佐々木健介
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佐々木 健介(ささき けんすけ、1966年〈昭和41年〉8月4日 - )は、日本のタレント、元男性プロレスラー、実業家。福岡県福岡市南区出身。血液型B型。
概要[編集]
IWGPヘビー級王座、三冠ヘビー級王座、GHCヘビー級王座と合わせて、史上初のメジャー3大シングル・タイトルを戴冠する快挙(メジャー完全制覇)を成し遂げた。
2014年2月13日、現役引退を発表し、28年のプロレス生活に終止符を打った。引退後は健介オフィスに所属し、主にタレント活動を行っている。妻は全日本女子プロレス出身の元プロレスラーで健介オフィス代表取締役の北斗晶(佐々木久子)。
人柄・エピソード[編集]
プロレス、プライベート[編集]
- 全日本では小川良成(現:ノア)、新日本では飯塚高史が同年齢の同期にあたり、若手時代から互いに呼び捨てで接している。
- 新日本プロレスが全日本女子プロレスと合同で平壌興行を行った際、当時全日本女子プロレス所属であった北斗晶に一目惚れし、帰国後に結婚を申し込む。北斗もこれを快諾し、異例の早さでの結婚となった。フィニッシュムーヴの一つであったノーザンライトボムは、もともとは北斗が考案しフィニッシュムーヴとしていたもので、結婚前後から健介もこれをフィニッシュムーヴとして使用するようになった。一方、北斗は現役時代に健介のオリジナルホールドであるストラングルホールドγを使用している。
- 私生活では北斗晶との間に二子(長男・次男)を授かり、長男(健之介)は2022年4月に父の健介と同様に女子プロレスラーの門倉凛と結婚している。
後輩に対する指導[編集]
- 中西学、永田裕志、小島聡、天山広吉、真壁刀義らに対するシゴキも有名であったが、ダイヤモンドリングに所属していた西川潤が自身のブログを通じて健介の理不尽なシゴキを告発した。告発後間もなく、西川のブログそのものが突然謎の閉鎖・削除された。
- 自身も若手時代には厳しい指導を受けている。「体格も大きくないし、格闘技経験も無いから、徹底的に練習させろ」という長州らの指示によるものであった。
- 1995年1月に新日本プロレスの当時22歳の練習生がスパーリング中に脳挫傷で事故死した件について、メンズサイゾーでは健介が放った危険なスープレックスによるものとの記事を残している。一方で週刊文春が行った取材では、当時の合同練習に参加した選手の話として「みんなでスパーリングをしている時に頭を打ったのであって、健介はコーチとしてその場に居たが、何度も投げたりはしていない」との証言があったという。取材に対して健介は、「当時、コーチ(馳浩と佐々木健介)をしており、練習を観ていたので、管理責任がある。練習生が亡くなったことは忘れられない辛い想い出だ。」と語っている。
バラエティ番組での活躍[編集]
バラエティ番組では笑顔を見せることが多くプロレスラーとしての活躍の一方、テレビ朝日系『シルシルミシルさんデー』やTBS系『どうぶつ奇想天外!』、テレビ東京系の旅行番組などのバラエティ番組にも夫妻や一家で時折出演している。
テレビ朝日のバラエティ番組『いきなり!黄金伝説。』の人気コーナー「夫婦2人1週間5千円節約バトル」に夫婦で出場し、王者(防衛1回)になった。
2012年に放送された『24時間テレビ』のチャリティーマラソンを史上初の家族全員(健介自身と妻の北斗・長男・次男)でリレー形式で挑戦し、自身は第1区間の61.6kmを完走した。
タイトル歴[編集]
- 全日本プロレス
- 第36代三冠ヘビー級王座
- 第80代アジアタッグ王座(w / 中嶋勝彦)
- チャンピオン・カーニバル…2005年大会優勝
- BAPE STA!! PRO-WRESTLING a・k・aトーナメント…優勝(マスクド・ボルケーノとして)
- 新春ヘビー級バトルロイヤル優勝...2007年大会優勝
- 新日本プロレス
- 第20, 26, 27, 36, 39代IWGPヘビー級王座
- 第13, 15, 21, 23, 30, 32, 37代IWGPタッグ王座(w / 第13, 15代=馳浩、第21, 23代ホーク・ウォリアー、第30代=長州力、第32代=山崎一夫、第37代=越中詩郎)…7度獲得。
- 第21代時には『ヘルレイザーズ』として、4度の防衛と40連勝という大記録を樹立した。
- G1 CLIMAX…第7回、第10回優勝。
- プロレスリング・ノア
- 第13代GHCヘビー級王座
- 第18代GHCタッグ王座(w / 森嶋猛)
- 闘龍門MEXICO
- スズキカップ…2007年大会優勝(w / ウルティモ・ドラゴン&マルコ・コルレオーネ)
- DDTプロレスリング
- 第5代KO-D6人タッグ王座(w / 男色ディーノ&大石真翔)
- みちのくプロレス
- 第2代東北タッグ王座(w / 中嶋勝彦)
- WJプロレス
- WMG王座
- WCW
- WCW USヘビー級王座
- HCW
- HCWヘビー級王座
- HCWタッグ王座
- スタンピード・レスリング
- インターナショナル・タッグ王座(w / スモー・ハラ)
- WWC
- WWCカリビアンタッグ王座(w / ミスター・ポーゴ)
- プロレス大賞
- 2000年 年間最高試合賞(ベストバウト): 佐々木健介x川田利明(10月9日/新日本プロレス:東京ドーム:旗揚げ28年目で初めて迎えた、新日本と全日本の頂上対決)
- 2004年 最優秀選手賞(MVP)
- 2005年 年間最高試合賞(ベストバウト): 佐々木健介x小橋建太 (7月18日/NOAH·東京ドーム:健介NOAH初参戦、剛腕同士のシングル初対決)
- 2008年 殊勲賞
- 2014年 特別功労賞