ヴィッセル神戸
ヴィッセル神戸(ヴィッセルこうべ、英: Vissel Kobe)は、日本の兵庫県神戸市をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。
2010年代後半から国内外のスター選手を相次いで獲得し、2022年度時点でチーム人件費はJリーグ1位、J1クラブの平均値を大きく上回っている。
2014年まで三木谷浩史の個人資産管理会社が全額出資しており、現在の運営会社は楽天ヴィッセル神戸株式会社。2013年度まで当期純利益で10年連続単年度赤字を計上したが、三木谷氏の個人資産や楽天グループの資金調達で債務超過を解消させている。
概要[編集]
1966年創部の川崎製鉄水島サッカー部(1987年に川崎製鉄サッカー部に改称)が前身。1997年にJリーグへ加盟した。ホームスタジアムはノエビアスタジアム神戸、練習場はいぶきの森球技場。
チーム名の「ヴィッセル」は、英語の「VICTORY(勝利)」と「VESSEL(船)」を合わせた造語。これは「勝利の船出」を意味し、国際港湾都市・神戸をイメージ。神戸市民の夢を乗せ、勝利に挑戦し続けるチームであることの誓いもこめている。
マスコットは神戸・兵庫に馴染みの深い、牛をモチーフとした「モーヴィ(MOVI)」。牛の鳴き声「モー」と勝利「ヴィクトリー」を合わせた造語。
運営会社は楽天ヴィッセル神戸株式会社(旧・株式会社クリムゾンフットボールクラブ)。2004年に同社が設立された当初は合同会社クリムゾングループ(楽天代表取締役の三木谷浩史の個人資産管理会社)からの全額出資であり、楽天からの出資は無かったが、2014年12月に楽天が運営会社の全株式を取得した。