトにおいて日本を含む世界31か国(地域)でランクインし、CDセールスにおいてもオリコンチャート4週連続1位になった。10月に単独アーティスト初となる民放ラジオ101局による特別番組『サントリー天然水 presents 宇多田ヒカルのファントーム・アワー』がオンエアになった。

12月9日のデビュー記念日には2003年の『20代はイケイケ!』以来となるネットイベント『サントリー天然水PRESENTS「30代はほどほど。」』を開催し、KOHHとPUNPEEがゲスト出演した。また、小田和正によるコラボレーション・ライヴ番組『クリスマスの約束』に初出演して「Automatic」などを披露したほか、『第67回NHK紅白歌合戦』にロンドンからの中継で初出場した。

2017年 - 2018年:レーベル移籍、『初恋』[編集]

2017年、THE BACK HORNとの共同プロデュースとなったシングル曲「あなたが待ってる」に作詞、編曲、ピアノ、バックグラウンドボーカルで参加した。

2月9日にはソニー・ミュージックレーベルズ内のレーベルであるエピックレコードジャパンに移籍することをオフィシャルサイトで発表した。

7月には移籍後初となる新曲「大空で抱きしめて」と「Forevermore」を配信開始した。12月には「あなた」を配信開始したほか、初の歌詞集『宇多田ヒカルの言葉』を発売した。

2018年になると、アルバム『Fantôme』収録曲「ともだち」に参加した小袋成彬のメジャー・デビューとなるアルバム『分離派の夏』のプロデュースを手掛けたことを発表し、「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」を先行ストリーミング配信した。

椎名林檎のトリビュート・アルバム『アダムとイヴの林檎』に宇多田ヒカル&小袋成彬として参加し、「丸ノ内サディスティック」をカバーした。

6月27日には「大空で抱きしめて」「Forevermore」「あなた」のほか、「誓い」「Play A Love Song」「初恋」「Good night」のタイアップ曲を収録した7thアルバム『初恋』を発売した。

アルバム発売にあわせて、かつてのFMレギュラー番組が一夜限りに復活して『宇多田ヒカルのTRÈS BIEN! BOHEMIAN! SPECIAL』として放送したほか、同年年末には、12年ぶりとなる全国ツアー『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』を開催した。

2019年 - 2022年 『BADモード』[編集]

2019年1月には、世界的エレクトロミュージシャンSkrillexとのコラボ曲で、ゲームソフト『キングダム ハーツIII』に書き下ろした「Face My Fears」を11年ぶりにCDシングルとしてリリースした。

また、11月にリリースされた椎名林檎のベストアルバム『ニュートンの林檎 〜初めてのベスト盤〜』に収録された楽曲「浪漫と算盤」で椎名林檎と3年ぶりの共演を果たしたほか、同月リリースの井上陽水のトリビュートアルバム『井上陽水トリビュート』では『少年時代 (井上陽水の曲)』をカバーした。

2020年に入ると、ドラマ『美食探偵 明智五郎』の主題歌として新曲「Time」を書き下ろし、「サントリー天然水」のTVCMには新曲「誰にも言わない」が採用された。新曲2曲がリリースされた5月には、自宅から1か月限定で毎週日曜日にインスタライブを行い、ファンからの様々な質問に答えたほか、中村倫也やTAKA、KOHHがゲストとして出演した。

2021年には、アニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のテーマソングに新曲「One Last Kiss」が起用され、また、これまでに宇多田が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズに提供してきた関連楽曲全曲が収録されるEP『One Last Kiss』のリリースも決定した。さらに、4月にNHKEテレにて放送開始のアニメ「不滅のあなたへ」の主題歌に、新曲「PINK BLOOD」が起用されることも発表された。7月には新曲「Find Love」が、資生堂の世界ブランド・SHISEIDOによる新グローバルキャンペーン「POWER IS YOU」(パワー・イズ・ユー)のキャンペーンソングに決定、またキャンペーンのブランドムービーに女優のウルスラ・コルベロ(英語版)、プロサッカー選手のミーガン・ラピノーとともに出演した。

2022年には、8枚目のオリジナルアルバム「BADモード」をリリース。1月19日に先行配信を開始し、2月23日にフィジカルCDを発売した。

4月16日(現地時間)には、アメリカ最大級の野外音楽フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival」のメインステージに88risingの一員として出演し、計5曲を披露した

人物[編集]

宇多田家の祖先は山口県にあり、父親が子どもの頃に家系図を見せられた際、由緒ある家の跡継ぎである事を説明されたという。郷土資料によると、山口県山口市徳地島地(旧佐波郡徳地町島地)に宇多田という大庄屋があり、広大な土地を所有していたとの記述が残っている。先祖には、寺内正毅第18代内閣総理大臣が居り、ヒカルは寺内正毅の曾姪孫にあたる。

本人のツイートによると、予定を3週間以上も過ぎた後もなかなか産まれなかったため、医師の判断で帝王切開したものの、ほぼ死産の状態だったとのこと。この時父親は医師から「残念ですが…」と告げられるも、懸命に名前を呼ぶと、徐々に血の気が入り蘇生したという。2020年10月、Twitter上で「アメリカの大統領選の在外投票の登録ギリギリ間に合った」と発言しており、日本とアメリカの二重国籍を維持していると思われる。

名前に関して、漢字表記ではなく片仮名の「ヒカル」と名乗った理由は、漢字だと何か堅い感じがするという意見がEMI社内で出たため。画数にこだわったのは、よい画数の名前であると言われていることによる。ちなみに元々の名前の由来は、母親(藤圭子)が網膜色素変性症のため、徐々に視力を失っていた時に授かった子であることから「我が子から光が失われないように」という願いを込め命名したと言われている。この他にも「いちご」や「めろん」、「すいか」が候補に挙がっていたという。ニックネームは「ヒッキー」(Hikki)。

