夏木マリ
夏木 マリ(なつき マリ、1952年〈昭和27年〉5月2日 - )は、日本の女優、歌手である。旧芸名及び旧姓は中島淳子である。
来歴[編集]
東京都豊島区池袋のびっくりガードに近いぬかりや病院で生まれる。小学校3年から埼玉県大宮市で育ち、県内の小学校、大宮市立三橋中学校、豊島岡女子学園高校をそれぞれ卒業する。高校在学時から坂本博士主宰のサカモト・ミュージック・スクールへ通い、女声合唱団「サカモトプリティーズ」で活動する。ザ・テンプターズやザ・タックスマンを追っかけたことがある。 19歳の1971年に、本名の中島淳子名義で「小さな恋」を歌唱して歌手として活動を始める。ジャニス・ジョプリンのような曲を希望するも叶わずに、清純派アイドルとしてデビューした。人気は高まらずに各地のキャバレーを日々巡る。
21歳の1973年に、夏木マリ名義で「絹の靴下」を歌唱して再デビューする。6月のデビューに掛けた「夏に決めよう」から着想した「夏木マリ」は嫌だったが、妖艶な振り付けやフィンガー・アクションが盛り込まれて大ヒットした。テレビの歌番組に続けて出演するなど多忙な日々を過ごすが、低色素性貧血を発症して3か月間入院する。退院後は仕事が激減して再びキャバレーを巡る。1974年当時のボディーサイズはB90cm、W60cm、H90cmである。
ヌードダンサーらが踊るレビューショー小屋で仕事中、演劇を生業とする観客から舞台出演に誘われ、舞台の仕事を始める。1990年に単身ニューヨークへ赴き、自分も何かを発信したい想いを抱く。1993年に企画、構成、演出、出演の全てを手がける舞台表現『印象派』を発表して以降、2006年のvol.8まで9作品で80ステージ以上公演し、国内のほかドイツ、フランス、イギリス、ポーランドで高評価を得た。
1995年に小西康陽からアプローチを受け、ミニアルバム『九月のマリ-』を発表する。
2006年にブルースバンド『GIBIER du MARIE』を結成し、アルバムのプロモーションビデオの監督を務める。
2007年にパーカッショニストの斎藤ノヴと交際中であると発表して「フランス婚」と表現し、籍にこだわらないと語る。
2008年に自ら主宰するパフォーマンス集団「Mari Natsuki Terroir (MNT)(マリ・ナツキ・テロワール)」を立ち上げ、東京都現代美術館の『イン・トランジット』公演を経て、従来は1人ですべてを手掛けてきた『印象派』から集団の創作へ進化させた『印象派NÉO』を2009年に発表する。Vol.1『わたしたちの赤ずきん』を上演する。
2010年に支援活動『One of Love』プロジェクトを開始して、バラと音楽の収益を途上国の働く女性と子供たちに支援している。毎年6月21日の「世界音楽の日」に開催されるギグは、さまざまなアーティストらが参加している。
2011年5月に斎藤と入籍していたことを、26日に発表する。
2015年にキャリア44年目の62歳で、自身初めて全国ライブハウスツアー「夏木マリ MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2015」を敢行する。
2016年、華原朋美、土屋アンナ、シシド・カフカ、LiLiCoと女性コーラスユニット「and ROSEs」(アンド・ローゼス)を結成する。
2018年、レザーブランド「バリー」のキュレーターに就任。「夏木」という漢字と好物のリンゴをイメージしたオリジナルロゴが作られたことや、自身がプロデュースするイベントを夏と冬に2回分けて行うことが発表された。
人物[編集]
うどん店「つるとんたん」をプロデュースしているとたびたび誤解されるが、東京の店舗の経営者と親交があり開店時にBGMなどを手伝っただけで「私のお店じゃない」ときっぱり否定している。
夫婦共に阪神タイガースのファン。
旅行好きで、2016年にH.I.S.ヨーロッパ親善大使を務める。
フィギュアスケートのアイスダンス選手である小松原美里・小松原尊のペアが、北京オリンピックの団体で演じたフリーダンスの曲「SAYURI」で、日本語ナレーションを担当した。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
