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南原清隆

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南原 清隆(なんばら きよたか、1965年〈昭和40年〉2月13日 - )は、日本のお笑いタレント、司会者。香川県高松市出身。マセキ芸能社所属。

身長174cm。体重63kg。内村光良とともにお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」として活動しており、愛称は「ナンチャン」。ブラックビスケッツでは「アニキ」とも呼ばれていた。

略歴[編集]

高松市立下笠居小学校、高松市立下笠居中学校、高松第一高等学校、横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)の演劇科9期卒。1984年、同級生だった内村光良と漫才の授業をきっかけにコンビを結成し、卒業後の1985年にマセキ芸能社に所属。

バラエティ番組への出演のほか、スポーツキャスター、記者としても活躍。朝日新聞特別特派員を皮切りに記者活動もしており、2004年にはテレビ朝日アテネ五輪特別記者も担当、東京運動記者クラブにも入会している。

1993年に結婚。ジャドーズの「I Love You 〜 あなたは宝物 〜」は南原へのウェディングソングとして捧げられた。相方の内村は挙式の2日前、番組収録中に事故に遭い、欠席している。2005年3月22日に男児が誕生した。

2003年・2004年・2006年・2010年開催の『M-1グランプリ』では、決勝戦審査員を務めた。

2003年から落語、2006年からは狂言と古典芸能に挑戦し、活動の幅を広げている。

2011年3月から日本テレビ系列の番組『ヒルナンデス!』の総合司会を担当。南原にとっては自身初の帯番組となり、日テレ平日昼の顔となった。

人物[編集]

あまり滑舌が良くなく、仲間内から「カミカミ星人」と揶揄されることが多い。

出演した番組で様々な企画に挑戦。歌手ユニットのプロデューサーとし「McKee」、歌手ユニットの一員として、「ブラックビスケッツ(黑色餅乾 Heisebinggan)」(1997年1月 - 1999年)、「南々見組」(1999年 - 2000年)、「ブランニュービスケッツ」(2000年)、「メモリーキャッツ」(2001年)、「はっぱ隊」(2001年)の一員としてCDを発売

高校時代は落語研究会に所属していた(当時の芸名は「想呂家はなぢ」「朝起亭はなぢ」)こともあり、落語に造詣が深い。「なんばらくご」と称し独演会を行った経験も持つ。『ざこば・鶴瓶らくごのご』(朝日放送)の特別番組で「時うどん」を、大銀座落語祭では「芝浜」を披露した。また2006年には現代狂言を旗揚げするなど、活動の幅を広げている。

芸能界屈指のプロレスファンで、格闘技バラエティ『リングの魂』で司会を務め、『全日本プロレス中継』にも数度ゲスト出演した。また、クイズ番組『カルトQ』のプロレスの回に回答者として出演している。

2000年の日米野球の始球式で、リッキー・ヘンダーソンの左脚にボールを当ててしまい、翌日のスポーツ新聞に「南原ヒヤリ“死球式”」と見出しを付けられた。

郷土愛があり、『四国新聞』ではコラムを連載していた。

子供の頃、カニの集団が車に轢かれていく様を見て以来、カニが苦手。しかし頬骨の出張った顔がカニに似ていると言われ、大河ドラマ『義経』の伊勢三郎役でも「カニ」のあだ名が付いている。

B21スペシャルのヒロミとは生年月日がまったく同じであり、出川哲朗も誕生日が同じである。

時折モノマネを披露し、沖田浩之、おすぎ、片桐はいり、加山雄三、近藤真彦、Chage、トニータナカ、パク・ジニョン、広瀬香美、三ツ木清隆などをレパートリーに持つ。自身の番組で『101回目のプロポーズ』のパロディドラマを演じた際に浅野温子のモノマネを披露した。

タモリは時々、『秘密戦隊ゴレンジャー』のエンディングの「バンバラバンバンバン」に引っ掛けて「ナンバラバンバンバン」と茶化した呼び方をする(『笑っていいとも!』レギュラー出演時のコーナーに由来)。

桑田佳祐とは、ご近所付き合いしている関係から長男が誕生した時には、原由子が出産祝いで子供服を届けに来たりしている。

現在の出演作品[編集]

テレビ[編集]

