You can edit almost every page by Creating an account. Otherwise, see the FAQ.

前田日明

提供:EverybodyWiki Bios & Wiki
移動先:案内検索

前田 日明(まえだ あきら、1959年〈昭和34年〉1月24日 - )は、大阪府大阪市大正区出身の男性総合格闘技プロモーター、YouTuber、元プロレスラー。元在日韓国人で、韓国名は高 日明(コ・イルミョン、고일명)。1983年に日本に帰化した。UWFのカリスマと呼ばれる。北陽高校卒業。元リングスCEO、元THE OUTSIDERプロデューサー。

タイトル歴[編集]

  • ヨーロッパ・ヘビー級王座
  • UWFヘビー級王座(初代)
  • IWGPタッグ王座(パートナーは第2代:木戸修、第5代:高田延彦)
  • リングス バトルディメンション・トーナメント'93 優勝
  • リングス メガバトル・トーナメント1995 優勝

人物[編集]

  • 2006年12月、15年来の親友であったフリーカメラマンの女性と入籍した(2007年3月3日に自身のブログで発表)。2007年5月には長男が誕生。2009年1月17日に結婚披露宴を行った。
  • 現役引退後に自身が在日韓国人三世(韓国名:高 日明<コ・イルミョン>)であることを公にした。後に韓国訪問での体験などを経て帰化を決意。1983年に日本に帰化申請を行い、翌年受理された。
  • 中学生の時に両親が離婚。父親について行き兵庫から大阪に引っ越したが、父親は二ヶ月に一度くらいしか家に帰らず、前田は貧困と孤独と一階の町工場からの騒音と煙に苦しめられた。当時の趣味は大日本帝国軍に関する戦記を読む事で、中学校卒業後に自衛官かタンカーの船員になろうと考えたが、自衛隊も高等専門学校も日本人である事が応募資格であり、先述の事情から諦めざるを得なかった。
  • 父は終戦直後の19歳くらいの頃、買い出しに行った帰りの列車で連結部分に掴まり、それを起因とした事故で左腕が不自由になっていた。父は前田が中学3年生になったあたりから日本人の家庭とは別に持っていた韓国人の家庭へ出かけていたという。父は左腕が不自由であったがその分右腕を鍛えていたため腕っ節が強く、空手を習い始めていた中学時代の前田の70 kgの体を右腕一本で吊り上げ、組手でも前田は勝てなかったという。後年の前田の分析によると前田の父親は「発達障害の元祖」とのことであり、常識的なコミュニケーションを知らない人物であった。
  • 自分のことを「引きこもりが社会問題化する前から引きこもり的な要素があった」と2019年のインタビューで分析を披露しており、自分の家も家から出なくても何でもできるように調整されているという。
  • 自身をストリートファイトで1万戦無敗と称している。
  • 新日本デビュー当時のリングネームは「前田明」であったが、旧UWF旗揚げ時にリングネームを本名の「日明」に改名した。祖父への思いから「前田日明」に改名したと、後に「週刊プレイボーイ」で語っている。また、リングネームを本名に改名した当時の週刊プロレスの巻末クイズには、「Q.前田日明の日はどういう意味? A.日本という意味」と記載されている。