- Gメン'75(TBS/東映)−津川螢子警部補
- 第205話「新Gメン対ニセ白バイ警官」−第251話「Gメン対エーゲ海の骸骨」(1979年5月5日 -1980年3月22日)
- 第280話「パリから来た車椅子の女刑事」(1980年10月11日)
- 第289話「裸の女囚たち」(1980年12月13日)
- ザ・ハングマン 第48話「死人の恋愛の言葉はさよなら」(1981年10月16日、テレビ朝日) - クラブオーナー兼歌手・清子
- 火曜サスペンス劇場
- 死の断崖(1982年1月26日、日本テレビ) - 大橋慶子
- 妻愛人同伴殺人ツアー(1987年7月21日、日本テレビ) - 朋子
- 新・松平右近 第18話 「大金貸す奴御用心!!」(1983年、日本テレビ)- おたき
- 毎度おさわがせします 第1シリーズ(1985年1月8日 - 3月26日、TBS) - 森真紀
- 家族ジャングル(1985年7月12日 - 9月27日、日本テレビ) - 和代
- 妻の知らない夫の顔(1986年12月17日、TBS)
- 銀河テレビ小説(NHK)
- お父さん入門(1988年) - 浜田桜子
- 子連れ狼(1989年10月5日、テレビ朝日) - おとし ※高橋英樹版
- 右門捕物帖 血染めの矢 江戸-長崎 黄金強奪連続殺人に必殺の十手が挑む!(1989年12月28日、テレビ朝日) - お弓
- 幻の殺意(1990年1月26日、フジテレビ)
- 月曜ドラマスペシャル 八つ墓村(1991年7月1日、TBS) - 森美也子
- 金曜時代劇 / 腕におぼえあり(1992年4月 - 6月、NHK総合) - おちせ
- Gメン'93春第一級殺人の女(1993年4月13日、TBS)− 江藤香子警部補
- 悪魔のKISS(1993年7月7日 - 9月22日、フジテレビ) - 朝倉由梨江(友情出演)
- デザートはあなた(1993年10月10日 - 1994年3月20日、毎日放送) - 三枝和子
- 遠山金志郎美容室(1994年7月9日 - 9月24日、日本テレビ) - 栗原春子
- 八神くんの家庭の事情(1994年10月11日 - 1995年2月7日、朝日放送) - 八神野美
- 大河ドラマ(NHK総合)
- 八代将軍吉宗(1995年) - 瑞春院
- 元禄繚乱(1999年) - 梅嶺院
- 義経(2005年) - 丹後局
- ドラマ新銀河 ワイン殺人事件25歳の夏(1995年10月23日 - 11月16日、NHK総合)
- ザ・シェフ 第7話(1995年12月2日、日本テレビ)−神崎浩子
- 金曜エンタテイメント / 女優 夏木みどりシリーズ7(1995年11月3日、フジテレビ)
- 連続テレビ小説(NHK総合)
- ひまわり(1996年4月1日 - 10月5日) - 南田あづさ
- カーネーション(2011年10月3日 - 2012年3月31日) - 小原糸子(晩年期) ※ナレーション兼任
- おかえりモネ(2021年5月17日 - 10月29日) - 新田サヤカ
- 新幹線'97恋物語(1997年4月3日 - 6月26日、TBS) - 三條雅子
- 救急ハート治療室(1999年7月6日 - 9月21日、関西テレビ) - 菅野あき
- ザ・美容室(2000年1月4日 - 3月31日、東海テレビ) - タツコ・オブライエン(小池多津子)
- 伝説の教師(2000年4月15日 - 6月24日、日本テレビ) - 池内怜子
- 新宿暴走救急隊 第2話(2000年10月21日、日本テレビ) - 香川佐和子
- 非婚家族(2001年7月5日 - 9月20日、フジテレビ)
- ぼくが地球を救う 第9話 - 第11話(最終回)(2002年7月 - 9月、TBS) - 辰巳貴子社長
- ナースのお仕事4 第8話(2002年8月20日、フジテレビ) - 小谷千秋
- きみはペット(2003年4月16日 - 6月18日、TBS) - 合田好恵
- 伝説のマダム 第9・10話(2003年6月9日、6月16日、読売テレビ) - 上原ヒカル