レギュラー
  • GET SPORTS(1998年4月 - 、テレビ朝日系列) - 司会
  • ヒルナンデス!(2011年3月 - 、日本テレビ系列) - 冠番組・総合司会
  • ネタパレ (2017年4月14日 - 、フジテレビ系列) - 司会
不定期放送
  • もっと四国音楽祭 (NHK松山放送局) - 司会
  • 全日本歌唱力選手権 歌唱王 (2019年 - 、日本テレビ系列) - 審査委員長(-2018まではコンビ出演)

ラジオ[編集]

不定期放送

南原清隆のドリームスタジアム (2021年12月30日、2022年5月2日、2022年8月11日、2022年11月23日、NHKラジオ第1) - パーソナリティ

過去の出演作品[編集]

バラエティ番組[編集]

  • リングの魂(1994年4月 - 2000年3月、テレビ朝日系列)
  • えびす温泉(1994年 - 1995年、テレビ朝日系列)
  • 鶴瓶、南原の日本のよふけ(1999年4月 - 9月、フジテレビ系列)
  • スポコン!(2000年4月 - 9月、テレビ朝日系列)
  • 新・平成日本のよふけ(2001年10月 - 2003年3月、フジテレビ系列)
  • M-1グランプリ(2003年、2004年、2006年、2010年、テレビ朝日系列) - 審査員
  • これでいいのダ!日本列島あかるいニュース(2004年4月 - 8月、フジテレビ系列)
  • 教えて!ウルトラ実験隊(2004年10月 - 2005年2月、テレビ東京系列)
  • シャル・ウィ・ダンス? 〜オールスター社交ダンス選手権〜(2006年4月 - 2007年3月、日本テレビ系列)
  • ナンだ!?(2002年10月 - 2007年9月、テレビ朝日系列)
  • 地頭クイズ ソクラテスの人事(2009年4月2日 - 9月17日、NHK総合)
  • お笑いDynamite!'09 端午の節句SP!(2009年5月3日、TBS系列)
  • 「劒岳 点の記」公開記念特別番組 南原清隆の伝説の映画野郎SP(2009年6月13日、フジテレビ系列)- 特番
  • カスペ!「ワケありアニマル大図鑑ヘンな生き物100連発」(2009年9月3日・2010年1月26日・2010年4月29日、フジテレビ系列) - 特番
  • 超びっくり!お値段ヒストリー タイムスリップ ハウマッチ (2009年9月18日、テレビ東京系列) - 特番
  • 〜MOTTAINAIは京に学べ〜京都びっくり幕末ツアー(2010年1月30日、日本テレビ系列) - 特番
  • スパモク!!「有名人がこっそり通う開運パワースポットSP 神社仏閣ウォーカー」(2010年4月29日、TBS系列) - 特番
  • 検索deゴー!とっておき世界遺産(2011年4月 - 2013年3月(月に1回程度)、NHK総合) - 特番
  • 史上最大の家庭料理コンテスト「レシピの女王」いよいよ女王決定!(2011年10月23日、日本テレビ系列) - 特番
  • ココロ動く!テレビ〜「テレビ」じゃできない夢の10日間「ニュース・ドキュメンタリー」(2012年10月5日、BSスカパー!) - 特番
  • アノ大学の天才おバカさん研究所(2012年10月9日、TBS系列) - 特番
  • 世界遺産ドリームツアー(2013年4月 - 2015年3月、NHK総合)-不定期放送・司会
  • 美食はいつもミステリー(2013年10月10日、TBS系列) - 特番
  • 住んでる人が見たい!世界の超!絶景ハウス(2013年12月 - 2017年10月、テレビ東京系列) - 不定期放送・司会
  • FNS27時間テレビフェスティバル!(2016年7月24日、フジテレビ系列) - 特番・MCリレー
  • 超ハマる!爆笑キャラパレード(2016年4月23日 - 2017年3月25日、フジテレビ系列) - 司会
  • 24時間テレビ (2018年8月25日、26日)スペシャルサポーター
  • ナン年後かをのぞき見バラエティー 今すぐ話さなきゃいけない未来(2019年2月10日・8月4日、日本テレビ系列)- 特番・議長
  • 緊急中継!ナゼ今!?人が殺到!47都道府県"人気急上昇!"ランキング2020(2020年2月18日、テレビ東京系列)- 特番・MC
  • WARAハウス(2020年11月8日、日本テレビ)
  • 日テレ系人気番組 春秋のコラボSP!(2021年4月4日・10月3日、日本テレビ)
  • ナンチャンのこれナンてどうです?(2023年2月18日、フジテレビ)
  • 世界ストリートフードジャーナル(2023年9月23日、2024年1月9日、TBS系列)- 特番・MC
  • 年に1度ドヤれる家!日本三大花火&レア動物&阪神パレードSP(2024年1月1日、テレビ東京系列)- 特番・MC
  • 人生最高レストラン(2024年1月6日、TBS系列)- ゲスト

