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ワタミ

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ワタミ株式会社(英: WATAMI CO.,LTD.)は、日本を基盤として、主に外食産業を事業展開している日本の企業である。

ワタミの屋号は、主力業態である『居食屋 和民』(いしょくやわたみ)からきており、創業者の渡邉美樹(ワタナベキ)に由来する。また、和の民、和やかな民という意味も込められている。

沿革[編集]

  • 1984年(昭和59年)
    • 4月 - 神奈川県横浜市南区に有限会社渡美商事を設立。株式会社つぼ八(つぼ八本部)とフランチャイズ契約を締結。
    • 5月 - 第1号店となる居酒屋「つぼ八」高円寺北口店を東京都杉並区に出店。
  • 1985年(昭和60年)7月 - 第2号店となる居酒屋「つぼ八」小田急大和駅前店を神奈川県大和市に出店。
  • 1986年(昭和61年)5月 - 神奈川県横浜市中区に株式会社ワタミを設立。
  • 1987年(昭和62年)
    • 2月 - 株式会社ワタミ、商号をワタミフードサービス株式会社に変更。
    • 3月 - お好み焼HOUSE「唐変木」及び居酒屋「つぼ八」のフランチャイジーとして直営店舗を運営していた有限会社渡美商事より、営業全部を譲り受け、居酒屋事業を開始。
  • 1988年(昭和63年)11月 - 居酒屋「つぼ八」青葉台店を横浜市青葉区に出店。
  • 1990年(平成2年)3月 - 本社を東京都大田区西蒲田に移転。以降、区内での移転はあったものの2021年現在まで大田区を本拠とし続ける。
  • 1992年(平成4年)
    • 4月 - 自社ブランドの新業態として、1号店居食屋「和民」笹塚店を東京都渋谷区に出店。
    • 4月 - 「つぼ八」本部とフランチャイズ契約の解除と、ワタミフードサービスが経営の「つぼ八」店舗を「和民」店舗に順次変更する覚書を締結。
    • 10月 - 居酒屋「つぼ八」からの看板変更第1号店、居食屋「和民」中野南口店を東京都中野区に開店。
  • 1993年(平成5年)10月 - 居酒屋「つぼ八」から居食屋「和民」へ看板変更終了。
  • 1994年(平成6年)9月 - お好み焼HOUSE「唐変木」から居食屋「和民」へ業態転換。
  • 1996年(平成8年)10月 - 日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1998年(平成10年)
    • 7月 - 株式会社ピー・エム・エスを設立。
    • 8月27日 - 東京証券取引所市場第2部に株式を上場。
    • 11月 - 株式会社ティージーアイ・フライデーズ・ジャパンを設立。
  • 1999年(平成11年)7月 - 国際環境規格ISO14001の認証を取得。
  • 2000年(平成12年)
    • 3月 - 東京証券取引所市場第1部に株式を上場。
    • 4月 - 株式会社ピー・エム・エスがジャパン・リテイル・メンテナンス株式会社に社名変更。日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社、株式会社モスフードサービスより出資を受ける。
    • 7月 - 和民(中國)有限公司設立。
  • 2001年(平成13年)
    • 4月 - 近畿地方1号店として居食屋「和民」道頓堀店を大阪府大阪市に出店。
    • 9月 - 国際規格ISO9001の認証を「和民」「和み亭」のサービスについて取得。
    • 11月 - 和民(中國)有限公司が海外新規出店1号店として居食屋「和民HongKong」Humphreys Avenue店を出店。
  • 2002年(平成14年)