  • 1987年7月には極真会館の空手道選手・松井章圭と巻頭対談が『ゴング格闘技』八月号誌上で行われ、彼らは極真会館の空手家でキックボクサーの山崎照朝から直接指導受けたときの体験を語り合い、前田は山崎の人柄や指導内容を尊敬していると語っていた。
  • 若手時代、最も負けたくなかったライバルは、同期のジョージ高野。当時の前田は対ジョージ戦には大きく負け越しており、「ちきしょー、どうやったらジョージに勝てるんだろう」と思って練習していた。また前田は「新日本プロレス史上、最も素材がよく、最も素質があったのは間違いなくジョージ高野」と断言している。
  • 近年の若手レスラーに対しては批判的なスタンスをとることが多いが、KENTA(のちのヒデオ・イタミ)だけはその反骨的なスタイルが気に入ったのか、高い評価を与えている(月刊Gスピリッツ Vol.3より)。
  • 『ウルトラマン』がゼットンに倒された事が格闘技を始めるきっかけとなったが、2014年1月29日のニコニコ生放送で行われた「ウルトラマン Blu-ray BOX III」発売記念番組にてゼットンとの対決が実現している。
  • 前述の少年時代にケンカに明け暮れていた頃、下位の力士に喧嘩を売ろうとしてたら当時横綱だった輪島大士に遭遇した、遠目で見ていてもあまりにも凄い威圧感を受けたためたじろいでしまった、後に輪島がプロレス転向した際は複雑な心境だったとのこと(その当時すでに前田はトップレスラーだったため)。
  • ダイナマイト・キッドが死去した際、キッドを苦しめたアナボリックステロイドなどの薬物の害について「新日は選手のケアがしっかりしていたからともかく、1970年代のアメリカやカナダのレスリング界なら試合に穴を開けたら使ってもらえなくなり何の保証もないため、もしアメリカやカナダで活動していたなら俺も薬物を使用していたかもしれない」と語り、キッドに同情を寄せていた。また、1970年代のアメリカやカナダのレスラーにおける薬物事情に関して「当時のレスラーの中ではアンフェタミンが流行していたが、使用すると眠れなくなるので睡眠薬を飲み、起きられなくなるのでまたアンフェタミンを使用する」「1回1錠の痛み止めを手に山盛りにしてビールと一緒に飲む選手もいた」と証言した。当時のアメリカやカナダのレスラーはレンタカーを1000kmから1500kmの距離走らせて会場から会場へ移動するのが日常茶飯事で、食事もジャンクフード中心であったため、薬物を使用しないと筋肉が育たないのは当然であったと述べている。その点日本でプロレスをやっていて精神を病むことは無いと話しており、もし日本でやって精神を病むのであればその者はプロレスに向いていないということであるとしている。
  • 若手時代の食生活は豪勢でありながら量が物凄かったといい、ある時外食に行くと満漢全席を1日で食べさせられたと本人が話していた。またある時は勝新太郎や小林旭に100万円もの食事を1度に奢ってもらった。
  • 新弟子時代はあまり酒が強くなかったが、道場のレスラーや琴ヶ梅、益荒雄などの飲み仲間に鍛えられ、海外遠征から帰った頃には飲めるようになった。1991年にロシアに選手を探しに行った時、現地のレスラーから「倒れなかったのはアントニオ猪木と前田だけだ」と評されるほどの酒豪ぶりを見せたが、メタノールの果実酒を勧められたのは断った。
  • 2021年9月9日、8月に新型コロナウイルスに感染し、肺炎を発症して入院治療を受けていたことを公表した。