ドラマ[編集]

  • 七衛門の首(1993年3月3日、フジテレビ系列)
  • 渥美清のああ、青春日記(1997年9月24日、フジテレビ系列) 渥美清 役
  • 私立探偵 濱マイク 第5話(2002年7月29日、日本テレビ系列) 星野 役
  • 義経(2005年1月 - 12月、NHK「大河ドラマ」) 伊勢三郎 役
  • 隠密秘帖(2011年1月1日、NHK「正月時代劇」)榊半兵衛 役
  • 隠密八百八町(2011年1月 - 3月、NHK「土曜時代劇」) 語り
  • ショカツの女 新宿西署 刑事課強行犯係(2007年 - 2017年、テレビ朝日系)萩尾康弘 役

ラジオ[編集]

  • 南原清隆のスポーツドリーム(2007年4月8日 - 2012年3月29日・2012年10月1日 - 2013年3月28日、ニッポン放送)

広告[編集]

  • サッポロビール企業CM『おいしさも、安心も、すべて責任品質』(2008年1月 - 2009年)

映画[編集]

  • ボクの女に手を出すな(1986年)
  • 七人のおたく(1992年) - 『日本アカデミー賞』新人俳優賞
  • 水の旅人 侍KIDS(1993年)
  • 「私立探偵 濱マイク」シリーズ3部作
    • 我が人生最悪の時(1993年)
    • 遥かな時代の階段を(1994年)
    • 罠 THE TRAP(1996年)
  • ナトゥ(1999年)
  • ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説(2000年)
  • UDON(2006年)
  • 西遊記(2007年)
  • L change the WorLd(2008年)
  • その日のまえに(2008年)- 主演
  • 花筐/HANAGATAMI (2017年12月16日公開) - 俊彦の父 役
  • 海辺の映画館―キネマの玉手箱(2020年7月31日公開) - 能を踊る男 役

吹き替え[編集]

  • マーヴェリック(1997年12月5日、日本テレビ『金曜ロードショー』) 情けない男 役

舞台・ライブ・イベント[編集]

作品 開催地 備考
1996年 PIN 第1章
  • 東京都
1997年 PIN 第2章、第3章
  • 東京都
1998年 PIN 第4章
  • 東京都
2003年 研究発表会 2003 夏「なんばらくご」
  • 東京都
2004年 ユーリンタウン
  • 大阪府
  • 東京都
  • 福岡県
宮本亜門演出
2004年 大銀座落語祭「笑福亭鶴瓶の会」 ゲスト出演
2005年 大銀座落語祭「ナンちゃんの落語会」
2006年 現代狂言
  • 大阪府
  • 東京都
2006年 大銀座落語祭「ナンちゃんの落語会」
2007年 花だより三人会「木久蔵・きくおとナンチャンです」
2007年 熱海五郎一座 狼少女伝説「TOH!」
  • 東京都
三宅裕司演出
2007年 大銀座落語祭「ナンチャンの落語会〜芝浜〜」
2007年 現代狂言2
  • 愛知県
  • 大阪府
  • 香川県
  • 島根県
  • 東京都
  • 福岡県
2008年 恵比寿ガーデンプレイスPRESENTS 『YEBISU亭』
2008年 大銀座落語祭 「芸能人らくご大会」
2008年 耳かきお蝶
  • 東京都
岡本さとる演出
2008年 現代狂言3
  • 石川県
  • 滋賀県
  • 東京都
2009年 現代狂言3
  • 愛知県
  • 岐阜県
  • 熊本県
  • 群馬県太田市
  • 高知県
  • 東京都
  • 栃木県足利市
  • 千葉県
  • 福井県若狭市
  • 福岡県
  • 三重県松阪市
  • 山梨県甲府市
2009年 南原清隆独演会
  • 東京都千代田区
2009年 Wedding Dancing Happening 〜踊れないヤツが犯人だ!〜
  • 東京都
2010年 現代狂言4
  • 愛知県
  • 岩手県
  • 島根県
  • 東京都
  • 千葉県
  • 福井県
2010年 南原清隆トークライブ
  • 東京都
2011年 現代狂言5
  • 福岡県
  • 長崎県
  • 福島県
  • 香川県高松市
  • 石川県輪島市・津幡町
  • 東京都
2012年 現代狂言6
  • 栃木県
  • 静岡県
  • 愛知県
  • 福井県
  • 東京都
2013年 現代狂言7
  • 新潟県
  • 宮城県
  • 山形県
  • 埼玉県
  • 東京都
2014年 現代狂言8
  • 埼玉県
  • 宮崎県
  • 岐阜県
  • 東京都
2015年 現代狂言9
  • 福岡県
  • 東京都
2016年 現代狂言10
  • 埼玉県
  • 福岡県
  • 岐阜県
  • 愛媛県
  • 香川県
  • 東京都
2017年 南原清隆キャラクターズライブ
  • 東京都
2019年 ナンチャンお気楽ライブ〜質問にすべてお答えします〜
  • 東京都
2019年 ナンチャンお気楽ライブ 第2弾 NanTube〜ボクを夢中にさせたもの〜
  • 東京都