    • 2月 - ワタミ手づくり厨房株式会社を設立。
    • 3月 - 九州地方1号店として居食屋「和民」中洲川端駅前店を福岡県福岡市に出店。
    • 4月 - 有限会社ワタミファームを設立。
    • 4月 - japanese dining table「ゴハン」1号店として町田店を東京都町田市に出店。
    • 9月 - nippon no syokutaku「ゴハン」1号店として高田馬場店を東京都新宿区に出店。
    • 10月 - 京浜急行空港線大鳥居駅東口に完成した『大鳥居京急第一ビル』に入居、本社を移転。 「大鳥居駅#駅周辺」も参照
  • 2003年(平成15年)
    • 1月 - 居食屋「わたみん家」1号店として京成大久保店を千葉県習志野市に出店。
    • 4月 - ワタミファーム第2農場を群馬県高崎市に開設。
    • 7月 - 中部地方1号店として居食屋「和民」静岡御幸町店を静岡県静岡市に出店。
    • 8月 - ワタミダイレクトフランチャイズシステムズ株式会社を設立。
    • 8月 - 炭火焼だいにんぐ「わたみん家」1号店として、本厚木店を神奈川県厚木市に出店。
    • 10月 - ワタミ手づくり厨房株式会社をワタミフードサービス株式会社に合併。
    • 11月 - ごはん酒房「然の家」1号店として、本厚木店を神奈川県厚木市に出店。
  • 2004年(平成16年)
    • 4月 - ワタミファーム第3農場を北海道瀬棚郡瀬棚町(現在の久遠郡せたな町)に開設。
    • 4月 - ワタミメディカルサービス株式会社設立。
    • 4月 - 居食屋「和み亭」1号店として、鹿島田店を神奈川県川崎市幸区に出店。
    • 5月 - 居食屋「和民」を改装し、語らい処「坐・和民」1号店として、新宿野村ビル店を東京都新宿区に出店。
    • 6月 - ワタミファーム第4農場を千葉県安房郡白浜町(現在の南房総市)に開設。
    • 9月 - 海鮮処「和民市場」1号店として川崎たちばな通り店を神奈川県川崎市に出店。
    • 7月 - ジャパン・リテイル・メンテナンス株式会社が、ワタミエコロジー株式会社に社名変更。
    • 7月 - 株式会社キャリアビジョンが、ワタミユニバーシティ株式会社に社名変更。
    • 9月 - 中国地方1号店として居食屋「和民」広島天満屋前店を広島県広島市に出店。
    • 10月 - PREMIER「和民」1号店として大船東口店を神奈川県鎌倉市に出店。
  • 2005年(平成17年)
    • 1月 - 和民(深圳)有限公司を設立し、中国本土1号店として居食屋「和民Shenzhen」萬象城店を出店。
    • 4月 - ワタミフードサービス株式会社を、ワタミ株式会社へ商号変更。
    • 5月 - マーキュリーズ・アンド・アソシエイツ(中国語版)との合弁で三商和民股份有限公司(Watami & Mercuries Co.,Ltd.)を台湾に設立。
    • 7月 - 居食屋「手づくり厨房」1号店として赤羽東口駅前店を東京都北区に出店。
    • 8月 - ワタミファーム第5農場を千葉県佐原市(現在の香取市)に開設。
    • 9月 - 株式会社ワタミバイオ耕研を設立。
    • 10月 - ワタミメディカルサービス株式会社が自社開発の高齢者マンション(住宅型有料老人ホーム)一号棟として「レヴィータ岸和田」を開設。
    • 10月 - 東北地方1号店として語らい処「坐・和民」郡山駅前店を福島県郡山市に出店。
    • 11月 - 北陸地方1号店として語らい処「坐・和民」新潟駅前東大通り店を新潟県新潟市に出店。
  • 2006年(平成18年)
    • 1月 - PREMIER「和民」の撤退を完了。
    • 2月 - ワタミフードサービス株式会社を設立。
