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ワールドビジネスサテライト

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ワールドビジネスサテライト』(英称:WORLD BUSINESS SATELLITE)は、テレビ東京系列ほかで1988年(昭和63年)4月4日から放送されている経済報道番組である。略称は、英称の頭文字を採った「WBS」(ダブリュービーエス)。モノステレオ放送を実施。

概要[編集]

経済情報を中心に取り扱う、同局では一日の最後を締め括る情報番組である。

平日のみの放映だが、2002年10月から2008年3月までは姉妹番組として土曜日に『ワールドビジネスサテライト土曜版』が放映されていた。

番組内では経済関連以外の話題を扱う時間帯も設けている。番組開始当初から一貫してスポーツに関する話題を扱うのはごくわずかで、当番組の後続に編成されている『みんなのスポーツ Sports for All』がその役割を担っている。2016年のフジテレビを最後に他の在京キー局の最終版ニュース枠はスポーツニュースを内包する編成に切り替えているため、最終版ニュース枠とスポーツニュース枠を編成枠を含めて完全に別番組として分離しているのは、2021年現在ではテレビ東京が唯一となる。

現在はテレビ東京六本木本社の第3スタジオからの放送である。開始当初は、虎ノ門旧本社の報道局に隣接する第4スタジオを使用していた。それまで報道局の一部として『ビジネスマンNEWS』の海外市況コーナーやスポットニュースで使われる程度の簡便な設備だった第4スタジオは、番組開始に伴い本格的に整備された。

国政選挙投開票日の夜間にテレビ東京系列で放送する『TXN報道特別番組』は、池上彰がメインキャスターを務める『池上彰の選挙スペシャル』に移行するまで、当番組を基に構成。当番組のキャスター陣が、進行・取材・インタビューを担当していた。ちなみに池上は、2014年から「スペシャルコメンテーター」扱いで、当番組へ随時出演している。

クール単位での平均視聴率は3%程度で推移している。一例をあげると2011年10月クールは3.7%、2012年1月クールは3.9%である(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯。以下略)。

『週刊ダイヤモンド』2015年11月14日号に掲載された特集「誰がテレビを殺すのか」によれば、2015年10月の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は2.2〜4.3%だった。10月は、マーケットキャスターの豊島晋作の番組卒業や、ラグビー日本代表の五郎丸歩選手の出演が含まれている。

出演者[編集]

メインキャスター
  • 大江麻理子
2019年度まで月 - 金曜日。
2020年1月8日 - 2月2日までの間はすべて休演、2月・3月の祝日も休演、フィールドキャスターが代行。
2020年3月31日から4月9日まで月 - 木曜日。
2020年4月13日から2020年12月25日まで新型コロナ対策強化のため月・水・金曜日を担当(この期間、須黒不在時は火曜日も担当する場合があった)。
2021年1月4日から当面の間、新型コロナ対策のため月・木・金曜日を担当。
2021年3月29日からは、月・火曜日を担当。
  • 佐々木明子
2021年3月31日から、水・木・金曜日を担当。
解説キャスター
  • 滝田洋一(日本経済新聞編集委員、月・火曜日)
  • 原田亮介(日本経済新聞論説主幹、水・金曜日)
  • 山川龍雄(日経ビジネス編集委員、隔週木曜日)
フィールドキャスター兼「トレンドたまご」担当キャスター
  • 田中瞳(2020年度から。12月まで基本的にVTRのみ出演)
2021年1月11日から、月・金曜日のフィールドキャスターを担当。他の曜日はVTRのみ出演。2021年3月29日から、月・火・金曜日を担当。
  • 角谷暁子(2021年度から)
2021年3月31日から、水・木曜日を担当。
  • 中垣正太郎(2022年度から)
2022年4月6日から、水・木曜日→2022年7月から、月~木曜日を担当。
2022年10月から、月・水・木曜日を担当。
  • 藤井由依(2022年度から)
2022年10月4日から、火・金曜日を担当。
ナレーター
2021年度は、火曜と木曜のフラッシュニュースは、男性ナレーターが担当していた。(奇数番目のニュースは女性フィールドキャスターが担当し、男性ナレーターは偶数番目のニュースを担当していた。)
  • 佐藤アサト(2021年度は、毎週水 - 金)
  • 佐竹海莉
  • 熊崎友香
  • 山崎岳彦(2021年3月29日 - 、毎週月 - 火)

過去のキャスター(2010年以降)[編集]

