名古屋テレビ放送
名古屋テレビ放送株式会社(なごやテレビほうそう、英: Nagoya Broadcasting Network Co.,Ltd.)は、中京広域圏を放送対象地域としてテレビジョン放送を行う特定地上基幹放送事業者である。オールニッポン・ニュースネットワークに属している。
呼出名称はなごやテレビデジタルテレビジョン。原則として電子番組ガイドやウォーターマーク、放送では愛称のメ〜テレで統一しているが、早朝・深夜の局名告知画面では通称である名古屋テレビを併用。英字略称NBN。
概要[編集]
テレビ朝日系列局の一つで、コールサインはJOLX-DTV(名古屋 22ch / 3kW)、リモコンキーIDは「6」。
2003年(平成15年)3月31日から局の愛称として「メ〜テレ」を採用。以後、テレビ朝日系列のニュース・情報番組での制作協力クレジットや報道記者のテロップ、新聞のテレビ欄などで表記されている。その「メ〜」は名古屋の頭文字「名(めい、めー)」であり、すなわち「名古屋テレビ」を略した「名テレ」が転じて「メ〜テレ」である。ただそれではわかりにくいことに配慮して対全国的には、本局が名古屋の局であることがわかるよう「メ〜テレ(名古屋テレビ)」と併記されることもあるが、公式サイトのドメイン名やTwitterのアカウントでは主に「nagoyatv」を使用する。Instagramのアカウントではメ〜テレシネマのみが「metele」を使用するほか、アナウンサーアカウントでは「NBN」を使用したものもある。
現在はトヨタ自動車の持分法適用会社でもあり、朝日新聞社グループとともにそれぞれ3分の1強を出資する。かつてのマスコミ出資は毎日新聞社と読売新聞社があり、殊に読売グループは本局がテレビ朝日系に完全移行した後も相当数の出資を継続、現在でも以前より比率を下げながら一定の資本関係を維持している。
独立局のテレビ神奈川(tvk)および岐阜放送(ぎふチャン・GBS)と友好協力関係協定を結んでおり、tvkは中日新聞社が株主に入っている。tvkの筆頭株主で社屋を共有している神奈川新聞社は、朝日新聞社の関連会社である。
- 備考
- 1963年(昭和38年) - 同年4月1日から東海3県の緑化推進運動(※1993年(平成5年)4月1日以降は地球環境保護運動)の一環として「グリーンキャンペーン」(後述)を展開し、2002年(平成14年)にISO14001を認証取得した。
- 2010年(平成22年) - USENが運営していたスカパー!(2018年(平成30年)10月1日に開局)、スカパー!プレミアムサービス、一部のケーブルテレビ局用の衛星放送「シーエスGyao」の事業譲渡を受けて衛星放送に参入、「エンタメ〜テレ☆シネドラバラエティ」(運営およびスカパー!の衛星基幹放送事業者は子会社の「名古屋テレビネクスト」が担当)を展開している。在名局運営の衛星放送局は初であり、かつ現状唯一の事例である。
- 2020年(令和2年) - 同年3月から在名民放テレビ4社が共同配信サービス「Locipo」を開始したが、本局は在名民放テレビ局では唯一スタート時から参加していなかった。その後、2023年(令和5年)10月2日より参加した。
本社・支社所在地[編集]
- 本社所在地
- 愛知県名古屋市中区橘2丁目10番1号
- 豊橋
- 愛知県豊橋市大橋通1丁目68番地 静銀ニッセイ豊橋ビル8階
- 岐阜
- 岐阜県岐阜市橋本町2丁目8番地 濃飛ニッセイビル内
- 三重
- 三重県津市羽所町700番地 アスト津10階
- 東京
- 東京都中央区銀座5丁目9番8号 クロス銀座ビル内
- 大阪
- 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 中之島フェスティバルタワー16階