    • 2月 - DINING & BAR 「japago」1号店として、三軒茶屋店を東京都世田谷区に出店。
    • 3月 - 北海道1号店として「坐・和民」琴似栄町通り店を北海道札幌市に出店。
    • 3月 - 焼肉居食屋「炭団」1号店として御茶ノ水駅前店を東京都千代田区に出店。
    • 4月 - 株式会社アールの介護とワタミメディカルサービス株式会社が合併し、ワタミの介護株式会社に社名変更。
    • 4月 - ワタミファーム第6農場を京都府京丹後市に開設。
    • 5月 - ワタミファーム弟子屈牧場を北海道川上郡弟子屈町に開設。
    • 5月 - 株式会社ワタミファームが株式会社ワタミバイオ耕研を吸収合併。
    • 5月 - 居食屋「手づくり厨房」の撤退を完了。
    • 7月 - 四国地方1号店として語らい処「坐・和民」徳島両国橋店を徳島県徳島市に出店。
    • 10月 - アルバイト従業員の労働時間のうち30分未満部分を切り捨てて賃金を支払っていなかったことが発覚、北大阪労働基準監督署から是正勧告を受ける。その後、全国41店舗で同様の賃金不払いが発覚(詳細項を参照)。
  • 2008年(平成20年)
    • 2月 - 株式会社渡美商事が、ワタミ手づくりマーチャンダイジング株式会社に社名変更。
    • 2月 - ワタミエコロジー株式会社が、ワタミエコフォーカス株式会社に社名変更。
    • 2月 - 焼肉居食屋「炭団」の撤退を完了。
    • 5月 - 海鮮処「和民市場」の撤退を完了。
    • 6月 - 上記賃金不払いを北大阪労基署に通報した元店員が報復人事で解雇されたとしてワタミを提訴。
    • 7月 - 株式会社タクショクの全株式を取得。
  • 2009年(平成21年)
    • 1月 - ごはん酒房「然の家」の撤退を完了。
    • 3月 - ワタミエコフォーカス株式会社が、ワタミエコロジー株式会社に社名を変更。
    • 3月 - 株式会社タクショクが、ワタミタクショク株式会社に社名を変更。
    • 6月20日 - 代表取締役社長をワタミフードサービス株式会社代表取締役社長の桑原豊が兼任し、渡邉美樹は新設される代表取締役会長に就任。
    • 11月 - ごちそう厨房『饗の屋』南蒲田店を大田区南蒲田2丁目に出店。以後、大田区南蒲田の店舗は本社と共に新業態の実験店舗として使われるようになる。
  • 2010年(平成22年)
    • 4月 - 居食屋「炭旬」直営1号店として綾瀬店を東京都足立区に出店。
    • 4月 - ワタミファーム第7農場を大分県臼杵市に開設。
    • 8月 - 新業態「仰天酒場 和っしょい2」1号店として五反田東口店を東京都品川区に出店。
  • 2011年(平成23年)
    • 2月15日 - 渡邉美樹、民主党の推薦を受け東京都知事選挙に出馬するため、代表取締役会長を辞任。しかし都知事選には落選。
    • 3月 - ワタミ手づくりマーチャンダイジング株式会社が、株式会社ワタミファームを吸収合併。
    • 3月 - 居食屋「和民」を改装し、JAPANESE DINING「和民」1号店として中目黒店を東京都目黒区に出店。
    • 7月 - ワタミファーム北総集荷センターを千葉県富里市に開設。
    • 8月 - japanese dining「ゴハン」を改装し、BARU&DINING「GOHAN」1号店として新宿三丁目店を東京都新宿区に出店。
  • 2012年(平成24年)
    • 3月 - 風力発電事業に参入。
    • 4月 - ワタミファーム第8農場を兵庫県丹波市に開設。
    • 6月 - ワタミファーム第9農場を長野県東御市に開設。
    • 7月 - JAPANESE BARU「旨い屋」1号店として、御茶ノ水駅前店を東京都千代田区に出店。
