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各務原市

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各務原市(かかみがはらし)は、岐阜県の南部に位置する市。

概要[編集]

濃尾平野の北部に位置し、岐阜地区に含まれる。北部と東部は標高200〜300メートルの山を境に関市、坂祝町、西は岐阜市、南西部は、笠松町と岐南町に隣接している。また、南は木曽川が東西に県境となって流れている。中山道の宿場町(鵜沼宿)として栄え、近現代には自衛隊岐阜基地などに関連する工業都市として発展した。今日では岐阜市や名古屋市のベッドタウンとなっており、人口は岐阜県で岐阜市、大垣市に続いて3番目である。

岐阜大学農学部跡地に造られた各務原市民公園をはじめとする多数の大規模な公園緑地があり、まちづくりの政策として「パークシティ」(公園都市)を掲げている。2005年(平成17年)には「緑の都市賞」内閣総理大臣賞を受賞した。新境川堤の桜並木は全国的にも有名である。

市章・市旗の由来は、各務原市の「」の字を模式化したものだが、4つの菱形が市発足当時の旧構成町(旧那加町、蘇原町、鵜沼町、稲羽町)の4町を表し、4町が緊密に協力し合い、市の発展に繋げていくという願いを込めて制定された。

市外局番は大半の地域で058(岐阜MA。岐阜市や羽島市、羽島郡、瑞穂市(一部を除く)、本巣市の一部、本巣郡北方町と同じ)を使っているが、川島地区は0586(一宮MA。一宮市や稲沢市の一部と同じ)である。

地理[編集]

北部から東部にかけては俗に各務原アルプスと呼ばれる標高200-300mの秩父古生層の砂岩、チャート層山地が広がり、南部を木曽川が流れ、愛知県との県境となっている。市の中心部には標高30~60mの各務原台地が広がり、極めて水はけの良い洪積層の黒ぼく土壌であるため稲作には不向きで、鵜沼宿などの宿場町や街道沿いに街があったほかは、明治期までは大部分が原野であった。名鉄の六軒、二十軒という駅名や、溜め池の苧ヶ瀬池は当時の名残である。明治以降は、このような広大な原野と水はけの良すぎる土壌を生かす形で、軍事基地や演習場、かつては岐阜大学の農学部と工学部がおかれ、機械や紡績の工場、少ない水で成長する人参などの生産が主産業となった。山地は古生代〜中生代のチャートが主体で、堅いチャートが浸食されずに残ったもので、山地が空中写真で“>”という形に褶曲していることが確認できる。鵜沼地域の木曽川の岸からは、ジュラ紀の放散虫化石が豊富に見つかり、“Unuma”と命名された放散虫もあるほどである。

2004年に合併した旧川島町や旧稲羽町の南側は木曽川によって運ばれた沖積層の平地が広がっている。古くから木曽川が氾濫しやすい地域で、洪水が発生するたびに地形が変わる幾つかの川中島で形成されていた。昭和20年代の木曽川上流改修工事でようやく現在の河川流域に定まり、木曽川が3つの流路に分けられ、三派川と呼ばれている。北派川は乗越堤(越流堤)で木曽川本流からは締め切られている。通常時は新境川流路となるが異常増水時は木曽川本流から分流する。南派川は愛知県との県境となっている。地域としては、岐阜地区に分類される。

  • 河川:木曽川、境川、新境川、大安寺川
    • 用水:羽島用水、各務用水
  • 湖沼:苧ヶ瀬池(おがせいけ)、東島池
  • 山:権現山、伊木山、三井山、各務山、各務原アルプス(金毘羅山、迫間山、向山、権現山などのある山並みの通称)

隣接する自治体[編集]

  • 北:関市
  • 東:加茂郡坂祝町
  • 西:岐阜市、羽島郡笠松町、岐南町(笠松町地内の木曽川流域に飛び地がある)
  • 南:愛知県一宮市、江南市、犬山市、丹羽郡扶桑町


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