- 奥さまは魔女(2004年1月16日 - 3月26日、TBS) - ダリア
- 結婚のカタチ (2004年10月4日 - 11月11日、NHK総合) - 高見沢都子
- 野ブタ。をプロデュース(2005年10月15日 - 12月17日、日本テレビ) - 佐田杏子教頭
- 医龍-Team Medical Dragon-(2006年4月13日 - 6月29日、フジテレビ) - 鬼頭笙子
- 医龍-Team Medical Dragon-2(2007年10月11日 - 12月20日、フジテレビ)
- 医龍-Team Medical Dragon-3(2010年10月14日 - 12月16日、フジテレビ)
- 医龍-Team Medical Dragon-4(2014年1月9日 - 3月20日、フジテレビ)
- 隣の女〜幽霊屋敷の殺人事件!?(2006年9月29日、TBS) - 主演
- ファースト・キス(2007年7月9日 - 9月17日、フジテレビ) - 福永りえ子
- 肩ごしの恋人 第4話(2007年7月26日、TBS) - 光岡恭子
- 働きマン 第1話(2007年10月10日、日本テレビ) - 関口歌子
- あんみつ姫(2008年1月6日、フジテレビ) - カステラ夫人(家庭教師)
- あんみつ姫2(2009年1月11日、フジテレビ)
- 無理な恋愛(2008年4月8日 - 6月17日、関西テレビ) - 小川光代
- チェルシーホテルへようこそ(2009年1月3日、フジテレビ)
- 夏の恋は虹色に輝く 最終話(2010年9月20日、フジテレビ) - メアリー植野
- 名前をなくした女神(2011年4月12日 - 6月21日、フジテレビ) - 東郷百合子
- バラ色の聖戦(2011年9月4日 - 10月9日、テレビ朝日) - 川瀬まどか
- だましゑ歌麿II(2012年9月15日、テレビ朝日) - ナレーション
- PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜(2012年10月22日 - 12月24日、フジテレビ) - 鞠丘一厘
- 実験刑事トトリ(2012年11月3日 - 12月1日、NHK総合) - 鈴村真沙美
- 夜行観覧車(2013年1月18日 - 3月22日、TBS) - 小島さと子
- 花咲くあした(2014年1月5日 - 2月23日、NHK BSプレミアム) - 今喜多風子
- ファーストクラス(2014年10月15日 - 12月24日、フジテレビ) - 矢野竜子
- 金曜プレミアムスペシャルドラマ「私という名の変奏曲」(2015年10月2日、フジテレビ) - 間垣貴美子
- 臨床犯罪学者・火村英生の推理(2016年1月17日 - 3月20日、日本テレビ) - 篠宮時絵
- 臨床犯罪学者 火村英生の推理 2019(2019年9月29日、日本テレビ) - 篠宮時絵
- 私 結婚できないんじゃなくて、しないんです(2016年4月15日 - 6月17日、TBS) - 橘昭子
- スペシャルドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」(2016年6月25日・26日、フジテレビ) - 響子ギブソン
- 家政夫のミタゾノ 第3話(2016年11月4日、テレビ朝日) - 春日井福子
- 新宿セブン(2017年10月14日 - 12月23日、テレビ東京) - シノブ
- 探偵物語(2018年4月8日、テレビ朝日)− 長谷沼君江
- 不惑のスクラム(2018年9月1日 - 10月13日、NHK総合) - 宇多津登紀子
- 中学聖日記(2018年10月9日 - 12月18日、TBS) - 塩谷三千代
- わたし旦那をシェアしてた(2019年7月4日 - 9月6日、読売テレビ) - 染谷文江
- Wの悲劇(2019年11月23日、NHK BSプレミアム) - 和辻みね
- 君の花になる(2022年10月18日 - 12月20日、TBS) - 花巻由紀 役
- 夕暮れに、手をつなぐ(2023年1月17日 - 3月21日、TBS) - 雪平響子 役