    • 7月28日 - 第1回ブラック企業大賞 市民賞を受賞。大賞は東京電力となり、逃したもののWEB得票数では全投票数20071票の内、10010票と約50%を獲得した。
  • 2013年(平成25年)
    • 3月 - 居食屋「和み亭」の撤退を完了。
    • 5月 - ワタミファームが北海道網走郡美幌町の美幌峠牧場で活動を開始。
    • 7月 - 渡邉美樹、自民党の公認候補として参議院議員選挙に出馬、初当選。
  • 2014年(平成26年)
    • 1月 - 炭火焼だいにんぐ「わたみん家」を改装し、炭火やきとりと手づくり料理「炭の鳥子」として、半蔵門駅前店(東京都千代田区)、有楽町日比谷口店(東京都千代田区)、椎名町駅前店(東京都豊島区)の3店舗を出店。
    • 2月 - CHINA BISTRO「WANG’S GARDEN」第1号店として、武蔵小杉店を神奈川県川崎市に出店。
    • 2月12日 - ソニー生命保険がワタミの発行済み株式の約5%を譲渡し、資本・業務提携を解消すると発表
    • 3月 - 炉ばたや「銀政」第1号店として、銀座数寄屋橋総本店を東京都中央区に出店。
    • 5月2日 - 2014年3月期の連結最終損益が、居酒屋事業や宅食サービスの不振により、49億円の赤字(前の期は35億円の黒字)であることを発表。同社の赤字は上場以来初めて。
    • 11月11日 - 2014年度上期の既存店の売上高が前年比92.7%となるなど、不採算の店舗が増えたため、新たに38店舗の閉鎖を決定。これにより閉鎖する店舗は102店舗で、全体の約15%にあたる。また、ワタミは、中間決算で営業損益が約10億円の赤字となることを発表した。営業赤字に転落するのは上場以来、初めてのことである。
  • 2015年(平成27年)
    • 1月 - ワタミエコロジー株式会社がワタミファーム&エナジー株式会社に社名変更。
    • 2月9日 - 2015年3月期の営業損益予想の下方修正発表を行った。13億円の黒字から、13億円の赤字へ。資産価値の引き下げに伴う11億9000万円の特別損失も同時に計上。この結果、30億円と予想していた純損失は、70億円を予想。
    • 3月1日 - 業績不振の責任を取るため、桑原豊社長が取締役に退き、アルバイト出身の清水邦晃常務が後任として昇格。組織再編で、ワタミフードサービスがワタミタクショクとワタミ手づくりマーチャンダイジングを吸収合併し、ワタミフードシステムズに商号変更。
    • 5月 - 新業態 まる焼きチキン&セルフBAR「GABURI」1号店、御茶ノ水店を東京都千代田区に出店。
    • 5月 - 新業態「海のめぐみ食堂」1号店、東戸塚西口店を神奈川県横浜市に出店。
    • 7月 - 新業態 ロティサリー&フライドチキン「トリフェス」1号店、御茶ノ水店を東京都千代田区に出店。
    • 8月11日 - 2015年4〜6月期決算は、売上高が前年同期比12.5%減の345億円。営業損益が9億円の赤字、純損益が15億円の赤字で、いずれも前年同期の赤字幅から拡大し、上場以来、過去最悪となる。ブラック企業批判などで、「和民」は値下げしたにもかかわらず客離れが著しく、稼ぎ頭だった介護事業も赤字に転落。施設の入居率は前年同期の84.1%から78.3%に低下。
    • 9月 - 新業態「ニッポンまぐろ漁業団」1号店、新橋店を東京都港区に出店。
    • 11月 - 『饗の屋』南蒲田店を改装し、新業態『港町食堂「ちゃぶまる」』1号店を出店。
    • 12月1日 - ワタミの介護(現・SOMPOケアネクスト)を損保ジャパン日本興亜ホールディングス(現・SOMPOホールディングス)へ売却、ワタミフードシステムズを吸収合併。事業会社に戻る。