身長に関しては、ある時に病院で正確に測ったところ、158.9cmであることが判明。今まで158cm(15歳当時の記録)であると公言してきたことから、2017年3月に出演したラジオ番組内で各所プロフィールの更新を求めた。2019年5月に過剰運動症候群と診断されたことを公表。本人は「病気とかじゃないよ!」と投稿している。

2002年、19歳の時に紀里谷和明と結婚、2007年に離婚。2014年2月にイタリア人男性と再婚。2015年7月に第1子となる男児を出産したことを報告したが、2018年4月に離婚していたことが明らかになった(公式発表ではない)。

2021年6月26日、自身がノンバイナリーであることをインスタライブにて公表している。

趣味・嗜好[編集]

2006年の23歳の誕生日に大きなテディベア(くまのぬいぐるみ)をプレゼントされ、以来大のくま好きであることを公言。ちなみにそのテディベアには「くまちゃん」という名前がついており(宇多田が自ら命名)、『ぼくはくま』のモデルになった。その後も、宇多田のSNSアカウントやミュージックビデオなど、様々なところに「くまちゃん」が登場している。

「くまちゃん (宇多田ヒカルのぬいぐるみ)」も参照

テトリスの腕前について広く知られており、2006年には任天堂のクラブニンテンドー会員限定イベント『宇多田ヒカルとテトリス対戦!!』が開催され、一般ユーザーや任天堂開発チームとテトリスDSの1対1対戦を行った。ちなみに、テトリスDSでカウンターストップとなる99999999点を達成している。

自身のインスタグラムアカウントでは、度々地面に落ちている「落とし物」の写真をアップロードしている。2020年1月のマツコの知らない世界の正月SPに出演した際には、それらが「落とし物の世界」として紹介された。

宇多田は読書家でも知られており、自ら次のように語っている。

「とにかく文学は永遠に私の情熱であるでしょう! 本は財産です。読んだ本は全部とっておく。服よりほんの占めるスペースが多い。」

2018年の雑誌のインタビューでは、物心がついた頃から「他者と、世界と繋がるための方法、手段」として読書を始めていたと語っており、それは小説に限らず、子供向けの絵本や、詩、短編など、様々だった。また、その「繋がっている」という感覚が、宇多田の作家としての原点だったという。2020年の文學界での又吉直樹との対談では、自身の子どものころについて、「自分にとって唯一自由で、自分であることが許された、安心していられる場所」「現実で自由にならないこと、耐えられないことから、いつでも逃げられる場所」が「本の世界」だったと明かした。2017年12月に全国の38書店で展開された「宇多田書店」では、以下の人物の作品を推薦書籍として選出している。開高健、宮沢賢治、中上健次、芥川龍之介、川端康成、森鴎外、夏目漱石、三島由紀夫、稲垣足穂、谷崎潤一郎、埴谷雄高、大岡昇平、遠藤周作、ヘルマン・ヘッセ、オスカー・ワイルド、アン・クラーク・アモール、シェル・シルヴァスタイン、エドガー・アラン・ポー、エリ・ヴィーゼル、F・スコット・フィッツジェラルド、ジョージ・オーウェル、ダニエル・キイス、司馬遼太郎、アンリ・ベルクソン、ロアルド・ダール、田村隆一、J・D・サリンジャー、有吉佐和子、家永三郎、ゲーテ、中西進、白州正子、エリザベート・バダンテール、中原中也など。また、1999年に当時16歳の宇多田は、講演で来日したダニエル・キイス(「アルジャーノンに花束を」などの著者、当時72歳)と文藝春秋で対談している。

また、特に好きな作家には中上健次や宮沢賢治の名前を挙げており、中上健次の娘で作家の中上紀と対談した際には『異族』『紀州弁』(『鳥のように獣のように』所収)を好きな作品として挙げ、宇多田にとって初の歌詞集『宇多田ヒカルの言葉』を出版する際に行なった本人による選書企画『宇多田書店』において、中上の作品群から最多の9作品を選んでいる。

宇多田はまた大の漫画好きでもある。小説が漫画よりも「高尚なイメージ」があることについて、「くだらないものはくだらないし、いいものはいい」「くだらない小説読むんだったら良質の漫画の方がよっぽど有益」と、自身のブログで語っている。子供の頃は、漫画家を目指していて、漫画雑誌「りぼん」に投稿したこともあるという。2017年に開催された「宇多田書店」では、以下の作品を推薦書籍として選出した。「バガボンド」、「リアル」、「SLAM DUNK」、「HUNTER×HUNTER」、「レベルE」、「幽☆遊☆白書」、「うる星やつら」、「らんま1/2」、「キャッツ・アイ」、「シティーハンター」、「ベルサイユのばら」、「攻殻機動隊」、「バイオメガ」、「はじめの一歩」、「MONSTER」、「20世紀少年」、「ゴルゴ13」、「鬼平犯科帳」(さいとうたかを)、「ブラック・ジャック」、「七色いんこ」、「ブッダ」、「AKIRA」、「サーカス・ワンダー」、「鬼切丸伝」、「ピアノの森」、「北斗の拳」、「サラリーマン金太郎」、「ぼくの地球を守って」など。

また宇多田は、2006年5月号の「Invitation」で、漫画家・浦沢直樹と対談している。

人間活動[編集]

2010年に活動休止を発表したことについて、「(休養中の行動を『人間活動』と表現したのは)思っていることを長く書こうとしても伝わらないことが多くて、短い言葉を使おうと思った。」「自分の力で生きたい。色々と知らないことがあるまま生活しているので、1人でも生きられるようになりたい。」「得意なことばっかりやっても成長がないと思って。もし私と同じく、自分の中の苦手なこと、避けようとしている部分に向き合っていきたいと考えている人がいるなら、一緒に頑張りましょう!」と発言しているほか、「有名人(見られる側)になってからの十数年、どんどん自分が見えなくなっていってた。全然自分のこと理解できてなかったし周りの人たちのことも「知ろう」としてなかった。苦しい、さびしい生き方をしてました。まだ若いうちに気付けてよかったです。みんなに感謝」とツイートしている。