映画[編集]
- しあわせの一番星(1974年) - 夏木マリ 役
- こちら葛飾区亀有公園前派出所(1977年) - 松本洋子 役
- 鬼龍院花子の生涯(1982年) - 末永秋尾 役
- 里見八犬伝(1983年) - 玉梓 役
- 北の螢(1984年) - すま 役
- デスパウダー(1986年) - レプリカント
- 十手舞(1986年) - 薊のおれん 役
- 男はつらいよシリーズ
- 男はつらいよ ぼくの伯父さん(1989年) - 及川礼子 役
- 男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年)
- 男はつらいよ 寅次郎の告白(1991年)
- 男はつらいよ 寅次郎の青春(1992年)
- 男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年)
- 男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年) - 原礼子 役
- 時の輝き(1995年) - 俊一のママ 役
- ハンテッド(1995年) - Junko 役
- 秋桜(1997年) - 園田清美 役
- まむしの兄弟(1997年) - 大阪万城組組長
- SF サムライ・フィクション(1998年) - お勝 役
- 風を見た少年(2000年) - モニカ 役 ※アニメ作品
- 千と千尋の神隠し(2001年) - 湯婆婆 役/銭婆 役 ※アニメ作品
- 少女~an adolescent(2001年) - 陽子の母 役
- 宣戦布告(2002年) - パク・アンリー 役
- ピンポン(2002年) - 田村(オババ) 役
- 新・仁義なき戦い/謀殺(2003年) - 藤巻静江 役
- チルソクの夏(2004年)- スナック「こらさ」のママ
- シュガー&スパイス 風味絶佳(2006年) - グランマ 役
- アタゴオルは猫の森(2006年) - ピレア 役
- さくらん(2007年) - 女将
- 憑神(2007年) - 別所イト 役
- 髪がかり(2008年) - 女理容師
- 人の砂漠(2010年) - 笠原きよら 役
- パーマネント野ばら(2010年) - なおこのお母ちゃん・まさ子 役
- 陽だまりの彼女(2013年) - 大下さん 役
- 星くず兄弟の新たな伝説(2018年) - ベタール卑美子 役
- 生きる街(2018年) - 主演・千恵子 役
- Vision(2018年) - アキ
- 君は彼方(2020年) - 森おばあちゃん 役 ※アニメ作品
- 大コメ騒動(2021年) - 松浦タキ 役
- 世界の終わりから(2023年4月7日)
- SEE HEAR LOVE 〜見えなくても聞こえなくても愛してる〜(2023年配信予定) - 泉本多恵 役
舞台[編集]
- 華麗なる愛のプレリュード(1981年、日劇ミュージックホール)
- きらめく星座(1985年) - 小笠原ふじ
- アニー(1986年) - ミス・ハニガン
- レ・ミゼラブル(1997年−1998年) - テナルディエ夫人
- 彩の国シェイクスピア・シリーズ(2001年) - ガートルード
- 阿修羅城の瞳 BLOOD GETS IN YOUR EYES(2003年) - 美惨
- ハンブルボーイ(2004年11月7日 - 28日、東京グローブ座 / 12月3日 - 5日、大阪厚生年金会館芸術ホール) - フローラ 役
- 天保十二年のシェイクスピア(2005年) - お里
- 近代能楽集「弱法師」(2005年6月1日 - 19日、彩の国さいたま芸術劇場大ホール 他) - 桜間級子
- ガラスの仮面 - 月影千草
- 音楽劇 ガラスの仮面(2008年8月8日 - 8月24日、彩の国さいたま芸術劇場大ホール / 8月29日 - 31日、シアターBRAVA! / 9月5日 - 7日、北九州芸術劇場)
- ガラスの仮面〜二人のヘレン〜(2010年8月11日 - 27日、彩の国さいたま芸術劇場大ホール / 9月2日 - 5日、シアターBRAVA!)