    • 12月8日 - 女性従業員・過労自殺の遺族が、ワタミや創業者で当時代表取締役だった渡辺美樹参院議員らを訴えていた訴訟で、安全配慮義務違反など法的責任を認め謝罪し、1億3千万円超を連帯して支払うことなどで和解
  • 2016年(平成28年)
    • 1月22日 - 自社株約4%を神明ホールディングスが取得し、資本・業務提携。
    • 6月 - 新業態 旨唐揚げと居酒メシ「ミライザカ」を新宿御苑、中目黒、北千住に出店。
    • 7月 - 新業態「三代目 鳥メロ」を武蔵境、国立、仙川に出店。
    • 8月 - テキサス風メキシカン「TEXMEX FACTORY」1号店、渋谷神南店を東京都渋谷区に出店。
    • 10月 - 新業態『カタマリ肉ステーキ&サラダバー「にくスタ」』南蒲田店を大田区南蒲田2丁目に出店。
    • 12月 - 新業態「bb.qOLIVE CHICKEN Cafe」実験店舗を本社のある大鳥居京急第一ビルに出店。
  • 2018年(平成30年)
    • 10月 - 「bb.q OLIVE CHICKEN Cafe」1号店、笹塚店を東京都渋谷区に出店。
    • 11月 - 新業態「しろくまストア」1号店、大森店を東京都大田区に出店。
    • 11月 - 新業態 揚げたてから揚げとテリー伊藤こだわりの玉子焼き 「から揚げの天才」1号店を大田区蒲田の京急本線梅屋敷駅近くに出店。
    • 11月 - 焼肉業態「もつ★りき」1号店、御茶ノ水店を東京都千代田区に出店。
    • 12月 - 「厳選煮干しらーめん 初代 にぼ助」1号店、御茶ノ水店を東京都千代田区に出店。
  • 2019年(平成31年/令和元年)
    • 3月26日 - 神明ホールディングスとの資本・業務提携を解消。
    • 10月1日 - 渡邉美樹が代表取締役会長に就任。
    • 10月 - ワタミファーム&エナジー株式会社がワタミエナジー株式会社に社名を変更。
  • 2020年(令和2年)
    • 3月 - 『カラオケまねきねこ』のコシダカと『から揚げの天才』のフランチャイズ契約を締結。これにより『天才』の多店舗展開が加速する。
    • 5月 - ワタミエージェント株式会社を設立。
    • 5月 - 新業態「かみむら牧場」1号店、京急蒲田第一京浜側道店を大田区南蒲田2丁目にオープン。これに伴い『にくスタ』南蒲田店は本社のある大鳥居京急第一ビルに移転し、羽田大鳥居店となる。
    • 10月 - 新業態『焼肉の和民』1号店、大鳥居駅前店を本社至近の大田区西糀谷3丁目に出店。
    • 10月 - 「から揚げの天才」の新業態、「から揚げの天才酒場」1号店、五反田店を東京都品川区に出店
    • 11月 - 「かみむら牧場」台湾1号店として、微風広場店を台北市に出店、和牛食べ放題を世界へ
    • 12月 - 「焼肉の和民」名駅4丁目店を東海地区に初出店。
  • 2021年(令和3年)
    • 2月 - 「ニッポンまぐろ漁業団」の撤退を完了。
    • 2月 - 語らい処「坐・和民」の撤退を完了。
    • 3月 - JAPANESE DINING「和民」の撤退を完了。
    • 3月 - 東京農業大学と包括連携協定を締結。
    • 3月 - ワタミファーム瀬棚農場(北海道)、白浜農場(千葉県)、臼杵農場(大分県)の譲渡を完了。「手づくり厨房」鹿児島センターの譲渡を完了。
    • 5月 - 2021年3月期連結決算で売上を前年度比で33%落とし、116億円の赤字を計上。自己資本比率を7%に落とし、日本政策投資銀行に120億円の優先株出資を要請中と表明。資金支援を受け、業態転換を図る。
  • 2023年(令和5年)
    • 7月 - 子会社であるWatami China Co. Ltd. (香港)は「日本橋海鮮丼つじ半(以下、「つじ半」)」を運営する株式会社MTKとライセンス契約を締結し、「つじ半」の香港1号店を東涌にオープン