音楽性[編集]

作詞・作曲・編曲を手掛け、自らプログラミングも行っている(2018年現在もApple Logic Pro Ⅹを使用)。絶対音感を持っていると噂されたことがあるが、本人がこれを否定している。曲作りに関しては曲先であり、「桜流し」配信開始時には「基本、コード→メロディー→歌詞という流れ。アレンジャーも私です。」とツイートしている。母親の藤圭子は、ヒカルが演歌の陰鬱や悲しさに影響されないように心掛けていたとしている。

デビュー当初から宇多田ヒカルを担当している三宅彰は、デビュー10周年の際に受けたインタビューで宇多田の変化についてコメントしており、『First Love』から『ULTRA BLUE』までのアルバム4枚は誰に向けて書いたのか具体的に見える曲が多かったが、『HEART STATION』は顔の見えない不特定多数に向いていると述べている。さらに、「10代は内面に向かいがちだったのが、20代半ばになり社会と自分というものを結びつけることができるようになったのかなと思う」とも評している。

作風[編集]

デビューアルバム『First Love』と続く『Distance』の楽曲はR&B色が強く、「Addicted To You」や「Wait & See ~リスク~」では、ジャム&ルイスがプロデューサーとして迎えられた。自らも編曲に参加するようになった3rdアルバム『DEEP RIVER』では、R&Bの域を越え、ロックやダンスなどのジャンルを包含した普遍的なポップスとなり、またジャケット写真や遠藤周作の小説にインスパイアされたタイトルからも窺える、暗く内省的な世界観を打ち出すようになった。自身が完全に音作りをするようになったUtada名義でのアルバム『Exodus』は、R&Bからオルタナティブ、ポップ、ダンス、エレクトロニカなどをミックスした、今まで以上にジャンルレスな作風となっており、また内数曲では、ヒップホップ/R&Bシーンに革新的なビート旋風を巻き起こしたティンバランドなどがプロデューサーに迎えられた。『ULTRA BLUE』になると、ほぼ全曲の作詞作曲編曲、プログラミングまでを自らが行うようになり、次作『HEART STATION』にかけて打ち込み主体の楽曲が多くなった。『ULTRA BLUE』では内省的で私小説のような趣をみせ、メロディも主旋律が強めで高音を多用した独創的なものとなる。そして、同作や『Exodus』での技巧的・実験的な作風への反動で、『HEART STATION』と続く『This is The One』では、比較的ポップな楽曲が多くを占めるようになった。『HEART STATION』では、ヒップホップとハウスを練り込んだようなビートの上に優しいメロディがのった、しっとりとした洋楽ポップスのようなモードへ入る。Utada名義の2ndアルバム『This is The One』では、トラックメイカーにスターゲイトやトリッキー・スチュワートを迎え、前作『Exodus』とは一転し、USのメインストリームを意識したR&Bにシフトチェンジした。

母・藤圭子の死、結婚、初の出産を経て、2016年にリリースした復帰作『Fantome』は、宇多田が母の死と向き合ったもので、「日本語で歌うこと」をテーマに制作され、プライベートな喪失の痛みを普遍的なポップソングに昇華している点などが評価された。音楽的には、『Fantome』と次作『初恋』ともに、打ち込み主体の活動休止以前とうってかわって、ほぼ全曲が生バンドによるプロダクションとなり、エンジニアにはグラミー賞受賞経験のあるスティーヴ・フィッツモーリスを起用した。両作とも「日本語のポップス」であることを貫きながらも、世界的なポップスのトレンドである緻密にしてシンプルなアレンジを基礎構造にもつ仕上がりとなっている。『初恋』では、現代ジャズシーン最高峰ドラマーの呼び声高いクリス・デイヴを起用しており、また私小説的な歌詞や、リズム・譜割りに対する新たなアプローチが評価されている。

影響[編集]

2013年放送の自身のラジオでは、「トータルでいうとソングライターとしてとか、歌手としてとか,アーティストとして生きてる人たちの中で一番憧れるアーティスト」としてPJ ハーヴェイを挙げている。 世界一好きな歌手は、ディス・モータル・コイルのエリザベス・フレイザー。 「他のアーティストと一日入れ替われるんだったらPJ ハーヴェイかトム・ヨークになってみたい」とも語っている。 フレディ・マーキュリー、コクトー・ツインズ、ナイン・インチ・ネイルズ、ジミ・ヘンドリックス、プリンス、エディット・ピアフ、チック・コリア、ブルー・ナイル、ビョーク、 レニー・クラヴィッツ、バルトーク・ベーラ、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、ジェフ・バックリー、井上陽水、尾崎豊、美空ひばり、THE BACK HORN、フランク・オーシャン、庄司紗矢香、カサンドラ・ウィルソンなどをお気に入りのアーティストとして挙げており、アリーヤやメアリー・J. ブライジなどのR&Bアーティストからも影響を受けたという。子供の頃、母から「ヒカルの声はすばらしいわ。もう、何かもうシャーデーみたいに」と言われたこと以来シャーデーの大ファンでもある。