- 印象派NÉO
- vol.1 わたしたちの赤ずきん(2009年)
- vol.2 灰かぶりのシンデレラ(2014年6月12日 - 6月15日、世田谷パブリックシアター)
- vol.3「不思議の国の白雪姫」(2017年3月9日 - 12日、世田谷パブリックシアター / 4月2日、ロームシアター京都サウスホール / 4月25日、ルーブル美術館オーディトリアム)
- vol.4「ピノキオの終わり」(2020年6月3日 - 7日予定、世田谷パブリックシアター) ※公演延期
- 千と千尋の神隠し(2022年) - 湯婆婆・銭婆(朴璐美とWキャスト)
ライブ・イベント[編集]
- NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2014
- MARI NATSUKI × MICHAEL THOMPSON PLAYER meets 青蓮院門跡(2014年11月19日 - 29日、青蓮院門跡)
- PLAY×PRAY(2014年11月21日、音羽山清水寺〔経堂〕)
- 夏木マリ MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2015(2015年4月8日 - 6月12日、全18公演)
- NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2015 『PLAY×PRAY』 第二夜(2015年11月19日、音羽山清水寺〔経堂〕)
- NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2016
- 『PLAY × PRAY』第三夜(2016年11月13日、音羽山清水寺〔経堂〕)
- 夏木マリの身体ワークショップ〜からだとこころを解放させる〜(2016年11月15日、NHK文化センター京都教室)
- NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2017 『PLAY × PRAY』 第四夜(2017年11月19日、音羽山清水寺〔経堂〕)
- NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2018『PLAY × PRAY』 第五夜(2018年11月18日、音羽山清水寺〔経堂〕)
- NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2019『PLAY × PRAY』第六夜(2019年11月24日、音羽山清水寺〔経堂〕)
- NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2020『PLAY × PRAY』第七夜(2020年11月28日、音羽山清水寺〔経堂〕) - 新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、YouTubeでプレミア公開
- NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2021『PLAY × PRAY』第八夜(2021年11月28日、音羽山清水寺〔経堂〕) - 新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、YouTubeでプレミア公開
テレビアニメ[編集]
- SHADOW OF LAFFANDOR ラファンドール国物語 〜FANTASY PICTURE STORY〜(2017年、ベネッタ)
- むかしばなしのおへや 〜伝えたい日本昔話〜(2020年6月 -、BS-TBS) - 語り
配信ドラマ[編集]
- FOLLOWERS(2020年2月27日、Netflix) - 田嶌エリコ
- 誰かが、見ている(2020年9月18日、Amazonプライム・ビデオ) - 舎人尚美
配信アニメ[編集]
- 実験都市DIVER CITY(2020年) - サマー 役
ゲーム[編集]
- とんでもクライシス! - 不二峰子
- メタルギアソリッド4 - EVA(ビッグママ)
- アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス - キャサリン・マーロウ
吹き替え[編集]
- マペット・ショー(1981年) - シェリル・ラッド(シェリル・ラッド)
- エルヴァイラ(1992年、日本テレビ版) - エルヴァイラ(カサンドラ・ピーターソン)
- ザ・ホワイトハウス(シーズン1-4) - C.J.クレッグ(アリソン・ジャニー)
- 森のリトル・ギャング(2006年) - グラディス・シャープ(アリソン・ジャニー)
- プラダを着た悪魔(2010年、日本テレビ版) - ミランダ・プリーストリ(メリル・ストリープ)
- モアナと伝説の海(2017年) - 日本語吹替版:タラおばあちゃん
- フェリシーと夢のトウシューズ(2017年) - 日本語吹替版:ル・オー夫人