政治[編集]

2009年12月28日に2010年夏の参議院比例代表に民主党公認で出馬予定だったが、2010年3月3日には第1次公認候補が見送られ、同年3月21日には出馬辞退の意向が伝えられている。理由としては、外国人参政権について本人は反対しており民主党との意見の違いがあったほか、党の出馬時の金銭的支援についての食い違いがあったという。また前田側は党の姿勢と石井一選対委員長に対し激怒した場面もあったとされる。

その後、民主党と連立与党を組む国民新党が前田と接触を持ち、参議院東京都選挙区に同党公認候補として擁立する方針を打ち出す。しかし、東京都選挙区からの立候補を望む同党と、比例区からの出馬を希望する前田との意思は合致せず、結果、同党からの出馬もなかった。

趣味[編集]

  • 釣り - 釣りのために小型船舶も所有している。
  • 読書 - ポルノから哲学、戦記物まで読むというほど読書好き。特に太宰治や、孔子の論語に傾倒し、第二次UWFを旗揚げした際に「選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり」という、太宰治が「葉」(『晩年』所収)で引用したポール・ヴェルレーヌの「叡智(Sagesse)」の言葉を、孫引きした挨拶を行っている。また、作家の山田詠美とも交流がある。
  • 日本刀の収集・研究。日本刀は50振以上所有している。また、日本刀に限らず、骨董品を見て回るのが好き(『オーラの泉』に出演したときに発言)。
  • 航空機が好きで、結婚した際「子供はパイロットにしたい」とコメントしている。夢は零式艦上戦闘機で太平洋を横断することと語っている。テレビ番組「所萬遊記」で、所ジョージに「一緒にムスタングに乗りましょう」と誘っている。また、元帝国海軍中尉でエースパイロットの坂井三郎を慕っており、対談もおこなった。また富士通AirWarriorからフライトシミュレーターも続けている。2010年まではFighter Aceプレイヤーだったがサービスが終了してしまった。
  • 熱烈なMacintosh信者(エバンジェリスト)。数十MBが主流の時代に1,000MBを超えるメモリーを搭載したMacを使っており、Mac専門誌で取材されたことも有る。
  • サバイバルゲーム - M4カービンのカスタム等、複数の銃を所有し装備や銃等、本気モード全開で楽しんでいる模様。銃や装備は、本人がショップまで出向き、米軍放出品等こだわりを持って購入している。ゲームフィールドが開催する定例会等にも、THE OUTSIDERの選手や複数の関係者らと参加していることがあり、一緒にゲームを楽しめたりすることもある。
  • パイプタバコと葉巻が好きである。
  • 無類のニンニク好き。自身のユーチューブチャンネルの料理動画でも大量のニンニクを使用している。

入場テーマ曲[編集]

  • 「KATANA」
  • 「THE ROOM (BRAINWASH) PART ONE」 - リック・ウェイクマンのアルバム『1984』の4曲目。英国より凱旋帰国した時の入場テーマとして使用していたが、前年から既に小林邦昭の入場テーマ曲として定着しており、なぜ使用に至ったかは不明。
  • 「ダンバインとぶ」(歌詞は入れずブリッジで繋いで編集したものを使用) - 1983年から1984年に掛けて新日本で使用。
  • 「スパークリング・フラッシュ 風雲児のテーマ」 - つのだ☆ひろ作詞作曲。第1次UWF草創期(ラッシャー木村、剛龍馬の在籍期)に使用。1984年のLP盤アルバム『Pro-Wrestling Super Fighters' Themes』の2曲目として収録、1992年にCD盤『THE U.W.F』にて復刻。
  • 「GOLD」 - スパンダー・バレエのアルバム『トゥルー』の4曲目。第1次UWF時代に使用。
  • 「キャプチュード」 (Captured) - 第1次UWF崩壊後、新日本へ復帰した1986年より使用された、前田の代表的な入場テーマ。新日本時代は曲の随所に機関銃の銃声がSEとして挿入されていた。「キャプチュード」が日本では呼称となってしまっているが、英語の実際の発音は「キャプチュード」より「キャプチャード」に近い。オリジナル音源は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンドであるキャメルの、1981年にリリースしたアルバム『ヌードの物語 〜Mr.Oの帰還〜(英語版)』の11曲目として収録されているもので、日本の敗戦の後29年間に渡りルバング島に潜伏を続けた残留日本兵として著名な、小野田寛郎をモチーフとした敗残兵の「ヌード(Mr.Oの現地での渾名)」が、救助隊との間で激しい争いの果てに「保護(Captured)」されるシーンを描写した楽曲でもある。
  • 「JUST A HERO」 - リングス旗揚げ時に使用された新田一郎作曲のオリジナル曲だったが、すぐに「キャプチュード」に戻している。ただしWOWOWのリングス中継でのBGMとしては長期間に渡って使用された。

著作[編集]

  • 『格闘王への挑戦』(1988年10月28日、講談社)ISBN 4-06-204081-6
  • 『パワー・オブ・ドリーム』(1988年12月、角川書店)ISBN 4-04-173701-X
  • 『誰のために生きるか』(1992年4月24日、PHP研究所)ISBN 4-569-53635-2
  • 『最強の自分をつくる――オーバー・ザ・レブ・リミット』(1994年4月、PHP研究所)ISBN 4-569-54202-6
  • 『真格闘技伝説 RINGS』(1994年9月、ピンポイント)ISBN 4-87031-189-5
  • 『前田日明超語録集』(2002年3月、日本スポーツ出版社)
  • 『前田日明が語るUWF全史〔上〕』(2017年12月8日、河出書房新社)ISBN 978-4309921365
  • 『前田日明が語るUWF全史〔下〕』(2017年12月8日、河出書房新社)ISBN 978-4309921372
  • 『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』(2021年6月9日、サイゾー)ISBN 978-4866251424

