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仙台駅

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仙台駅(せんだいえき)は、宮城県仙台市青葉区中央にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・仙台市交通局(仙台市地下鉄)の駅。

JR東日本の駅は青葉区中央一丁目を所在地としているが、東口および一部ホームが宮城野区榴岡一丁目に跨っている。また、仙台市地下鉄東西線のホームは青葉区中央三丁目となっている。

概要[編集]

東北地方最大の都市仙台市の代表駅。東北新幹線(秋田新幹線・北海道新幹線直通を含む)は当駅を通る全営業列車が停車する。仙台都市圏と首都圏との間の高速アクセス手段は、東北新幹線が大宮駅 - 上野駅間を延伸開業した1985年に、航空路線の仙台空港 - 羽田空港便が廃止されてからは、新幹線が独占的に担っており、当駅の新幹線利用客は1日平均4万人以上となっている。在来線は後述するように、仙台周辺の宮城県内の各都市や仙台空港・山形市・福島市・南相馬市・一関市・石巻市などとを結ぶJR各線が発着する。市内各所を結ぶ仙台市地下鉄も2路線乗り入れ、東北地方最大のターミナル駅となっている。市内中心部に向かうペデストリアンデッキ(歩行者用デッキ)が張り巡らされた西口を中心に商業施設が充実しており、「ショッピング、食事、ホテル等の施設も充実し、文化の発信基地としての役割も担う駅」として、東北の駅百選に選定された。なお、1961年に客貨分離されている。

仙石線を除くJR在来線の軌道敷は、北は宮城野橋(X橋)付近から南は北目町ガード(六道の辻)付近まで及び、仙石線仙台駅は仙台トンネル内を仙台駅東口駅前広場の地下から宮城野通西端地下まで及ぶ。地下鉄仙台駅は、南北線が愛宕上杉通地下を北は中央通から南は仙台駅西口バスターミナルまで(仙石線あおば通駅と青葉通地下で直結)、東西線が南町通地下を通っている。

所在地の住居表示[編集]

  • JR仙台駅 - 仙台市青葉区中央一丁目1番1号
    • 仙石線ホームは、宮城野区域に所在
  • 仙台市地下鉄
    • 南北線 - 仙台市青葉区中央一丁目10番10号地先
    • 東西線 - 仙台市青葉区中央三丁目5番6号地先

乗り入れ路線[編集]

JR東日本
新幹線

新幹線は線路名称上は東北新幹線のみであるが、当駅には東北新幹線の列車の他、北海道新幹線直通列車や秋田新幹線直通列車も停車する。また、山形新幹線の運行区間である奥羽本線(山形線)内での悪天候や動物との接触事故などで運転できない場合は、山形新幹線のつばさ号が当駅に乗り入れることがある。

在来線

在来線は次の各線が乗り入れる。

  • 東北本線 - 当駅開業時からの路線であり、当駅の所属線となっている。
  • 仙山線 - 当駅を起点とし、山形駅までを結んでいる。
  • 仙石線 - 石巻駅までを結んでいる。かつては当駅が起点であったが、地下化と同時に起点は1つ隣のあおば通駅となり、当駅は途中駅となった。

正式な線路名称上は以上の3路線であるが、東北本線を介して以下の路線も乗り入れる。

  • 常磐線 - いわき市などの 福島県浜通りや茨城県、千葉県北西部を経由して東京都へ至る。岩沼駅から東北本線経由で乗り入れる。2020年3月14日より、東日本大震災及び原発事故の影響で長らく運転を見合わせていた常磐線特急が乗り入れを再開したことにより、特急ひたち号(品川駅発着列車)が「上野東京ライン」運転系統の最北端の駅となる。
  • 仙石東北ライン - 仙石線高城町駅以東から、仙石線・東北本線接続線、東北本線を経由して乗り入れる列車の愛称。当駅を起点としている。
  • 仙台空港鉄道仙台空港線 - 仙台空港とを結ぶ空港連絡鉄道。名取駅から東北本線経由で全列車が乗り入れ、全区間に「仙台空港アクセス線」の愛称が付けられている。
  • 阿武隈急行阿武隈急行線 - 槻木駅から東北本線経由で一部列車が乗り入れる。土休日は、「ホリデー宮城おとぎ街道号」との列車名が付される。
  • 陸羽東線 - 奥羽本線新庄駅を始点とし、小牛田駅から東北本線経由で土日祝日のみ「快速湯けむり号」が乗り入れる。
仙台市地下鉄
  • 南北線 - 当駅を中心に、仙台市内を南北に縦断する。駅番号はN10。
  • 東西線 - 当駅を中心に、仙台市内を東西に横断する。駅番号はT07


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