- フュード/確執 ベティvsジョーン(2017年) - ジョーン・クロフォード(ジェシカ・ラング)
音声ガイド[編集]
- 特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」(2023年10月11日 - 12月3日、東京国立博物館) - 音声ガイドナビゲーター
ラジオ[編集]
- 京極夏彦ラジオドラマ 『百器徒然袋』(2006年 - 2007年) - ナレーター
- 昔むかしのあるところ(2007年4月 - 10月)
- 夏木マリ・丈夫も芸のうち (2013年4月2日、NHKラジオ第1)
- 転ばぬ先の夏木マリ(NHKラジオ第1)
- Life Goes On 〜スワサントンBLUES〜(2021年1月1日 - 、FMヨコハマ)
- ラジオ深夜便(2023年4月1日 - NHKラジオ第1) - 「ミッドナイトトーク」コーナーレギュラー・隔月土曜第1週出演
PV[編集]
- 華原朋美「見上げてごらん夜の星を」(2014年・カバーアルバム『MEMORIES 2 -Kahara All Time Covers-』収録)
- RHYME SO「POSEABLE」(2021年)
バラエティ[編集]
- タケちゃんの思わず笑ってしまいましたPart3 「ホステス・セミナー」(1984年) - ママ
- A(2005年) - レギュラー
- 熱中時間 忙中"趣味"あり - ナレーション
- 愛の劇場 〜男と女はトメラレナイ〜(2010年)- レギュラー
- クイズテレビずき! - 不定期出演
- ペケ×ポン - 準レギュラー
- 夏木スタイル One of Love(2013年11月4日 - 2015年3月30日、TOKYO MX) - 初司会
- まいど!修理屋です(2019年 - 2020年) - ナレーション
- 第72回NHK紅白歌合戦(2021年12月31日、NHK)
ドキュメンタリー[編集]
- action! 日本を動かすプロジェクト 2010 - ナレーション
- スペイン横断800キロ 平岳大と情熱の巡礼路(2014年9月7日、BS-TBS) - ナレーション
CM[編集]
- 味覚糖「ピアピア」 (1981年)CMソング 誘惑されて-LIPS・SCANDAL-
- キリンシーグラム「PASSPORT」(1984年)
- サントリー「WEST」
- 明治製菓「ショパン」(2004年 - )
- ACジャパン - ナレーション
- 「日本対がん協会支援キャンペーン『乳がん年齢』」(2005年)
- 「2019年度ウォーターエイドジャパン支援キャンペーン『妹の命を奪った水』」(2019年)
- H.I.S.(2005年 - )
- ユニクロ(2006年 - )
- 大正製薬「リポビタンファイン」(2007年 - )
- 資生堂「インテグレート」(2008年 - ) - CMソング担当
- メットライフ生命保険「スマートナビ」(2010年 - )
- POLA「B.A」(2010年8月 - )
- 日産自動車「ジューク」(2011年6月 - ) - ナレーション
- 大和ハウス工業「ベトナムにも」編 監督の母親役(2013年) - 監督の母親 役
- イオン
- 「AEON SPECIAL 10WEEKS!」(2013年11月 - )
- 「夏ギフト」(2014年6月 - )
- 久光製薬「アレグラFX」(2016年2月 - )
- サントリー
- 「クラフトボス ブラウン」(2018年6月 - )
- 「ノンアルでワインの休日」(2022年3月 - ) - 「さくらんぼの実る頃」歌唱
- Indeed(2019年3月 - ) - Dr.くれは 役
- コーセー「INFINITY」(2019年8月 - )
- マクドナルド「ごはんダブチ」『ごはんat HOME・母』篇(2020年10月 - ) - 塙宣之(ナイツ)と共演
- トヨタ自動車 MIRAI「青いほうのトヨタ」篇(2021年)ナレーション
- リクルート「リクナビNEXT」(2021年8月 - )広瀬すずと共演
- 森永製菓「カレ・ド・ショコラ」(2022年9月 - )
- Uber「Uber Eats」(2023年4月 - )
- かんぽ生命保険(2023年4月 - )
イメージビデオ[編集]
- MARGIE マージー(1982年)カメラ・大山千賀子
書籍[編集]
著書[編集]
- カッコいい女!(2004年、KKベストセラーズ)
- 81-1(2005年、講談社)
- 夏木マリのABC(2007年、ベストセラーズ))
- 泣きっ面にマリ(2008年、講談社)
- 私たちは美しさを見つけるために生まれきた(2013年、幻冬舎)
写真集[編集]
- デラックス映画ファン(1981年、愛宕書房、撮影:野村誠一)
- 最後に見た風景(2004年、美術出版社)複数名のオムニバス
オーディオブック[編集]
- ヴィッキー・ストリンガー「ワケありってコトで」(2016年7月25日、Audible) - 朗読
ディスコグラフィ[編集]
シングル[編集]
- 中島淳子名義
