三原市
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三原市(みはらし)は、広島県南部に位置する市。
概要[編集]
「浮城」の異名を持つ三原城の城下町を起源とする市で、備後都市圏の中心都市のひとつ。
三原の名の由来は、旧三原市街地の後背にそびえる桜山などの谷間に湧原、駒ヶ原、小西原の3つの川の流れ出たところにできた平地である原があり、その3つの「ハラ」から「三原」と呼ばれるようになったとの説がある。
山陽新幹線・山陽本線・呉線・三原港・広島空港・山陽自動車道など主要交通が整っており、広島県における交通の要衝である。工業が盛んで、沿岸部には古くから重化学関連企業が、内陸部の工業団地には電子機器関連を中心とした企業が進出している。農業では、沿岸部での柑橘類や山間部での水稲・果樹などが栽培されている。
地理[編集]
市の中心を東広島市の賀茂台地を源とする二級河川沼田川が流れ、その河口に中心市街地が栄えている。現在の中心市街地の大半が埋立地で海岸線間近まで急峻な山が迫っている一方、北部は吉備高原南端の標高400メートル以上の高原地帯、西部は概ね丘陵地であり、市域の東半分が旧備後国、西半分が旧安芸国となっている。そのためか、広島広域都市圏にも含まれている。