グループの事業[編集]

外食事業[編集]

運営会社を記していない業態は、ワタミ株式会社が運営する業態である。

現行の展開店舗[編集]

居食屋「和民」(わたみ)
総合的な品ぞろえの居酒屋。ワタミの基本となる業態。「居酒屋」と「ファミリーレストラン」の中間の「居食屋」として、「豊かで楽しいもうひとつの家庭の食卓」が基本コンセプト。従来の和民(看板の色から「赤和民」と呼ぶ人もいる)の他、取り扱いドリンクとアイテム数を増やし、看板や内装を新たにした新しい和民(「New和民」と呼ぶ人もいる。「民」の漢字は点がひとつ多い異体字が用いられている。看板の色は薄い黄土色)も登場している。居食屋「和民」を名乗る店舗は東大和店のみとなっていた(2014年5月6日閉店)。その他の店舗はJAPANESE DINING「和民」等にリニューアルオープンしている。
JAPANESE DINING「和民」、Japanese Casual Dining「和民」(わたみ)
2011年3月に居食屋「和民」からのリニューアルとして中目黒に1号店を出店。2014年4月9日現在、全国で192店舗が存在し、ワタミグループの中核を成している。
語らい処「坐・和民」(ざ・わたみ)
語らいながらゆっくり飲める、個室感覚の食空間を提供する、高級感のある居食屋業態。(160店舗以上)
居食屋「炭旬」(すみしゅん)
炭火串焼と旬鮮料理を中心とした店。2008年6月に1号店をオープン。「わたみん家」と同様に、ワタミ社内の社員独立制度のパッケージとして考案された業態である。
Restaurant & American Bar「T.G.I. Friday's」(ティージーアイ・フライデーズ)
アメリカのカールソン・レストランツ・ワールドワイド社が世界57か国以上で展開する、「古きよきアメリカ」をコンセプトとするカジュアルダイニングレストラン。日本国内では株式会社ティージーアイ・フライデーズ・ジャパンが運営する。アメリカ・グアムでも現地法人・ワタミUSAグアムが店舗を運営している。
BARU&DINING「GOHAN」(ごはん)
japanese dining「ゴハン」からリニューアルオープン。イタリア・スペイン料理を扱う洋風レストラン。
炭の鳥子 Sumi no TORIKO(すみのとりこ)
2014年1月にオープンした新業態。炭火やきとりと手づくり料理を中心メニューとする。
JAPANESE CASUAL RESTAURANT ごちそう厨房「饗の屋」(きょうのや)
日本食ファミリーレストラン。
JAPANESE BARU「旨い屋」(うまいや)
2012年7月にオープンした和風居酒屋。
CHINA BISTRO「WANG'S GARDEN」(ワンズ ガーデン)
「気軽に本格的な美味しい中華料理を楽しめる」がコンセプトの中華料理店。
炉ばたや「銀政」(ぎんまさ)
炉端焼きが特徴の比較的高価格帯の居酒屋。2014年3月にオープン。
居食屋「橘内」(きつない)
炭火串焼きと旬鮮料理を提供する。
居食屋「渡美」(わたみ)
ワタミ本社の近くにある居酒屋。
居酒屋「揚旬」(あげしゅん)
原宿と用賀に店舗を構える串カツと餃子の店。
居酒屋「鶏ふぇす」(とりふぇす)
ロティサリーチキンを提供する店。
居酒屋「炭右衛門」(すみえもん)
「炭旬」と同じく、炭火串焼と旬鮮料理を提供する店。
居酒屋「旬八」(しゅんぱち)
「炭旬」と同じく、炭火串焼と旬鮮料理を提供する店。
和食「海のめぐみ食堂」(うみのめぐみしょくどう)
横浜市戸塚区にある食堂。
焼き鳥「季鶏屋」(きどりや)
京都市下京区にある焼き鳥屋。
居酒屋「石巻酒場 わたみんち」
JR石巻駅前の「わたみん家」をリニューアルした店。
居酒屋「ニッポンまぐろ漁業団」
2015年9月16日に新橋にオープンしたマグロ料理を中心とした店。
港町食堂「ちゃぶまる」
魚介料理を中心に、定食を含めた和・洋のメニューを提供する店。
「ミライザカ」
から揚げ中心の居酒屋。「和民」からの転換業種。未来(ミライ)総合居酒屋を創造し続け、上り坂(ザカ)を上り続けるように業績を回復させる願いを込めて名付けた。
「三代目 鳥メロ」
焼き鳥専門の居酒屋。「わたみん家」からの転換業種。お客様を鳥料理で『メロメロ』にしたいと言う思いを込めて名付けた。
から揚げの天才
かつて「天才ディレクター」と呼ばれたテリー伊藤プロデュースによるから揚げ専門の飲食店。もともとは創業者の渡邉が出演しているラジオ番組『渡邉美樹 5年後の夢を語ろう!』(ニッポン放送)にテリーがレギュラー出演するようになってからの企画。「ミライザカ」をベースに、実家が玉子焼き屋のテリーらしく玉子焼き付きの定食を提供しているのが特徴。東京都大田区蒲田の梅屋敷駅近くに2018年11月開店。

展開終了の店舗[編集]