宇多田は井上陽水の書く詩と自身の書く詩がとても似ていると公言しており、井上陽水から受けた音楽的な影響の大きさについても度々発言している。

また、これまでの宇多田の作品には文学作品に影響されたものが多くある。3rdアルバム『DEEP RIVER』(2002)ならびにその収録曲「Deep River」のタイトルは、遠藤周作の小説「深い河」にインスピレーションを得ている。2004年の世界進出時のアルバム『EXODUS』の収録曲「Kremlin Dusk」には、アメリカの作家エドガー・アラン・ポーの物語詩「大鴉」からの引用が幾つか見られる。5thアルバム『HEART STATION』の収録曲「テイク5」の歌詞は、本人がインタビューで「宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」みたいにしたかった。」と語っている。また同作品については、2018年に出演したNHKの「SONGS」にてその一節を引用し、「幸せ」についての自論を語った。2008年にはブログで「唯識三十頌」の写経をしていることを綴った。三島由紀夫の遺作「豊饒の海」で知って以来の写経のお気に入りだという。なお宇多田は、2005年に三島の同作の第一部を映画化した「春の雪」の主題歌に「Be My Last」を書き下ろしていた。6thアルバム『Fantome』の収録曲「荒野の狼」の曲名は、ヘルマン・ヘッセの同名の小説からとったという。2018年に開催された12年ぶりの全国ツアー「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」の題名は、ロシアの詩人・ナボコフの長編小説「カメラ・オブスクーラ」の英題から引用されている。また、その年に自身が出演したNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」では、楽曲「夕凪」の制作中に同じくナボコフの小説「青白い炎」に出てくる詩を読みながら涙するシーンが映る。2019年12月に発売された「文學界1月号」では、作家で芸人の又吉直樹と「創作」をテーマに対談した。なお、宇多田と又吉はそれまでにもSONGSや宇多田のツアーで共演していた。2020年に自身が出演したサントリー天然水のTVCMでは、自身が選んだというイギリスの詩人・ワーズワースの詩の一節(国木田独歩訳)を朗読している。

使用機材[編集]

MacBook Pro(15-inch, 2017)とLogic Pro Xを使って曲作りを行なっている。マイクロフォンはNEUMANN TLM 67、NEUMANN TLM 102、オーディオインターフェースはRME Babyface Pro、MIDIキーボードはM-AUDIO Keystation 61es、モニターヘッドフォンはSONY MDR-7506、マイクスタンドはQuiklok、スタジオモニターはFocal CMS50、スピーカースタンドはIsoAcousticsを使用している。なお、以前住んでいたアパートでは壊れた機材はトイレに積んでいたという。

楽曲制作[編集]

10歳で作詞作曲を始めているが、編曲に関して当初は外部に任せていた。アルバム制作を重ねるにつれ、アレンジからプログラミングに至るまで、すべての音を統括するようになった。まず2ndアルバム『Distance』収録の「DISTANCE」およびそれをアレンジした8thシングル「FINAL DISTANCE」から編曲においても大きく関わるようになり、2004年の13thシングル「誰かの願いが叶うころ」以降は、ほぼすべての楽曲の編曲を単独で行うようになる。宇多田の楽曲においては、バックコーラスの声も多重録音によりすべて本人が歌っている。歌詞のインスピレーションは毎日の生活から得る。日本では抽象的なことを歌詞にする書き手が多いが、宇多田自身はヴィジュアルコンセプトから入るので映画のシナリオを書くように言葉にした情景はすべて映像として見ることが出来ると語っている。作曲では、まずパソコンソフトやシンセサイザーなどで流したサウンドに合わせてコードを付け、それにメロディをのせる。歌詞を作るのはそれらの作業が終わった後。

音楽活動再開以降は、自らの住んでいるロンドンで一連の楽曲制作が行われている。とりわけ活動休止前は、常に単独で制作しており、他のアーティストとのコラボレーションも少なかったことから、周りからは「密室系アーティスト」と呼ばれていたというが、復帰後は他アーティストとの共演も増え、サウンド面においても主に生楽器が用いられるようになった。アルバム『Fantome』『初恋』のレコーディング、ミックスを担当したスティーブ・フィッツモーリスによると、宇多田のいないところでレコーディングが行われることはないといい、その点が他アーティストとの違う点だと語った。またスティーブによれば、「僕はこれまで大勢の人の作品を手掛けてきたけど、中でも宇多田さんは最も断固とした態度の持ち主の一人」という。その中でも印象的なエピソードとして、レコーディングにてミュージシャンたちが宇多田の要望に「ちょっとこれできない、難しい」と言ったときに、宇多田が「それは、不可能なの? 難しいの?」(英語:“Is it impossible? Or is it difficult?”)と聞き返したことを挙げている。いきものがかりのリーダー・水野良樹は、2016年放送の関ジャム 完全燃SHOWにて、宇多田の「レコーディングのこだわり」を語り、「宇多田のレコーディングにやってきた日本有数のミュージシャンが、宇多田の指摘のスゴさに、落ち込んで帰っていく」という逸話を紹介した。

音楽観[編集]

「メロディーは、誰かの心の原風景。 懐かしい場所からのメッセージ。

リズムは、死へ向かう生命の行進の音。

歌は祈り、願い、誓い。

音楽は、慈悲。」

自身のメロディに関して宇多田は、活動休止以前は「音楽の表面的な意味でのいいメロディを、こう行くとなんか気持ちいいなっていうメロディを、探って探ってつないでいた」という。一方、活動再開(アルバム『Fantome』)以降のメロディは、「マグマが湧いて出てくるみたいな、うねりのようなもの」「ゆっくり、べたべた、地を這う、蛇のようなもの」だと話した。また、そのようなメロディには「日本語がほんとに合う」としており、「沈んでいくタイプの心の残り方をする」とも語っている。また、宇多田はメロディ自体をリズムと捉えているといい、「私からしたら(メロディとは)リズムにピッチついてるみたいな感じ。」とも語るなど、楽曲におけるリズムに対するこだわりを話している。また、アルバム『HEART STATION』リリース時のインタビューでは「音楽のジャンルは、キックとスネアの音で決まる」と語っている。その他にも、子供は大人よりも「変拍子も癖のあるリズムの取り方も素直に受け入れることができて尚且つおもしろがる」ので、「子供と一緒に音楽を聴くのが楽しい」とツイートしている。