# | 発売日 | A/B面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | レーベル | 規格品番 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1971年
8月1日 |
A面 | 小さな恋 | 白鳥朝詠 | 河村利夫 | キング
レコード |
BS-1045 | |
B面 | 恋のねがい | |||||||
2 | 1972年
2月25日 |
A面 | 月光のエロス | ヒロコ・ムトー | 三月はじめ | テディ池谷 | BS-1493 | |
B面 | 風と光の妖精 |
- 夏木マリ名義
# | 発売日 | A/B面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | レーベル | 規格品番 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1973年
6月15日 |
A面 | 絹の靴下 | 阿久悠 | 川口真 | キング
レコード |
BS-1690 | |
B面 | 媚薬 | |||||||
2 | 1973年
11月10日 |
A面 | 裸足の女王 | BS-1771 | ||||
B面 | 野生の女 | |||||||
3 | 1974年
3月10日 |
A面 | お手やわらかに | BS-1806 | ||||
B面 | 黄金と情熱 | |||||||
4 | 1974年
4月25日 |
A面 | 裸の青春 | 田波靖男 | BS-1824 | |||
B面 | あなたはおとな | 鴨井達比古 | ||||||
5 | 1974年
6月25日 |
A面 | 夏のせいかしら | 安井かずみ | 馬飼野康二 | BS-1840 | ||
B面 | 砂の女 | |||||||
6 | 1974年
11月10日 |
A面 | それからどうするの | 阿久悠 | 川口真 | BS-1900 | ||
B面 | バス停留所 | |||||||
7 | 1975年
2月10日 |
A面 | 誤解はといて | BS-1911 | ||||
B面 | もうかんにんして | |||||||
8 | 1975年
5月25日 |
A面 | 愛情の瞬間 | なかにし礼 | BS-1932 | |||
B面 | 愛人どまり | |||||||
9 | 1976年
1月5日 |
A面 | 裏切り | 橋本淳 | 萩田光雄 | BS-1986 | ||
B面 | マリのテーマ〜歌は恋人 | 萩田光雄
川口真 |
萩田光雄 | |||||
10 | 1976年
6月21日 |
A面 | 夏の夜明けは悲しいの | 村井邦彦 | Jim Rock | GK-22 | ||
B面 | ガラスの絆 | 川口真 | 萩田光雄 | |||||
11 | 1977年
1月21日 |
A面 | 悲しみ上手 | 阿木燿子 | 川口真 | GK-71 | ||
B面 | TWICE | |||||||
12 | 1977年
8月21日 |
A面 | これしかないのです | 杉本真人 | 若草恵 | GK-129 | ||
B面 | わたしの本音 | きすぎえつこ | 杉本真人 | 高田弘 | ||||
13 | 1978年
4月21日 |
A面 | チャイナタウン | 三浦徳子 | 丹羽応樹 | 若草恵 | GK-196 | |
B面 | ナイアガラ | |||||||
14 | 1978年
6月21日 |
A面 | マンゴの木の下で | 浜口庫之助 | 浜口茂外也
萩田光雄 |
GK-217 | ||
B面 | 淋しさに出逢うとき | 萩田光雄 | ||||||
15 | 1979年
3月21日 |
A面 | さよならの鐘 | 中島みゆき | 船山基紀 | CBS・ソニー | 06SH-468 | |
B面 | 朝焼け | |||||||
16 | 1979年
10月21日 |
A面 | ウィング | 伊達歩 | 都倉俊一 | 萩田光雄 | 06SH-661 | |
B面 | 夜汽車に吹かれて | |||||||
17 | 1981年
10月 |
A面 | 誘惑されて | 東海林良 | 小杉保夫 | 若草恵 | ポリドール | 7DX-1118 |
B面 | カンサス・幻の街 | |||||||
18 | 1982年
11月 |
A面 | ふ・つ・う・の女 | 三浦徳子 | 若草恵 | 7DX-1198 | ||
B面 | ミラボー橋で抱きしめて | 嶺岸未来 | 速水清司 | 矢野立美 | ||||
19 | 1985年
6月21日 |
A面 | ZIGZAG仁義 | 阿久悠 | 大野克夫 | 川村栄二 | ビクター | SV-9032 |
B面 | 憧れのろくでなし | 川口真 | ||||||
20 | 1986年
6月21日 |
A面 | 愛人マンボ | ねじめ正一 | 服部克久 | 若草恵 | SV-9139 | |
B面 | お天気マリさん | 西脇睦宏 | ||||||
21 | 1995年
8月25日 |
01 | 港のマリー | 小西康陽 | 徳間ジャパン | TKDJ-70713 | ||
