加山雄三
加山 雄三(かやま ゆうぞう、本名:池端 直亮(いけはた なおあき)、1937年〈昭和12年〉4月11日 - )は、日本の歌手・俳優。神奈川県横浜市生まれ、茅ヶ崎市出身。職業はタレント業のほか、音楽家としてはギタリスト、ピアニスト、ウクレレ演奏者として、このほか画家としても活動している。勲等は旭日小綬章。
ニックネームは若大将。作曲家として弾 厚作(だん こうさく)のペンネームを用いる。公益財団法人日本セーリング連盟応援団長、文化功労者。
賞歴[編集]
- 2010年 - 茅ヶ崎市民栄誉賞
- 2011年 - 第61回芸術選奨文部科学大臣賞大衆芸能部門
- 2023年 - 第31回橋田賞・特別賞
栄典[編集]
- 2014年 - 旭日小綬章
- 2021年 - 文化功労者
- 2023年 - 茅ヶ崎市名誉市民
記念館等[編集]
加山雄三ミュージアム[編集]
1998年には静岡県賀茂郡西伊豆町に「加山雄三ミュージアム」が開館した(堂ヶ島レジャーの運営で3階がミュージアム部分、1階と2階が売店とレストラン)。3代目「光進丸」が同町の安良里(あらり)漁港に係留されていた縁による。
加山雄三ミュージアムでは映画「若大将」シリーズのポスターレプリカやCDジャケット、画家としての展示や趣味の鉄道模型コレクションを多数展示。
しかし、体調不良などで同館でのイベントに参加できない状況が続いたことから本人の意向もあり、3階ミュージアム部分を閉館して施設名も変更されることになった(1階と2階のレストラン等の運営は継続)。当初は2022年8月末をもって閉館する予定だったが、6月に閉館となった。改装後、2022年8月1日に加山雄三ミュージアムと同じ堂ヶ島レジャーの運営により「伊豆トリックアート迷宮館」がオープンしている。
雄三通り[編集]
JR茅ケ崎駅南口から、かつて父:上原謙の私邸(つまり加山雄三の実家)があった場所を経て国道134号に通ずる神奈川県道310号茅ヶ崎停車場茅ヶ崎線は、「上原謙通り」と名付けられ、後に「(加山)雄三通り」と改称されている。なお「加山雄三通り」という曲も作られ、概略ながらこの道順が歌われていた。
その「雄三通り」と鉄砲道が交錯する「東海岸会館前交差点」付近に加山が2020年にデビュー60周年を迎えたことを記念して、茅ヶ崎市の東海岸商店会が『海 その愛』の歌詞と若き日の加山の肖像が描かれたモニュメントを製作して2021年4月に設置した。
モニュメント[編集]
2007年4月29日、茅ケ崎駅北口のペデストリアンデッキに本人の手形モニュメントと「海・その愛」という直筆レリーフが設置された。