作詞は、宇多田が楽曲制作において最後に取りかかる作業である。歌詞集「宇多田ヒカルの言葉」(2017)の序文では、「『誰か』の気持ちを描くことで、自分の意識下にあった気持ちに触れる」ことが宇多田にとっての作詞だと綴っている。そこではまた、それまでの自身の歌詞を次のように3期に分けている。

  1. 初期は「自分の無意識にあるものを表面にすくいあげる行為」を無意識にしていた。
  2. 第二期ではそれを意識的に行うようになり、すくい上げるというより、潜りに行くようになった。
  3. 活動休止を経た第三期では、自らに課していた様々な検閲を取り払うことで表現の幅が広がり、それまでになく己をさらけ出すような作品も、それまでになくフィクション性の高い作品も登場する。

自身の考える日本語表現については、萩原朔太郎の『詩の原理』で語り尽くされているという。また宇多田は、2018年の小袋成彬と酒井一途との座談会で、デビュー曲「Automatic」に関して「言葉の途中の一瞬に間が空くことへの評論があって、『?? だって音楽じゃん? 言葉?』ってなった。」と語っている。「言葉に対して、ここが良い切れ目とか、ここが切っちゃいけないとかが自分にない」という。「音楽が第一言語」とも語っており、作詞は「音楽を日本語に翻訳する」ような作業だという。また宇多田は、2008年の雑誌のインタビューで「悪いポップはコビだけど、いいポップは思いやり」だと述べているほか、別の場所では「"媚び"は音楽自体の終焉を招く」と、自らの音楽に対する姿勢を表明している。

評価[編集]

HMVは、2003年の「Top 100 Japanese pops Artists」で第24位に、2005年の「日本のシンガーTOP30」で第10位に宇多田ヒカルを選出している。2022年に行われた、タレントパワーランキング「女性歌手の人気ランキング」では、第1位に選ばれている。

宇多田のデビューは日本中に大きな衝撃を与えた。音楽プロデューサーの小室哲哉は、宇多田について、デビュー曲『Automatic』の衝撃や宇多田の"自由さ"を指摘しており、"自らの引退を考えさせたアーティスト"と評している。また、「宇多田ヒカルをきっかけに、プロデューサーやレコード会社の人の言葉に耳を傾けつつという、音楽業界の暗黙の了解みたいなものがなくなった。」とも指摘している。音楽ジャーナリストの宇野維正もまた、宇多田の登場によってそれまでレコード会社や大手プロダクションが握っていた日本の音楽シーンをアーティスト自身が手にする時代が来たと語る。また、宇多田がデビュー当初にすでに"音楽家としての権利"を保持していたことを指摘し、これは「世界中を見渡しても異例の契約条件」と語った。同じく音楽ジャーナリストの柴那典は、宇多田の歌はデビュー以来、徹底して「個」の表現であり続けてきたとし、多数の『アムラー』を生み出した安室奈美恵や『女子高生のカリスマ』として同年にデビューした浜崎あゆみのように女性たちの憧れの対象としてのアイコンにはならず、どれだけ沢山のCDが売れようと、聴き手は『一対一』の親密でパーソナルな関係の中で宇多田の歌を受け取ってきたのだと指摘。柴はさらに、「そういうタイプのアーティストが登場し、そのデビュー作が最も大きなヒットとなったことが、後に続く時代の変化の一つのうねりのようなものにつながったのではないか」と考えている。ロッキング・オン・グループの代表取締役社長で音楽評論家の渋谷陽一は、宇多田ヒカルの登場によって、「日本人の持つポップミュージックのDNAが変わった。」とコメント。また、宇多田の「革命性と大衆性の両立」を指摘してその衝撃を語った。ミュージシャンで音楽評論家の近田春夫は、宇多田のデビュー後のJ-POPを「宇多田ヒカルというB-29による空爆後の焼野原」と表現。宇多田の登場によって日本の音楽シーンが一変したと語った。写真家の藤原新也は五木寛之との対談で、当時の"宇多田ブーム"について、「マーケティングによって成り立った乾いた小室産業から宇多田的な個的な情感に時代がシフトした」と分析した。吉本隆明は自著「現代日本の詩歌」(2003)で宇多田のデビュー曲「Automatic」を取り上げ、「口語でできた、すぐれた歌詞で、純粋詩人の作品」「きわめて個性的に女の子の気持ちを歌っている」と評価した。

宇多田のデビュー当時、しばしば宇多田の歌詞における"字切り"の特徴が指摘されていた。トレモロイドの小林侑太は、「Automatic」に代表される宇多田の楽曲が、リズムのアクセントと音自体の発音の強弱の一致によって"心地よいグルーブ感"を生んでいると指摘。「細かな発音の強弱や譜割りに対する鋭敏な感覚を持っていれば歌でグルーヴを表現できる」という感覚が宇多田の登場によって当時の日本の音楽シーンに持ち込まれたとも考察している。作曲家の筒美京平は、宇多田の楽曲に関して「コード進行の上にのせるメロディーの作り方が新しい」と評価。またそのメロディーも"和のテイスト"を感じさせるとコメントした。ミュージシャン/音楽プロデューサーの玉井健二は、また『traveling』などの楽曲を挙げ、コンポーズの素晴らしさを指摘。「日本語が乗る前提の主旋律に日本語じゃないグルーブを的確に融合させられている」点などを高く評価している。