炭火焼だいにんぐ「わたみん家」(わたみんち)
本格炭火焼、自家製おでん、大阪風串揚げを提供する居食屋業態。ワタミダイレクトフランチャイズシステムズ株式会社が運営する。ワタミ社員が独立して、フランチャイズ展開することを念頭においた業態でもある。フランチャイズにより店舗数が増加させ、一時はワタミグループで最多の店舗数であった(220店舗以上)が、2017年頃より急速に「三代目 鳥メロ」への業態転換が始まり、2018年10月時点で公式サイトから消滅しており、店舗も存在しない(「わたみん家」からリニューアルした「酒場 わたみんち」は2店舗残存)。
海鮮処「和民市場」
新しい魚介料理が楽しめる居食屋業態。
ごはん酒房「然の家」(ぜんのや)
自然をキーコンセプトとした、ゆったりと語り合える新しい和の居食屋空間を提供する業態。
焼肉居食屋「炭団」(たどん)
「炭火・肉・タレ」にこだわった炭火焼肉居食屋業態。
DINING & BAR「Japago」(ジャパゴ)
japanese dining「ゴハン」の基本を継承した、カフェとしてもダイニングバーとしても利用できる業態。
japanese dining「ゴハン」
古きよき「日本の食卓」をコンセプトとするモダンな居食屋。海外展開店舗の「和民HongKong」(香港)、「和民Shenzhen」(深圳)、「和民Taiwan」(台湾)のベースとなった店でもある。2012年9月をもって閉店。
居食屋「和み亭」(なごみてい)
家族ターゲットのファミリーコミュニティレストランを居酒屋マーケットにシフトさせた業態。駅周辺生活圏に特化し、平日は居酒屋ニーズに、週末はファミリーが来店する居食屋ニーズに対応していた。
居食屋「手づくり厨房」
手作り・できたてをコンセプトに、炭火焼、石焼き、溶岩焼きなどの特色のある料理の味と香りを楽しめる居食屋業態。居酒屋チェーン店では初の店内全面禁煙を導入したことで話題となった。
イタリアン居食屋「CaraGente」(カーラジェンテ)
株式会社カーラジェンテが運営していた、イタリアン居食屋。2003年9月に撤退。
パスタ・ピザ & サラダビュッフェ「Elena Pasta」(エレーナパスタ)
イタリアン業態。パスタやピザ、サラダビュッフェ、ドルチェをファミリーで楽しめる。2018年5月に撤退。
お好み焼HOUSE「唐変木」
お好み焼き店業態。創業当初の主力業態で、当時は主な仕入先である日本製粉から出資も受けていた。
お好美壱番「KEI太」
お好み焼宅配事業。
カタマリ肉ステーキ&サラダバー「にくスタ」
ステーキレストラン業態。2016年10月に1号店の南蒲田店を開店。合計6店舗を展開したが、2022年3月15日に撤退した。

中食事業[編集]

展開終了の店舗[編集]

わたみキッチン
三越からの出店要請を受けて、ダイヤモンドシティー・ミュー(現在のイオンモールむさし村山)の三越・武蔵村山店店内に1号店を、新宿・京王百貨店内に2号店をオープンした。
外食産業で培った調理技術をふんだんに投入した惣菜を調理・販売しており、将来的には、介護事業で培った食べやすい料理も導入される方向であった。
当初、「おおきなかぶ」という名称で開業する予定だったが、現在の名称に改められ、店舗ロゴにそのイメージの名残が残っていた。しかし、百貨店地下食品売場の平均販売単価と、ワタミが得意とする販売単価との差があまりにも大きすぎたため、2007年夏に全店閉店、即座に撤退した。

宅食事業[編集]

ワタミ株式会社(2015年まで「ワタミタクショク株式会社」)が手がける食材宅配サービス。主に完成品を社員である「まごころスタッフ」が届ける。

農業事業[編集]

ワタミグループ全店での、安全な食材を使った料理の提供を目的に、1998年に契約栽培での減農薬・減化学肥料栽培野菜を導入した。2001年には、グループ内企業での有機農産物の生産を開始している。現在、約40種類の野菜に加え、酪農と乳製品加工と、生産品目を拡大しており、ワタミグループ各店に食材として供給するほか、「ワタミファーム倶楽部」で有機野菜の宅配を行っている。