音楽活動[編集]

番組の企画でCDをいくつか発売している。

  • 加納さん「加納さんのいいんじゃないっスか」(1991年10月9日、ポニーキャニオン PCDA-00226) - 『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』発
  • ナン・マツ&プリップリッキッズ「プリップリッロック」(1994年2月21日) - 『ウンナン世界征服宣言』発 — 「ナン・マツ」は南原と松崎しげるによるユニット。松崎しげるのシングル「あの輝きを忘れない」(ソニー・ミュージックレコーズ SRDL-3803)に収録。
  • UN'z「風を受け走る君には怖いものは何もない」(1994年6月1日、ファンハウス FHDF-1382) - 『ゲッパチ!UN アワーありがとやんした!?』発。内村と南原によるデュオ。
  • ウリナリオールスターズ「HAPPY X'mas 〜War is over」(1999年2月17日、東芝EMI TODT-5280) - 『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』発
  • ブラックビスケッツ(1997年1月 - 1999年10月、BMGジャパン) - 『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』発
  • 南々見組 (1999年10月 - 2000年、Sony Records) - 『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』発
  • はっぱ隊「YATTA!」(2001年4月18日、ポニーキャニオン PCCA-01536)『笑う犬の冒険』発
  • ブランニュービスケッツ「partner"S"」(2000年1月1日、Sony Records SRCL-4977) - 『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』発
  • メモリーキャッツ「TOMORROW」(2001年11月14日、Sony Records SRCL-5274) - 『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』発
  • メロン組「Twin Twin ブラブラ」(1993年8月1日、VAP VPDB-20505) - 『ウンナン世界征服宣言』発
  • McKee(1995年 - 1996年、BMGジャパン) - 『ウッチャンウリウリ!ナンチャンナリナリ!!』発

書籍[編集]

  • 南原清隆のリングの魂(2000年、光文社、ISBN 978-4-334-97265-3)
  • 今、ここに生きる人々(2002年、日刊スポーツ出版社、ISBN 978-4-8172-0215-4)
  • Get sports テレビ朝日『ゲット・スポーツ』 野球を極める(2003年、アスキー・コミュニケーションズ、ISBN 978-4-7762-0048-2)- 栗山英樹と共に責任編集
  • 本←NANDA!(NANDA!?制作委員会著、2004年、宝島社、ISBN 978-4-7966-4199-9) - 監修
  • ナンチャンの何がでっきょんな(2005年、四国新聞社、ISBN 978-4-86024-013-4)
  • 狂言でござる 僕の「日本人の笑い」再発見 ボケとツッコミには600年の歴史があった(2010年、祥伝社、ISBN 978-4-396-61357-0)

連載[編集]

  • ナンチャンの何がでっきょんな(2002年4月 - 2005年3月、四国新聞・土曜ワイド版、隔週土曜日連載)


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