また、アーティストとしての宇多田にも様々な指摘、評価がなされてきた。上述の渋谷陽一は、宇多田について、「その存在と才能の巨大さのためか、どこか透明な印象がある」と言う。また、「すべてのエモーションのベースに悲しみがある」とも評している。宇野維正は、宇多田のこれまでのライブ活動の少なさから、「人気ポップアーティストとしては、世界的にも稀な『スタジオの音楽家』」と指摘。また宇多田の編曲家としての側面にも注目し、"All Songs Written and Arranged by Utada Hikaru" という「日本の他の女性アーティストの作品ではまず目にすることがない」クレジットが、宇多田の音楽家としての本質を表わしていると語った。ジャズミュージシャンで宇多田の楽曲のプロデュースを手掛けたこともある菊池成孔は、2006年のネット記事の連載にて宇多田に関して次のように指摘する。

「〈日本に帰化した、日本人以上に日本人である外国人選手〉という、本来ならば日本人では着任不可能な任務を遂行しているという意味で、完全なオリジナルである。」

そして、宇多田のライブに集まる観客が圧倒的に〈日本人の集団〉であるとし、そこに「無意識や無作為が国民性を掴んだ強さ」を見出している。いきものがかりのリーダー・水野良樹は、宇多田の作品には「宇多田さんの持つ強烈な"個"の匂いがたちこめている」と指摘。また、こういった性格の作品が「とてつもなく多くの人々に、熱狂の中で、すんなりと受け入れられていく」ことに驚きを示している。糸井重里は宇多田の歌詞、言葉に注目し、宇多田が「『だれよりも、われ』であるがゆえに『だれよりも、それぞれ』に変態していける」と評価した。ミュージシャンの井上陽水は、宇多田が特殊な環境で生まれ育ってるゆえにアウトサイダー(外部の人、部外者)のような雰囲気を感じさせるとコメント。楽曲に関しては「もう1回聴くとどういう発見があるんだろうと思わせるような数少ないアーティストの1人」と評価した。また、陽水は宇多田が多くの日本人をひきつけている要因として、宇多田の声に代表される"切なさ"を挙げている。宇多田の声質については、松任谷由実や平井堅も"フラジャイル(か弱い、壊れやすい)"な歌声が聴く人をひきつけると評している。映画監督の河瀨直美は、宇多田の歌詞集に寄稿した際、宇多田の創作のあり方について、「自らの声に力があることを本能的に知っていて、その力にはどんな言葉を用いればより人々にその想いが届くのか...を客観的に見つめている」と評価している。桑田佳祐は自身のラジオ番組で、宇多田の復帰作『Fantome』を「革命的なものをお作りになった」と絶賛。「平成の『ジョンの魂』、次元が違う、ほとんどビョーキ、もう私はレコーディングも年越しライブもやめます!」と冗談交じりに語った。シンガーソングライターの小田和正は同じく宇多田の歌詞集への寄稿で、宇多田の復帰作『真夏の通り雨』の一節"降り止まぬ 真夏の通り雨"に衝撃を受けたといい、復帰後の宇多田について「あの頃のみずみずしさを失うことなく、感性は圧倒的にその深みを増した。」と評価した。宇多田は活動休止中の2013年に、当時InterFMの執行役員だったピーター・バラカンの提案でラジオ番組のパーソナリティを1年間務めていた。バラカンは、その提案の理由について「ああ、この人(宇多田)ラジオの喋り手として面白いな」と感じていたといい、「単純に言えば月並みではないということ」「他の人があまり注目していない音楽を独自のアンテナで捉えて紹介してくれる。あるいは有名な曲だとしてもその取り上げ方や紹介の仕方にもセンスのある人。」と、音楽の聴き手としての宇多田を評価した。

受賞歴[編集]

詳細は「宇多田ヒカルの受賞とノミネートの一覧」を参照

『日本ゴールドディスク大賞』「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を2度、『CDショップ大賞』などを受賞している。

ディスコグラフィ[編集]

詳細は「宇多田ヒカルの作品」を参照

日本語盤スタジオアルバム
  • First Love(1999年)
  • Distance(2001年)
  • DEEP RIVER(2002年)
  • ULTRA BLUE(2006年)
  • HEART STATION(2008年)
  • Fantôme(2016年)
  • 初恋(2018年)
  • BADモード(2022年)
英語盤スタジオアルバム
  • Precious(1998年)※Cubic U名義
  • エキソドス(2004年)※Utada名義
  • ディス・イズ・ザ・ワン(2009年)※Utada名義

出演[編集]

ラジオ[編集]

放送日 番組名 放送局 備考
1998年10月4日 - 1999年3月28日 Hikki's Sweet&Sour InterFM メジャーデビューより前にスタート

再放送2014年2月1日 - 3月29日

1998年10月8日 - 1999年3月 WARNING HIKKI ATTACK!! FM NORTH WAVE

CROSS FM

1999年10月1日 - 2000年9月22日 宇多田ヒカルのトレビアン・ボヘミアン J-WAVE

FM NORTH WAVE ZIP-FM FM802 CROSS FM

* 2001年3月20日『宇多田ヒカルのトレビアン・ボヘミアンスペシャル 〜FROM NY〜』

* 2001年7月20日『宇多田ヒカルのTres Bien! Bohemian Summer Special From Tokyo』 * 2003年1月13日『宇多田ヒカルのトレビアン・ボヘミアンスペシャル FROM TOKYO』 * 2009年3月20日『宇多田ヒカルのトレビアン・ボヘミアン スペシャル』 * 2018年7月16日『宇多田ヒカルのTRÈS BIEN! BOHEMIAN! SPECIAL』

2013年4月16日 - 2014年3月18日 KUMA POWER HOUR

with Utada Hikaru

InterFM 活動休止中

月1放送、全9回

2016年10月11日 - 10月17日

の期間に各局で放送

サントリー天然水 presents

宇多田ヒカルのファントーム・アワー

全国民放ラジオ101局 単独アーティストの番組では史上初となる全国101局での放送
2022年1月19日 - 1月24日の期間に各局で放送 宇多田ヒカル Liner Voice+ J-WAVE、ZIP-FM、FM802、CROSS FM、FM NORTH WAVE Spotifyプレイリストとの連動企画。