共著[編集]

  • 『禁談――前田日明 究極の因縁対談三本勝負』(1997年11月、集英社)
  • (福田和也共著)『真剣勝負』(1999年10月、草思社)ISBN 4794209177
  • (山本小鉄共著)『日本魂』(2009年9月16日、講談社)ISBN 978-4062154024
  • (成瀬雅春共著)『今を生き抜く絶対不敗の心と体を得るために 「男の瞑想学」』(2011年8月31日、BABジャパン)ISBN 978-4862206237
  • 『証言UWF 最後の真実』(2017年5月、宝島社)
  • 『告白 平成プロレス10大事件 最後の真実』(2018年1月、宝島社)
  • 『証言1・4 橋本vs.小川 20年目の真実』(2018年12月、宝島社)
  • 『証言 「橋本真也34歳 小川直也に負けたら即引退!」の真実』(2019年3月、宝島社)
  • 『証言 長州力 「革命戦士」の虚と実 単行本』(2019年5月、宝島社)
  • 『証言「プロレス」死の真相』(2019年6月、河出書房新社)
  • 『証言 新日本プロレス「ジュニア黄金期」の真実』(2019年10月、宝島社)
  • 『シュートマッチ プロレス「因縁」対談 10番勝負』(2020年2月、宝島社)
  • (片田直久共著)『シン・日本プロレス――すべてはここから始まった、総合格闘技の源流と末流』(サイゾー、2022年)

伝記[編集]

  • 佐々木徹『無冠 前田日明 』(1998年11月、集英社)ISBN 408780285X
  • 塩澤幸登『格闘者――前田日明の時代〔1〕』(2015年6月、茉莉花社)
  • 塩澤幸登『格闘者――前田日明の時代〔2〕』(2016年4月、河出書房新社)

連載[編集]

  • 『前田日明の漢の人生相談』月刊ラジオライフ(三才ブックス) - 2009年頃に掲載。

その他[編集]

テレビ・ラジオ[編集]

  • 森田一義アワー 笑っていいとも!(1988年9月19日、1991年6月6日、1993年11月5日、1995年3月23日、1996年8月27日、2001年2月8日)
  • SCHOOL'S OUT(1988年6月7日放送)山崎一夫とゲスト出演
  • 前田日明のオールナイトニッポン(1989年4月3日深夜)
  • 前田日明 あきらめんじゃねェ! (ニッポン放送 1990年10月 - 1991年4月 『爆笑問題のオモスルドロイカ帝国』内で放送)
  • ライオンのごきげんよう(1996年3月15・18・19日)
  • 国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉(2006年9月13日)
  • 真夜中のハーリー&レイス(2012年2月21日深夜)
  • くりいむクイズ ミラクル9(2014年11月12日)
  • 水曜日のダウンタウン
  • オールスター後夜祭(2019年4月7日) - ニューヨークにいるライガーの代役
  • 午前0時の森(2022年3月21日) - ゲストMC

映画[編集]

  • YAWARA!(1989年、東宝) - 本人 役
  • WARU(2006年、真樹プロダクション) - 主人公の友人 役
  • タイトロープ ~アウトサイダーという生き方~(2013年、トラヴィス) - 本人 役
  • 9 〜ナイン〜(2018年2月17日、MIRAI) - 長谷川凌一 役

Web番組[編集]

  • ぶらり路上プロレス(2017年4月配信開始 、#16、Amazonプライム・ビデオ) - 伊橋剛太5番勝負対戦相手
  • ほんトカナ!?ケンドーコバヤシの絶対に観ないほうがいいテレビ!(2021年4月7日、Amazonプライム・ビデオ)

CM[編集]

  • 西武百貨店
  • サントリー 缶コーヒー「サントリーウエスト」
  • 任天堂 NINTENDO64『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
  • リコー 「解決!リコーマン」(本木雅弘・小倉久寛・渡辺満里奈と共演)

ゲーム[編集]

  • スーパーファミコン『ASTRAL BOUT』 1992年 キングレコード
  • スーパーファミコン『総合格闘技 アストラルバウト2』 1994年 キングレコード
  • スーパーファミコン『RINGS アストラルバウト3』 1995年 キングレコード


Read or create/edit this page in another language[編集]