農業事業は、主に有限会社ワタミファームを中心に事業展開が行われている。ワタミファームと呼ばれる農場は全国に6か所ある。グループ会社農場を含め約250haの農場で、日本で生産されている有機野菜の約6%(2004年度実績)を生産する、有機農業事業者では日本最大のグループになった。

介護事業(撤退)[編集]

2004年4月、ワタミメディカルサービス株式会社を設立して、介護事業に参入した。2005年3月に介護会社をM&Aで買収し本格参入。

ワタミの介護株式会社が事業展開を行ってきた。コムスンの介護事業者認定取り消しで一部事業(施設介護)を受け入れ表明していたが、断念した。

また、宿泊施設、飲食物の提供、乳幼児の保育、老人の養護、布団などの貸与などに関して、「ワタミの介護」、「ワタミ」、「介護」などの語や意匠について商標権を有する。

2015年12月、損保ジャパン日本興亜ホールディングスに売却し、介護事業から撤退した。

環境事業[編集]

店舗施工・メンテナンス業務を行う。子会社のワタミエナジー株式会社が行っている。

ワタミグループの店舗や介護施設などでのエネルギー削減システムやリサイクルシステムの展開、自社リサイクルセンターでのリサイクル活動により、地球環境保護、二酸化炭素排出削減による地球温暖化防止に貢献すべく活動している。

教育事業[編集]

ワタミユニバーシティ株式会社が行う。ワタミグループ内での採用・教育から、人材開発・教育に関することなど多岐に亘るサポート業務へ事業を拡大し、外食産業以外での他企業へも業務を提供している。

国際貢献・社会貢献[編集]

特定非営利活動法人「School Aid Japan」(スクール・エイド・ジャパン)を通じて、「一人でも多くの子どもたちに人間性向上のための教育機会と教育環境を提供する」ことを目的に、発展途上国において、学校施設の建設、学校教育環境の改善、教材支援や就学困難の児童への支援を行っている。

School Aid Japanの活動は、ワタミグループ各社・社員からの寄付、その他の個人・団体の寄付のほか、ワタミグループのクレジットカード「ふれあいカード」の総利用額1%相当額の寄付、ワタミ株主優待券による寄付により支援されている。

2040年の「RE100」の目標実現に向け、2021年10月1日より、本社ビルと食品工場「ワタミ手づくり厨房 中京センター」で使用する電力を100%再生可能エネルギーに切り替えました。 また、ワタミの宅食で使用されるプラスチック製弁当容器を回収し、再資源化するリサイクルループで脱炭素社会を目指しています。

労働組合[編集]

創業以来、ワタミには、労働組合は存在しなかった。ワタミ人事部は、2008年4月に入社し過労自殺した女性と同期に入社した従業員に対し、会社説明会の席上で、「ワタミの従業員は家族であり『労使一体』であるため、労働組合が存在する必要はない」と述べていた。

2016年5月16日、全従業員(社員・アルバイト)1万3千人を対象としたワタミ初めての労組労働組合「ワタミメンバーズアライアンス」を結成。ユニオン・ショップ制度を採用しUAゼンセンが支援している。

関連会社[編集]

  • 外食事業
    • ワタミカミチク株式会社
  • 海外外食事業
    • WATAMI USA GUAM
    • 和民(中國)有限公司
    • Watami China Food & Beverage Co., Ltd.
    • 和民餐飲(深圳)有限公司
    • 和民餐飲管理(上海)有限公司
    • 台灣和民餐飲股份有限公司
    • Watami Food Service Singapore Pte.Ltd.
    • Delis Watami Cambodia Co. Ltd.
  • 農業・環境事業
    • 有限会社ワタミファーム
    • ワタミファーム陸前高田株式会社
    • 有限会社当麻グリーンライフ
    • ワタミエナジー株式会社
    • ワタミエコパワー株式会社
    • 一般社団法人このうら市民風力発電
    • ワタミオーガニックランド株式会社
  • 人材サービス事業
    • W&I DREAM MODEL株式会社
    • ワタミエージェント株式会社


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