CM[編集]

企業 製品・企画名 楽曲 出演年 備考
ソニー Media & Battery RED HOTキャンペーン'99 Addicted To You 1999年 - 2000年
ノイキャン・ワイヤレス あなた 2017年 - 2018年
NTTドコモ FOMA traveling 2001年 - 2002年
任天堂 ニンテンドーDS Easy Breezy 2004年 - 2005年
サントリー ペプシネックス Hymne à l'amour 〜愛のアンセム〜 2010年
Can't Wait 'Til Christmas 「宇多田ヒカルクリスマス」篇
サントリー天然水 2016年 『水の山行ってきた 南アルプス』篇
大空で抱きしめて 2017年 『水の山行ってきた 奥大山』篇
サントリー 南アルプススパークリング Play A Love Song 2018年 『SWITCH&SPARKLING!』篇
サントリー 天然水スパークリングレモン 2019年 『スイッチ!なんてカンタンさ!』篇
サントリー天然水 誰にも言わない 2020年 『光も風もいただきます。』篇
資生堂 POWER IS YOU Find Love 2021年 世界ブランド・SHISEIDOによるグローバルキャンペーン

テレビ[編集]

出演日 テレビ局 番組名
2000年6月10日 NHK総合 ポップジャム 宇多田ヒカル完全密着取材!!
2000年6月17日 ポップジャム 宇多田ヒカルの密着企画第2弾!
2001年2月26日 フジテレビ系 『HERO』第8話
2001年3月24日 NHK総合 宇多田ヒカル 〜true secret story〜
2008年3月23日 日本テレビ系 Music Lovers 特別編~宇多田ヒカル レコーディングスタジオ・スペシャルライブ~
2011年1月15日 NHK総合 宇多田ヒカル 〜今のわたし〜
2016年9月22日 SONGSスペシャル 宇多田ヒカル 〜人間・宇多田ヒカル 今「母」を歌う〜
2016年9月30日 フジテレビ系 Love music 特別編 宇多田ヒカル 〜ライナーノーツ〜
2016年11月12日 フジテレビNEXT
2018年6月30日 NHK総合 SONGSスペシャル 宇多田ヒカル 〜時を超える言葉〜
2018年7月16日 プロフェッショナル 仕事の流儀 宇多田ヒカルスペシャル

NHK紅白歌合戦出場歴[編集]

年度 放送回 曲目 備考
2016年 第67回 花束を君に トリ前

NETFLIX[編集]

配信開始日 番組名
2019年6月26日 『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』

アニメ[編集]

  • インターネットアニメ『ブラック・ジャック』(ピノコ役)(2001年、2007年11月30日 - )

ライブ[編集]

日程 タイトル 会場
1999年4月1日・2日 LUV LIVE 2公演[表示]
1999年7月29日 McDonald's Presents宇多田ヒカル LUV LIVE REMIX 〜hello from new york〜 7会場[表示]
1999年8月24日 爽健美茶 Natural Breeze Concert '99

WWFチャリティーコンサート

1公演[表示]
2000年6月26日 BOHEMIAN SUMMER extra

〜宇多田ヒカル SECRET LIVE〜 in SHIBUYA

1公演[表示]
2000年7月1日 - 8月29日 BOHEMIAN SUMMER 2000 22公演[表示]
2004年2月3日 - 2月10日 Utada Hikaru in BudoKan 2004 「ヒカルの5」 5公演[表示]
2006年7月1日 - 9月10日 UTADA UNITED 2006 22公演[表示]
2006年7月28日 One Night Magic 1公演[表示]
2010年1月15日 - 2月12日 Utada "In The Flesh" 2010 Tour 10公演[表示]
2010年12月8日・9日 WILD LIFE 2公演[表示]
2018年11月6日 - 12月9日 Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018 12公演[表示]
2018年11月17日 伯耆国『大山開山 1300年祭』記念 宇多⽥ヒカル スペシャルライブ

supported by サントリー天然水

1公演[表示]

ネットイベント[編集]

開催日 イベント名 披露曲 備考
2003年1月19日 20代はイケイケ! 「COLORS」

「少年時代 (井上陽水の曲)」(カバー) 「Simple And Clean」

宇多田の20歳の誕生日に開催された。
2005年11月11日 Internet Live Talk & Live

“Be My Last”

「Be My Last」
2005年12月22日 Internet Live Talk & Live

['05以上 '06未満]

「Boulevard of Broken Dreams」

(カバー) 「Passion ~after the battle~」

2016年12月9日 30代はほどほど。 「忘却 featuring KOHH」

「人魚」

宇多田のデビュー記念日に開催

KOHH、PUNPEEがゲスト参加した。

2022年1月19日 Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios アルバム『BADモード』収録曲

タイアップ曲一覧[編集]