メインキャスター
  • 小谷真生子(1998年4月1日 - 2014年3月28日)2014年から2019年まで『日経プラス10』(BSジャパン→BSテレビ東京)のメインキャスターを担当。
  • 相内優香
2021年1月5日より当面の間、新型コロナ対策のため火・水曜日メインキャスターを担当。フィールドキャスター兼務。
2016年11月8日 - 2020年4月13日までフィールドキャスター(火・水・金曜日担当)。
2020年4月13日 - 12月23日まで、新型コロナ対策強化のため月・水曜日のフィールドキャスターを担当。
メインキャスター就任以前も、大江不在時には須黒と交代でメインキャスター代行していた。
『ニュースモーニングサテライト』のメインキャスターへ異動することに伴って、2021年3月26日放送分で降板。
  • 須黒清華(2020年4月1日 - 2020年12月25日)
2020年4月1日から金曜日担当のメインキャスターとして就任、木曜日のフィールドキャスターも担当。
2020年4月14日から当面の間、新型コロナ対策強化のため火・木曜日のメインキャスターを担当。
2020年11月19日に、第1子を懐妊していることを公表。同年12月25日放送分で降板した後に、産前産後休暇を取得している(2021年2月に第1子を出産)。
サブキャスター(フィールドキャスター)
  • 進藤隆富(2010年10月4日 - 2014年3月28日) - 豊島不在時(主に祝日)はマーケットキャスターを兼務。フラッシュニュースは担当しなかった。ただし、大江と入れ替わる格好で2014年6月にテレビ東京のニューヨーク支局へ赴任してからも、同支局からの生中継に記者として出演していた。
  • 森本智子 - 小谷の不在時にはメインキャスターを担当。 2007年3月までは木曜担当だったが、2007年4月 - 2008年9月の間は出演日不定(特に火曜日に出演)で朝番組を担当していた為に、原則としてVTR出演だった。 2008年9月29日から2014年3月28日までは、全曜日に出演。フラッシュニュースや、進藤のアシスタントも担当していた。
  • 大浜平太郎(1995年10月 - 2008年9月・2014年3月31日 - 2018年3月30日)
  • 森田京之介(2020年4月17日 - 12月25日)
  • 北村まあさ(2019年度まで水 - 金曜日)
2020年4月14日から当面の間、新型コロナ対策強化のため火曜日と木曜日のフィールドキャスターを担当。他の曜日はVTRのみ出演。
2021年1月から新型コロナ対策強化のため火・水・木曜日のフィールドキャスターを担当しているが、同年3月25日放送分で降板。
  • 原田修佑(2021年度から)
2021年3月29日から、月・水・金曜日を担当。同年10月から12月まで、育児休暇を取得していた。2022年1月から復帰。
2022年4月4日から2022年7月1日までは月・火曜日を担当。2022年7月31日をもってテレビ東京を退社。
マーケットキャスター
  • 豊島晋作(2011年10月3日 - 2015年10月2日)- 祝祭日以外に出演。キャスター降板後も、ディレクターとして日本国内の取材を担当していた。2016年1月から2019年6月までは、テレビ東京ロンドン支局長として、ヨーロッパ・中東地域からの生中継や取材リポートへ随時出演していた。
  • 宇井五郎 (2015年10月5日 - 2016年10月14日)- 祝祭日以外に出演。ニューヨーク支局に赴任のため降板。2016年11月8日よりニューヨーク支局記者として出演。
トレンドたまご担当
  • 大澤亜季子(2013年4月2日 - 2016年3月30日、番組卒業後の2016年12月23日放送の「2016トレたま年間大賞」にも出演) - 月曜 - 水曜
  • 相内優香 - 木曜・金曜
  • 片渕茜(2016年11月7日- 2020年3月24日 、月・火担当)

  進藤のサブキャスター就任後は、フラッシュニュースも担当。

取材や休暇などで不在の場合は、基本的に他の曜日の担当アナウンサーが代行するが、都合が付かない場合は普段出演しないアナウンサーが代行する事もある。

また、夏場にはその年の新人アナウンサーがお披露目も兼ねて代行を務める事もある。

以下3名は、基本的にVTR出演。

  • 竹﨑由佳(2020年度)
  • 池谷実悠(2020年度)
  • 森香澄(2020年度)
  • 冨田有紀(2022年10月~12月は不定期出演、2022年1月5日~3月29日は毎週火曜日)
ナレーター
  • 金沢寿一(1998年4月 - 2014年3月)
  • 小椋恵子
  • 原なつ季(2006年 - 2010年3月、隔週月 - 金)
  • 箕浦聖弓(2010年4月 - 2011年3月、隔週月 - 金)
  • 西田紘二
  • 前川建志(2014年4月 - 2020年3月、毎週月 - 水)
  • 山岸功(2020年4月 - 2021年3月、毎週月 - 火)
サブキャスターや曜日リポーターが取材した場合は自らナレーションする事もある。
  • トレンドたまご担当は、稀に担当外曜日でもVTRのみで出演する事もある。進藤が取材で不在の場合などにはスタジオに出演し、代理も務める。
  • メインキャスターのテロップと同時に日付と「協力・日本経済新聞社」テロップを表示する。ハイビジョン制作のテロップは2007年3月までサブキャスター名と共に表示、2008年6月末まではメインキャスター名と共に表示していた。


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