02 | むかし私が愛した女 | |||||||
22 | 1998年
4月21日 |
01 | いいじゃないの幸せならば | 岩谷時子 | いずみたく | 小西康陽 | 日本コロムビア | CODA-1502 |
23 | 2007年
5月16日 |
01 | リンダリンダ | 甲本ヒロト | GIBIER du MARI | avex | AVCD-31029 | |
02 | 君へ-ONE NIGHT ONLY- | MARI | H.Krieger | |||||
24 | 2012年
10月31日 |
01 | ALLIANCE | バスケス | オータケハヤト | オータケハヤト
斉藤ノブ |
ワーナー
ミュージック |
WPCL-11259 |
02 | キャデラック | 仲井戸麗市 | 重実徹
斉藤ノブ |
デュエット・シングル[編集]
発売日 | デュエット | A/B面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | レーベル | 規格品番 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1987年
1月21日 |
桑名正博 | A面 | 流されて | 片桐和子 | ボブ佐久間 | 小島良喜 | ビクター | SV-9211 |
B面 | WED | ボブ佐久間 | ||||||
1991年
9月21日 |
桃井かおり | 01 | DAY BY DAY女・美しく生きて下さい | 中村泰士 | 倉田信雄 | Sony
Records |
SRDL-3369 | |
02 | DAY BY DAY
友情・美しく生きて下さい |
アルバム[編集]
- 絹の靴下〜マグネット・アルバム(1973年/94年CD再発) - キングレコード、KICS-8018
- 夏木マリ・ビッグ・ヒットを歌う(1974年/96年CD再発) - キングレコード、KICS-8084
- 夏木マリIV(1974年/96年CD再発) - キングレコード、KICS-8085
- 悲しみ上手(1977年/2006年紙ジャケCD再発) - キングレコード/ヴィヴィドサウンド、VSCD-3474
- Mirror Ball(1982年)
- 憧れのろくでなし(1985年)※マリ名義 - ビクター、VDR-1062
- 婦人倶楽部(1986年) - ビクター、VCH-10344
- ベストヒッツ(1993年) - キングレコード、KICX-2140
- 9月のマリー(1995年)
- ゴリラ(1996年)
- 印象派(1997年)
- 13シャンソンズ(1998年)- 徳間ジャパン、TKCJ-71336
- パロール(2002年) - レディメイド・インターナショナル、RMCA-1008
- 夏木マリ全曲集(2003年) - キングレコード、KICX-2919
- 戦争は終わった(2005年) - レディメイド・インターナショナル、RMCA-1015
- 決定版 夏木マリ(2005年) - キングレコード、KICX-3351
- THE HIT PARADE(2008年)- ポニーキャニオン、PCCA-2781
- 夏木マリ 印象派コレクション(2013年)
- 朝はりんごを食べなさい(2016年) ※ ミニアルバム
GIBIER du MARIE[編集]
2006年3月、ブルースバンド『GIBIER du MARIE』(ジビエ・ドゥ・マリー)のヴォーカルとしてavexよりデビュー。
- 夏木マリ(Vo)
- 斎藤ノヴ(Perc)
- 久米大作(Key)
- 樋口晶之(Dr)
- ichiro(Gt)
- 高橋"Jr."知治(Bass&Harmonica)
タイアップ曲[編集]
年 | 楽曲 | タイアップ |
---|---|---|
1974年 | 裸の青春 | テレビ東京系ドラマ「高校教師」OPテーマ |
1979年 | ウィング | TBS系ドラマ「Gメン'75」EDテーマ |
1981年 | 誘惑されて-LIPS・SCANDAL- | 味覚糖「ピアピア」CMソング |
1982年 | ふ・つ・う・の女 | |
1987年 | 流されて | ロック・ミュージカル「ウェッド」テーマソング |
1998年 | いいじゃないの幸せならば | 映画「代官山物語」挿入歌 |
受賞歴[編集]
- 芸術選奨文部大臣新人賞(1984年)
- 紀伊國屋演劇賞個人賞(1980年)
- 日本アカデミー賞(1985年、2003年)優秀助演女優賞
- 松尾芸能賞(2006年)演劇優秀賞
- 万年筆ベストコーディネート賞(2007年)
- 日本ジュエリーベストドレッサー賞(2009年)
- モンブラン国際文化賞(2010年)
- ザテレビジョンドラマアカデミー賞(2012年)ザテレビジョン特別賞
- ネイルクイーン2012(2012年)協会特別賞
- ベストジーニスト2012(2012年)協議会選出部門
- ジャパンシガーアワード(2013年)
- 第42回ベストドレッサー賞(2013年)