曲名 タイアップ先
1998年 Automatic フジテレビ系『笑う犬の生活-YARANEVA!!-』エンディングテーマ
time will tell フジテレビ系『ライオンのごきげんよう』エンディングテーマ
1999年 Movin' on without you 日産自動車「テラノ」CMソング
First Love TBS系ドラマ『魔女の条件』主題歌
Never Let Go TBS系ドラマ『魔女の条件』挿入歌
Addicted To You Sony「Media & Battery RED HOTキャンペーン'99」CMソング
2001年 Can You Keep A Secret? フジテレビ系ドラマ『HERO』主題歌
FINAL DISTANCE NTTドコモ「M-stage」CMソング
traveling NTTドコモ「FOMA」CMソング
2002年 スクウェアゲームソフト『KINGDOM HEARTS』テーマソング
アサヒ飲料「三ツ矢サイダーキングダムハーツデザイン」CMソング
SAKURAドロップス TBS系ドラマ『First Love』主題歌
Letters NTTドコモ「FOMA」CMソング
Simple And Clean スクウェアゲームソフト『KINGDOM HEARTS FINAL MIX』テーマソング
2003年 COLORS トヨタ自動車「WiSH」CMソング
2004年 誰かの願いが叶うころ 松竹映画『CASSHERN』主題歌
Easy Breezy 任天堂「ニンテンドーDS」CMソング
スクウェア・エニックスゲームソフト『KINGDOM HEARTS CHAIN OF MEMORIES』テーマソング
2005年 Be My Last 東宝系映画『春の雪』主題歌
Passion スクウェア・エニックスゲームソフト『KINGDOM HEARTS II』テーマソング
2006年 Keep Tryin' KDDI・沖縄セルラー電話「LISMO! au LISTEN MOBILE SERVICE」CMソング
This Is Love 日清食品カップヌードル「FREEDOM-PROJECT」CMソング
OVA『FREEDOM』テーマソング
ぼくはくま NHK『みんなのうた』2006年10月〜11月のうた
2007年 Flavor Of Life -Ballad Version- TBS系ドラマ『花より男子2(リターンズ)』イメージソング
Sanctuary スクウェア・エニックスゲームソフト『KINGDOM HEARTS II FINAL MIX+』テーマソング
Kiss & Cry 日清食品カップヌードル「FREEDOM-PROJECT」CMソング
Fly Me To The Moon (In Other Words) -2007 MIX- クロックワークス/カラー映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』予告編テーマソング
Beautiful World クロックワークス/カラー映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』テーマソング
Stay Gold 花王「アジエンス」CMソング
2008年 HEART STATION レーベルモバイル「レコード会社直営♪」CMソング
Fight The Blues EMIミュージック・ジャパン「モバえみ」CMソング
TBS系『報道特集NEXT』テーマソング
Prisoner Of Love フジテレビ系ドラマ『ラスト・フレンズ』主題歌
Prisoner Of Love -Quiet Version- フジテレビ系ドラマ『ラスト・フレンズ』挿入歌
Eternally -Drama Mix- フジテレビ系ドラマ『イノセント・ラヴ』主題歌
2009年 Passion スクウェア・エニックスゲームソフト『KINGDOM HEARTS 358/2 Days』テーマソング
Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix- クロックワークス/カラー映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』テーマソング
2010年 スクウェア・エニックスゲームソフト『KINGDOM HEARTS Birth by Sleep』テーマソング
スクウェア・エニックスゲームソフト『KINGDOM HEARTS Re:coded』テーマソング
Hymne à l'amour 〜愛のアンセム〜 サントリー食品「ペプシネックス」CMソング
Can't Wait 'Til Christmas
Goodbye Happiness 「レコチョク」TVCMソング
嵐の女神 森永製菓「1チョコ for 1スマイル」キャンペーンソング
2011年 Show Me Love (Not A Dream) 東宝系映画『あしたのジョー』主題歌
2012年 桜流し ティ・ジョイ/カラー映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』テーマソング
2014年 First Love NTT東日本企業広告「もっと深く篇」「もっと強く篇」CMソング
2016年 花束を君に NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』主題歌
真夏の通り雨 日本テレビ系『NEWS ZERO』エンディングテーマ
二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎 「レコチョク」TVCMソング
サントリー食品インターナショナル「サントリー天然水『水の山行ってきた 南アルプス』篇」CMソング
2017年 光 -Ray Of Hope MIX- スクウェア・エニックスゲームソフト『キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』テーマソング
Simple And Clean –Ray Of Hope MIX– スクウェア・エニックスゲームソフト『キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』(海外版)テーマソング
人魚 『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち』テーマソング
大空で抱きしめて サントリー食品インターナショナル「サントリー天然水『水の山行ってきた 奥大山』篇」CMソング
Forevermore TBS系ドラマ『ごめん、愛してる』主題歌
あなた 東宝系映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』主題歌
Sony「ノイキャン・ワイヤレス」CMソング
2018年 初恋 TBS系ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』イメージソング
Play A Love Song サントリー食品インターナショナル「サントリー 南アルプススパークリング『SWITCH & SPARKLING!』篇」CMソング
Good Night 東宝系映画『ペンギン・ハイウェイ』主題歌
2019年 誓い スクウェア・エニックスゲームソフト『キングダム ハーツIII』テーマソング
Don't Think Twice スクウェア・エニックスゲームソフト『キングダム ハーツIII』(海外版)テーマソング
Face My Fears スクウェア・エニックスゲームソフト『キングダム ハーツIII』オープニングテーマ
嫉妬されるべき人生 松竹映画『パラレルワールド・ラブストーリー』主題歌
Play A Love Song サントリー食品インターナショナル「サントリー 天然水スパークリングレモン『スイッチ!なんてカンタンさ!』篇」CMソング
2020年 Time 日本テレビ系ドラマ 『美食探偵 明智五郎』主題歌
誰にも言わない サントリー食品インターナショナル「サントリー天然水 『光も風もいただきます。』篇」CMソング
2021年 One Last Kiss 東宝/東映/カラー映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソング
Beautiful World (Da Capo Version)
PINK BLOOD NHKEテレアニメ『不滅のあなたへ』オープニングテーマ
Find Love 資生堂「POWER IS YOU」キャンペーンソング
君に夢中 TBS系ドラマ『最愛』主題歌
2022年 Somewhere Near Marseilles ―マルセイユ辺り― "CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai"キャンペーンソング
PINK BLOOD NHKEテレアニメ『不滅のあなたへ シーズン2』オープニングテーマ
2023年 Gold ~また逢う日まで~ 東宝/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント映画『キングダム 運命の炎』主題歌


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